ウィニペグってどこ?誰もがそう思うカナダの街。
カナダへ渡航するときに入手できるウィニペグに関する情報は、
- カナダ移民のチャンスがある
- どうやらプーさんの故郷らしい
- 冬はバナナで釘が打てる
- 夏は最高らしい
これだけしか分からない状態という方も多いでしょう。
飛行機から見たウィニペグの夜景が意外と街なことに多くの方が驚くかもしれません。
今回は、知り合いゼロ、下見なしで「マニトバ州ってどこだろう?」と思いながらやって来た筆者が、あの地球の歩き方でもほぼカバーされていないウィニペグに実際に住んで分かった意外な魅力を12個お届けしたいと思います。
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①MPNPを通してカナダに移住ができる
これが最大の人気の理由です。
カナダではそれぞれの州が人手不足を補い経済発展のため、オリジナルの移民プログラムを設けています。
マニトバ州のMPNP(Manitoba Provincial Nominee Program)は、条件が随時変更されるものの、申請条件が比較的易しいことで知られます。
マニトバ州政府:http://www.immigratemanitoba.com/
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②カナダで7番目に大きい都市
2016年の統計によると、ウィニペグ市はカナダで7番目に大きく、日本国領事館以外ならだいたいの機関が揃っています。
③バスが充実している
車社会のウィニペグですが、バスが街全体を網の目のように走っているため、住む場所を選べば車がなくても十分に生活できます。
空港からの距離も近く、単身でもバスでの移動が可能です。
バスの乗り継ぎ、時刻表アプリや電光掲示板、GPSで何分後に来るか分かったり、バスの運転手の良い人率が高かったり、行き先が放送と文字で表示されるため、移住組にも分かりやすくなっています。
Suicaのようなペゴカードと呼ばれる物があるので、日本から定期ケースを持ってくると良いと思います。
こちらではほぼ手に入りません。
④健康保険料が無料
海外旅行保険は高くつきます。
2017年からワーホリは適用外になりましたが、ノミニー申請後就労ビザに切り替わると無料でマニトバヘルスカードを使えます。
おすすめの海外旅行保険はこちら:
http://www.biis.ca/j/
⑤学費の60%が返還される
2017年から一部のカレッジは適用外となりましたが、卒業後数年かけて学費の60%が返され、学生の間は長期休暇中は無制限、学期内は週20時間までの就労が認められています。
⑥移民をサポートする街
実はウィニペグには移民だけでも年間6000人以上がやってきます。
シリアからの難民も積極的に受け入れています。
そのためカナダ定住をサポートする機関が充実しており、無料で利用できます。
カナダ永住者には無料の語学学校もあり、英語が全く話せない人にも慣れているため、ゆっくり、はっきり、シンプルに気長に対応してくれることが多いのも特長です。
⑦日本食が入手可能
ないものもありますが、中国系や韓国系、地元のスーパーなどである程度の日本食材が手に入るため、日本食で自炊することも可能です。
⑧人・ウィニペガーが優しい
ウィニペガーと呼ばれるウィニペグの人たちは、長く寒い冬を共に乗り越える仲間意識のようなものがあり、よそ者も歓迎してくれます。
特に冬についての武勇伝を語る時の彼らは本当に明るく、楽しそうです。
ウィニペグの人たちの人柄を裏付けるデータがあります。
カナダの統計によると、マニトバ州は寄付など「気前の良い寛大な」州1位であり、ボランティア率の高さは常にランク入りしています。
さらにボランティアから正規雇用につながるケースは非常に高いです。
ボランティアマニトバ
https://www.volunteermanitoba.ca/
また大都市での通常のワーホリは出会いと別れの繰り返しですが、ウィニペグには家族移民やすでに永住権を持っていたり、MPNPで移民を狙う人たちがほとんどです。
そのため一度仲良くなると長く交友を楽しむことができ、ウィニペグでの生活を共に彩ってくれるかけがえのない人たちに出会えます。
⑨カナダの他都市よりも生活費が抑えられる
おしゃれに気を遣わない街なので、Value village やThrift Storeでほとんどの物や服は良い状態で非常に安く手に入ります。
家賃や食費は日本よりは高く感じますが、自炊をすればノープロブレム。
⑩日本人が圧倒的に少ない
ウィニペグに向かう飛行機の時点で日本人がいません。
学校には留学生は多いようですが、生活する中で日本人を見ることはほぼありません。
日本語も通じません。
でも親切に対応してくれるため、スパルタな環境で英語力を高めたい人にもおすすめです。
また別の英語圏でのワーホリ経験者は、いつどこで何をすれば分かっているため、とてもスムーズに生活を始めることができます。
⑪芸術の街
落書きよりもむしろ立派な壁画やペイントが目立ちます。
ロシアかウィニペグかと言われるほどのロイヤルウィニペグバレエ学校もあり、音楽のスタジオや、コンサートホール、ミュージアムの多さなど楽しむのにぴったりです。ヒューマンミュージアムは必見です。
夏は常にあちこちでイベントをやっており、カナダで一番規模の大きい異文化の祭典「Folklorama」は皆が楽しめるイベントの一つです。
⑫冬の晴天率はカナダ1位
厳しい冬も、天気は良い日が多く、明るい日差しの中で、凍った川のスケートやホットチョコレートを楽しむことができます。
防寒具はウィニペグ仕様のものを一式10月中に揃えてしまえば快適です。
カナダ永住権取得の近道の街・ウィニペグの魅力
いかがでしたか?ここに書ききれなかった魅力も沢山あります。
ほとんど知られていませんが意外と快適なウィニペグ。
徐々にシェアしていきたいと思います。
ウィニペグの知られざる良い所に加え、注意点が一つ。
治安面は安全を買うぐらいの気持ちで、住むエリア決めや道を歩く時もよく注意しましょう。
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