サンフランシスコ5つの交通機関の乗り方を紹介

サンフランシスコはアメリカの都市の中では比較的に面積が小さく交通機関が非常に発達しているため、ラクに市内及びその周辺をまわることができます。

よほど辺鄙な場所に住んでいない限り、車は必要ありません。観光だけなら尚更です。

しかし、便利なぶん交通機関の種類が多いため、最初は混乱するかもしれません。

私も来た当初は目的地に行くためにどれを使えばいいのか、またその乗り方さえも分からず、だいぶ苦労しました。

今回は、そんなサンフランシスコで代表的な5つの交通機関の特徴と乗り方をご紹介したいと思います。

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1. Muni (ミュニ: バス・地下鉄)

Muniとは、サンフランシスコ市が運営するバス(Muniバス)と地下鉄(Muniメトロ)のことで、おそらく一番メジャーな交通機関です。

Muni photo:flickr by Martijn van Exel

Muni photo:flickr by Martijn van Exel

サンフランシスコ市内にいくつもの路線がまるで血管のように張り巡らされているので、市内観光だけであればこれだけで十分です。

Muniバスは番号で振り分けられているのに対して、Muniメトロはアルファベットで分けられています。

ちなみにMuniバスの場合、同じ番号でも「R」が付いているものと付いていないものがありますが(例: 38, 38R)、Rというのは快速という意味です。

速い分、ある一定のバス停にしか停まらないので、自分が行きたい場所で停まるかどうか事前に確認が必要です。

チケットの料金と購入方法

料金:1回2.75ドル

両方とも共通して1回2.75ドルですが、乗車してから90分以内であれば、何度でも乗車可能です

購入方法は、普通の路面のバス停にはチケット販売機が設置されていないので、バス・そして地下鉄が路面を走る区間では、一番前のドアから乗車して車両さんに料金を支払います

ここで注意しないといけないのが、お釣りが出ないので2.75ドルちょうどを払わないといけない、ということです。

料金を払うと、車両さんがチケットをくれるのですが、このチケットにその日の日付と、時間が30分前に区切られて印刷されています。

だいたい乗車してから90分後の部分でチケットがちぎられており、それが乗り換えができる制限時間、ということになります。

地下鉄の駅から乗車する場合は、ちゃんと改札前に券売機があるので、そこでチケットを購入します。

尚、もし無賃乗車してそれがバレた場合(たまに抜き打ちでチェックが入ります)、100ドルの罰金を払わされることになるので注意して下さい。

なお、1ヶ月以上サンフランシスコに滞在する方には、マンスリーパスをお勧めします

大人75ドルで1ヶ月Muniバス・地下鉄ともに乗り放題です

もしMuni以外にサンフランシスコ区間内のバート(後述します)も乗るのであれば、それより少し高めの94ドルになります。

このマンスリーパスはチケットとして発券できるほか、後述するクリッパーカードにチャージすることもできます。

クリッパーカード

毎回の乗車でいちいちチケットを買うのが面倒な方には、「クリッパーカード」をお勧めします。

これは日本の「Suica」のようなプリペイド式の電子カードで、事前にチャージしておけばいちいちチケットを購入する手間が省けて便利です。

クリッパーカード自体は3ドルで、地下鉄の駅、Walgreens(薬局チェーン)、またオンラインで購入することができ(オンラインで購入の場合は0円)、チャージもその3箇所で行えます。

ちなみにこのカードは後述するケーブルカー、バート、カルトレインなど市内で運行するほぼ全ての交通機関でも使用することができます。

どの車両にもクリッパー用の読み取り機があるので、そこにかざしてから席につきましょう。

乗車中・下車

バス・地下鉄の両方に共通なことですが、乗車している間、アナウンスは基本的にありません

それに電光掲示板もありません。

つまり、今乗っている車両がどこを走っているかは、自分でチェックするしかないのです。

下車する場合、地下鉄は日本と変わりありません。降りたい駅で普通に降りればいいだけです。

しかし、バスの場合、車両内の壁に張り巡らされているロープを引くことで、「次の駅で停車して下さい」と合図しなければなりません

これをしないと、バスが自分の降りたい駅を普通にスルーしていく場合があるので要注意です。

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2. ケーブルカー

90年代に放送されていたアメリカのドラマ「フルハウス」を見たことがある人は、これに見覚えがあると思います。

フルハウスはサンフランシスコを舞台にした家族ドラマ・コメディーで、オープニングやドラマ内の随所でこのケーブルカーが登場します。

坂道の多いサンフランシスコを観光するのにまさにうってつけで、有名なランドマークの一つです。

sanf-trans02

Muniと同じく市によって運営されており、朝6時から夜の12時まで、だいたい10分間隔で運行しています

路線は

  1. パウエルハイドライン(青)
  2. パウエルメイソンライン(赤)
  3. カリフォルニアライン(緑)

の3種類があります。

・パウエルハイドライン(青)とパウエルメイソンライン(赤)

2つともパウエル駅から出発し、ユニオンスクエア、チャイナタウンを経由して、フィッシャーマンズワーフという有名な観光スポットに到着します。

途中、サンフランシスコのもう一つのランドマーク、ゴールデンゲートブリッジを左手に見ることもできます。

・カリフォルニアライン(緑)

ファイナンシャルディストリクトからバネスアベニューまでをカリフォルニアストリート沿いに東西に結んだ路線で、通常他の路線よりも空いています。

「ノブヒル」というお金持ちの優雅なエリアを通り、ゴシック建築の荘厳な「グレース大聖堂」を見ることができます。

チケットの料金と購入方法

チケットはケーブルカーの発着所にある売り場で購入するか、乗車後に車内で車両さんに支払います。

料金は1回7ドルと少し高めですが、もし1日に何回か乗る予定でしたら、1日乗り放題パスポート(21ドル)がお勧めです

この他にも

  • 3日間乗り放題(32ドル)
  • 7日間乗り放題(42ドル)

がありますので、もしのんびり観光する場合は検討してみるのもいいでしょう。

なおこれらの乗り放題パスポートはケーブルカーだけではなくMuniにも使用することができるので、乗り換えに便利です。

尚、こちらがMuniとケーブルカーを運営するSFMTA(サンフランシスコ市交通局)の公式サイトです。https://www.sfmta.com/

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3. Bart (バート:高速鉄道)

BARTとはBay Area Rapid Transitの略で、サンフランシスコのほか、バークレーやオークランドなどのベイエリア各地をつなぐ高速鉄道システムです。

BART photo:flickr by Ting Chen

BART photo:flickr by Ting Chen

また、サンフランシスコ国際空港にも接続しているため、空港との行き来にはこれを使うのが一般的です。

全部で6つの路線があります。

車両の中は広々としていて混雑も少ないため、ゆったりと外の景色を見ながら過ごすことができます。また、自転車を中に入れることも可能です。

チケットの料金と購入方法

駅の改札にある券売機でチケットを購入しますが、ここで一つ問題があります。

それは、「チケットの買い方がとてもわかりにくい」ということです。アメリカ人でさえ券売機の前で立ち往生している姿をよく目撃します。

簡単に説明すると、「プリペイド式のチケットに、目的地までの料金をチャージする」というやり方です。

詳しく説明すると、まず券売機の隣にある料金表で目的地までの料金を確認します。

また、バートの公式サイトにある「料金計算ツール」で事前に計算することも可能です↓
https://www.bart.gov/tickets/calculator

例えば料金が4.25ドルだったとしましょう。

それで、もしあなたが4.25ちょうどを持っていない場合は、とりあえず5ドルを券売機に入れます。

すると、Print $5 Ticket、Subtract $1、Subtract 5¢ (セント)などの表示が出てきます。

もし5ドル分そのまま発券したかったら、Print $5 Ticketを押します。

4.25ドルちょうどで発券したい場合は、Subtract $1, Subtract 5¢ (セント)を押して、5ドルからちょっとずつ金額を引いていきます。(※Subtractとは、「引く」という意味です。)

4.25ドルちょうどになったら発券ボタンを押します。

お釣りはすべて25セント硬貨で出てくるので、この場合、25セント硬貨3枚がかえってくることになります。

そのチケットを改札に通して乗車し、降車駅の改札でそれをまた通せば、その乗車区間の料金がチケットから自動的に引かれます。もし余りがある場合は、次回の乗車時に引き続き使うことができます。

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Caltrain (カルトレイン:鉄道)

Caltrainとは、サンフランシスコを始発として終点のギルロイまで南へ走る鉄道システムのことです。

Caltrain photo:flickr by Domas Mituzas

Caltrain photo:flickr by Domas Mituzas

主に通勤列車として使われていますが、マウンテンビューやサニーベール、サンノゼなどのシリコンバレーを通るので、GoogleやAppleなどの世界的なIT企業の本社や世界屈指の名門校スタンフォード大学を観光する際にも便利です。

通常列車の他にBullet Trainと呼ばれる快速列車もあり、サンフランシスコ — サンノゼ間を最短1時間弱で行き来することができます。

サンフランシスコ駅は、ベースボールチーム「ジャイアンツ」のホーム球場「AT&Tパーク」のすぐ隣にあります。

車両は2階建てで、自転車を載せることもできます。

チケットの料金と購入方法

料金は乗車するゾーン(区間)によって違います。

自分の今いるゾーンと降りたいゾーンが何区間分なのかによって、料金が変わってくる、ということです。

例えば、あなたが今ゾーン2にいるとします。降りる駅がゾーン5内であれば、ゾーン4区間分の料金を払うことになります。

料金表は以下の通りです。
http://www.caltrain.com/Fares/farechart.html

1日に何回か乗り降りするのであれば、1日乗り放題パスをお勧めします。

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Uber

サンフランシスコで生まれた新しい配車サービスで、世界中で毎日100万人以上が利用していると言われています。

日本でも東京で2014年8月から本格的にサービスが開始されました。

サンフランシスコは交通機関が発達しているため車を使う必要が無いと言いましたが、どうしても危険な地域を通らないといけない場合や夜中に外出しないといけない場合に、Uberがとても役に立ちます。

使い方はいたって簡単。

まず事前に専用のアプリをスマホにダウンロードして、基本情報とクレジットカード情報を登録します。

車を呼びたい時にスマホで目的地を設定すれば、到着予定時間と料金の目安が表示されます。

また、迎えに来てくれる車の車種、位置、ドライバーの情報、その車があなたの現在地まで到着する予定時間なども同時に表示されます。

ドライバーに目的地を告げる必要はなく、また料金は事前に登録したクレジットで決済されるので、降車時の精算も必要ありません。

ドライバーはタクシーと違い一般の人ですが、ドライバーになるための審査基準は厳しく、また彼らは利用者によって常に評価され、それが公開されているので、ボッタクリなど変なことはできません。

利用方法によってはタクシーよりも安く、そして安全に利用できることが、Uberが世界中で大流行している理由です。

Uber公式サイト
https://www.uber.com/ja-JP/

サンフランシスコ5つの交通機関まとめ

読んでいただけた通り、サンフランシスコには数多くの交通機関が存在します。

車を使わずに観光、生活できるのはとても便利で、これは交通網が発達した大都市だけの特権でもあります。

私自身、車も免許も持たずに、3年半過ごしてきました。最初はその交通機関の種類の多さに戸惑うかもしれませんが、慣れてくればこんなに便利なことはありません。

ぜひ、これらの交通機関を駆使して、快適にサンフランシスコを満喫していただきたいです。

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