ドイツワーキングホリデーの滞在期間を長くする方法

ドイツでのワーキングホリデーの情報は、人気の高いワーキングホリデー先のオーストラリアやカナダに比べて少ないですよね。

今回はドイツのワーキングホリデーを検討している方に向けて、ドイツのワーキングホリデーを最大限に有効活用するための方法を紹介していきます。

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1)ビザは現地で取得しよう

ワーキングホリデービザの申請は日本でしかできないと思っていませんか?

あまり知られていないのですが、ドイツのワーキングホリデービザは現地で取得することが可能なのです。

オーストラリアやアイルランドは、ビザ申請時に日本に居住していないといけないのですが、ドイツの場合、その規定がなく現地の担当局にてビザ申請を行うことができるのです。

また、ビザ申請時に日本居住という規定がないということは、他国のワーキングホリデーを終えた後、日本に帰国することなくドイツでのワーキングホリデーをすることも可能ということ。

実際、オーストラリアでワーキングホリデーをした後、ドイツでワーキングホリデーを始めた人や、アイルランドでワーキングホリデーを終了した後、ヨーロッパに留まるためにドイツへ移動してワーキングホリデービザを取得した人もいます。

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2)現地でビザを取得するメリット

上記であげたように、現地でワーキングホリデービザを取得すると、ワーホリの選択肢が一気に広がります。

ここでは、大きなメリットを紹介していきます。

ドイツに入国後現地でビザを取得すると、ドイツに滞在できる期間を長くできる!

ドイツのワーキングホリデーの期間は1年間。

オーストラリアと違い、ドイツではワーキングホリデービザの延長は認められていないので、期間終了したら日本へ帰国するか、違う種類のビザを申請する必要が出てきます。

しかし、現地でビザを申請する場合、まずドイツには観光ビザで入国することになります。

ドイツはシェンゲン協定に加盟しているため、日本国籍のパスポートを持つ人は、90日間の観光ビザが付与されます。

観光ビザで滞在中にドイツでワーキングホリデービザを申請すれば、ドイツに滞在できる期間を1年3ヶ月に伸ばすことができるというわけなのです。

ワーキングホリデービザを日本で申請すると、渡航日からビザが発効となるので、ワーキングホリデービザの分1年のみががドイツに滞在できる期間となります。

ワーキングホリデービザから観光ビザに切り替えることはできません。

つまり、観光ビザでドイツに入国(3ヶ月)+ワーキングホリデービザ(1年)+ワーホリ終了後に観光ビザに切り替え(3ヶ月)のように、1年6ヶ月ドイツに滞在することはできないということです。

現地でワーキングホリデービザを取得するメリットがお分かりいただけたでしょうか?

出来るだけ長くドイツに滞在したいのであれば、観光ビザで入国して現地でワーキングホリデービザを申請して取得するのが一番です!

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3)現地でビザ取得するための準備

次に、現地でビザ取得するための準備について紹介していきます。

日本でのビザ申請情報はたくさんありますが、現地でのビザ申請についての情報はまだまだ少ないのが現状。

そのため、日本人でビザを現地で取得する人もまだ少ないのです。

しかし、日本以外のドイツワーキングホリデーの協定国、カナダやオーストラリアの人々はドイツに入国後に現地でビザを申請しています。

私たち日本人も、彼らと同様に賢くビザを申請していきたいですよね!

そのためには申請の前の準備が大事となってきます。

日本で準備するもの

まずは、日本で準備するものを紹介していきます。

1)パスポートを確認

パスポートの有効期限を確認。

ワーキングホリデービザが切れる1年後に3ヶ月以上の有効期限が残っている必要があり、実質2年以上は有効期限が残っていなければなりません。

2)証明写真を準備

横35mm、縦45mmで写真の顔の大きさ32mm~36mmの証明写真を用意します。

ビザを申請をする外人局にも写真を撮れる場所はあるみたいですが、事前に準備しておいた方が安心です。

3)銀行残高証明を取得

2,000ユーロ以上(日本円 約23万円)の資金証明が必要です。

銀行に行くと正式な残高証明を発行してもらえます。

残高証明は手元に届くまで1週間程かかるので、早めの準備を!

4)住民登録証明とビザ申請のための、予約を取る(ビザ申請日より3ヶ月以上前)

ドイツでワーキングホリデーを申請する場合は、ドイツで住民登録をする必要があります。

都市によっては住民登録局は予約が必要な場合があります。

例えば人気都市ベルリンの場合、予約は大体3ヶ月以降からしか取れません。出来るだけ早めに予約を取っておいたほうが無難です。

また、ワーキングホリデービザを申請する外人局も、予約がすぐに埋まってしまうため、できるだけ早く予約をとっておきましょう。

5)健康保険に加入する

ドイツのワーキングホリデービザを申請するための保険は、普通の海外保険は使用できません。

ドイツでの全滞在期間有効な旅行者医療保険および旅行賠償責任保険、歯科治療にも適用される保険に加入する必要があります。

また女性は、妊娠時に適用される保険であることも必須です。

一般の海外旅行保険では、歯科治療や妊娠時についてはカバーされていないものが多いので要注意です。

保険は、ワーキングホリデー滞在の全期間に加入している必要があります。

そのため、ワーキングホリデービザを申請する日を決めたら、その日に合わせて保険に加入しましょう。

保険に加入すると、保険会社から書類が送られてくるので、それを申請書類として持参します。

関連記事:加入必須!ドイツのワーキングホリデー保険はどうしたらいい?

ドイツ入国後に準備するもの

次に、ドイツに入国後に準備するものについて紹介します。

1)住民登録証明

ドイツに到着したら、まずは住民登録をします。

ドイツに住む場合は、到着して14日以内に住民登録することと定められています。

住民登録には、

  • 住民登録申請書
  • 賃貸契約書
  • パスポート(身分証明書)

が必要です。

住民登録を済ませると、住民登録票をもらえます。

これも、ビザ申請書類となります。

関連記事:「ドイツ移住に備えよう!生活スタートまでに準備すべき6つこと

2)ビザ申請書

外人局に行く前に、ビザ申請書を準備しておきましょう。

外人局で記入することも出来ますが、重要な書類なので事前に準備をしておいた方が安心です。

4)ビザの取得方法

今まで紹介した申請書類は下記の通りです。

  1. 有効なパスポート(ビザの有効期限が切れた後、なお3ヶ月以上の有効期限が残っているもの)
  2. 証明写真 (横35mm、縦45mmで写真の顔の大きさ32mm~36mm)
  3. 銀行残高証明
  4. 健康保険
  5. 住民登録証明
  6. ビザ申請書

これらを持って、予約しておいた日時に外人局に行き、ビザ申請を行います。

ビザ発行の手順は担当者によってまちまち。即日発行される場合もあれば、後日発行の場合もあります。

念には念を押し、申請書類に不備がないようにしてビザ申請当日に臨みましょう。

ドイツ語が不安な場合は、ドイツ語ができる人を連れて行くか、通訳サービスを頼むと安心ですよ。

5)観光ビザとワーキングホリデービザの使い方

ドイツに観光ビザで入国し、現地でワーキングホリデービザを取得する方法を紹介してきましたが、観光ビザの使い方はひとつだけではありません。

最初の観光ビザの部分を使ってヨーロッパ国内を一周しても良いですし、他のヨーロッパの国に滞在してみるのも面白いかもしれません。

世界一周旅行中の間に組み込ませた、という人もいるようです。

ワーキングホリデー中は合法的に仕事をすることができるので、資金と経験を得ることができます。

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ドイツ発ヨーロッパ9か国を一人旅で周遊して学んだ事前準備や必要知識5選

さいごに

いかがでしたか?

ドイツでのワーキングホリデーの可能性が一気に広がったのではないでしょうか。

現地でのワーホリビザ申請は、書類をしっかり用意することと、必要な役所に事前に予約をとっておくことで、スムーズに行うことができます。

メリットの大きい現地でのビザ申請。

ドイツでワーキングホリデーをする予定の方は、是非現地申請を検討してみてください。

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