フランスで働く前に知っておきたい現地のルールと知識7選

フランスで働くときの現地の仕事のルールとしては職種にもよりますが、どんな仕事にも言えるのは最低限のフランス語ができることです

日本人しか従業員のいない日本食レストランのキッチンの仕事などは例外として、最低限フランス人とコミュニケーションができるフランス語力は必要です。

そして社会人として当たり前のことですが、挨拶がきちんとできることです。

日本人以上にすれ違いざまに見知らぬ人同士でも「ボンジュール!」と声を掛け合うのがフランス人

日本人の場合、他部署の顔見知りではない人には一切挨拶しない人もいますがフランスではNGです。

社内で会う人には皆に必ず挨拶をしましょう

帰る間際には時間帯にもよりますが基本的には「A demain !Bonne soirée.(ア ドゥマン、ボンソワレ)」(また明日ね、よい夜を)と言って帰ります。

金曜には「Bon Week-end !(ボンウィークエンド)」(よい週末を)と言います。

気持ちの良い挨拶をして、同僚と気持ちの良い関係を築きましょう。

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フランスで働くためのビザについて

フランスで働くことのできるビザにはいくつかの種類があります。

ワーキングホリーデビザ

30歳以下であるならば最も取得が容易かつ費用もかからないのはワーキングホリデービザです。

ただしこのビザは1年間と期間が決まっており、現地で期間を延長したり身分を変えたりすることが一切許されないビザとなります。

学生ビザ

また、学生ビザも比較的取得が容易なビザです。

学生ビザの場合、社会保険に加入していること、労働時間は年間964時間まで(フルタイム労働者の6割の時間の相当)と条件があります

また、専用サイト「キャンパスフランス」を通じて渡航前に現地の大学や語学学校に登録をしておく必要がありますので、フランスで学びたいことがあり、かつアルバイト程度の収入で構わない人向けになります。

配偶者ビザ

また、フランス人と結婚した人が取得することのできる配偶者ビザの場合、フルタイムで労働することが可能です

学生ビザ・配偶者ビザいずれも就労が可能になるのはフランス入国後、ビザを有効化する手続きが終わってからとなります。(場合によりますが、ビザの有効化には最低でも1~3か月かかります)

その他・就労ビザ

その他には就労ビザや商工業活動を行うためのビザ、社会人の研修生ビザなどもありますが、個人が申請するのは、あまり一般的ではない上、提出の条件や審査などがかなり複雑になるのでここでは割愛します。

興味のある方はフランス大使館のHPでチェックしてみてください。

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フランスではどんな求人や職種がある?

日本人が比較的見つけることがたやすい仕事として最も一般的なのは日本食レストランやアジア系レストランのサービス・キッチンの仕事となります。

今や地方都市でも必ずアジア系レストランはありますので、日本食でなくてもアジア人という時点で採用される確率が高くなります。

その他専門職の場合、

  • パティシエ
  • デザイナー
  • コンピューターグラフィックデザイナー
  • 日本語教師や通訳
  • エンジニアなど

でも求人のタイミングや個人の能力にもよりますが、採用される可能性が高くなります。

・関連記事

フランスでパティシエの仕事をしよう!から働く方法までを紹介します

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女性はどんな仕事がある?

女性が比較的安定して見つけることのできる職種は飲食店のサービス、日系デパートの仕事や語学教師などです。

パリに限って言うと、日系旅行代理店の窓口の仕事や現地ガイドの仕事なども定期的に求人が出ています。

また夫婦共働きが当たり前のお国柄なのでベビーシッターの仕事も頻繁に求人が出ています。

日本人は信用できると雇用者側からの評価が高いことが多いので日本人限定で探している雇用者もいる程です。

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フランスでの求人の探し方

求人の探し方ですが最も一般的なのは現地のフリーペーパー(サイト含む)です。

パリでの求人探し

フランスで最も有名なフリーペーパーはOVNI(ovninavi.com)です。

ここに出ている求人の多くがパリにはなりますがこちらには常に多くの求人が載っています。

ただし、多くの在仏日本人が見る媒体ですので、それだけ各求人の競争率も高いといえます

地方の求人探し

また、パリ以外の地方都市に住んでいる場合にはとにかく口コミが物を言います。

地方在住の場合には周りの人に仕事を探していることをどんどんアピールしましょう。

知り合いのそのまた知り合いが仕事を紹介してくれるかもしれません。

日本でいうところのハローワーク(ANPE、職業紹介所)に登録しておくのもよいでしょう。

ただし、こちらは現地フランス人も多く利用する機関になるので、よほどの専門的な経歴がある人でないと面接までこぎつけるのは難しいです。

一般の事務職などはまず紹介すらしてもらえないと思ったほうがいいです。

また、フランス語に自信のある人はネットで日仏翻訳の仕事を探してみるのもお勧めです。

自分のフランス語力をブラッシュアップしながら収入も得られますが、人との関わりが殆どないので、在宅の仕事が好きな人や子育て中でずっと家に居る人など向けになります。

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フランスの就職活動で知るべきことは?

フランスでは求人に応募する際、履歴書と同時にほぼ必ずと言っていいほど提出しなくてはならないのが志望動機書です。

場合によっては履歴書よりも志望動機書を重視する職種や会社もあるので、決して手を抜いてはいけません

フランス語に自信のある人ならご自身で書き上げてもよいですが、自信がないのであれば知り合いのフランス人やフランス語が堪能な日本人にダブルチェックをしてもらうのが無難です。

文法や綴りの間違いはもちろん、第三者から見ても熱意が伝わるかどうか、単なる自慢になっているのではなく実績に基づいた内容になっているかなどをしっかりとみてもらいましょう。

同僚との付き合い方

フランスでは仕事上付き合いのある人同士でもプライベートでは日本人ほど親しくしません。

会社での飲み会のようなものもありませんし、あったとしても定時の時間内に社内でグラスを傾けるくらいです。休日のゴルフ接待のようなものも存在しません。

職場で冗談を言い合ったりして楽しく過ごすのはよいですが、必要以上に親しくなろうとするとほぼ間違いなく煙たがられるので注意が必要です。フランス人の考え方として、ほとんどの人が生活する為に仕事をしています。(中にはもちろん仕事が生きがいというフランス人もいますが。)

仕事が終わったら家族や恋人と時を過ごすのが当たり前と考えているので、仕事終わりに特別な理由もないのに飲みに誘うなどすればたいていの場合は断られるでしょう。

・フランスでの働き方関連記事

フランスで働く上で知っておきたい7つの注意点

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日本語教師ってどうやったらなれる?実際の職業体験付き

筆者の場合ですが、現地の日本語授業を行っている日仏アソシエーションに参加しており、求職中であることを周りにも言っていた為(そもそもの経緯ですが、レストランに行ったときに出会った日本人に自分から声をかけて現地日仏アソシエーションの存在を知り登録しました。海外では自分から行動を起こさないと何も始まりません)、他の講師が産休に入った時点で先生をしてみないかと声がかかりました。

筆者の知り合いの日本語講師も皆自ら行動を起こして職についています。

日本語教師の職探しをする際に最も確実なのは現地の求人サイト日本語語学学校の求人等(その求人が出ている時点で確実に採用枠はあるので)ですが、もしこれらがタイミング的に難しかったり、あるいはそういった求人が見つからない場合は自分で様々な場所に求職広告を出すのが効果的です。

・参考記事

海外で日本語教師になるには?資格取得から仕事の探し方

例えば現地の大学の事務室に行き、大学の掲示板に自分の求職広告を出していいか聞いてみたり、あるいは自分でFACEBOOKなどを含めたインターネット上で広告を出すのもいいでしょう。

フランス人が運営している日本及び日本語語学学習に関するサイトであればそもそも日本や日本語に興味のある人しか見ていないので、日本語を教えますという広告を出した時点でなんらかの反響がある可能性が高くなります。

個人相手に教える場合は、単に日本人と付き合いたいといったような動機の人もいるので教える相手をしっかり見極める必要があります。

ただし、これも出会い次第であり、筆者の知り合いには個人相手に日本語を教える仕事をしていて、その生徒の1人と結婚して子供を3人もうけた幸せな日仏カップルもいます。

筆者は約30人のフランス人に2年間日本語を教えていました。

もともと日本及び日本語に興味のある人が自分のお金を払って授業を受けに来ているのでみんな熱心な生徒ばかりでした。

日本のアニメが好きなフランス人も何人か居て、パリで毎年開催される日本のゲーム・アニメの祭典にグループで参加する等、生徒同士の仲も非常によいアットホームな雰囲気のクラスでした。

初心者クラスだった為、授業は基本的にフランス語で行っていました。初日にクラスアンケートを行い、日本語のどういう力を伸ばしたいかという質問をしたのですが、そのときに会話力を伸ばしたいと答えた生徒が多かった為、生徒自身に発言させる機会を多く作るように心掛けていました。

また、自分たちで例文を考えさせて実際の日常生活で使える表現を多く取り上げ、ロールプレイングを活発に行うようにしていました。

実際、生徒の多くは毎回の授業を楽しみにしていたようで、ほぼ全ての生徒が学期末まで無欠席で授業に参加、また日本旅行の際に授業で習った表現が役に立ったというメールを何人かの生徒から受け取りました。

授業は生徒のニーズに合わせて組み立てる必要があります。文法力や読解力を伸ばしたい生徒には筆者が行った内容とは異なる授業内容のほうが合っている場合もあります。

いずれにしろ常に生徒の気持ちに寄り添うようにし、一方的な教え方にならないよう注意を払うことが重要です。

フランスで働く前に知りたい現地のルールと知識まとめ

フランスで働く上で大事なのは積極性とどんな状況も受け入れる柔軟性です。

この仕事でないとイヤ、この給料でないとイヤ、と条件を色々掲げて探すと仕事はまず見つからないと思ったほうがいいです。
(上にも書きましたがどの国でも通用するくらいの専門的な高い知識や技術を持っている場合はこの限りではありませんが)

もともと興味のなかった仕事でもやってみると面白さが発見できます。

チャンスがあるのであればどんどん挑戦しましょう。

また、いまの時代ならではの仕事(ネットでの翻訳、SNSを通しての現地ガイドの仕事、民泊事業等)もあります。

興味がある分野があればフランスで起業してみるという手もあります。

フランスには意欲的な起業者を支援する制度が色々とあります。新分野で自分の可能性を試してみるのも面白いかもしれません。

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