「仕事のために生きる」から「生きるために働く」へ~オーストラリアで叶えた理想の生活とキャリア~

※この記事はせかいじゅうサロンの「海外在住者ピックアップ」企画で、紹介された内容です。

せかいじゅうサロンメンバーの皆さん、こんにちは。ㅤ

オーストラリア在住のセイ佳子です。ITスペシャリストとして13年前にオーストラリアに移住し、シドニー、ブリスベンに住んだ後、現在はカフェとグルメと移民の街、メルボルンに住んでいます。

日本とは時差が1-2時間しかなく、日本食も手に入りやすいので、日本人には住みやすい国です。ㅤ

移民国家のオーストラリアは労働力人口の1/3が海外生まれ。街を歩いていても職場でも、世界中から来た様々な人種だらけなので、外国人としての疎外感を味わうことはありません。ㅤ

職場ではアジアやヨーロッパ、南北アメリカ、中東など、世界中から来た同僚たちと一緒に仕事をしています。

特にIT分野では英語が母国語でない人も多く、地元のオーストラリア人の方がマイノリティという職場もめずらしくありません。ㅤ

この国に移住してからは、人生が180度変わってしまいました。

「仕事のために生きる」から「生きるために働く」へ。日本での残業ばかりの生活から一気にワークライフバランスの取れた生活に激変し、人生を心から楽しめるようになりました。ㅤ

個人主義の国なので会社や社会より個人の幸せの方が優先され、仕事よりプライベートや家族の幸せのほうが大切という価値観が社会に浸透しています。多文化主義のため、どんな人種でもみな平等に扱われるべきという社会通念があるのも外国人にはありがたいことです。ㅤ

私はこれまで様々な業界の会社に転職をしながら仕事をしてきました。世界のどこでも働ける力を身につけたことで、自分の好きな人生を好きな場所で生きられるようになり、大きな自由を手にしました。ㅤ

ハウスウォーミングパーティの一コマ。
友人たちが手づくりの料理をたくさん持ってきてくれました。
全員違う国出身です。

海外移住前の経歴

私の最初の仕事は、日本企業の事務職でした。

典型的な日本の会社で、女性は早く結婚や出産をして辞めることを期待される雰囲気があり、かといって適当な結婚相手も見つからず、将来のキャリアにも行き詰っていました。

また日本の企業文化にも馴染めず毎日会社に行くのがつらかったのですが、転職しようにも手に職はなく、八方ふさがりでした。

そして何か専門スキルを身につけなければ、と藁をもすがる思いでアメリカへ留学します。

初めての海外生活は、アメリカの自由でおおらかな空気を満喫できた素晴らしい体験でした。

このときに様々な人種のクラスメートや教授と触れ合うことができ、日本にいたら体験できない異文化体験をしました。

その後奨学金(海外の奨学金は返済なし)を使って情報システム修士コースに進学します。

それまで英語の環境があるわけではなかったので英語には苦労しました。また日本では完璧な文系だったため、技術系の専門領域を勉強するのにも苦労しました。

貯金はほとんど使い果たし、人生最大の貧乏生活。それでも専門スキルと英語を身につけることが出来たのはかけがえのない人生への投資でした。

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海外転職の決意から永住権取得まで

日本に帰国して外資系のコンサルティング会社に就職、ITプロフェッショナルとしてのキャリアをスタートしました。

2年ほど勉強しただけで大きくキャリアアップできる海外のキャリアシステムには驚きました。その後いくつかの外資系会社で世界中の同僚たちと一緒に働き、いろいろな国に海外出張にも行きました。

海外のいろいろな国を見ているとどんどん視野が広がっていき、日本という国についても広い視点から観察することができるようになりました。

社会制度、就労システムと仕事に対する価値観、労働環境、女性や多人種などのダイバーシティに対する価値観、国家としての将来性など、いろいろな視点から日本と海外の国を比較し、自分がこれから住んで本当に幸せと思える国に住もうと決意しました。

そして世界20か国を旅しながら移住先としての視察をし、アメリカ、カナダ、オーストラリアの永住権を申請しました。実際移住までの準備にはかなりの年数がかかりましたが、最終的にはオーストラリアの永住権を取って移住しました。

近くのビーチ沿いの遊歩道がいつのも散歩コースです

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ガラリと変わった就労環境

移住後はオーストラリアの企業やグローバル企業で多くの転職をしながらキャリアアップしてきました。

日本の毎日夜9時や10時に帰る生活からいきなり5時にピタリと帰る生活になりました。

この国では残業をすると効率よく仕事をできず時間がかかる人、仕事ばかりしていて家族を大切にしない人と思われかねません。同じような仕事をしているのに、住む国を変えただけで労働に対する価値観が劇的に変わったのは本当にびっくりしました。

休暇も1か月は普通で、それ以上取る人もいます。

もう一つビックリしたのは、英語圏に移住したとたんに世界中のリクルータから仕事の話が舞い込むようになったことです。

特にIT業界では人材の流動性が高く、海外に行って仕事をしたり外国人と仕事をするのは一般的です。

そんな環境なので、国外から来る移民だけでなく、海外へ行って仕事をするオーストラリア人や、いろいろな国に移住する人もとても多いです。

私の同僚たちはまるで日本人が他県に引っ越すような感覚で海外に引っ越ししていきます。日本を一歩出てみると、長い人生の一部を海外で過ごす選択をする人はめずらしいことではありません。

会社のクリスマスイベントで部門対抗戦の寸劇をやりました。
多国籍の職場は愉快な人が多く、リラックスムードです

ゆとりのあるオーストラリアの生活

私の移住国選びの条件の一つは自然が楽しめてのんびりしている環境でした。

今はビーチのすぐ近くに住み、普段はビーチ沿いの散歩を楽しんでいます。

オーストラリア人は野外で楽しむのが大好き。公園やビーチには必ずピクニックテーブルとベンチ、無料で使える電気式バーベキュー台が設置されているので、いつでも野外での食事を楽しむことができます。

内陸へ少し車を走らせるとすぐに牧場を見渡す景色になり、一時間ぐらいでワイナリーにも行けます。山の方に行くとハイキングやキャンプが楽しめます。

トレーラー式キャンパーでキャンプへ。
目的地に着いたらキャンバス地のテントを引き出して組み立てます。
中にはマットレス、ふとん、炊事用具、プロパンガスなどが設置されて快適です。

移民が多い国なので世界各国の食材を手に入れることができ、世界のレストランで食事が楽しめるのも食いしん坊の私には重要なことでした。日本ではなかなか手に入りにくい食材を使って新しい料理に挑戦しています。

友人は世界各国から来た人が多く、人種や年齢にかかわらず気軽に付き合えます。元旦には毎年多人種の友人を招いておせち料理を作ってふるまうのが慣例になっています。意外なことにみんな喜んで食べてくれます。

アウトドア好きで料理と掃除と大工仕事が得意な、すてきなオーストラリア人と伴侶にも巡り会うことができました。自分が自分らしくいられる環境に身を置いたからこそ、いい出会いを引き寄せたのだと思います。

正月には毎年おせち料理を作って友人たちを招き、新年会をします

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現在の活動とこれからやりたいこと

私が海外移住を目指したしたとき、まわりに相談できる人がほとんどいなくてとても苦労しました。

日本から自力で海外転職する人は他の国に比べて圧倒的に少なく、生の情報は限られています。また最近はソーシャルメディアでいろいろな情報が手に入りますが、逆に情報に振り回されて本当に自分に必要な情報にたどり着きにくいこともあります。

自分自身が海外に住むという選択をして人生が変わり、幸せな人生を手に入れることができたことから、もっと多くの日本人に海外で働くという選択肢を持ってほしいと強く願うようになりました。

今はこれから海外転職を目指す人たちをサポートするため、せかいじゅうキャリアの海外転職コンサルタントとして活動をしています。私の海外での豊富な転職経験がこれから海外を目指す方たちの役に立てればこんなにうれしいことはありません。

これから海外転職を目指す方へ

日本人が海外で収入を得てある程度の生活レベルを長期間にわたって維持するのはそれほど簡単なことではなく、困難にもたくさん直面するでしょう。

でも自分の好きなことをしていたり夢に向かって頑張っている時にはそれほど苦労は感じないものですし、苦労の後に何かを得たときの喜びは何ものにも勝るものです。心に強い意志を秘めている人はぜひ行動を起こしてほしいです。

海外に短期滞在するときと、就労ビザをとって長期的に滞在するときのアプローチのしかたは違います。きちんとステップを踏んでやるべきことを確実に実行していけば、あなたも海外就職を実現できます。ㅤ

海外から日本を見ていると国内にいては見えないことが色々見えます。日本を始めとして、今はどんな国に住んでいてもここにいたら安全という時代ではなくなりました。

一つの国でしか生きられないのはリスクが高い時代です。グローバルに通用するキャリアを身につければ人生における自由度と選択肢が高まり、暮らしたい場所で暮らせるようになります。

皆さんの『これから住んで本当に幸せと思える国』への移住を応援しています。

海外でのキャリアについて質問がある方は遠慮なくご連絡ください。

読んで頂き、ありがとうございました。

近くのビーチでは海水浴もしますが、一番のお気に入りはワインとチーズと軽食のピクニックです。

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