フランス留学から現地就職!学生ビザから就労ビザ切替までの手順と体験談

フランスの学生ビザから就労ビザ切替までの手順と体験談

フランスに住む留学生の方は、大学を出てそのまま就職を希望される方も多いでしょう。

ここでは、フランス在住者が学生ビザから切り替えした経験を踏まえながら、その道のりビザ取得までの手順をご紹介いたします。

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フランスの学生ビザから就労ビザへ切り替えする『絶対条件』とは

まず、ビザ切替申請においての絶対条件は「滞在許可証の期限が3ヶ月分ほど残っていること」です。

これは、書類準備に時間がかかる(特にパトロン側)のと、滞在許可書に記載されている期限を過ぎると申請不可能なので、これは申請における最低条件と捉えておくべきです。

それから、その企業との労働契約書です

すでにどこかの企業に学生として時短勤務をしていて、同じ企業にビザ切替を行なってもらう場合は別ですが、これから仕事探しの方は同時に、就労ビザ切替手続きを行ってくれるパトロンを見つける必要があります。

ビザの手続き云々をフランス人は「Papier(パピエ)」という言い方をします。

この“パピエ”をするにあたって、申請者はもちろんパトロンにも時間とお金がかかるので、多くのフランス人はなかなか対応してくれません。(特に個人経営だと尚更)

なので、ここはいかに交渉するかが大事です

自分がどれだけその企業に貢献できるかをアピールしましょう。

ただ、職探しといってもフランスは何でも”ロジック(直訳すると「論理的」ですが、要は道筋が通っていなければならないのです)”でなければ通用しないので、モードならモードの世界、美容ならば美容分野でリサーチしましょう。

例えば、私の場合、パリの料理学校を卒業して就職するまでに職関係の経験を積んできたことや、職に関する通訳の仕事をしたので、労働ビザ切替の交渉成立に至った現職場での仕事内容がそこから逸れていなかったのも良かったのだと思います。

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フランスの労働ビザ申請のための必要書類

職も見つかり、契約書も揃ったらいよいよ申請の手続きです。

申請にあたる必要書類に関してです。

これはPréfecture(警視庁)のホームページに記載されてあるのと、実際にPréfectureへ行って必要書類として記されていた内容が異なることがよくあるので、多少労力がかかっても、実際役所に行って必要書類一覧をもらうことをおすすめします

以下私が用意した書類一覧です。

※注意点:本当によく内容が変わるので、ここで提供する情報はあくまでも参考としてご覧いただければと思います。

就労ビザ申請者が用意する必要書類

  • 有効期限内のパスポート
  • 滞在許可を証明する書類
  • 住居証明
  • フランスか他の国で得たディプロム
  • CV(履歴書)
  • 証明写真 3枚
  • 政府ホームページの指定リンク先からダウンロードした書類
    (ここに、これまで得たディプロム等の証明書を添付します)

企業の用意する必要書類

  • 政府ホームページからダウンロードした“Cerfa”という書類
  • 労働者に向けた推薦レター
  • K bis (登録企業情報)
  • URSSAF (企業が申告されているかの証明に当たる) などの書類
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郵送から仮の滞在許可書を受け取るまで

これらの提出書類を揃えると、郵送封筒が結構な厚みになり、なんとなく達成感を感じてしまいますが、送る前に必ず何度も書類の確認をしましょう。(オリジナルを入れていないか、書類がダブっていないか、抜けているのもはないか等)

そして郵送する際は“Lettre recommandéé(書留のようなもの)” で送ります。

あとは警視庁からの連絡を待つのですが、初めの連絡に関しては、私の場合、約2週間ほどでEメールが届き、仮の滞在許可証“Récépissé de demande de carte de séjour”を取りに来いという内容でした。

約束の時間に行っても待たされるのは暗黙の了解ですが、時間よりも早めに行きます。

そこでレセピセ(滞在許可証を申請した証明書)を受け取ったら、必ず記載情報を確認してください。間違いはしょっちゅうです。

そして仮の滞在許可書であっても労働許可が下りていることも確認しましょう。

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フランスでは労働許可が下りるまでは荒波に揉まれることも…あり!?

ここから次は、フランス労働局から労働許可が下りるのを待ちます。

これが約3ヶ月ほどですが、自分の身となるとなかなか長いのですが、レセピセがあれば不法滞在ではないので気長に待つしかありません。

私のレセピセの期限は年始までだったのですが、嫌な予感は的中。

ノエルのヴァカンス明けまでだったので、当然役所の手続きは間に合っておらず。。。。

期限ギリギリまで連絡を待っても音沙汰なく、何度も役所へ行っては申請者でごった返しで自分の番になる前に締め切られたり、、、しまいには期限も切れてしまい、役所の係の人に何度も訴えると今度は「労働局へ行って来い。」と言われ、パリの端っこにある労働局の事務所まで行き、、、と見事なたらい回しを受けました。

やっとの思いで労働局から情報収集をし、それから1週間ほど後に、職場に書類が届き無事に労働許可が下り、これまでの苦労云々で思わず涙が出そうでした。

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本物のカード取得まであとひと踏ん張り

これで終わりではなく、次は本物の“Carte de séjour”のカードを受け取るまでさらに待ちます。

でもここは割とスムーズで、レセピゼの期間を過ぎるまで待つことはないと思います。

私は2ヶ月半ほど待ちましたが、今度は携帯のSMSに連絡が入り、“○月○日、○時〜○時までにシテ島の警視庁へ来てください。”という内容でした。

その際、以下のものを用意します。

  • パスポート
  • レセピセ
  • 現時点で持っている滞在許可証(カード)
  • 269€のTimbre fiscal (税切手)

切手に関しては、政府の公式ホームページ上で購入するシステムになりました。

購入後すぐにその証明書が添付ファイルでEメールにて送られてくるので、それを印刷し、以上に記したものを持って約束の日時に警視庁へ行きましょう。

当日、受付で申請者がごった返ししているように見えたのですが、学生の窓口と違って結構スムーズに受付まで進みました。

受付でカードを渡される際は、登録されている個人情報に間違いがないか何度も確認しましょう。

それから指定書類にサインをすれば、ようやく就労ビザのカード取得達成です。

フランスで学生ビザから就労ビザに切り替えする方へ

私がビザ申請からカードを受け取るまでにかかった時間は約8ヶ月

これに就活時期を加えるとトータルで1年はかかりました。

フランスは日本と違って何事もスムーズではないのと、その時、その人で警視庁からの指示などが違うことが本当によくあるので、フランスで仕事をする、生きていくと決めた以上、まずはフランスのシステムに慣れること、そして根気よく諦めずにいることが大事です

就労ビザ取得まで、私も本当に沢山の友人に助けられました。

外国人なので書類に関してわからないことがあるのは当たり前、理解できないことがあったら何でも尋ねてみる。

疑問点は残さずひとつひとつ明らかにしていきましょう。

これからビザ切替を考えている留学生の皆さんは、周囲の友人なりに助けてもらうことも必要なことがきっと出てくると思いますが、一人ではないので困ったら助けを求めて、頑張ってください。

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