渡仏するにあたって一番悩むのが、日本からフランスへ持っていくもの。
永住するのであれば、フランス製品に慣れていくかもしれませんが、一時滞在者にとってはやはり日本の製品が必須です。
そこで、筆者が持ってきてよかった!と実際に感じたものをご紹介します。
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日用雑貨・文房具
地球の歩き方(ダイヤモンド社、ダイヤモンド・ビッグ社):
地球の歩き方は定番の大きな観光地だけではなく、郊外や地方都市の情報まで網羅しています。
基本的には旅行者のための本ですが、在住者にとっても役に立ちますし、おおまかな歴史、郵便局の使い方、自動車の運転の方法なども載っているので、重宝しています。
筆者の周りの中長期滞在者のほとんどは地球の歩き方を持っていますよ。
旅行用ガイドブック:
フランスでもガイドブックは売っているのですが、写真が少なかったり、文字の量が多かったりと、日本で売っているガイドブックとは少し異なるように思います。
ヨーロッパに住んでいると、外国への旅行のハードルが低いうえ、バカンスも長いですから、海外旅行に行く機会が増えます。
地球の歩き方でももちろんよいのですが、ガイドブックは写真が多く、楽しみ方がたくさん紹介されているので、訪れる可能性がある国のガイドブックは日本帰国時に購入するようにしています。
電子書籍:
本好きな方はもちろん、漫画が好きな方にもおすすめしたいのが電子書籍です。
ページをぱらぱらとめくって読むのが読書の楽しみのひとつではありますが、フランスに住んでいると、なかなか日本の書籍は手に入りません。
また、移動中の暇つぶしにも最適です。
日本のバスや電車では居眠りする方も多く、居眠りしていても問題ありませんが、ヨーロッパではそうはいきません。
そんな時に役立つのが電子書籍です。
事前にダウンロードしておけば、何種類もの書籍が電子書籍一台に入っているので、退屈しのぎにはもってこいです。
調理用具
炊飯土釜(和平フレイズ株式会社):
お米の一合炊きができる土釜です。
直接コンロの火にかけることもできるのですが、この土釜が優秀なのは電子レンジでもお米が炊けるところ。
アジアショップに行けば炊飯器が売っているのですが、なぜか大きいものしか置いていません。
一回に3合以上炊くご家庭なら問題ありませんが、筆者は2人暮らしのため、一合炊きができるこの土釜を重宝しています。
スーパーでもお米を炊く機械を見かけることが多くなりましたが、おかゆのように水っぽく炊きあがります。
炊飯器ほど大きくないのでスーツケースに入れて持ってくることも可能です。
しゃもじと菜箸:
しゃもじ↓
菜箸
木のしゃもじも、米粒がくっつきにくい凹凸のあるしゃもじも滅多に手に入りません。
筆者もはじめは木べらやスプーンでなんとか代用していましたが、やはりしゃもじがあるととても便利です。
菜箸も同様です。トングで代用はできますが、やはり菜箸が圧倒的に使いやすいです。
包丁:
日本の包丁は世界トップクラスです。
切れ味の良さ、切れ味の持ち、使いやすさ、どれをとっても超優秀です。
フランスのものは、そもそも包丁とまな板を使って調理することが少ないそうです。(材料を鍋の上からナイフで切り落としたり、調理ばさみをよく使うそうです。)
また、和包丁のような、切っ先が水平になっているものは少なく、多くの包丁の切っ先が反っているものが多いです。
和包丁に慣れている方には使いにくいかもしれません。
ただし、フランスに持ってくる際は、間違っても手荷物に入れないようにしてくださいね。預け荷物に入れておきましょう!
美容・医薬品
シャンプー:
フランス人は毎日髪を洗う習慣がありません。
そのため、フランスの市販のシャンプーを購入して使ってみると頭皮の油分が奪われてしまい、フケが出てしまったり、髪の毛がパサパサになってしまいました。
フランスに永住、もしくは長期滞在する方であれば、現地の方と同じように生活されるのが得策かと思いますが、日本に帰国の見込みがあるような方であれば、滞在期間中は日本からシャンプーを送ってもらった方が良いかもしれません。
ただし、日本製シャンプーは軟水で洗うことが前提になっているため、フランスのような硬水で洗髪すると泡立ちが悪いことがあります。
基礎化粧品:
日本人の肌はフランス人の肌に比べてとてもデリケートです。
フランスコスメも品質の高いものがたくさんありますので、肌が丈夫な方は平気かもしれませんが、敏感肌の方にはフランスコスメが肌に合わない可能性があります。
また、フランス人の多くはふき取りのクレンジングでお化粧を落とし、その後クリームで蓋をするというようなお手入れをされています。
そのため、日本人が使っているような洗い流すクレンジング、洗顔フォーム、乳液は手に入りにくいです。
服飾
イヤリング:
日本ではピアスと同じくらいイヤリングの品ぞろえがありますが、フランスではピアスしかお店にありません。
イヤリングを見かけることは滅多にありません。
フランスでは小学生でもピアスを開けている子をたくさん見かけます。
ジーンズなどボトムス:
日本人は海外の方に比べて背が小さく、手足も短いです。
トップスは問題なく着られることが多いですが、ジーンズやパンツなどは裾直しをしないと履けません。
ワンピースなども膝丈デザインのものが、すねのあたりまでの長さになったりします。
お裁縫に自信のない方は、日本から自分のサイズに合うボトムスを何着か持ってこられるのが良いでしょう。
裾上げテープ:
前述したとおり、ボトムスは裾上げの必要がある場合が多いです。
フランスでも仕立て屋さんや購入したお店で裾直しをしてくれますが、フランス語での会話が必須ですので、自分で裾上げができない方には裾上げテープが便利です。
ヒートテック(UNIQLO):
UNIQLOのヒートテックは必ず帰国時にまとめ買いしています。
大きな都市に行けばUNIQLOの店舗もあるのですが、やはり日本で買うより高いです。
また、エアリズムも同じように帰国時に大量に買っています。
洗濯ネット:
日本の洋服はフランス製のものに比べて、スパンコールやビーズ、フレアやレースなど、装飾が多いように思います。
さらに、フランスの洗濯機は威力が強いものが多いので、装飾が取れてしまう可能性があります。
そんな時、洗濯ネットがあれば洋服へのダメージも軽減できます。
電化製品
キーボード:
フランスでパソコンのキーボードを購入すると、アルファベットの並びが日本のものとは違います。
ブラインドタッチができる方や、日頃からよくパソコンを使う方にとって、アルファベットの並びが違うのはかなりやっかいです。
可能であれば日本製のキーボードを購入することをおすすめします。
マルチプラグ(海外旅行用 電源変換プラグ付 電源タップ 5口 PowerCube 1920):
前述しましたが、ヨーロッパに住んでいると、海外旅行によく出かけます。そこで困るのがコンセント問題です。
フランス用変換プラグは持ってきていても、他の国のプラグは持ってきていなければ、電化製品の充電ができません。
そんな時にマルチプラグがあれば一台で多くの国のプラグに対応していますから、荷物も増えず便利です。
フランス生活に用意したいものまとめ
これからの渡仏生活、不安でいっぱいかと思います。
日本からスーツケースで持っていける量にも限りがありますし、郵便で送るにしても国際郵便ですから、日数もお金もかかります。
このリストで、少しでも荷造りのお役に立てれば幸いです。
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