ドイツ移住に備えよう!生活スタートまでに準備すべき6つこと

ドイツ移住に備えよう。生活スタートまでに必要な6つのこと

ドイツに移住を考えてる方に必要なこと、そして目安となる準備情報について紹介します。

現地で困ることのないように、余裕を持ってドイツ移住に備えましょう

今回は、

  1. 都市選び
  2. ビザ
  3. 保険
  4. 住居
  5. 健康診断
  6. 証明書等の必要書類
  7. 仕事探し

の6つの点を詳しく解説します。

移住だけでなく、海外赴任、各種留学、ワーキングホリデーなどの長期滞在でも共通して必要なこともあるので、チェックしてみてください。

【ドイツの関連記事はこちら】

↑ドイツ滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら

1.ドイツ移住の肝!あなたはどの都市を選ぶ?

とにかく海外に移住したい!何かにチャレンジしてみたい!などなど、海外移住を考えるきっかけは人それぞれだと思いますが、自分に合う土地を事前に絞りこむことは大切です。

ドイツという国はとっても広いです。日本でも東と西で文化が違うように、ドイツ国内でもそれぞれ文化や住んでいる人たちの性格が少しずつ違います。

ドイツのどの都市を選ぶべきか、迷っている方へいくつかご紹介いたします。

都市の情報を事前に調査。そして興味を持つことが大切

ドイツの都市は、まずは観光するときのように情報を集めてみてください

インターネットだけでなく雑誌(地球の歩き方やまっぷるなど)を読んでみるほうが参考になります。

実際に住んでいる方のブログなども参考になりますが、感じ方はひとそれぞれですので、まずは広く全体を見てみるということが大切です

自分で調べていく中で、興味を持った都市があれば、移住する上でとても大事な要素です。

あまりその都市には興味がないけれどなんとなく…という理由で移住し、帰国して行く方はたくさんいます。

興味があれば積極的にその都市の文化を学んだり取り入れたりすることで土地に馴染むことができますが、興味が持てない場所での生活はただただつまらないものになってしまいます。

最終的にはドイツという国そのものがつまらない場所にみえてしまうのです。

代表的な4都市の紹介します

以下に、移住するのに目立った文化がある都市をいくつかご紹介します。

1. 首都ベルリン

ベルリンは、首都と言いながらも適度な自然を残す非常に住みやすい街です。

おすすめポイントは何と言ってもベルリンは物価が安いこと

「国内でそんなに物価の違いがあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

特にベルリンはドイツが東西で分かれていたころ、他の都市は東か西かのどちらかに所属していたのに対し、ベルリンには東の土地と西の土地両方が存在していました。

西側より東側の物価が安かった(発展していなかったという言い方もできると思いますが)ということもあり、東西が統一されてからもベルリン全体が他の都市にくらべて安いということがありました。

その名残が最近まで残っていて、年々家賃も上がってきてはいますがそれでもまだ他の都市より少し安い物件が残っています。

ベルリンの生活費はこちらの記事
15万円で生活できる!ベルリンでの生活費の内訳公開(一人暮らし編)
をご覧ください。

日本人だけでなく多くの外国人が住んでいることから英語を話せる方も多く、ドイツ語に不安があっても英語だけで生活できてしまう場所でもあります。

もちろんドイツに住むからにはドイツ語を勉強して文化に触れることは忘れてはいけません。

2. ミュンヘン

観光都市として人気の高いミュンヘン。

南ドイツですので、ドイツ語は標準語とされているものより少し訛りがきついかな?という印象です。もちろん語学学校などでは標準語を教えてくれますのでご安心ください。

ベルリンにくらべて田舎であるミュンヘンは、観光地として人気のある旧市街を除けばのどかな景色が広がっています

のんびり田舎生活をしてみたい、でもあまりにも郊外は不安…という方には向いている都市だと思います。

かの有名なノイシュヴァンシュタイン城はここミュンヘンから2時間の場所にありますので、日帰り旅行でも行くことができます!歴史ある建造物などに興味のある方にオススメの都市です。

日本人の多くがイメージしている「ドイツ像」はここミュンヘンだと思います。綺麗な建物、お城、のどかな風景…憧れのヨーロッパに住みたい!という気持ちを満たしてくれる都市ではないでしょうか。

3. デュッセルドルフ

言わずと知れた「日本人街」であるデュッセルドルフ

日本企業が多く集まっておりいわゆる駐在さんもたくさん住んでいます。

日本食レストランもクオリティの高いお店が多く、ドイツ近郊に住んでいて日本が恋しくなったらデュッセルドルフに行くという話も聞いたことがあるくらいです。

あまりの日本人の多さから「ドイツ語の必要ない都市」などと言われることもあるくらいですが、初めての海外生活を体験してみたいけれども不安の多い方や日本食レストランを海外で出店したいと思っている方には最適の都市だと思います。

英語やドイツ語を使って海外生活をしたいと持っている方、ドイツ文化に深く関わっていきたいと思っている方には物足りなさを感じてしまうかもしれません。

ディッセルドルフの詳しい情報はこちらの記事
ヨーロッパに東京24区!?駐在予定者が知るべきデュッセルドルフの魅力
をご覧ください。

4. フランクフルト

金融都市であるフランクフルトは、首都のベルリンなんて比にならないくらい多くの高層ビルが立ち並んでいます。

大手企業も集まっており、ベルリンやミュンヘンではあまり見られないスーツ姿のサラリーマンも多く見かけます。

大都市ですし大きなデパートなどもあり住むにはいい場所ですが観光する場所は少ないため、ワーホリなどで観光も楽しみながら住みたいと思っている方は毎回ちょっと遠出しなければなりません。

ドイツへ移住したら大手の企業に就職をチャレンジしたいと考えている方にはとってもいい環境だと思います。ビシッとスーツを着たドイツ人とすれ違うたびにやる気が出ますね。

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2.ドイツのビザ (渡独半年前〜1ヶ月前 / 最終手続き:現地)

準備から現地での申請まで、最も大変かつ大切なのはビザといわれるドイツの滞在許可証(Ausenthaltserlaubnis)です。

ドイツ滞在中は身分証明書のひとつとして常に必要になります。

ビザには滞在の仕方によって種類があり、準備すべき書類が異なります。規制も頻繁に変更されるので、詳しくはドイツ大使館のホームページを確認してください。

また、大使館のホームページから現地で提出するものと同じ申請書が印刷できます。

前もって記入しておくと、大変便利です。

最低限の項目だけでも記入していけば、現地での申請時に質疑応答が減りますし、自ら説明をしなくて済むので、忘れずに持参しましょう。

ドイツ滞在中の経済力を示す証明書(銀行口座の残高証明や給料明細)健康保険の加入証明書等、日本語の書類はすべて英語またはドイツ語に翻訳する必要があります。(※保険に関しては、次項目で詳しく解説しています。)

そして、書類によっては、自ら大使館または領事館に出向く必要がある場合もあるので、準備期間には特に余裕を持たせましょう。

ワーキングホリデー以外のビザは日本で取得できず、渡独日から3ヶ月以内に現地の外国人局で申請し、取得しなければなりません。

外国人局は常に混雑していて、予約は大変取りにくいです

まだ生活に慣れない内の事務手続きはとても大変でストレスも多いので、万全な準備をしてから出発しましょう。

滞在先の外国人局の予約は、インターネットから可能ですし、手続きは英語でも可能です。

しかし、不安な場合はドイツ語が話せる方と一緒に行くことをおすすめします。

ドイツのビザ/滞在許可証取得のヒントとして、以下の記事
ドイツビザ(滞在許可証)5つの種類と申請方法のヒント
も大切な情報を記載していますので、ご覧ください。

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3.ドイツでの保険(渡独3ヶ月〜1ヶ月前)

外国人移住者が加入できるドイツの保険は大きく分けて2種類あります。

法的な健康保険(Gesetzliche Krankenversicherung)プライベートな健康保険(Private Krankenversicherung)です。

法的な健康保険は、保険加入時に現地の会社や大学の所属が決まってる場合にのみ加入できます。

多くの方は後者のプライベートの保険に加入することになるでしょう。

ビザの申請には、健康保険だけでなく賠償責任保険の2つの保険加入が条件であり、コピーではなく原本を提出します。

健康保険は、現地での病気やケガのときに使用でき、歯科治療や女性の場合は妊娠費用までカバーできる保険が必要です。

さらには、補償額の上限がないものに限られます

賠償責任保険は、日本ではあまり聞きませんが、ドイツではとても重要視されている保険です。

現地で法的に賠償責任を蒙った時に、賠償費用をカバーできる保険です。

これだけ単体で申し込むこともできますし、プライベート保険の会社によっては、健康保険にオプションで付け加えることも可能です。

日本国内の保険会社でも、海外滞在に対応した健康保険もありますが、契約前に歯科治療や妊娠時にも対応しているか、書類を英語またはドイツ語で用意してもらえるかを確認しましょう。

海外旅行の保険とは、まったく異なりますので注意してください。

ドイツや海外の保険会社も日本語に対応したものや、インターネット上で申請可能なものも多くあります。

契約はすべてオンライン上で行え、領収書や保険証書がメールにて送られてきます。保険加入証明書は後々原本が必要になるので、早い段階で原本が必要だと伝え、日本の住所またはドイツの滞在先に送ってもらいましょう。

各保険の契約書をよく読み、必要な場合は飛行機や荷物のための保険も渡独時の数日分だけ加入することをおすすめします。

・関連記事

加入必須!ドイツのワーキングホリデー保険はどうしたらいい?

4.ドイツの滞在地と住居の確保 (渡独3ヶ月〜1ヶ月前 / 最終手続き:現地)

移住する都市が決まったら、新しい住居または一時滞在先を決めましょう。

インターネットでも家を借りることは可能ですが、内装や家賃だけでなく、場所や周辺環境、さらに大家や隣人の方も契約前に確認することをおすすめします。

前もって、家が決まるまでのホテルやアパートを予約し、現地の不動産屋やインターネットのサイト等をチェックしておきましょう。大家さんと直接コンタクトを取れる形の家探しのサイトもたくさんあります。

ドイツでは、日本のように不動産屋を通して契約する方法もありますが、大家さんと直接交渉で契約するのが一般的です。手数料がかからないですし、家賃は掲載額より安くなる場合もあるので、おすすめです。

語学が心配な方も、ドイツ国内には日本人方も多く住んでいるので、ドイツ在住の日本人の方が運営するサイトから家を探すことも可能です。

ビザの申請には、住民登録証明書も必要です。

住む家が決まったら、すぐに最寄の住民登録局に行き、住民届を提出し、証明書を発行してもらいましょう。

住民届は、パスポートと住所がわかるもの(賃貸契約書など)を持っていくだけで、書類を記入する必要はありません。

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5.健康診断と病歴の確認(渡独半年前〜1週間前)

保険には加入しますが、ドイツでの病院探しは簡単ではありません。できることならば日本で健康診断を受けてから渡独しましょう。

現地で具合が悪くなってからでは遅いので、自分の体や健康状態を知ることも、ドイツの移住計画の重要なことです。

ドイツで病院に行ったら必ず聞かれるので、過去の病歴や服用した薬等は英語語かドイツ語でも答えられるように準備しておくと良いです。

ドイツの各都市には、日本人の医者や日本語が通じるもしくは通訳者が同席してくれる病院もあります。近くの病院は家が決まったら、調べておくと安心です。

ドイツで薬を購入できますが、日本人の体には強すぎるものもあるので、頭痛薬等の常備薬も忘れずに持っていきましょう。

持病や常飲している薬等がある場合は、必ず主治医に英語またはドイツ語での紹介状を書いてもらっておくと、いざという時に安心です。

特にお子さんや妊娠中の方の場合で重要になるのは、予防接種です。

病院によっては渡航外来という専門の科がありますし、普通の病院でも、移住のことを話し、何の予防接種がいつまでに必要か相談して接種してください。

予防接種をうけた際は、その証明書も一緒にもらっておくと良いです。

6.各種必要書類の英訳または独訳 (渡独3ヶ月〜1週間前)

英語またはドイツ語に翻訳を依頼すべき書類がたくさんあります。

基本的に、証明書はすべて翻訳が必要だと思ってください。会社、翻訳者によってかかる時間と費用は様々です。銀行や保険の書類に関しては、直接その会社に発行してもらうのが一番良いでしょう。その他の書類は、まとめて、翻訳者に依頼しましょう。

依頼する際は、まず枚数や大体の文字数を伝え、かかる時間を聞いてからだと安心です。

ドイツで就職活動をする方は、最終学歴の卒業証明書が採用過程で必ず必要になります。英語またはドイツ語に訳された証明書を取得してください。

その際、所有している資格がある方は、その証明書も翻訳しておくと有利になるでしょう。

ビザ申請に必要な書類で、翻訳してもらうことがある場合に、その他の書類も一緒に頼むと、まとめて受け取れて無駄な時間が省けます。

国際免許証が必要な場合は、忘れずに発行してください。 地町村によって、即日発行してくれるところもありますが、1週間程、またはそれ以上かかるところもあります。

ドイツ移住後に、結婚や出産をする可能性がある場合は、念のため戸籍謄本も用意しておくと良いです。

しかし、戸籍謄本の発行日から使用できる期限が限られているものが多いので、実際に必要なことがわかってから、計画的に準備するほうが確実です。移住から半年以内に、ドイツで結婚式をあげる、または出産するという方のみ、戸籍法本の原本と公式翻訳を用意しましょう。

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7. 現地での仕事探し(渡独半年前〜/最終手続き:現地)

ドイツに渡る理由や目的は様々だと思います。

ドイツで仕事をしたいと思っている人も少なくないはず。仕事探しも、日本での準備段階のうちから始めておいた方が良いでしょう。

ドイツでの仕事探しは、日本での就職活動よりもさらに時間が掛かることを見込んでおくべきです。

また、応募したい仕事や応募できる職種が、渡独後に必ずしもあるとは限らないからです。

ドイツ移住を決め、仕事をする予定なのであれば、できるだけ早めに仕事探しに取り掛かると、仕事を得られるチャンスが増えます。

仕事探しに必須のCVの作成

まず、仕事探しをすることを決めたのであれば、CVを作成しましょう。

これは、日本での履歴書と職務経歴書にあたるものです。どの企業に応募する場合でも、CVを提出することが必要となります。

一般的に使われているのが、Europassというフォーマットがあるので、こちらを使用して作成しておけば問題ないでしょう。

CVを作成した後は、カバーレターのテンプレートを作ります。

カバーレターは、志望動機にあたるもので、こちらも応募時に必要となります。CVとは違い、応募企業と職種によって変えるべきなので、基本的なテンプレートを作成しておき、応募企業によって内容を少し変えるようにすると良いはずです。

また、ウェブサイト上で自分の履歴書と職務経歴書を公開しておくという手もあります。

世界的に使用されているLinkedinや、ドイツで主に使われているXingでは、自分の履歴書や職務経歴を掲載することができます。

企業の採用担当者は、こういったウェブサイトを用いて、同様の経歴がある人に声をかける場合があります。

自分の経歴をインターネット上でオープンにしておくことで、思わぬところから仕事のチャンスが舞い込むことがあります。

このようにできるだけチャンネルは増やしておいた方が仕事を得る可能性をあげることができます。

求人広告の定期チェック!

CVとカバーレターの準備を進めながら、求人広告を定期的に確認するようにします。

求人広告が出て数週間で書類選考が始まり、面接の選考が進んでいくことになります。

日が経ってしまった求人広告に応募しても、すでに募集が終了してしまっている可能性は高くなります。求人広告への応募は早ければ早い方が良いので、逐一求人広告を確認するようにし、興味がある企業にはどんどん応募していくようにしましょう

応募し始めると、企業から書類選考の通知や、面接の連絡が届くようになります。

日本にいる間も、受けられる限りは全ての面接を受けるようにしておきましょう。

企業によっては、最終面接はドイツで、という場合も多いはずです。その時は、渡航時期を伝えれば、企業もその日程を考慮してくれるはずです。

企業側にとっても、渡独予定がない人より、すでに渡独予定があり準備を進めている人に好感を抱くのは間違いありません。

渡独への準備に合わせての仕事探しは大変ですが、同時に進めていくことで、渡独後のスムーズなスタートへとつなげることができるはずです。

渡独後、正式に会社からオファーがあった場合は、契約書の取り交わしや必要書類を提出する必要が出てきます。

契約書においては、ドイツ語のみで書かれている場合と、英語も列記してある場合があります。

ドイツ語に自信がない場合、ドイツ語のみでの契約書を読み解くのは難しい場合もあると思うので、翻訳者に翻訳をお願いするか、知人友人に手助けしてもらえるよう準備しておくと良いでしょう。

卒業証明書が必要な場合も

契約時には、上記で紹介したように、大学の卒業証明書が求められる場合もあります。

こちらも、渡独前に準備しておくと、契約をスムーズに進めることができるはずです。

事前に準備しておくことで、仕事探しから仕事開始までの時間を短縮することができます。

必要な書類は、日本での準備段階で整えておくことをお勧めします。ドイツ渡航後できるだけ早く仕事を始めることができれば、金銭的な負担を少なくすることができます。前もった準備を行うことで、ドイツでの生活の好スタートを切りましょう。

ドイツで就職したい方は、こちらの記事もぜひチェックしてください。
ドイツで就職!仕事を得るための6つのステップ

ドイツ移住の準備をまとめると

無理なく予定を立て、自分に必要なものを見極めて、しっかりと準備をしてください。

インターネット上には、移住準備から生活までたくさんの情報があります。情報収集の際は、渡独後に困ることがないように、新しい情報かどうか必ず確認しましょう。

ドイツへの移住の為の準備のほとんどはビザに関するものになります。ビザ関連の書類を中心に、そこから徐々に範囲広げていくと進めていくとスムーズにいくでしょう。

書類を揃えるのは、時間もかかり大変だと思います。

でも、ドイツでの新しい生活に近づいていく楽しみと共に、一歩づつ準備を進めてください。

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