ワーキングホリデーにしても留学にしても、カナダで滞在する際、大抵はホームステイもしくはルームシェアになるかと思います。
特に初めの数カ月はホームスティ、慣れてきたら自由度の高いルームシュアで生活する人は多いのではないでしょうか。
ただ、ホームスティにしても、ルームシェアにしても日本ではなかなか経験しないことだと思います。
「それぞれ何が違う?」
「住まいはどうやって見つける?」
「住まいを探す際に気を付けるべきことは?」
など、カナダ留学での住まいの疑問を今回は解消すべく、大切な知識をお伝えしたいと思います。
今回は、留学当初は語学学校へ通っていた1ヶ月間のみカナディアンの夫婦の家にホームスティし、その後はルームシェアで、2~3人ほどの女の子と同じアパートもしくは家のプライベートルームに住んでいたカナダ留学経験者からお伝えいたします。
※ほとんどの人は始めの1~3ヶ月ほどのホームスティ、その後は自分で部屋を探して借りるというルームシェアが多いです。
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ホームスティのメリット・デメリット
メリット:3食の食事付きのため、自炊をしなくて良い
まず、ホームスティだと、基本的に食事込みなので、自分で作ったり買ったりする必要がないことが大きなメリットです。
特に、語学学校へ通いはじめたばかりだったり、現地の生活に慣れていないので、自炊をしなくても良いというのは、時間だけでなくて心にも少し余裕がでます。
朝はテーブルにシリアルが置いてあるので、自分で学校へ行く前に用意して食べたりといったように比較的シンプルです。
お昼はどこのホストマザーも大概ランチを用意してくれるので、それを学校へ持って行っていきます。
夜は筆者の場合、ある程度、決まった時間帯に夕飯の準備ができると、ホストマザーが部屋に来て呼んでくれるので、ホームスティで滞在している他の学生さん達やホストファミリーと一緒にごはんを食べていました。
メリットステイ先で英語や文化に触れることができる
ホームスティの別のメリットとしては、やはり英語や文化をホストファミリーと過ごすことで触れられることではないでしょうか。
普段の何気ない会話ももちろん英語ですし、夕飯時にはホストファミリーや一緒に滞在している学生さん達と色々と話す機会は持てます。
ホストファミリーからカナダのことを聞いたり、ほかの学生さん達とお互いの自国の文化について話せる機会もあります。
また、カナダ現地に住んでいる人と一緒に住むということ自体も、日常の生活や習慣の中で異文化に触れられる大きな機会だと思います。
デメリット:時間を気にしなくてはいけない
反対にデメリットとしては、食事の時間や帰宅時間など常に気にしなくてはいけないことだと思います。
筆者の場合、食事の時間は決まっていたので、何か用事があり少し遅れるようでしたら、1本電話で連絡をし、帰宅後に食べるのか、もしくは外食をするのでいらない、などを伝えていました。
また、帰宅時間もかなり遅い時間には帰りづらかったり、遅くなる場合は事前連絡が必要だったりと、少しめんどくさいと思うことも多かったです。
ルームシェアのメリット・デメリット
メリット:とにかく自由度は高い
では、逆にルームシェアはどうでしょうか。
まずはホームスティに比べて、自由度が高いということが一番のメリットです。
しばらくホームスティをしてくると、最終的には自分の食べたいタイミングで食事を取りたかったり、自分の食べたいものを食べたい!と思ってきます。
また、帰宅時間などももちろん気にしなくてもいいですし、とにかく自由というのは大きな魅力です。
筆者はホームスティ1ヶ月間で少し窮屈に感じてしまっていたので、初めてルームシェアで引っ越した時は、すごく開放的な気持ちになりました(笑)。
デメリット:英語に触れられる機会が減る
デメリットとしては、これは環境や個人の生活にもよるとは思うのですが、あまり家では英語を使う機会がなくなることだと思います。
日本人とのシェアになればもちろん会話は日本語になってしまいますし、日本人ではない人とシェアする場合でも、同じように留学生だったりするので、自分と同じレベルでの語学力での会話だったりします。
比較的ホームスティと比べて一人の時間が多い分、家ではあまり英語のコミュニケーションの機会はなくなります。
ホームスティで気を付けること
期待しすぎてはいけない
特に初めての海外のホームスティとなると、温かくて楽しいホームスティライフを想像してしまいますよね。
美味しい食事が出て、ホストファミリーはとてもフレンドリーで、週末は必ずどこかに連れて行ってもらえる…。
でも、現実的には自分の描く温かなホームスティライフはかけ離れていると思います。
カナダでは、ホームスティの受け入れもビジネスの一つ!
大きな家のベースメントの数部屋を海外からの学生さんに貸すのは一般的。ホストファミリーも夫婦共働きだったり、シングルマザーだったり、国籍も豊かなカナダはフィリピンやイタリアなど他国から移民してきたステイ先になることのほうが多いです。
筆者のステイ先では、プライベートと一緒に過ごす時間がかなりはっきりしていました。
ホームスティ初日、夕食後に一緒にテレビを見たりお話して過ごしたいなぁっと思っていましたが、そこでは夕食後は各自部屋に戻るというようなルールで、ホストファミリー(夫婦)だけリビングルームで映画を見たりして過ごしていて、衝撃的でした。
友達のフィリピンのホストファミリーでは、ごはんは日本人好みで合っていて、週末も時々どこかへ連れて行ってもらえたり。
なので、そのファミリーによっての待遇や相性もまちまち。
何か一つでも自分に合っていればそれで十分!くらいの心持ちのほうがいいと思います!
ルームシェアで気を付けること
ルームシェアの探し方
ルームシェアで部屋探しをする際は、日本人の方は大抵JP Canada から探す人が多いです。
JP Canada:http://www.jpcanada.com/
ネットで部屋の募集がされるので、気になった部屋があれば直接そのアパートや家の家主さんに連絡を取り、見学する日にちを決めます。
そして、その部屋が気に入れば、契約となり、家賃の半額をデポジットとして事前に支払った段階で確定となります。
他のシェアメイトはどういう人たちなのか
見学では必ず個人のお部屋と共有のバスルームやキッチンなどはチェックすることができます。
でも、同じフロアで数部屋ある場合、他のルームシェアしている方がどのような方なのかは、直接会ったり、家主さんに聞いてみないとわからないですよね。
例えば自分は静かに部屋で過ごしたいけれど、他のシェアメイトさん達はわいわい騒ぐのが好きな人だったりすると、せっかくお部屋が気に入っても生活習慣が違う理由でストレスになってくることもあります。
なので、もし見学する際にそこに住んでいる人がいらっしゃった場合は積極的に話をし、その方やほかのシェアメイトさんがどういう方なのか、聞いておくのも一つだと思います。
気に入ったら即決も時には必要!
お部屋探しは毎回気になる部屋を見つけては、見学の日にちを決めての繰り返し。
良いと思って見学に行ってもイメージと違ったり、見学する直前にほかの方で決まってしまうこともよくあります。
そのため、お部屋の見学後、その部屋が本当に気に入ったなら、できるだけ早くもしくはその場で決めてしまうという思い切りも時には大切です。
特に条件の良い部屋は募集が出て数日も経つとすぐに決まってしまうことも多いです。
なので、初めの見学で本当に気に入ったのであれば、その場で決めてしまう勢いもあってもいいと思います。
さいごに
以上、ホームスティ、シェアルームについてご紹介しましたが、一番大切なことはストレスをためないことです。
どちらにしても、最終的には住んでみないとわからないこともたくさんあります。
少しでも気になることがあれば、ステイ先では正直にホストマザーに話すことも必要です。
時には、ステイ先やシェアルームを変える必要も出てくると思います。
筆者もバンクーバーでの1年間の滞在中、3回引っ越ししました(笑)。
毎日の生活なので、自分にとって居心地の良いステイ先を見つけて下さい。
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