※この記事はせかいじゅうサロンの「海外在住者インタビュー」企画の書き下ろし・まとめ記事です。インタビュー動画は、最後に記載していますので、音声で楽しみたい方はそちらをご覧ください。
ニュージーランド在住・7年目になるMariko Sakaiさんにお話をお伺いました。
ニュージーランドへ在住したきっかけは?
私は、2014年からニュージーランドに住んでいて現在、7年目くらいです。
ニュージーランドにはワーキングホリデーとして来ました。
就職してから、海外へ行ったら英語が全然話せなくてなにか物を買うのにも言葉が通じなくて一苦労しました。
その経験をもとに、英語を学ぶ必要があることに気づいたことが始まりです。
その後、週に1回1時間程度英会話教室に通うようになりましたが、英語は上達しませんでした。。
たまたまワーホリについて聞いて興味が湧いたので、3ヶ月ほど海外に住めば英語が話せるようになるのではないかと思ったことがきっかけです。
その当時、周りにワーホリに行ったことがある人が多かったことが後押しになっていたのかもしれないです。
20代後半の年齢だったので今しか出来ない経験だと思い、日本のエージェントにお世話になってオーストラリア・ワーホリに行くことになりました。
オーストラリアからニュージーランドへ
オーストラリアにワーカホリックをして1年経過した当時、このまま日本に帰っていいのだろうかと考えにました。
なにかゴールを決めてから日本に帰ろうと。
英語力をもう少し高めることや、今後なにか見つかるかもしれない・・。
目標を決めるためには、もう少し時間が必要だったのでその後の半年間は学生ビザで伸ばしていたのですが、永住権には届きませんでした。
それが、ワーキングホリデーでニュージーランドへ来るきっかけになります。
就労ビザを取得したいのであれば専門家に聞こう。日本での経験が現地での仕事探しに活かされる!
ニュージーランドに来てからは、長年滞在するかもしれないと考え、スポンサー探しから始めました。
ワーホリでまずは寿司屋さんで働きはじめて、すぐに就労ビザを出してほしいとお願いしました。
ワークビザが降りて、1年間が経ってから永住権を申請しましたね。
ビザのことは、インターネットで調べたりせずにすぐに専門家の方に聞いて行動しました。悩む時間が少なくて、行動したことが良かったのかなと思います。
結局、寿司屋さんで働いて、就労ビザをとることができました。
日本でも3年くらいお寿司屋さんで働いていて、調理師免許もとっていましたので。
職歴や、免許もあったため就労ビザがとれました。今までの経験が、役に立って良かったです。
ニュージーランドに在住して良かったことは?
・多民族国家であるニュージーランドでは自国のように安心して住める!
ニュージーランドに来て良かったと思っています。
一番良かったことは、永住権をとったあとはニュージーランドに住んでいる人と同じように扱ってもらえていることです。
選挙権があったり、病院は無料で行けます。
若い人(年齢制限なし)は、学費が初年度が一年間無料キャンペーンが政府の方針であっているので、現在わたしはそれを使って学校に通っています。
生活していて移民だという感じがそこまでしていないです。
ニュージーランドは、他民族国家なのでアジア人も多くて住みやすいんです。
ミャンマーなど難民の方も多いです。
ニュージーランドでは難民を受け入れていて、同じ国の方をグループにして困った際に助け合うことができるようにしているそうです。
・ニュージーランドの有給制度
長期の休みがあるときは、2週間から4週間ほどキャンプに行きます。
ニュージーランドでは給料の8%がホリデーペイという形で積み立てられています。
ホリデーペイは、1年間でだいたい4週間分の給料になります。
そのため毎年、4週間休みをとることができます。日本でいう有給みたいな形ですね。
ホリデーペイはその年に使用しなくても、翌年に繰越すことができますよ。
ニュージーランドの食生活
ニュージーランドでは、日本食はだいたい買うことができます。
イオンが入っていて日本食材がしっかり入っているとまではいきませんが、困らない程度に日本食を買うことができます。
日本食にそこまで固執していないのとステーキ大好きなので全然困ってないですね。(笑)
アジアの方が多いのでタイ料理やベトナム料理店も多くて楽しんでいます。
わたしが住んでいるネルソンは、人口が6,7万人くらいの田舎です。
日本でいうところの街なので、困らない程度にスーパーがあります。
キャンプ文化を楽しむ
ニュージーランドに来たからこそ、キャンプをしたり動画を撮ったり出かけるようになりました。
昔は、「キャンプに行くと汚れるのではないか?」など気になってどちらかというと興味がありませんでした。
今では、ニュージーランドでは、キャンプをしていると鳥のさえずりに気づいたり、朝起きたとき一番にテントを開けて見る光景や、自然の空気がすごく好きで気に入っています。
ニュージーランドのキャンプ場は、1泊8ドルで利用することができます。
キャンプ場には何種類かあるんですけども無料のキャンプ場、もしくは8ドル、16ドルのキャンプ場があります。
それらはすべて公共のキャンプ場で、無料のキャンプ場だと設備はトイレが水洗ではなくてボットン便所があるだけとかそういう感じです。
8ドルのキャンプ場は、設備としては水シャワーとかゴミ箱がついています。飲み水ではないが水の供給があるキャンプ場です。
16ドルのキャンプ場になると、水洗つきのトイレやキッチンがついているキャンプ場になります。
私がよく行くキャンプ場は、ここの写真にもあるように1泊8ドルのお手頃なキャンプ場をよく利用しています。
スペースもまんべんなくあります。人がたくさんいるわけではないので、悠々と1泊過ごすことができます。
ニュージーランドの人気アクティビティ・カヤックを楽しむ
ニュージーランドでは、「ケーブルベイ」という場所で、私の家から車で20分ぐらいの場所なのですがよくここでビデオを撮っています。
とっても綺麗でお気に入りの場所なのですが、そんなに人がいない場所です。
私とお友達がよくカヤックをしに行くという理由でカヤックに最適な場所だと勝手に思っています。
カヤックは、ニュージーランドでは日本でいう自転車と同じようなものです。
一家に一台のような感覚で、ニュージーランドの人はカヤックを所持しています。
休日には、カヤックを車に積んで近くの海に出かけたりもします。
海の近くに住んでいる人は、そのままカヤックを引っ張っていって楽しみます。
カヤックの操縦はとても簡単です。
私もそんなに優しく教えてもらうわけでもなく、すぐに乗り始めました。初めてすぐに、自分で行ってくださいという感じでしたよ。
ニュージーランドの海は、広大で開放的なビーチ
ニュージーランドでは有名な国立公園の中の一つである「エイベルタズマン」のビーチで、ゴールデンサンドという少し黄色がかった砂をしているビーチです。
昼間の土日に行くと人がたくさんいると思いますが、日本のビーチのように海水浴にたくさん人がいるような光景は見かけないですね。
ビーチに人が少なくてニュージーランドの良いところだと感じています。
日本のビーチにいけなくなるくらい開放的かもしれないです。
こちらの「エイベルタズマン」は、有名なビーチで家から1時間程度かかります。
家の近くにあるビーチは、潮の満ち引きが3mから4mほどあります。
干潮の際は、海の鏡みたいになって上の雲が映る景色を写真で撮ることが出来ます。
普段は、とても広大で人がいないビーチです。
昼間は、人が泳いだりしているのですが夕方には人がいないことがほとんどです。
ご飯前になると、みなさん帰ってしまいます。
私にとってのニュージーランドは、海です。海が好きです。
ニュージーランドのスキューバダイビング経験は?
スキューバダイビングは、ニュージーランドで1回だけしたことがあります。
日本ではスキューバダイビングをたくさんしていましたが、ニュージーランドでは北島の「プア・ナイツ・アイランド」のダイビングをしました。
ニュージーランドでは有名なスキューバダイビングの土地です。
7月に行きましたが、水温が19度しかなくて、とても寒かったです。夏だし、楽しいダイビングを予想していたのに心が打たれました。。
地図で見たらニュージーランド北島はオーストラリアの下のほうの緯度と同じで納得しました。笑
夏なのに10ミリのウエットスーツを2枚着ていたのですが寒かったです。
洞窟やアーチのダイビングが有名な場所だったので、暗くて寒いので気持ちも寒くなってしまいました。
残念ながら、魚はそんなにいなかったです。
暗いところが苦手なのに、洞窟とかアーチのダイビングに行ってしまった。
ニュージーランドで人気のダイビングは、「ハンチングダイビング」というものがあります。
クレイフィッシュという伊勢海老を捕るハンチングダイビングが有名みたいです。
南島にあるウエリントンを潜るようなダイビングになりますのでもう少し寒いダイビングになるのでは?と私は想像しています。
今後ダイビングをするとしたらニュージーランドの北にある島々でいうと
フィジー・クックアイランド・ニューカレドニアなどは近いので行けるかもしれないですね。
ニュージーランドにいる動物について
ニュージーランドでは、野生のヤギがたくさん生息しています。
昔ヤギを家畜として飼うつもりが、野生で放牧して現在ではたくさん野生のヤギが生息しています。
ですが、人に近寄ってくることはあまりないようです。
ニュージーランドでは、オウムみたいな鳥がいたずらしてくることがあります。
キャンプ場では、くちばしでテントを破られたこともありました。
また、車のゴムパッキンをつついて引きはがしてくるなど狂暴な一面もあります。
ニュージーランドのキャンプ場では、毒ヘビや虫はいないです。
北島には、ウミヘビはいるようですが陸ヘビはいないようです。
普通の街にもヘビはいないのではないでしょうか。
今後のニュージーランドでの過ごし方
今後のニュージーランドでの過ごし方としては、英語がそんなに得意ではないので英語の学習に力を入れていきたいと考えています。
ニュージーランド産業は、環境事業と留学生事業が盛んに行われています。
現在は、国境が閉ざされていることから事業が両方とも充分に行われていません。学校にも生徒がいない状況です。
私は、移民部門で学校に通っていて、英語を学びたいと考えています。
現在は、午前中学校に通っていて英語を学習しています。
午後からは、専門学校のオンラインコースを取っているため受講しています。
午前中は、英語を学んでいますが午後からは、コンピューターについて学んでいます。
学校やオンライン講座など勉強ができる機会があるため、今は英語を勉強しています。
日本にも何かあれば帰るかもしれないですが現在は、帰る予定はありません。
本インタビュー動画
ニュージーランド在住のMariko Sakaiさんへのインタビュー動画はこちらから視聴ください。
前編:
https://youtu.be/JxCbTw9dcsw
後編
https://youtu.be/qtjzgx9EOuA
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