ドイツのワーキングホリデービザ3つの特徴や取得・申請方法を徹底解説

一度でいいからヨーロッパに住んでみたいと思ったことはありませんか。

しかし、海外に住むとなると問題になるのがビザ。日本人は、日本国外に在住する場合はビザが必要になります。

仕事や留学など、通常は明確な目的がないと取れないビザですが、「滞在中に仕事をしても、勉強しても、旅行をしても可能」なビザが存在します。

それが、ワーキングホリデービザ

今回は、ヨーロッパで好きなように滞在する夢を叶えてくれるドイツのワーキングホリデービザについて詳しくご紹介します。

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ドイツのワーキングホリデービザの概要

ワーキングホリデービザは、日本国政府と海外各国政府間で結ばれた協定に基づき発行されます。

ワーキングホリデービザの主な目的は、若者が一定期間海外に滞在し相手先の国の言葉や文化を学ぶ機会を創出するというもの。その目的に従い、ワーキングホリデービザは他の労働ビザや留学ビザに比べて、自由度が高いビザになっているのです。

ドイツのワーキングホリデービザは、日独両国の合意に基づき、日本の若者にドイツの文化や生活を体験する機会を与えるといった目的で発行されます。
滞在期間は、3ヶ月以上1年以内となります。

ワーキングホリデービザを申請できるのは人生で1度きり。他のビザへの切り替えは可能ですが、ワーキングホリデービザの延長はできません。

人生に1度しか使えない、とても貴重なビザなのです。

ドイツのワーキングホリデービザは、イギリスのように発給数に制限がないので、申請した人は問題がなければ誰でもワーキングホリデービザを手にすることができます。

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ドイツワーキングホリデービザの特徴

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ドイツのワーキングホリデーは自由度が高いビザであると前述しました。その所以をここでは紹介していきたいと思います。

1)自由に働く事ができる

ドイツのワーキングホリデービザでは、ビザの期限内、ドイツの職場で働く事ができます。

ドイツを含めたヨーロッパでは、ビザ無しで仕事を探すのは非常に困難です。

しかし、ワーキングホリデービザを持っていれば、ドイツ人や他のヨーロッパ連合国出身の人と同じように、ドイツ国内で働く事ができます。

ひとつの会社で働いてもいいですし、様々な勤務先で仕事の経験を積んでみるというのも良いでしょう。

海外で働くといった経験は、その後の人生においても大きな糧となるはずです。

2)語学学校に自由に通うことができる

ドイツのワーキングホリデービザでは、語学学校に通うことや語学学校に通う期間は定められておりません

そのため、語学を徹底的に磨きたい人は好きなだけ語学学校に通うことができます。

ワーキングホリデービザ協定国によっては、語学学校に通える期間が決まっているところもあるので、ドイツは自由度が高いといえます。

一方、語学学校には通わずに、他にやりたいことをして過ごすということもできます。自分の目的に合わせて洗濯することができるのです。

3)滞在期間を気にせず旅行をすることができる

ドイツは、ヨーロッパ大陸の真ん中に位置しています。ヨーロッパの他国に旅行するにも便利な位置。

ベルリン、ミュンヘン、フランクフルトといった各大都市には便の良い空港があるので、手軽にヨーロッパ大陸内を移動できてしまいます。

ヨーロッパ大陸の多くの都市はシェンゲン協定に加入しており、電車やバスを利用して国境を越える場合、パスポートを提示しなくても入国することができます。ドイツに滞在中はより自由にヨーロッパ各国間を旅行することができます。

ドイツのワーキングホリデービザでは、最大3ヶ月はドイツ国外に滞在することも可能なので、その期間を利用してヨーロッパの旅行を楽しむことができるのです。

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ドイツワーキングホリデービザの条件

自由度の高いドイツのワーキングホリデービザですが、申請には条件があります。

ここでは、条件をみていきましょう。

1)日本国籍を有していること

ドイツのワーキングホリデービザを申請するためには、日本国籍を有している必要があります。

裏を返せば、日本国籍を有していれば、申請時に日本国内に居住している必要はありません。

ワーキングホリデー協定国によっては、申請時に日本居住していることを義務付けている国もありますが、ドイツはそれには当てはまりません。

2)18歳以上であり、申請時に31歳に達していないこと

申請できるのは、18歳から30歳までの人となります。

正確には、31歳の誕生日を迎えるまでに申請を行えば、ワーキングホリデービザを取得することができます。

ワーキングホリデービザは、若者に向けたビザなので、年齢制限には要注意です。

3)親族(子供など)が同行することはできない

ワーキングホリデービザが、他の種類のビザと違う点は、親族を同行することができないという点です。

ワーキングホリデービザ取得をする人がもし結婚している場合、結婚相手の方も30歳以下であれば二人ともワーキングホリデービザを申請し取得することができます。

もし相手が30歳以上の場合は、一人のワーキングホリデービザに帯同してビザを取得することはできません。

ビザ申請に必要な書類

ドイツのワーキングホリデービザを申請する場合には、特定の書類を用意する必要があります。

1)WHVビザ申請書 1部

ドイツのワーキングホリデー申請書は、ドイツ連邦共和国大使館・総領事館のウェブサイトよりWeb版をダウンロードすることができます。

この申請書に記入をして、大使館に申請に行くことになります。

2)パスポート用写真 1枚

ビザ申請時にはパスポート用の写真が必要になります。

証明写真機で撮影した写真でも受付可能です。

事前に準備しておいて当日持参しましょう。

3)日本国パスポート

申請時には、自身のパスポートも持参する必要があります。

ワーキングホリデービザの発行期間は最大1年になりますが、ビザの有効期限が切れた後3ヶ月の有効期限が残っている必要があります。

4)往復航空券予約の証明書

往復航空券予約の証明書を提出します。

片道航空券で申請することも可能ですが、後述の預金証明の最低金額は2倍となります。

5)ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険

ビザ申請する期間を賄う保険に加入している必要があります。

女性の場合は、妊娠時にも適用される保険加入が必須となります。

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6)生活費支払い能力の証明

ドイツに1年間滞在する予定の場合は、最低2,000ユーロの資金を証明しなくてはいけません。

預金通帳もしくは金融機関が発行する残高証明を持参しましょう。

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手続き方法

ドイツのワーキングホリデービザは、国内だけではなく国外のドイツ大使館・総領事館でも申請することができます。

ドイツで申請する場合、日本人はビザなしでドイツに入国できるので、入国後に外国人局で申請することになります。

また、外国のドイツ大使館や総領事館でもワーキングホリデービザの申請を行うことも可能ですが、全ての国で対応してもらえるとは限りません。

各大使館や総領事館に事前に連絡をとり、ワーキングホリデービザ申請を行ってもらえるか確認しておきましょう。

日本で申請する場合は、出発時の2週間前までに申請を行っておく必要があります

東日本在住の人は、東京のドイツ大使館、西日本在住の人は大阪のドイツ総領事館管轄となります。

大使館や総領事館は常に混み合っているので、ドイツのワーキングホリデービザを申請することを決めたら、まずはビザ申請の予約をしましょう。

ビザ申請書類の準備には想像以上に時間を取られるものです。ビザ申請の日程やドイツ出発日には余裕を持ってスケジュールを立てることをお勧めします。

ドイツのワーキングホリデービザまとめ

いかがでしたか。ドイツのワーキングホリデービザは、他国のワーキングホリデービザに比べると認知度は低いです。

しかし、ビザ自体は自由度が高く、ドイツでの長期滞在への足がかりとしても使う事もできれば、ドイツの大学や大学院留学の準備期間として使う事もできます。

うまく使えば、ヨーロッパで生活基盤を築くために使うことができてしまうのです。

一度はヨーロッパに住んでみたいと思ったことがあるのであれば、ドイツのワーキングホリデービザを検討してみてはいかがでしょうか。

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