ドイツのオペア留学は海外移住への最初の一歩になるか?

海外移住挑戦への最初の一歩になるかも。ドイツのオペア留学とは

オペア留学という留学制度を耳にしたことはあるでしょうか。

「海外の保育や子育てに関心がある」

という方はもちろん

「海外に出たいけれど、まずお金が心配…」
「海外でやってみたいことがあるけれど、実現までには時間がかかる。まずは、語学や文化を学ぶなど、現地で準備する時間が必要…」

など、費用面や語学面など、海外へ飛び出す最初のスタートで悩んでいる方のひとつの選択肢になり得る制度だと思います。

ここではドイツ在住3年目、オペア制度を使ってドイツへ渡航し、現在は現地保育園で保育士として働いている筆者が、オペア留学の詳細を紹介します。

オペア制度とは?

オペア(Au-pair)留学とは、ホストファミリーの家でホームステイをしながら子どものお世話・簡単な家事などの労働力を提供することで、住居と食事、健康保険、語学学校の補助、月ごとのお小遣いをファミリーから支給してもらい、その土地の文化や言語を学ぶ、という国際交流プログラムです。

日本ではまだ認知度が低い制度ですが、先進国、特にアメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアでは有名なこの制度。

短期の留学プログラムと捉えて、1年間異国の生活を謳歌する若者もいれば、政情不安など様々な理由から母国を出て、先進国と呼ばれるこれらの国々へ移住するための足がかりとして、このオペア制度を利用する若者も多くいます。

ドイツに渡った筆者も、現地でさまざまな国から来ているオペアの子とたくさん出会いました。

ふと思い返すだけでも、韓国、中国、ベトナム、ミャンマー、ペルー、コロンビア、メキシコ、スペイン、フランス、イギリス…まさに世界中から人が集まり、ドイツでオペア留学をしていることに当時驚いたものです。

筆者が出会ったオペアの子の中には、まずはオペア留学制度を使ってドイツに入り、ホストファミリー宅で育児家事のお仕事をしながら、語学の勉強や将来のための準備をし、ドイツでの進学や就職移住を目指す、という子が多くいました。

その一方で、1年間のオペア生活を終えて自国に帰る子ももちろんいました。

つまり、いろいろな目的のために、この制度を利用する人がいる、ということです。

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ドイツでオペア留学をするための条件とは?

どんな人がオペア留学制度を利用できるのでしょうか?

自分の国籍と、オペアをしたい国によって、年齢制限や参加条件が微妙に異なるので、興味がある国があればその国の情報を詳しく調べてみるのがおすすめです。

ここでは、私たち日本人がドイツでオペアをするために必要な条件を紹介したいと思います。

オペア制度を利用してドイツに滞在するには、基本的にはオペアビザを取得することになります。

以下、オペアビザの条件です。

・年齢

18歳~26歳

※27歳の誕生日が来るまでにオペアビザを取得できれば大丈夫です。

 ・期間

最短6ヶ月、最長1年

・言語能力

最低レベルである、ドイツ語A1 レベル

※ゲーテ・インスティトゥートなどの公式なテストを受けて、証明書を発行してもらう必要があります。

・ドイツでのオペアビザの取得が初めてであること

・未婚者であり、子どももいないこと

以上が、ドイツでオペアビザを取得するための条件です。

「がーん。もう26歳以上だ…」という方へ

筆者もそうでした…実は、31歳になる前であれば、ワーキングホリデービザを取得してオペアをする方法があります。

どういうことかというと、「ワーホリビザを使っての滞在も特に問題ないですよ!」というホストファミリーも多いので、そういうファミリーを求人から探せばOKです。

ビザの種類が違うだけで、ホストファミリー宅での仕事内容などは変わりません。

ワーホリビザはとても自由度の高いビザなので、オペアビザよりも取得条件はゆるく、語学能力を証明する義務もありません。

ということは、「自分は26歳以下で、本来オペアビザを取得できるけれど、渡航までにドイツ語A1レベルを達成できるか不安…」という方は、ワーホリビザを取得してオペアをする、という方法もあるということです。

ただ、ワーホリビザは一か国で一度(1年間の滞在)しか取得できないため、1年間のオペアを終えた後もドイツに引き続き残りたいと考えている方は、ワーホリビザという選択肢を残しておくことをおすすめします。

話を戻すと、27歳以上の方に関しては、ホストファミリーを決める段階で、
「自分は26歳以上のため、ワーホリビザで滞在することになります。」
と話しておくと、安心かと思います。

補足になりますが、オペア制度を利用する条件として、保育経験が必須という決まりはありませんが、何かしら子どもと関わる経験をしておいた方がいいかと思います。

オペアとして働くとなると、ホストファミリーと一緒に生活をし、日々、子どものお世話をします。

子どもと関わった経験がない方は、自分が果たしてできるのか、を探る上でも、保育園でのボランティアや、親戚、近所の子どものシッターなど、何かしら機会を見つけて経験してみることをおすすめします。

ホストキッズと何度も訪れた散歩道。

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オペアの労働条件とは?

オペアとして働くうえで、休暇や労働時間はどうなっているのでしょうか。

労働条件に関しては、ドイツ労働局が定めています。

オペアはホストファミリーの家に住み込み、家族の一員になって子どものお世話をしたり簡単な家事をする、ということになるので、仕事の範囲内外の線引きがむずかしい部分があります。

そこで、単なる都合の良い労働力として扱われないよう、きちんと労働局が決めた決まりがあります。

✔ 仕事内容

子どものお世話と簡単な家事

※続編で詳しく書きます。

✔ 労働時間

一日6時間以内かつ、週30時間まで

✔ 休暇

1年間働く場合、4週間の有給休暇

また、最低でも週に一日は完全に休みの日を作ること。

最低でも月に一度の日曜日は休みにすること。

最低でも週4日の夜は休みにすること。

✔ お小遣い(給料)

ひと月最低280ユーロ(2020年10月改定)

✔ 基本的な生活

食事と、一人用のお部屋を提供してもらえます。

オペア専用のトイレ・バスルームのある場合も多いです。

✔ 健康保険

ドイツに滞在するためには、健康保険の加入が必須なのですが、こちらもホストファミリーから提供されます。

✔ 語学学校の補助

ホストファミリーより、月50ユーロの補助が出ます。

以上のような決まりがあり、ホストファミリーはこの決まりに沿ってオペアにお仕事を依頼します。

しかし、このように決まりがあるものの、中には決まりを守らないホストファミリーがいるのも事実です。

「全然休みがない…」
「語学学校に行けてない…」

など、何か労働条件に沿っていないな、という部分があったら、早急にホストファミリーと話し合う必要がありますよね。

ところが、
「ホストファミリーと気まずくなったら嫌だから、言い出しにくい…。」、
「子どもが関わってくることなので、決まり通りにいかない部分ももちろんあるから仕方ないのかな…。」
と、なってしまう場合も多いのが現実。

気持ちよく働き始めるため、かつ、働き始めてからも何か疑問があればその都度ホストファミリーと話し合うためにも、最初の段階で基本的な決まりを知っておき、相違に気づいた段階ですぐに伝えられるようにしておくことが大切です。

夏には、家族旅行にも同行しました。

夏には、家族旅行にも同行しました。

 

まとめ:

以上、ドイツでのオペア留学の基本情報を紹介させていただきました。

まだ日本では知名度が低いオペア留学ですが、海外挑戦の最初の一歩として、これからますます注目される制度だと思います。

続編では、ホストファミリーの探し方や、気になる仕事内容なども紹介します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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