LAに渡って価値観が逆転ーアメリカ版ワーホリ”J1ビザ”の魅力

※この記事はせかいじゅうサロンの「海外在住者ピックアップ」企画で、紹介された内容です。
サロンメンバーの皆様、こんにちは。

アメリカロサンゼルス(LA)在住の安斎佳美(Yoshimi Anzai)と申します。

2008年12月からLA在住になりますので、ちょうど在住歴13年になります。

移住当初はとても嫌でした。しかし、日本とロサンゼルスの往復生活を続けるなかでロサンゼルスの魅力、日本社会の違和感を感じ、今ではもっとたくさんの日本人の方にアメリカで活躍してほしいと”J1ビザで日本人応援プロジェクト!”を掲げてアメリカにくる日本人のサポートをしています。

LA移住のきっかけと経緯

LAに渡米したきっかけは、仕事の関係で、2007年7月以降、3か月ほどの出張を数回ほど繰り返していたのですが、正式に就労ビザを取得して、渡米したのが2008年12月になります。

それが移住の経緯にもつながるのですが、日本では5年ほどアメリカ専門の留学やインターンシップを扱う斡旋エージェントに勤務していまして、その会社がアメリカにも現地オフィスを構えており、ちょうどLAオフィスのスタッフが退職し、オフィスに誰もいない状態になり、急遽、すぐにLAに行けるフットワークが軽い独身人間が私しかいないという理由で、イヤイヤ、 LAに出張で来たのが始まりです。

大学在学中に半年間のアメリカ留学を経験し、大学卒業後に社会人経験を経て、オーストラリアのメルボルンにも3年ほど留学していましたが、それ以降は、日本での生活にどっぶり浸かっていたので、アメリカ行きには、まったく乗り気ではありませんでした。

アメリカ行きに乗り気ではなかった一番の理由は、当時、結婚を見据えて交際をしていた彼がおり、彼に会えなくなることもそうですが、ちょうどお年頃の年代でもあったので、婚期を逃す!という気持ちがありました。

ですが、一度、現地で業務をしてしまうとお客様との関係も築いていきますし、無責任にはできないという気持ちが強くなり、ビザなしの出張には滞在日数にも限界があったので、最終的に駐在員向けの就労ビザ(L-1ビザ)の取得しました。

彼との関係もあったので、会社とは就労ビザ取得するにあたって、3ヶ月に一度、日本に1ヶ月滞在することを条件にアメリカ駐在を承諾しましたが、いつでも日本に帰国できるように、必要最低限の家具以外は購入せず、いまでいうミニマリストのような部屋で生活していました。

今考えると本当にお金がもったいないと思いますが、その当時は、彼と遠距離恋愛を継続するために、日本では賃貸マンションを契約したまま、LAと日本を行き来する二重生活を送っていました。

そんな経緯でLAに来たので、LAに対しては、正直、あまりどうでも良いという感じだったのです。

ただ、気候がよく、青い空に囲まれて生活していると、毎日気分が良いなというのは感じていました。

また、英語での会話にも慣れてきて、自分のリスニングやスピーキングが上達してきていることが実感でき、もっとスピーキング力を上げたいという気持ちもありました。

LAマラソンに出場し、完走した後の1ショット

LAマラソンに出場し、完走した後の1ショット


LAと日本を行き来する生活をしている中で、日本に帰国するたびに、日本本社に対する違和感や日本社会へのAway感を感じるようになり、気持ちに変化が出てきていました。

ちょうどLA在住3年が経過したころから、この変化を強く感じるようになり、LAに帰国すると我が家に帰ってきたような安心感とホッとするような気持ちにもなっていました。

日本に一時帰国すると、毎回、本社でいろんなミーティングに時間を使われ、時間をかけてもなんの結論もなく、方向性も見えないミーティングに意味があるのか?と疑問を感じたり、

なんのために呼び出されたのかわからないようなクライアントとのミーティングや会議があったり、

本社や日本企業が決定までに時間がかかること、

稟議書など無駄に?プロセスや確認事項が多いことなど、仕事上での違和感も感じていました。

アメリカは、仕事のやり方として効率化を重視するので、ミーティングやビジネスの決定も効率的でスピードが大切でもあります。

また、電車の中の日本人を見ていると、みんな無言で携帯ばかり見ていて、疲れていて、楽しそうに過ごしているようには見えない光景がとても気になり、

LAでは、みんな陽気で楽しそうにしていて、人の会話や笑い声がいろんなところで聞こえるなと日本との違いを感じていました。

そんなことから、日本との感覚や考え方のギャップ、Away感を感じるようになったのだと思いますが、これは、日本とLAと定期的に行き来していたから、より実感できたのだと思います。

そして、日本と同じスケジュールで仕事をしているのに、LAの方が時間的にも気持ち的にも余裕があり、仕事の後や週末に自分の時間ができる生活が送れていました。

なんで日本にいると毎日忙しくて、時間がないんだろう?と、その頃、よく考えていたのですが、日本ではせかせかと生活していて、毎日の通勤にもかなりの時間を使っていて、ストレスにもなっていたんだなということにも改めて気付かされました。

セドナに旅行した際に、ハイキングで岩登りをしたときの断崖でのショット

セドナに旅行した際に、ハイキングで岩登りをしたときの断崖でのショット

その後、L-1ビザでの滞在可能期間が満了する在住6年目のタイミングで、別の就労ビザに切り替えるか、会社のスポンサーで永住権を申請するかという選択肢になり、取得できる可能性があるのであればという感じで、永住権を申請し、1年ほどで取得することができました。

永住権を申請することは、私にとってはアメリカに移住することを決心したということでもあり、彼との遠距離恋愛も解消することも決断しました。

LAにいると、年齢を聞かれたりする機会がほとんどなく、自分の年齢を意識することが無くなってきていたので、そのころには婚期を逃すという感覚も無くなっていました。

日本にいると年齢を聞かれることが本当に多くて、年齢で判断されることが多いなというのは、LAに来てすごく実感しました。

それから、日本のように、こうでなければいけないというルールもなく、他人から何かを言われることもなく、海外に住んでいる方は皆さん感じると思いますが、周りの目を気にせず生活できる自由さや開放感がLAにはありました。

アメリカ移住の決断に大きく影響したのは、LA(アメリカ全体)で働いている日本人の方々が、皆さんとても前向きでガッツがあって、エネルギーが高い人ばかりで、そのような方に囲まれて生活した方が日本で働くよりも楽しく、いろいろな方々と交流できること、アメリカでビジネスを経験することで自分の成長にもつながると感じたことが大きかったです。

アメリカに住んでいる日本人の方は、海外で暮らすことで少なからず苦労や困難も経験していますので、精神的にもタフですし、ガッツがあります。

特に、アメリカで起業したり、ビジネスをしている方は、日本では起こり得ないような経験もされていますので、それを乗り越えるエネルギーや熱量がある方がたくさんいらっしゃいます。

日本では出会うことがないような方や年代の違う方とも親しくなったり、交流できるのは海外にいるからこそ経験できることだと思いますし、そのような方に囲まれた環境で生活していきたいというのは感じていました。 おそらく、私が日本にいたら、自分で独立して、起業するなんてことは絶対にしていなかったですし、起業することが普通な環境のアメリカにいたからこそだと思います。

アメリカで独立起業したことは、私の人生で1番のチャレンジでもありましたが、幸いなことに苦労や失敗だと感じたことはなく、会社勤めでは当たり前になっていたことが、逆に集客やウエブサイト、営業、売上、経費管理などすべて自分でやらないといけないことで、すべての経験がありがたく、感謝を感じることができたことは起業したおかげでもあります。

今では、LAにどっぷり移住し、早いもので13年が過ぎようとしています。

ロサンゼルスで海釣りに行って、ロックフィッシュが釣れた時のショット

ロサンゼルスで海釣りに行って、ロックフィッシュが釣れた時のショット

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私の仕事・アメリカJ1ビザについて

私の仕事ですが、LAに渡米するきっかけとなった留学斡旋エージェントを含めて、留学分野には16年ほど従事しており、その中でもアメリカのJ1ビザという若手人材向けのキャリアアップを目的としたインターンシップビザに携わってきました。

2016年に独立起業し、現在、J1ビザを専門に扱うJ1ビザコンサルタントとして、J1ビザでの求人案件の紹介からJ1ビザ取得までの手続きサポート、現地生活サポートなどのサービスを提供しています。

J1ビザは、あまり日本人には知られていない認知度が低いビザなのですが、アメリカにはワー ホリ制度がありませんので、代わりに、若手向けの将来のキャリアアップに役立てることを目的としたJ1ビザがあり、アメリカ版ワーホリのようなビザです。

インターンシップと言っても、社会人向けのインターンシップでもありますので、現役、大学生から35歳ぐらいまでの社会人の方でもJ1ビザは取得することができます。

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J1ビザに関わる私の役割と取り組み

アメリカ留学を扱っているエージェントはたくさんありますが、このJ1ビザを扱っている日本人エージェントは少なくて、J1ビザのプレイヤーがあまりいないというのが現状です。

以前は、結構たくさんいたJ1ビザエージェントですが、最近は、片手に入るぐらいの数しかいないような気がします。

アメリカはビザの取得が厳しく、ハードルが高いと言われる中で、それでも、アメリカに憧れて、アメリカに行きたい、アメリカで働きたいと思っている日本人の方は、たくさんいると思っています。

日本人のJ1ビザのプレイヤーが少ない現状を見ていると、それでなくても、近年、アメリカに住んでいる日本人は、他国の外国人と比べて、かなりマイノリティになっているのですが、ますますアメリカに来る日本人が減少してしまう!、アメリカに日本人がどんどん少なくなってしまう! アメリカに住む日本人として、母国である日本や日本人に対して、貢献できることはないのか? というミッションみたいなものを感じていました。

そして、私が持っているスキルや経験を活かしてできることは、このJ1ビザを利用して1人でも多くの日本人をアメリカに送客し、アメリカで活躍する日本人を増やすことが私の役割だと思い、”J1ビザで日本人応援プロジェクト!”を、こころの中で掲げて、日々、J1ビザの啓蒙活動に励んでいます。

J1ビザは、アメリカに来る方法の一つのオプションです。

そして、そこから、アメリカの就労ビザや永住権につながる道につづいていく可能性を十分に秘めたビザでもあります。

このJ1ビザを利用して、たくさんの日本人の方に、アメリカに来ていただきたいですし、今後のキャリアや人生につながる経験をしていただきたい、そして、そのために私のJ1ビザのスキルや経験を通して、日本人応援プロジェクトに貢献していきたいと思っています。

アメリカに来たいと思っている方は、ぜひ、J1ビザを利用してみてくださいね!

ハワイ島のマウナケアに旅行した際に、夕日をバックにジャンピングショット

ハワイ島のマウナケアに旅行した際に、夕日をバックにジャンピングショット

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