フランス・ストラスブール音楽留学体験談~準備・心得・魅力~

フランス・ストラスブールに音楽留学をしているMさんの体験談のご紹介です。

留学準備やストラスブールで留学することの魅力についてお聞きしました。

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2020年7月11日開催:シンガポール在住者と繋がるイベント

世界中の日本人と話せる、聞ける、繋がる「せかいじゅうカフェ」。2020年7月11日土曜はシンガポール移住生活のリアルを聞くトークイベントです。限定10名。

はじめに

Bonjour!

私は約半年前に音楽留学するためフランス・ストラスブールに来ました。

留学することを決意したとき、「でも留学って何からはじめるの?」という状態でした。

来たばかりの時は語学面でも生活面でも音楽面でも分からないことばかりで大変な思いをしましたが、現代において充実しているインターネット上に記載されたブログなどの先人の知恵や体験談に大いに助けていただきました。

おかげで今は分からないことがあってもフランス語で質問することができますし、生活するノウハウも大分身につきました!

今度は私が誰かの力になれればと、体験談を書かせていただきます。

ただ音楽留学は専攻する楽器によっても異なると思いますので私の体験談はあくまで軽くご参考程度になさってくださいね。

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1)音楽留学をしたいと思ったら

フランス留学と聞くと、私的に行く場合は学校がすべて準備してくれる交換留学などと違い自分で手続きから試験の準備などをしなければなりません。

何から始めたらいいか分からない方も多いと思います。私もそうでした。

音楽留学はまず、何処の地域に留学したいか決め(行きたい地域、習いたい先生を先に決めるのが一般的ですね)、大学に留学現時点で習っている日本人の先生にご相談→フランスの先生にコンタクトが一般的な流れだと思います。

まず行きたい大学の先生にコンタクトを取って自分のための席が空いているか(学生が多すぎて大学が受け入れてくれないケースもありますので)確認したほうが良い場合が多いでしょう。

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2)フランス語

ストラスブールにはパリのように日本語でやり取りできる銀行や機関がありません。

コンセルヴァトワール入学の際にもある程度のフランス語能力(動悸文提出、面接など)が求められます。

私も大学でフランス語授業を取ったり、地元のフランス語教室に通いました。

入学と同時にフランス語で銀行や大学の手続き、住居探しなど、一番大変な作業を一番初めにしなければなりません。

私も電子辞書を片手に拙いフランス語で必死にやり取りしました。でも安心してください!この街の人々はとても優しいです!銀行開設のとき、銀行員のお姉さんはグーグル翻訳を使って一生懸命説明してくれました。今では通学路にあるその銀行を通ると、受付にいるそのお姉さんは手を振ってくれます。

ストラスブールにも外国人の為のフランス語学校は充実しているので、音楽の勉強の合間に通う人も多いです。
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3)フランスへの音楽留学の準備

試験を無事通過し、留学が決まってからフランスで暮らす準備を始めます。

フランスで留学生活をするにあたって必要なものは、

①ビザ

ビザ(滞在許可証)こちらは大使館のホームページをこまめに見て(必要書類など変わる場合があります)学生として滞在するための学生ビザをとる必要があります。

学生としてフランスに行く場合、大使館のcampus franceという機関に前もって申請しなければなりません。

大使館のホームページをよく見て確認しましょう!

大使館で説明を受けると思いますがフランスに着いてから移民局(OFII)というところに必要書類を提出しなければなりません。(健康診断を受けたり、こちらに滞在するための手続きをします)

着いてからしなければならないことが沢山ありますね。最初は大変ですが、早め早めに行動し、時間が掛かることだけ心得ていればそこまでは苦に感じないと思います。

フランスのビザ関連記事

フランスのビザ13種類の特徴と申請方法を徹底比較

②住居

 インターネットから探したり、現地で実際に見て探すのが一般的だと思われます。現地に知り合いがいればその方にアドバイスをもらったり、タイミングが合えば日本人の方で引っ越す方の後に住む、という場合も楽だと思います。

私は、自分の担当の先生の友達が共同借家人(colocatataire,colocatrice)を探していると教えてもらったので、そのままその方のところにお邪魔して、3人の方と一緒に住んでいます。

このフランスならではの共同借家は個人的にすごくおすすめで、(もちろん相性もあるとおもいますが)ホームシックにもならず、一緒に食事を作ったり食べたり、私のフランス語上達はこのcolocatairesのお陰です。

何より疲れた時や、落ち込んだとき、一緒にご飯を食べてくれる人がいるのはとてもありがたいことでした。

日本人の方の多くは他人と住むことに抵抗があるかもしれませんがこの機会にぜひ新しい扉を開てみて下さい!

③保険

保険は大学の事務室(bureau)から学生保険sécurite sociale étudiante に申し込むことができます。

日本から留学生用の保険に申し込むこともでき、こちらは楽ですが、料金がすごく高かったので、私の場合はこちらで申し込みました。

クレジットカードに付帯の海外旅行保険も入っておくとより安心です。

こちらの記事「絶対知るべき!クレジットカードの海外旅行保険。オススメ3つを解説」参照ください。

④銀行

郵便局で開設もできますが、私は銀行にしました。

銀行の選択肢はたくさんありますが、引っ越す場合があるならフランス中に点在している大手銀行Caisse D’epargne, LCLあたりがストラスブールにも多くあるので後々楽かなと思います。

フランスの銀行では、自分の担当の銀行員さんがおり、自分の情報をすぐに把握してくれるので安心です。

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4)ストラスブールに留学する魅力

難しい話が続いてしまったので、ここで私が感じた、ヨーロッパ、そしてフランスのストラスブールに留学する魅力をお伝えしようと思います。

まず、ヨーロッパに音楽留学することの魅力は、音楽だけではなく異なる文化、特にクラシック音楽を勉強している者にとっては「西洋音楽の本場の空気」を味わうことができます。

教会でのコンサートの響き、オペラ座、人々の音楽の楽しみ方は日本のようにクラシック音楽=敷居が高いものではなくもっと身近であり、空気を吸うように気軽なものだと教えてくれます。

文字で伝えるのは難しいですが、「本場の空気」に触れることは西洋音楽を学ぶ私たちにとってとてもよい刺激になり、日々新しいことに触れられる経験は音楽面に限らずすべてが宝物になると思います。

芸術を学ぶには、感性を豊かにする努力も必要ですね!

ストラスブールには多くの芸術関連施設が見られます。美術館をはじめ、オペラ座、コンセルバトワール主催の数々のコンサート、教会での演奏会はヨーロッパならではです。

ストラスブールには多くのカトリック、プロテスタント教会が点在しています。

教会によってレゾナンス(響き)がかなり変わってきます。

そんな違いもぜひ楽しんでいただきたいです。

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オペラ座にドン・カルロを見に行ってきました。

全員シンプルな黒の衣装での少し前衛的な上演でした。フランスでは、衣装を原作イメージと変えてみたり、演出に大いに変化を付けることは珍しいことではないそうです。こんな発見も楽しいですね。とても新鮮でした!

5)コンセルヴァトワール

ストラスブール音楽院(Conservatoire de Strasbourg)の様子を少しご紹介します。

コンセルヴァトワールは日本の音楽大学とは違って、小さい子供から私たち成人した学生まで多くの生徒が通います。

朝8時きっかりに学校は開きます。(それより早くは開きません…。日本の学校のようにちょっと早く10分前に開けてくれたりは絶対しません。。。)

ちなみに早朝から業者さんが大学内を掃除してくれ、毎日建物内はピカピカです。山奥の古びた構内で日本の大学生活を送った私にとっては軽くカルチャーショックでした。

夜は大抵21:30分ごろ閉まります。

フランスというお国柄、みんなのんびりと練習してるのかな~と思いきや!学校に入ると、そこはまた街の雰囲気とはがらりと変わります。朝から練習室を求めやってくる学生たち!!多くの留学生たち!みんなとても熱心にストイックに練習しています。

お昼はさすがフランス。皆のんびり過ごしています。

学校のすぐ横にrivetoileという日本でいうイオンのような大型店舗があり、そこで買う人も多いようです。大学の横にはイル川が流れていて晴れた日には川の傍や、学校手前の広場で食べるのも楽しいです。コンセルヴァトワール内にはカフェもあり、フレンドリーな店員さんに会いに行くのも私の楽しみの一つになっています。

大学傍の広場。春には桜のような花が満開でとても綺麗でした!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

最初は文化の違いに戸惑うこともあるかと思います。ですがその違いを知ることによって、それも楽しみの一つになっていきます。

せっかくフランス・ストラスブールに来たのだから、練習だけしていては勿体ない!(もちろん練習大事ですが)この街で、五感をフルに使って楽しみつつ一緒に音楽を学びませんか?

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