カナダのビザトラブル実例!本当にあった恐怖の強制送還

海外に入国・滞在する際に、予想も経験もしたことがないトラブルが発生し、思い描いていた海外生活を送れなくなってしまうことがあります。

今回は実際に日本人に起きたビザトラブルをご紹介します。

※個人情報を保護するために氏名や職業など一部情報を改変させていただいております。

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高額の入学金を支払ったのに通学不可!?

日本の大学を卒業後、英語を勉強しつつカナダでエステティシャンの学校に通おうとしたリホさん。

ビジタービザで入国し語学学校でのコースを修了した後、エステティシャンになるコースに通うため、学生ビザを申請しようとしました。

すでに高額の入学金を支払い、ビザの申請に必要な学校からの入学許可証が手元にある状態。申請は特に問題なく進むかのように思われました。

しかし、よくよく確認してみると、通うはずの学校は移民局からビザ申請の認定を受けていない学校であったことがわかりました。

学生ビザを申請するためには移民局が指定している学校からの入学許可証が必要になります。

ビザの申請条件を満たさなかったため、リホさんは入学金を支払ったにもかかわらずコースをキャンセルし、学校や入学時期を変更せざるを得なくなってしまいました。

ビザのエキスパートからひとこと

留学先の学校に関わる部分でトラブルに巻き込まれる若い方が多くいらっしゃいます。

学費の安さやプログラムのユニークさが魅力的な私立校ですが、中には移民局から指定されていない学校(※カナダ人向けに開校されているもので、悪徳業者というわけではありません)へ、気づかないうちに願書を出してしまう生徒さんもいらっしゃいます。

ビザの申請はすべて英語で行われるため、しっかりと内容を読んでいるつもりでも詳細までは確認できていなかったということも起こりがち…。

海外での目標を達成するためにも、ビザ申請をする際は申請条件を慎重に確認するか、専門家に依頼するようにしましょう。

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入国時にLineやFacebookを見られてしまい…

ワーキングホリデービザで入国し、居酒屋風のバーでバーテンダーとして仕事をしていたヒロキさん。カナダで彼女や友人もできて順風満帆な生活送っていました。

しかし、ワーキングホリデーで滞在できるのは一年間のみ。

どうやって滞在を延長するか検討していたところ、バーのオーナーから引き続き仕事をしないかと打診されました

カナダで仕事をするためにはワーキングホリデービザなどの就労ビザを保持していなくてはなりませんが、就労ビザを獲得するためには通常多大な時間や資金が必要になります。

ヒロキさんは滞在資金を節約し、就労を続けるためにビジターステータスで滞在を延長し、不法に仕事を続けることにしました。

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一年弱の滞在期間中にヒロキさんの不法労働は発覚することはなく、日本にいる家族や友人に会うために一時帰国し、再度カナダに戻ってこようとしました。

しかし、空港から入国する際に過去の長期滞在と資金繰りを怪しんだ入国管理官により、別室に通され数時間にわたる事情聴取を受けることに。

職員がヒロキさんのスマートホンに入っていたLineやFacebookなどのSNSを調べたところ、ビジターステータス中にシフトや給料など明らかに労働をしていたとわかるやり取りをしていたことが発覚。

管理官から強制退去命令が出され、翌日の便で帰国を余儀なくされることに。

入国記録にも記載され、住居などの契約解除もできないまま、カナダに入国することができなくなってしまいました

ビザのエキスパートからのひとこと

不法労働は非常に厳しく取り締まられており、発覚すると数年単位で入国を拒否されることもあります。

ワークビザの取得は簡単なものではないため、手っ取り早く就労するために規定を破ってしまう方も少なからずいらっしゃいますが、手間を惜しまず、手順を踏むことで安全、確実に仕事を続けることができる場合もあります。

発覚した際にはカナダのビザ・永住権申請へ影響が出ることはもちろん、強制送還されることも十分に考えられます。

不法労働のもつリスクが非常に高いことを肝に銘じ、しかるべき手段を取りワークビザを獲得しましょう。

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移住したい気持ちが表れすぎて…

カナダ移住をするために、カナダにあるカレッジ留学後、就労ビザを使って現地でヘアスタイリストをしていたメグミさん。
当初は夫と子供と一緒に滞在していましたが、ビザや仕事、学校の関係で家族は先に日本へ帰国することに。

メグミさんのみカナダに滞在し、数年かけて永住権申請のための準備を行い、就労ビザが切れる寸前にやっとの思いで申請を完了させました。

あとは結果を待つのみという状況で、一度日本にいる夫と子供に会うために日本へ帰国しました。

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夫と子供を連れ、もう一度観光ビザで入国しようとしたメグミさんでしたが、入国審査で止められ別室で事情聴取を受けることになってしまいました。

メグミさんに長期滞在および不法労働の意思があるのではないかと入国管理官が怪しんだのにはいくつか理由がありました。

  • 6ヶ月以内の滞在しか許可されていない観光ビザを使った入国にもかかわらず家族総出であったこと
  • 旅行で来たとは思えない量の荷物を持参してきたこと
  • さらに住所を聞かれてカナダ国内にあるアパートの所在地を答えてしまったこと

が要因でした。

決定打となったのは聴取中に雇用先であるサロンオーナーに連絡を取られ、オーナーが「メグミが戻ったら雇用するつもりである」とメグミさんを不法に就労させるつもりであるとも受け取られかねない応答をしてしまったことが大きな痛手となってしまいました。

深夜まで及ぶ聴取の結果、管理官はメグミさん家族に強制退去命令を出し、翌日の便での帰国を取り決めてしまいました。

この影響で永住権の申請も取り消しとなってしまい、一から申請の準備をしなくてはならなくなってしまいました。

ビザのエキスパートからのひとこと

永住権申請中に国外へ出国し再入国することは少なからずリスクが生じるため基本的にはお勧めしておりません

再入国の際に問題が生じると、メグミさんのように永住権の申請やビザの申請が取り消しになるなど重大な影響がでてしまうケースもあります。

外国人である以上、ビザを持っているいないにかかわらず入国には必ずリスクが伴います。

入国審査は基本的に関係者以外の人物が介入することは許されていませんが、事前に弁護士を代理人とする旨の委任状を準備しておくことで、弁護士が間に入って審査官と話す許可を得ることができます。

Orange LLPでは皆さまが安心してカナダでの生活を始めることができるよう、トラベルアシスタンスサービスを提供し、入国時はもちろん滞在中の不安やトラブル解消に努めております。

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最後に

カナダでの入国や通学・就労は外国人である以上、どのようなビザや許可証を持っていても少なからずあります。

決して自分は大丈夫だろうとは思わず、入国やビザの審査が不安な場合は専門家に相談し、希望する海外生活を始められるように準備を整えましょう!

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