世界トップクラスの環境!ニュージーランドの学校 教育制度

お子さんをグローバルに育てたい親にとって、各国の教育制度は気になるところ。HSBCの海外移住ランキングの「住むならどの国?海外移住ランキングを4つの指標で徹底評価」で、文化体験で第1位、Family分野で第4位に入っているニュージーランド。

子育てという点においては、とても充実した印象がありますが、実際のところはどんな制度や仕組みになっているのでしょうか?

今回は、ニュージーランド大使館主催の留学フェアで紹介された「ニュージーランドの教育システム」について、お伝えします。

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ニュージーランドの教育制度(乳幼児、小学、高校、大学まで)

乳幼児教育(Early Childhood Education)

年齢:0〜5歳

1980年代に社会福祉部が管轄していた保育所、幼稚園を教育省で一括所轄。

1996年に全国統一テファリキを導入。
これは、従来型のカリキュラムの、生徒が何ができ、何ができないのか、という評価軸ではなく、生徒の各々の個性を育み、豊かな人間性をはぐくむというもの。

プライマリースクール(Primary School)

年齢:5〜12歳
学年:1〜8年生

ニュージーランドでは子供が5歳の誕生日をむかえると、プライマリースクールに入学することができます。

インターミディエイトスクール・中学準備校(Intermediate School)

年齢:11〜12歳
学年:7〜8年生

地域によっては中学準備校として、ホームルームと専門教科を組み合わせた学習スタイルとなっています。

ニュージーランドの学校の数は、小中高と合わせて、約2,500校あるなかで、インターミディエイトスクールは100校ほど。

少数ですが、ユニークなプログラムを選択し、日本人の学生もいます。

2,500校のうち、公立が90%、私立は10%。公立私立共に、政府統一のカリキュラムを組んでおり、どこへ行っても、同じ質の高い教育を受けることができます。

セカンダリースクール・中学・高等学校(Secondary School)

年齢:13〜17歳
学年:9〜13年生

NCEA

NCEAは、ニュージーランド政府が定める高校レベルの資格です。内部評価と外部評価があります。

11年生に入ると、NCEAの全国統一の試験に向けて、学業が忙しくなります。

NCEAはニュージーランドの大学への進学、あるいは、日本に帰ってきて、またはアメリカ、イギリス、世界各国の大学入学の必要条件になってきます。

このNCEAは各教科レベル1は11年生、レベル2は12年生、レベル3は13年生で修了する仕組み。学年をまたいで、生徒の能力にあわせて、履修することも可能です。

日本との違いは、必修科目(数学と読み書き)が非常に少ないため、自分の興味にあわせて、選択科目を選ぶことができます。

国際教育へも対応

最近では、ニュージーランドも国際教育に対応するために、このNCEA以外に、国際バカロレア(IB)やケンブリッジ国際検定(CIE)を提供する学校も増加しています。

留学者に嬉しいESOL

中高留学の利点としては、学内に留学生のための英語のクラス(ESOL)を提供しているので、英語学校に通うことなく、現地の中高に通いながら、英語が上達でき、現地レベルに達してから、現地のカリキュラムに移動できるのが強み。

学期

通常は4学期生となり、1月下旬に始まって、12月に終わるシステムです。

※義務教育
6歳から16歳まで。16歳の誕生日を過ぎると義務教育は終了し、それ以降は任意進学。

高校を出てからの高等教育は3つありますので、それぞれを紹介します。

(日本の高校をでて、NZの大学へいく場合は、1年間の大学入学準備コースを修了するのが通常。)

総合大学(University)

全国に国立は8校のみ。

入学条件:13年生(=NCEAレベル3)修了

学士号
学士号は通常3年間、医学、建築、工学、法学部は4~6年となっています。
留学生は1年間の準備コース(Foundation Studies)の履修が必須。

修士号
修士号1年~2年、博士号は最低3年間かかります。
博士号に限っては、ニュージーランドは留学生と現地学生は学費が同じなため、博士号だけを取得するために、日本の学生もきています。

工科大学・ポリテクニック

全国に国立16校あり、職業訓練と専門教育をあわせたプログラムを提供。

総合大学とは違い
1クラスの人数が15人と少人数制。
より実戦的な内容のカリキュラムが組まれています。受講中にインターンシップができたり、卒業後に現地での専門職につきやすくなる利点があります。

入学条件:11年生(=NCEAレベル1)修了

取得できるレベル:短期コースから学士、修士、博士号まで幅広いレベルを網羅

人気の科目:観光、ホスピタリティ、調理、ファッション、デザイン。最近では英語の学習と実戦トレーニングを組み合わせたプログラムが日本の留学生に人気。

専門学校、英語学校を含む(PTE: Private Training Establishment)

全国に800校
語学学校、観光、ホスピタリティ、アート各種コースを提供

マオリの教育機関

ニュージーランドはマオリ語が公用語の1つため、実はマオリ語で幼児から大学まで教育を受けることができる特殊なシステムもあります。
テ・コハンガ・レオ(幼児教育)→クラ・カウパパ・マオリ(初等・中等教育)→ワーナンガ(高等教育)

世界中の日本人と繋がるコミュニティ

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NZ高等教育機関への奨学金制度について

留学のために、経済的な援助が必要な場合は、奨学金を利用しましょう。

以下のサイトにアクセスすると、
プラグラム、選考、国籍などを指定して、180校の奨学金制度検索できますので、一度、アクセスしてみてください。

www.studyinnewzealand.com/how-to-apply

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留学中

フルタイムのプログラムに在籍し、学生ビザを持っている留学生は働くことが可能な場合があります。

卒業後

学校の過程を修了した後は、ニュージーランドで以下のビザの申請が可能。

  1. ポストスタディ・ワークビザ(オープン)
    雇用主の「ジョブオファー」なしで1年間働けるビザ
  2. ポストスタディ・ワークビザ(雇用主のサポートあり)
    雇用主の「ジョブオファー」があり、働く職種が学校で学んだコースと関連があれば、2年間、または3年間働けるワークビザ

※働くためには、履修しているコースの条件を満たす必要あり。就労可能な場合は、学生ビザのラベルに就労条件に関する記述が表示あり
※「ポストスタディ・ビザ」についての詳しい情報は、移民局ウェブサイトをご覧いただくか、留学エージェントへご相談ください

参考:https://www.studyinnewzealand.govt.nz/live-work

ニュージーランドへ留学した方の声

大使館が作成した、動画を紹介します。


ニュージーランドの制服は非常にファッショナブルで、各学校でユニークです。

 

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ニュージーランド留学への政府の取り組み

政府による教育の質と管理と生活面でのケアを保証

世界に先駆けて、NZQA(ニュージーランド資格庁)による「留学生の保護保障に関する服務規定」を設けました。

留学生を受け入れる全学校が登録・署名することが義務付けられています。

留学生が安全な環境で、適切な待遇を受けること、また、留学生の福利厚生を政府で管理しています。

例えば、ホームステイ先の事前審査。ホストファミリー向けのセミナー開催。苦情を処理する特別の委員会を政府で設けています。

高い教育水準

高い教育水準を維持するための政府のさまざまな監査機関が品質の認定や保障を行っているのが特徴。

小中高においては、全国統一のカリキュラムがあり、全国一貫して、質の高い教育が受けられる。

小中高は3年おきに、政府の教育機関に監査を受けています。品質保証、評価のないようがすべてウェブで公開。

国立の大学は、品質を維持するために、国立大学は8校以上増やさない方針。

 

さあ、ニュージーランド留学の準備をはじめよう!

「とはいっても、何から準備を始めればよいか・・」という方のために、ここでは留学準備の簡単なステップを紹介します。

ステップ1 リサーチ

ご自身の目的にあった、コースやカリキュラム、学校、都市面、費用面など、どんな種類があるかを調べましょう。

そのなかで、また新たな選択が見つかるかもしれませんよ。

ステップ2 学校へ入学申込書を提出

入学申込書を学校へ、あるいは留学エージェントへ提出しましょう

ステップ3 学生ビザの取得

自分にあったビザが何かを調べ、取得しましょう。

詳しくは、ニュージーランド移民局のサイトへ。こちらから申請ができます。

移民局のサイト:https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas

ステップ4:住む場所を決める

ご自身にあった滞在施設のタイプを決めましょう。

ステップ5 仕事を探す

必要に応じて、仕事を探しましょう。

ニュージーランドは、学生ビザで、勉強しながら、働くことが可能な場合があります。

詳しい情報は、こちらのサイトから
サイト:http://nzstudywork.immigration.govt.nz/

ステップ6 生活について調べる

生活をしていくために、必要な情報を集めましょう。

せかいじゅうに登録している現地サポーターから、実際に住むために必要な情報も入手できるでしょう。

ニュージーランドの日本人サポーター:https://sekai-ju.com/plan/?country=nzl

まとめ

いかがでしたか?

ニュージーランド政府が留学生が快適に、安全に過ごせる環境を整えている印象があります。

治安・環境、教育の面だけでなく、生活保障の手厚さや豊かな自然、さらには働ける環境もあり、本当に多くのことが体験できそうです。

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