【ニュージーランドの運転】注意したい交通ルールと免許取得方法

【ニュージーランドの運転】注意したい交通ルールと免許取得方法

大自然の国・ニュージーランドは実は車大国でもあります。

1人1台車を所有していると言っても過言ではないほど老若男女多くの方が毎日運転しています。

そんなニュージーランドでの運転事情と、日本の運転免許の書き換え方などを今回はご紹介していきたいと思います!

ニュージーランドの運転事情。交通ルールはこう違う!

①車線は日本と同じ左側通行

ニュージーランドの車線は、日本と同じ左側通行です。

そのため、車も基本は右ハンドルです。

日本で運転されていた方も戸惑うことなく運転することができますね。

ただし、ここでニュージーランドならではの道路事情があります。

ニュージーランドは、中心部を少し離れると信号もなく、中央分離帯もガードレールもない、そして街灯もない、という状況によく出くわします。

いくら左側通行で日本で慣れているとはいえ、日本のように整備が整っていない場所も非常に多いです。

特に夜になって日が沈むと辺り一帯何も見えない、というのも珍しくないので、慣れるまでは明るいうちの運転をおすすめします。

②運転免許の取得は16歳から

ニュージーランドでは運転免許の取得は16歳から可能です。

日本は18歳からなので、ここが日本と少し違うところですね。

16歳と言えばまだまだ高校生ですが、車を自分で運転して学校に来ている生徒も少なくありません。

ニュージーランドでの運転免許の取得方法に関しては後程詳しく解説していきますが、日本と比べると少し時間はかかりますが、かなりの低コストで取得することができます。

③道が広く路上駐車可能スペースもたくさん

ニュージーランドの道路は基本的にかなり広いです。

住宅街であっても、両車線に路上駐車をしてもまだ車が2台分は通れます。

車社会であるニュージーランドは、一家に一台車を所有するのではなく一人一台で所有する家庭が多く、ガレージだけでは駐車スペースが足りないんです。

路上駐車できるスペースはたくさんありますが、どこかれ構わず停めていいわけではもちろんありません。

例えば、下の画像のように、道路に黄色いラインが点々と引かれているところは、どんなときでも駐車禁止です。

ニュージーランドの交通ルール

また、120や60という標識が立っているエリアは、それぞれ「120分」、「60分」までなら無料で駐車可能という意味です。

こちらは標識ではなく駐車スペースに直接駐車可能時間が書かれています。

ニュージーランドの無料パーキング

この場合は「P=パーキング」・「30=30分」ということです。

場所によっては、路上駐車でも駐車料金を支払ってレシートを運転席のフロント部分に置かなければいけない場所もあります。

④自転車専用レーンがある

ニュージーランドでは、ロードバイクを使用して国内を周る人も多く、自転車専用のレーンがあちこちにあります。

ニュージーランドの自転車専用レーン

この緑のレーンが自転車専用となっています。

この場合は車道に自転車レーンが造られていますが、場所によっては下のように歩行者通路に一緒に造られている場合もあります。

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日本の免許証で運転はできるの?

日本の運転免許証でもニュージーランドで運転は可能

在オークランド日本総領事館によれば、日本の運転免許証でもニュージーランドで運転することは可能です。

ただし、運転免許証の公的英訳文を所持している必要があります。

また、日本の運転免許証で運転できる期間も1年間のみと限定されています。日本で国際免許証を取得するのを忘れてしまった方でも、現地の総領事館で英訳文の発行をしてもらえるので安心ですね。

参考サイト:在オークランド日本総領事館

国際免許証を日本で取得しておけば渡航してすぐ運転できる!

ニュージーランドへ渡航してすぐに車を運転しなければいけない予定がある方は、是非渡航前に国際免許証を取得しておきましょう。

こちらを取得しておけば、到着後すぐに運転することができます。

国際免許証の有効期限も発行から1年なので、短期滞在を考えている方におすすめです。

ちなみに国際免許証を取得していても、日本の運転免許証は一緒に携帯する必要があるので忘れないようにしましょう。

国際免許証ならびに、日本の運転免許証を英訳させた文書は、車を運転することはできますが、ニュージーランド国内において身分を証明するIDにはなりませんのでご注意ください。

お酒を購入したりする際に身分証明書の提示を求められた場合はパスポートなどを提示する必要があります。

日本の運転免許証をニュージーランドの運転免許証に書き換えることも可能

ニュージーランドへの長期滞在が決定した方で、日本の運転免許証をお持ちの方は、ニュージーランドの免許証に書き換えるのもおすすめです。

こちらであれば正式に身分証IDにもなります。

手続きは、在オークランド総領事館で行います。

必要な書類などは以下になります。

  • パスポート(原本とコピー)
  • 申請書
  • 日本の運転免許証(原本とコピー)
  • 日本の運転免許証の英訳証明書
  • 名前と住所(NZ)が記載された郵便物

当日は視力検査を行う必要もあるため、メガネやコンタクトレンズを普段使用している方はそれらも忘れずに持っていきましょう。

必要書類の提出、視力検査などを終えて、最後に申請費用を払えばその場で仮の免許証を発行してもらえます。

その後正式の運転免許証が郵送にて送られてきます。

あとからご紹介しますが、このときに書き換えられた運転免許証は「Full license」となり、有効期限は基本的に10年です。

日本で運転免許証を取得してから2年以上が経過している場合は、筆記も実技もテストなしで書き換えることが可能なんです。

2年未満の方は筆記試験のみ免れるので、実技試験は別で受ける必要があります。

参考サイト:ニュージーランド留学センター

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ニュージーランドで運転免許を取得する流れ

STEP① まずはテストを受けて「learner license」を取得しよう!

ニュージーランドの運転免許証には段階があって、大きく分けて3つあります。

その最初の段階が「learner licence(ラーナーライセンス)」です。

ニュージーランド各地にある「AA Centre」という自動車協会に行って、ニュージーランドの交通ルールに関する「NZ road code」というテストを受け、合格するとライセンスを取得することができます。

AA centreで売っている「NZ road code」の本を購入して勉強するのもいいですし、最近では携帯のアプリなんかでも専用のクイズアプリがあるので、それを使って対策をすることも可能です。

こちらがスマートフォンで手軽に試験対策ができるアプリです。

テストに無事合格すると、その場で仮の「learner licence」が発行されます。

もしもテストに受からなかった場合は、テストの料金をもう一度払って受けなおすことになります。

そしてなんとこの「learner licence」を取得するだけで運転ができてしまうから驚きですよね。

もちろん運転をする際にはしっかりと条件やルールも存在します。

  • 「スーパバイザー」と呼ばれる「Full license」を2年以上所有している人を助手席に乗せているときのみ運転可能
  • スーパバイザ―の許可なしでほかの人も一緒に乗車させての運転は不可
  • 運転する車には必ず「Lプレート」を貼らなければいけない
  • 夜10時から朝5時の間は運転不可

などなど、他にも細かなルールがたくさんあります。

「Lプレート」とは上のようなL字がプリントされたプレートのことで、日本で言う「初心者マーク」を表すものです。

ニュージーランドの初心者マークのLプレート

AA centreでも売っていますし、雑貨屋さんみたいなところでも売っていたりします。

参考サイト:

  1. AAcentre(「learner licence」の取得方法が載っています)
  2. NZ transport(「learner licence」の運転条件が載っています)

STEP② 実技テストを受けて「Restricted licsense」を取得しよう!

「learner licence」取得から6カ月が経ち、運転にも自信がついたら実技テストを受けることができます。

オンラインなどでも実技テストの予約が可能なので、まずはテストの予約をしましょう。

この実技テストを受けるにあたっても、少しばかり条件があります。

  • 16歳6カ月以上であること
  • 運転する車がWoFを通っている
  • 「Lプレート」を車に付けている
  • テストを受けるのに十分なガソリンが補充されていること
  • スーパバイザ―を連れてきていること など

ここまで読んで「あれ?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうです、この実技テストは自分の車を使用します。日本とはまた大きく異なるポイントですよね。

「WoF」というのは「Warrant of Fitness」のことで、「車検」のようなものです。

そして、このテストを受ける段階ではまだ「learner licence」保持者になるので、テストを受けるのにスーパバイザ―を連れてくる必要があるのです。

そしてこの実技テストに合格すると、「learner licence」のときと同様に仮の「Restricted license(リストリクテッドライセンス)」をその場で発行してもらえます。

「Restricted license」になることで、運転できる条件もグッと変わってきます。

  • 朝5時から夜10時までは一人で運転可能
  • 上記以外の時間帯は、スーパバイザ―助手席に乗せていれば運転可能
  • スーパバイザ―なしでほかの誰かを乗せる場合は、家族や親せきの場合のみ可能 など

「Restricted license」まで取れれば、ほぼ普通の運転免許証と変わらない制限で運転することができますね。

参考サイト:NZ transport(「Restricted license」保持者の運転条件が記載されています)

STEP③「Full License」を取得しよう!

「Restricted license」を取得できたらあとは実技テストをもう一度受けて「Full license(フルライセンス)」を取得するのみとなっています。

ここまでくるのに最低でも6カ月以上は経過していますね。

しかし、ここから「Full license」にステップアップするのに更に時間がかかります。

「Full license」の取得条件は以下の通りです。

  • 最低でも18歳であること(ただし規定のドライビングコースを受けた場合のみ17歳6カ月でも取得可能)
  • 25歳以下の人の場合:
    既定のドライビングコースを受け、且つ「Restricted license」を最低12カ月以上保持していなければいけない
    ドライビングコースを受けていない場合は18カ月以上
  • 25歳以上の人の場合:
    既定のドライビングコースを受け、且つ「Restricted license」を最低3カ月以上保持していなければならない
    ドライビングコースを受けていない場合は6カ月以上

と以上のようになります。

先ほども触れましたが、「Full license」の有効期限は10年となっています。

免許の更新も、AA centreへわざわざ行かなくても、結婚して苗字の変更などが特になければオンラインで可能なんです。

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運転免許の取得費用

最後に気になる免許取得にかかる費用を下記にまとめておきます。

項目費用
learner licence 申し込み代$48.2
learner licence テスト代$45.7
Restricted license 申し込み代$48.2
Restricted license テスト代$86.6
Full license 申し込み代$49.6
Full license テスト代$59.9
合計$338.2

※2019年4月時点のものです。

現在のレート(1ドル75円)で換算して、最安で2万5千円ほどで運転免許を取得することができます。

日本で免許を先に取得しておくとお金はかかりますが、手間や時間が大幅に省けるのでおすすめです。

参考サイト:NZ transport

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ニュージーランドで運転する際に気を付けたい3つのこと

1.住宅街に入る前やショッピングモールの駐車場の凸道に注意!

ニュージーランドには、ショッピングモールの駐車場内や、住宅街エリアに入る道路が凸道になっていることが多くあります。

ニュージーランドの標識

上のような標識がそのサインです。

これはスピードを出させないようにするためのものでもあります。

そこから少し進むと、先ほどと同じマークと一緒に「25」というのも見えますね。

ニュージーランドの標識

こちらは「時速25キロ」で走行しなさいという意味です。

赤くなっているところが凸道です。緩やかですが、車で実際に進むと意外とボコッとしているのを感じることができます。

凸道を減速せずに進むと、当然ですが車が大きくバウンドします。

凸道を見たら速度を落とし、その先の道も標識にある速度などに従って走行するようにしましょう。

2. 野生動物の飛び出しにも注意しよう!

ニュージーランドには至る所に牧場があり、羊や馬、牛などがたくさんいます。少し田舎の方になると、農家の方が牧場と牧場の間の道路を羊や馬に横断させていたりするので前方には注意しましょう。

また、野生のハリネズミやうさぎなども頻繁に飛び出してきます。

見晴らしのいい道路などは遠くの景色を見がちになってしまいますが、手前に現れる動物たちにも注意が必要です。

3. 車から離れる際は必ずロック!

ニュージーランドは安全・平和な国なイメージですが、凶悪事件の発生件数が少ないだけで、空き巣や車上荒らしなどはよくあります。

車から離れる際は必ずロックをすることと、車内の見えるところに貴重品や高価なものなどを置かないようにしましょう。

さいごに

ここではニュージーランドの運転事情についてお話してみました。

特にニュージーランドでの運転免許の取得について詳しくお話してみたので、渡航して免許取得を考えている方は是非参考にしてみてくださいね。

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