ベルリンの治安の実際。現地在住者が明かす住みやすい地区と注意エリア

ベルリンの治安

ベルリンと言えばドイツの首都で、昨今では日本人を含む多くの外国人が住む街の一つとしても知られていますが、移住するに当たって治安に関する不安を持っている方は少なくないはずです。

ここでは、ベルリンに6年住んでみて感じた

  • 日本人の住みやすそうなエリア
  • 気をつけたほうが良いエリア

など、実体験に基づいて、現地の治安の実際をご紹介していきたいと思います。

そもそもベルリンって危険な都市?治安の実際とは

どこまでを安全と考えるか?どんなことを危険と捉えるかという部分は、人それぞれ感覚が違うかもしれません。

ベルリン 治安

日本から初めて移住してくる方は、ドイツ人だけでなく外国人が多いという点において、ベルリン全体の治安が悪いと思いがちですが、実際には安全な地域が多く、普通に生活している上で身の危険を感じることはありません。

また歴史的に東西に別れていたことから旧東エリアと旧西エリアは大きな違いがあると思われがちですが、統一されて約30年経つ現在では、一見してわかるような違いはなくなってきています。

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ベルリンで危険なエリア

ミッテ

具体的には、観光客の多く集まるエリアはスリなども多く、気をつけた方が良いエリアと言えます。

危険な理由?①スリ

たとえば、ミッテ地区のフリードリヒシュトラーセ駅(Friedrichstrasse)やそのすぐそばにある博物館島周辺などは、デパートや博物館などに訪れる観光客を狙ったスリ、犯罪集団が集まっています。

スリは立ち向かってしまうと刺されるなどさらなる危害を加えられることが多く、ほとんどの場合が泣き寝入りをするほかありません。

特に多かったのは、障害者に関する署名活動のような用紙を持って近づいてくる若い女の子で、署名に協力しようとするとどこからともなく仲間が近寄ってきて、気付いた時にはカバンから財布が抜かれているという被害。

若い女性観光客を狙って5〜6名の男女の集団が囲み、混乱している観光客の隙を狙ってスリをするという手口も多くありました。

最近は警察の循環も強化されていましたが、筆者が目撃した限りでは、いずれも犯人グループはドイツ人ではありませんでした。

危険な理由?②大人数でのシェアハウス

ヴェディング駅周辺は外国人が多く住んでおり、7人〜8人でシェアしているアパートがたくさんあります。

実際に筆者が家探しをしていた際に不動産会社から紹介されたのも、ヴェディングにある8人でシェアしているアパートでした。

大人数でシェアしていることが問題なのではなく、人数が多いので、近隣に住んでいたらパーティなどの騒音がひどいこともあります。

また、自分がそのシェアハウスに住んでおらず、近所にそのような部屋がある場合は、特に、人の出入りが多い場所ではどんな人が紛れていてもわからないという怖さもあります。

実際に筆者はミッテ地区に数年住んでいましたが、大きな駅から少し離れれば閑静な住宅街で、家賃も高めな地域ですので、住民も大声を出したりするような人はいません。

大通り沿いは車の往来も多く、駅のまわりにはジプシーなどもいるので気をつけるようにしていました。

ミッテ地区はおしゃれなお店も多く、筆者も好きなエリアですが、住居を探す際はアパート前の人通りの多さや、観光客が集まる場所でないか?など調べてからの方が良さそうです。

ミッテのエリアは住民数がベルリンの中で一番多いエリアだそう。良くも悪くも目立っているだけかもしれません。

■ベルリンの住民数の統計データはこちら(ドイツ語です/2017年12月時点)

ベルリン 廃墟

ベルリン中心地にある廃墟

フリードリヒスハイン

ベルリンの壁を観光地として残してあるイーストサイドギャラリーがあるワルシャワシュトラーセ駅(Warschauerstrasse)、オスト駅(Ostbahnhof)の近くには若い方が集まるクラブが多くあります。

危険な理由?薬物やアルコール摂取による騒ぎ

クラブが多いゆえに、夜は大声で騒いだりする酔っ払いや、薬物などを摂取したちょっと危険な人たちを見かけることが多いです。

パーティーの会場内で騒いでいる分には良いのですが、泥酔状態でさらに片手にビール瓶を持ってふらふら歩いてる人たちも多く見受けられます。

もちろん、このエリアも住宅街に入ってしまえば一言で危険とも言い難いのですが、最寄り駅周辺にそういった人たちがたむろしていると怖いですよね。

ティーアガルテン

西ベルリンの中心として栄えていた、とくにベルリン動物園駅(Zoologischergarten)周辺が危険エリアの一つだと言えます。

危険な理由?薬物やアルコール摂取による騒ぎ

ここは1980年代にアヘンの売買が盛んになり、若い中毒者が集まっている場所でした。

いまは駅周辺も綺麗なショッピングセンターができるなど整理されてきていますが、夜にこの駅周辺を歩いているとちょっと目のすわった怖い人を見かけることがあります。

また、この近所に住んでいる方に聞いた話では、大通り沿いや住宅街でも入る道を一本間違えるとマフィアのような風貌の方々(実際はわかりませんが)がうろついていて、夜一人で歩くのは怖い場所もあるようです。

近辺には薬物を販売しているお店があるという噂もありますので、気をつけた方が良いエリアと言えるでしょう。

ベルリンで安全なエリア

ミッテ

危険なエリアでも上げていたミッテ地区ですが、安全な地域でもあります。

先ほども記載しましたが、大きな駅から少し離れた住宅地は本当に静かで外壁などの落書きもなく、綺麗で住みやすい場所も多くあります。

また、隠れ家のようなカフェや画廊もあります。

プレンツラウアーベルク

日本人オーナーのアパートがあるなど、日本人が多く住んでいる地区の一つです。

日本食レストランや韓国料理店なども多く、アジア食材のスーパーもあります。

日本人にとって住みやすい条件が揃っているとも言えるでしょう。

実際に筆者もこのエリアに住んでいたことがあり、治安も悪くないと言えます。

ただ、学生向けのアパートが多いことから、酔っ払った若者の叫び声が夜中に聞こえてくるということはよくありました。

変な人が付いてきたり、たむろしている若者がたくさんいるということもなく、怖い思いをしたことは一度もありませんでした。

シュパンダウ

中心部から少し離れた場所にあるこの地域は自然が多く、集合住宅だけでなく戸建ての住宅街がありとても静かです。

交通の弁は少し不便かもしれませんが、若者が集まるクラブなども少なく、大きな駅からも距離があるため、かなり安全な地域だと言えるでしょう。

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危険を察知することが大事

上記でご紹介した危険なエリア、安全なエリアはいずれも一部分です。

細かく見ていけばもっとたくさんのエリアがありますが、何より大事なことは自分で危険な場所を察知できることです。

具体的には、どんなこと、どんな人が自分に危険を及ぼす可能性があるかということをきちんと考えておくことが大切です。

たとえば、

  • 外国人の中でも英語やドイツ語で会話ができない方が多く住む地域では、トラブルが起きても話し合いができませんし、相手が危険な人かどうかを見極めることもできないので、アパートを決める際は近隣住民も見てから決める。
  • 遊びに行く際は、薬物中毒者や酔っ払いは会話が成立しない可能性が高いのでなるべく近寄らないようにする
  • スリが多いエリアを訪問するときは、カバンにファスナーがきちんと付いているものを持っていく

など、自分が気をつけていれば避けられる危険というものがほとんどです。

事前に心構えがあるかないかで、安全な場所もちょっと危険な場所に変わります。

ドイツ領事館のHPでも、気をつけるべきことなどが記載されています。渡独前に一読して自分なりに心構えを持って行動することが大切です。

URL:ドイツ領事館

もし危険な目にあってしまったら?

自分が住んでいるエリアで一番近い警察署や、在ドイツ日本大使館の所在地・連絡先は手帳などにメモして持ち歩いていると安心かもしれません。

ベルリンには日本のように街角に交番があるわけではありませんので、事件や事故にあった場合は自分で通報しなければなりません。

緊急通報は110番

緊急時の通報は日本と同じ110番です。

トラブルに巻き込まれてパニックになっても、この番号だけは忘れないよう、予めスマートフォンに登録しておくのも一つの方法かもしれません。

自分の住んでいるエリアの警察署

ベルリン警察HPにて、担当セクションの連絡先を検索することができます。

地図上で自分の住むエリアをクリックすると、警察署の所在地と電話番号、受付時間などを 確認することができます。

在ドイツ日本国大使館

ベルリンにあります。祝祭日には対応していない時がありますので、HPにて詳細をチェック してみてください。

所在地:Hiroshima strasse 6, 10785 Berlin
連絡先:+49 (0)30 210 94-0

ベルリンの治安まとめ

たった数年で市のイメージがガラリと変わってしまうくらい日々変化の激しいベルリンですが、慣れれば危険度の低い都市だと言えます。

ただ、なんの心構えもなく生活していると、危険を察知することができずに怖い思いをする人もいるかもしれません。

日本は世界的に見てもとても安全な国で、自分の身に起こりうる危険性を考えたことがない方もいるかもしれません。

移住の際はぜひ自分を守るためにも気をつけて生活するようにしてくださいね。

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