移民国家カナダで働く看護師の多様性。国による看護観の違いとは

カナダは移民で成り立つ国家で、カナダ特有の文化というものはありません。

なのでそれぞれがお互いを受け入れ合って生活しています。

医療の現場でも同じで、多様な文化に対応できる看護師が求められています。

この記事ではカナダで看護師として働くことを皮切りに、日本との違い、多様性について紹介します。

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カナダで働く看護師の給料、待遇面

海外で看護師をしてみたいと一度は憧れたことがあるのではないでしょうか?

カナダと日本とでは、看護師として働くことの違いはさまざまです。

看護師の給与面

まず給料面ですが、住んでいる地域や経験にもよりますが、時給は38ドル程度となっています。

年収でいうと73,000ドル以上で、現在のレートだと日本よりかなり高い水準となっています。

これがカナダの北の方の準州になるとさらに上がり、ユーコン準州だと年収92,000ドルはもらえるようです。

冬の日照時間が短く、看護師にも人気のない土地柄のため、このような高い給与水準となっています。

出稼ぎにいくような感覚で、準州に2年程度稼ぎに行くナースもいるようです。

参考サイト:https://ca.talent.com/salary?job=registered+nurse

待遇面

日本では看護師はサービス残業は当たり前ですよね。

30分程度早く出勤して情報収集したり、薬剤の準備をしたりと前残業があったり、看護記録や書類に追われて定時に帰るなんて年に数回あるかないかだと思います。

カナダではサービス残業という概念がそもそもありません。

定時の15分前には帰宅の準備をはじめ、定時とともに帰宅します。

スタッフの急な欠勤や遅刻があった場合には、マネージャーから時間外をお願いされることもありますが、その場合は時給は2倍支払われます。

スタッフが残業していると、その部署は管理者が適切にマネジメントできていない、という評価になります。

そのため、早く出勤することも、定時のあとに残って残業することもタブーです。

上司が残っているので帰りづらい、という風潮もありません。

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カナダで働く看護師のシフトの特徴

病院でのシフト

病院でのシフトは基本的に2交代がメインです。

「日勤+日勤+夜勤+夜勤+5日休み」のローテーションがひたすら続きます。

シフトは12時間で、7時/19時に入れ替わりとなります。

日本の看護師のシフトは不規則ですから、休みが予想しづらく、また5日連続の休みをもらえることもめったにありませんよね。

高齢者施設でのシフト

高齢者施設では基本的に3交代が主流です。

8時間ごとの勤務交代で、モーニングシフトが7〜15時、イブニングシフトが15〜23時、ナイトシフトが23〜7時となります。

ローテーションを組むところもあれば、固定でイブニングシフトのみといったシフトの組み方をする施設もあるため、自身のライフスタイルに合わせてシフトを組みやすくなっています。

バケーションの取得について

カナダではバケーションが6週間程度取得できます。

移民看護師はこのバケーションを利用して自国に帰ることができます。

日本では長くても1週間程度の休暇しかもらえない病院がほとんですよね。

長期のバケーションでリフレッシュして、また仕事に打ち込むことができます。

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患者との関わりでの特徴

日本では患者中心の医療/看護の提供を、と強調されていますが、カナダでも同様、患者の権利は十分に守られています。

ですがその中でも日本とカナダでの文化の違いが見られます。

患者は好きなものを食べて良い

日本では、入院患者は病院食を食べることが治療の一環としてありますが、カナダでは治療上の制限がない限り、好きなものを食べて良いことになっています。

その背景は、ベジタリアンやビーガンの人や、宗教上の理由で豚肉や牛肉を食べない文化の人もいるためです。

家族が持ち込んだ食事も食べてよく、マクドナルドを食べている患者もいます。

患者をファーストネームで呼ぶ

日本では患者さんは基本的に名字で呼びますが、カナダでは下の名前で呼ぶこともめずらしくありません。

「How can I call you?」と自己紹介の際に聞き、患者さんが下の名前で呼ばれることを好む場合はそう呼びます。

看護学校では、基本的には「Mr. 〇〇」「Ms. △△」と呼ぶように教育されますが、実際現場では「Morning Dear」などと、日本人にとってみればかなり患者との距離感が近い印象です。

各国からの移民看護師の特徴

移民国家カナダでは各国から移民してきた看護師がともに働いています。

それぞれの国の特徴を紹介しましょう。

フィリピン人看護師

とにかく明るく、おしゃべり好きな人が多いです。

細かいことは気にせず、患者さんとの距離感も近く、親しみやすい人柄です。

また働くことに貪欲で、スタッフの欠員が出た場合など率先してシフトに入るなど、パワフルな人が多いです。

フィリピン人の移民はどこにいってもいるため、シフトによってはフィリピン人看護師のみでシフトが組まれている日もあったりします。

インド人看護師

フィリピン人同様、英語で看護教育を自国で受けており、賢い人が多いです。

インド人コミュニティをとても大事にしていて、仲間意識がとても強いです。

食事をする際はシェアする文化があるので、ランチタイムには手作りのカレーを分けてくれます。

インドなまりの英語が強く、さらに早口なので聞き取れず、最初は慣れないかもしれません。

中国、韓国人看護師

中国人、韓国人ともに日本人と近い感覚を持っていますので、日本人としては理解し合いやすい人種です。

患者さんへの接し方も丁寧で、他者、特に年長者を敬う文化があります。

食文化が近いので、休日に一緒に中国系、韓国系のレストランに出かけると、おすすめの料理を教えてくれます。

アフリカ系看護師

陽気な人が多いです。

地域にもよりますが、アフリカの医療のレベルは決して低いものではなく、ケニアのナイロビといった大きな都市から来ている看護師は、しっかりとした看護の知識、技術をもっています。

やさしい気質なので、常にゆったりとした雰囲気で仕事をしているので、こちらも癒やされます。

ロシア人看護師

ロシアの女性は世話好きで、はっきりものを言う人が多いです。

情熱的でパッションがあるので、頼れる存在です。「患者さんのために何ができるか」をしっかり追求している印象があります。

中東系看護師

イランやシリアなどの中東の国から移民してきた看護師らもパッションがあり、パワフルな人が多いです。

文化的な背景から、自国では女性は教育を受ける必要がない、という環境で育ってきたため、カナダに来て夢を叶えた成功者たちです。

日本人看護師

日本人はどう見られているかといいますと、丁寧な看護をすると患者さんからは評判です。

日本では当たり前のようにできている患者さんへの気遣いなども、「よく気づいてくれる」とほめてもらえることが多いです。

日本人看護師は英語さえできれば、世界で十分通用する看護技術をもっていると言えます。

カナダの歴史がものがたる、先住民看護の必要性

カナダはまだ建国してから150年あまりと、歴史は浅いです。

もともとカナダの土地には先住民が住んでおり、イギリスやフランスからやって来た移民者によりカナダの国土は植民地化され、先住民が大量虐殺されたという悲惨な歴史があります。

そして先住民は今ではカナダ北部の準州に迫害され、今でもその歴史は忘れられてはいません。

先住民の人々は病院を受診することを嫌います。

カナダ政府から償いとして、全面的に医療費や住宅費の援助を受けていますが、彼らは西洋医学を信用していません。

歴史的背景から、病院に行くと殺されると思っているためです。

カナダに移民してきた看護師はこれらの歴史を「先住民看護」の授業を通して学び、先住民の患者を担当することになった場合でも適切に対応できるよう、訓練されます。

まとめ

カナダで看護師として働くということは、日本の単一文化とは異なった、文化や背景を考慮しながら看護をする必要があることを理解いただけたかと思います。

違いはあれど、お互いがお互いの文化を受け入れあって、ともに成り立っているカナダはとても魅力的な移民先です。

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