ケアンズの治安情報。注意すべき危険地域と慎むべき4つの行動

世界最大のグレートバリアリーフと世界最古の熱帯雨林に囲まれた、オーストラリアの北北東に位置するケアンズ。

観光で賑わっている一方、片田舎でのんびりした町です。

そんなケアンズは旅行者にとって安全な場所?治安は?という疑問に現地在住者がお答えします。

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ケアンズとはこんなところ

最近、オーストラリア国内でも観光地として有名になってきた、ケアンズ。

人口16万人のとても小さい町です。

ケアンズは他都市に比べると犯罪率は人口の少ないがゆえに大都市よりは少なく、比較的住みやすい町だと言われてます

実際、私は10年以上住んでおりますが、犯罪や怖い思いにあった経験は一度もありません。

人々は穏やかで、自然被害や動物によるアクシデントなどが毎日のニュースです。

外務省の安全情報によると、ケアンズは渡航危険地域ではありません。

ですが、オーストラリア全体で日本の6分の1の人口しかいないのに、犯罪率は多いと書かれてます。

やはり一歩、日本から外へでると、そこは外国なのです。日本の常識は通用しないと思ってください。

ベンチに荷物を置き忘れた場合=確実になくなってます。

お財布を落とした=警察に行ってもほとんど見つかりません。

日本ほど、秩序が守られ安全な国はないと思います。

個人レベルでの警戒は怠らないようにしましょう。

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実際にケアンズで聞いた犯罪の話

今から20年ほど前になります。

ワーキングホリデーで渡豪した日本人女性が銃で撃たれて湿地帯に遺棄された事件がありました。

日本でも凶悪事件としてニュースになり、大きくメディアに取り上げられました。

Grafton<グラフトン>通りには彼女の慰霊碑が立てられるほど、当時ケアンズでも衝撃的な事件だったと伺えます。

その後、日本人が被害にあってニュースに取り上げられたという大きな事件は聞きませんが、私が2004年に渡豪した時に聞いたケアンズの危険スポットは2017年の今でも変わりありません。

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ケアンズで注意すべき危険地域は?

Minnie<ミニー>通り

特に線路の後ろ側です。

過去にレイプ事件があったとのこと。夜間の一人歩きは危険です。

ケアンズセントラルの後ろ

夜間は人通りが少なく、ひったくりなどの被害が多いとのこと。

この2カ所は今現在も、ケアンズに来ているワーキングホリデーの人たちが危険スポットとして認識しているところです

また男性が被害にあうというよりは、女性の被害が多いです。

女性の方は夜間は人通りの多いところを歩く、または露出の少ない服にする等の自分なりに気を付けて行動することをおすすめします。

オーストラリアで気を付けること

ケアンズだけでなくオーストラリアでは常識として、身の安全の為に絶対してはいけないことがいくつかあります。

夜のナイトクラブ、自分のお酒から目を離さない

友人とクラブに飲みに行き、意気投合したオーストラリア人と飲んでいたら、お酒に薬を入れられ、レイプされたという話をよく聞きます。

飲み途中のグラスを置いて席を離れないでください。

離れる場合はグラスごと持っていくか、または飲み干してから席をたちましょう。

旅行先の外国人男性との出会いは女性にとってかなり魅力的ですが、楽しい思い出が悪夢にならないよう、お酒はたしなむ程度がおすすめです。

ヒッチハイクはしない

男性でも女性でも決してヒッチハイクはしない、そしてヒッチハイカーは乗せない事です。

実際にオーストラリアでバックパッカーが数人殺害されるという猟奇事件があり、映画まで作られました。

『Wolf Creek』という作品です。

気になる方はぜひ一度観ていただき、自分の身を引き締めてもらいたいです。

また、ケアンズのあるクイーンズランド州はヒッチハイクを禁止しております

それだけ、殺人、レイプ、傷害、盗難などの被害が後を絶たないからです。

親切でヒッチハイクの人を乗せても、後ろからナイフを突き出してくることもあります。

ヒッチハイクはしない、乗せないが鉄則です。

車に貴重品は置かない

車上荒らしはケアンズよりはゴールドコーストのビーチでサーフィンをしに来るサーファーを狙っての犯罪で有名です。

とはいっても貴重品を座席に置きっぱなしであれば、運が悪いとドアを割って持っていかれる可能性はあります。

持ち運びが不便な貴重品はトランクの中か、座席の下などに外から見えないように隠しておきましょう。

公共の乗り物で寝ない

夜の電車で疲れた会社員の人たちが大きな口を開けて寝ている風景は日本ぐらいでしょう。

オーストラリア人は誰一人市バスの中で寝ている人はいません。

乗り降り自由な市バスはスリなどの犯罪が行いやすいということです。

ちなみにケアンズの観光鉄道や、ツアーバス、ボート内での盗難は起こりにくいのでご安心ください。

その理由とは全員が高いツアー代金を払って参加している観光客であるのと、もし犯罪を起こした後、密閉されててすぐに逃げることができないことが犯罪者の心理を追い詰めるとのことです。

【厳選!安全対策グッズと知識をお伝えします】

  • 財布の数は2つ以上
  • 革財布で高級感を。さらにチェーンも複数つける。
  • 「スキミング防止」機能付きのパスポートケースやバッグを選ぶ
  • 体に密着したかばんを
  • 窃盗防止アイテムをいくつか所持する
  • 犯罪の100倍遭遇!?交通事故を防ぐ反射リストバンド
  • スーツケース施錠は必須。必須の南京錠
    など、防犯グッズと安全対策を押さえておきましょう。

詳しくは:【海外生活に必須】オススメ防犯グッズ15選(スリ・盗難〜自宅の安全対策まで)

現地のアボリジニーとの接触は極力避ける

また、番外編ではありますが、現地のアボリジニーの人との極力な接触は避けましょう。

生活保護を受けているアボリジニーの方たちは、昼間からお酒を飲み酔っぱらって町中で寝転がっているという姿を目にします。

ケアンズ内は昔よりはアボリジニーの姿を見かける機会が少なくなりましたが、それでもケアンズ市内中心のシティプレイスで複数集まっている時があります。

タバコを吸う人を見たら、『タバコくれ』とか『タバコが買うのにあと1ドルくれ』だの執拗に絡んできます。

無視をするとののしってくる人もいます。

また、これは聞いた話ですが、自分たちの土地に勝手に入ってきた外国人を毛嫌いしている人たちもいるとのことです。

その心は本人のみしかわからず、何をされるかわからないので、近くにいて話しかけてきても、挨拶のみで立ち去ってください。

以上、4つを挙げましたが、いずれも非常に些細なことばかりです。

オーストラリアでの常識を知らないのと、知っているのでは大きな違いです。

まとめ

ここまで聞くと、なんだかオーストラリアは危険だから、ケアンズ旅行を取りやめにしようかなと考える人がいるかもしれません。

でも、そうではありません。

最初にも書きましたが、私はこの10年間、運がよかっただけかも知れませんが、ケアンズで何の被害にもあってません。

ただ今一度、ここは日本ではなく海外なのだというとことを認識し、みなさんのちょっとした心構えで犯罪は十分防げますので、安心してケアンズにお越しください。

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