「ドイツで働いてみたいけれどドイツで仕事探しって難しそう。」このように思われる方が多いのではないでしょうか?
海外で仕事を得たいと思ったら、日本で仕事探しをする以上に、準備と根気が必要です。
しっかりと準備をすれば、ドイツで仕事を得る確率をグンと上げることができるのです。
今回は、ドイツで仕事を得やすくするためのステップを紹介していきます。
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1. スキルアップをする
ドイツで職を得るために必要なのは「スキル」です。
まず、最低限必要になるのが、言語力。ドイツ語と英語能力は、あればあるだけ有利となります。必要とされるレベルは、職種や企業によって違ってきます。
営業であれば、高い語学能力が要求されますし、一方エンジニアであれば、専門用語を知っている必要性があります。
ベルリンやフランクフルトといった外資系企業が多い都市では、ドイツ語力がなくても英語力があれば、応募できる場合があります。
自分が住みたい都市や、働きたい企業、職種をイメージして、何が必要とされるか見極めましょう。そして、スキルはあればあるだけ、高ければ高いほどプラスになりますので、早め早めに準備に取り掛かり、スキルアップを目指しましょう!
2. 就きたい仕事に関連する職務経験を積む
スムーズにドイツで仕事を得たいのであれば、事前に関連する職務経験を積んでおくことが重要です。
ドイツには、新人を一から育てる文化はありません。
インターンシップの求人以外では、即戦力となる人のみ求められています。
職務経歴がある人は、今までの職務経歴を振り返り、経験を生かした職種や分野に応募すると良いでしょう。もしドイツで就きたい職種があり、職務経歴がない場合は、可能で限り関連した職務経験を積んでおくようにしましょう。
ドイツには、ヨーロッパ中、世界中から仕事を求めて移住してくる人がいます。ライバルは、世界中の人々、ということになります。
会社にとって、自分が何を求められるだろうか、を考えて行動することをお勧めします。
3. CVとカバーレターを準備する
ドイツで仕事探しをすると決めたら、CVとカバーレターを準備し始めましょう。
CVとは、日本の履歴書に当たるものです。ヨーロッパでは、Europass のテンプレートが幅広く使用されています。
CVには、学歴や職務経験、スキルを記載していくことになります。
応募職種で要求されている職務経験やスキルが、自身のCVと合致していないと、書類選考で落ちてしまうことになります。応募する職種に合わせて作成するようにしましょう。
カバーレターは、志望動機書です。
こちらは、「レター」ですので、応募企業に合わせて内容を変えて作成します。
基本的な内容は、なぜこの企業・職種に応募したのか、どうして自分を採用すべきなのか、応募企業・職種への意気込みを記入します。
カバーレターは、基本的なテンプレートを作成しておき、応募企業によって内容を少しずつ変えて利用すると良いでしょう。また、カバーレターで大事なのは、内容だけではありません。
誤字・脱字があると、大きなマイナスポイントになってしまいます。
カバーレターは、使用言語のネイティブスピーカーの人に、誤字・脱字がないか、表現が適切かどうかを必ずチェックしてもらうようにしましょう。
4. 求人情報をチェックする
「ドイツで仕事をしたい」と思ったら、その日から定期的に求人情報を確認するようにしましょう。
求人広告が出て3週間から1ヶ月ほどで採用プロセスが終了すると言われています。
求人広告が出てからすぐに応募をしないと、採用プロセスにのることができなくなります。応募をするなら、求人広告が出てから早ければ早いほど、印象がよくなります。
逐一求人情報を確認し、応募したい求人を見逃さないように気をつけましょう!
求人情報はIndeed、Mixb、Xingなどがオススメ
ドイツの仕事探しで役立つ求人サイトは、indeedです。
都市とキーワードを入力すれば、求人一覧を見ることが出来ます。また、都市別craiglistにも求人欄があり、仕事が投稿されているので、チェックしておくと良いでしょう。
ドイツ在住日本人向けの掲示板Mixb掲示板でも、ドイツ国内の求人が日々アップされています。
日本食レストランの求人が多いですが、時には別の職種の求人が出ることもあります。こちらに掲載される求人には、日本人ということがアドバンテージとなる求人が多いので、参考にしてみると良いかと思います。
また、求人情報を探すのに役立つのが、キャリアに特化したソーシャルメディアです。
世界的には、Linkedinが有名ですが、ドイツではXingが多く利用されています。
これらのソーシャルメディアには、自身のプロフィールを載せることができるのが特徴です。自分の職種や、職務経歴を記入しておけば、条件に合う企業から、応募の案内が届くこともあります。
ソーシャルメディアで、自分の職務経歴を公開しておけば、仕事探しのチャンネルを広げることができるはずです。
いずれのソーシャルメディアにも、日々数多くの求人情報がアップされます。求人情報サイトと合わせて活用すると良いでしょう。
5. 英語・ドイツ語の面接練習をする
採用にいたるまで、避けて通れないのが、面接です。
ドイツでの仕事面接なので、ドイツ語か英語で行われるのが基本です。
今まで日本語でしか面接を受けたことない人は、外国語での面接に慣れるために、早め早めに練習を開始しておいた方が良いでしょう。ただでさえ母国語ではない言語で、緊張が高まる面接を受けるのは大変なことです。面接は、採用を大きく左右しますので、言語がネックとならないように、事前の準備をしっかりと行いましょう。
面接は、雇用者に自分を雇うメリットを説明し、説得する場です。雇用者が、あなたを雇用するメリットを感じてもらえたならば、採用してもらえるのです。
面接で強調すると良いのは、下記の2点
1)今まで行ってきた仕事で、応募ポジションに活かせる点
2)自分が採用されることで、会社に貢献できる点
これらは、面接でしっかりと伝えられるように、準備をしておいてください。
また、面接で重要なのは、受け答えだけではありません。面接の終盤に聞かれることが多い企業へ聞く質問の内容も、採用の大きな判断材料となります。
この質問の内容で、採用側は応募企業やポジションについてしっかりとリサーチしてきているのか、本当に会社に興味を持っているのかを見ています。
面接の前に、応募企業のことをしっかり調べて、理解しておけば大丈夫です。その中で聞いてみたいことを面接で聞くようにすれば、問題ないでしょう。
6. コネクションを広げる
仕事探しで大事になってくるのが、コネクションです。
海外では、リファラル採用(縁故採用)を重視している企業が多いです。
リファラルとは、勤務する社員が、知人や友人を会社の人事部へ推薦する方式のことです。
リファラル採用で採用すると、仕事への定着率がよく、また採用コストを低く抑えることができることから、この方式に力を入れる企業が増えているのです。
求人者としてリファラル採用のメリットを享受するには、できるだけコネクションを広げておくこと、と言えるでしょう。
職種に関連したミートアップや勉強会にいけば、気になる企業で働いている人と知り合える可能性が高くなります。こういった場所でコネクションを広げておき、いざ仕事へ応募するとき、リファラル採用で推薦してもらえるようにするのです。
一般的な求人の応募だけではなく、このように色々な応募方法を試してみると、選考通過の確率を高められるはずです。
ドイツ就職情報まとめ
ドイツでの仕事探しは、準備が非常に重要です。
裏を返せば、準備をしっかりと出来れば、ドイツで仕事を得る可能性は高いといえます。
日本での仕事探しよりは、準備が大変ですが、それを乗り越えれば、ドイツで働くという貴重な経験を手に入れることができるはずですよ。
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