いよいよ念願のオーストラリア生活がスタート!楽しみですね。
今回は、オーストラリアに到着したら、ぜひやっていただきたい手続きについてご説明します。
自分の身を守るために、また、オーストラリアで安全・便利に暮らすために、必要な手続きです。
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在留届を提出しましょう
海外に3か月以上滞在する場合、管轄の日本大使館・日本総領事館に在留届を提出することが法律で決められています。もちろん、オーストラリアも該当します。引っ越しなどで住所が変わったり、帰国時にも届け出る必要があります。
届け出ると、犯罪・災害に関する注意喚起やイベント情報を手紙やメールで受け取ることができるようになります。また、届け出た情報は、事故・災害等の際の安否確認などとしても利用されます。
このように、在留届の提出は義務付けられているからという理由だけではなく、情報源としてや、日本のご家族・ご友人との連絡手段としてとても重要なものですので、必ず届け出をし、変更があったら随時アップデートするようにしましょう。
在留届の提出の仕方
在留届は、オンライン(外務省ORRnet)で提出するか、管轄の日本大使館・日本総領事館の窓口で直接手続きすることも可能です。
変更届・帰国届の提出も同様にオンラインで申請できます。
タックスファイルナンバー(TFN)の取得
タックスファイルナンバー(Tax File Number:TFN)とは、オーストラリアの税務局が発行する納税者番号のことです。
一人につき1つの番号で、番号は一生変わりません。例えば、ワーキングホリデービザから永住ビザに切り替わったり、オーストラリアから一度出て再入国した場合でも番号はそのままです。
タックスファイルナンバーの取得は必須ではありませんが、オーストラリアで1ドルでも収入がある場合は、確定申告をする必要があり、確定申告の時にこの番号が必要になります。
また、他の手続きでタックスファイルナンバーの提出を求められることがあります。
タックスファイルナンバーがない場合、通常より高い税金を課せられることがありますので、オーストラリアで働く予定がある方は取得しておいたほうがいいでしょう。ちなみに、銀行の利息なども収入とみなされます。
タックスファイルナンバーの取得方法
タックスファイルナンバーは、オーストラリアに入国した後にオンライン(Foreign passport holders, permanent migrants and temporary visitors – TFN application)で取得することができます。
オーストラリア入国前に申請することはできません。
申請手続きが終わると、28日以内にTFNが書かれた手紙が送られてきます。
先述したとおり、TFNは一人につき1つ・一生変わらないものですので、手紙を受け取ったら、大切に保管しておいてください。
銀行口座を開設しよう
代表的な銀行と各銀行の特徴
オーストラリアには様々な種類の銀行がありますが、主要の銀行は次の4つです。
銀行については、こちらの記事も参照ください。
オーストラリアのおすすめ銀行4選!日本人にオススメの銀行はどこ?
Commonwealth Bank
オーストラリア最大の銀行です。
ATMの数が一番多いので、特に、都市部から少し離れた地域にお住まいになる方には便利かもしれません。
ANZ Bank
主要都市の支店に日本人スタッフ・日本語で対応できるスタッフが居ます。英語での手続きが不安な方にお勧めです。
また、日本国内の支店が充実しています。
National Australia Bank
手数料が他の銀行と比べると安く(※条件によります)、ワーキングホリデーメーカーに人気の銀行です。
Westpac Bank
日本人スタッフが働いている支店があります。サービスなど総合的にバランスがよいと言われている銀行です。
ただし、どの銀行も大きな違いはなく、どの銀行がお勧めかは意見が分かれるところですので、滞在先の近くや学校の近くに支店・ATMがあるなど、個々の状況によって選ぶとよいでしょう。
ちなみに、オーストラリアには通帳がありません。
定期的に利用明細が郵便で届きます。手紙で受け取りたくない方は、メールでお知らせがきてオンラインで閲覧できるようにすることも可能です。
利用明細などの書類が必要な時は、オンラインからプリントアウト、または支店で発行してもらいます。
オーストラリアでは、通常、ATMの時間外手数料はかかららず、時間・曜日を気にせず取り引きができて便利です。また、窓口だと有料なサービスでもATMなら無料というケースもあるので、賢く使い分けましょう。
オーストラリアの銀行口座の種類
出典:Thomas Kohler:https://www.flickr.com/photos/sweetone/
オーストラリアの銀行口座は日本と異なる点があります。
各口座の名称は銀行によって違います。また、ビザの条件によって開設できない口座もあるようですので、手続きの際にご自分で直接ご確認ください。
普通預金口座(Saving Account)
一番基本的な日常使いのための口座です。通常、口座維持費がかかります。ただし、条件付きで無料になることもあります。
スーパーなどで支払いをする時に同時にお金を引き出せるデビットカード(EFTPOS)機能がついたタイプもあります。
当座預金口座(Cheque Account)
小切手・手形の利用をメインにする口座です。ご自分でビジネスを考えている方など、特別な方を除いては、この口座は利用する機会はないかもしれません。
定期預金口座(Term Deposit)
オーストラリアは日本より利息が断然いいので、長期間使う予定がないまとまったお金をお持ちの方はぜひ利用してほしい口座です。預ける期間は1か月単位で選ぶことができます。
オンライン口座
オンラインでアクセスできる口座です。状況によりますが、定期預金よりも利息がいい時があります。一般的な銀行ではオンライン口座のみを開設することはできません。
積み立て預金口座
毎月定額以上の預金をし、かつ引き出しをしないなど、条件を満たすことで普通預金より高い利息がつきます。
銀行口座開設の仕方
出典:Ken Teegardin:https://www.flickr.com/photos/teegardin/
オーストラリアで銀行口座を開設するために必要なもののリストを下に挙げました。
銀行や対応したスタッフによって求められるものが違うこともありますので、あくまでも参考にしてください。
必要なもの
- パスポートなどのID
- 預けるお金($50程度)
- 現住所が確認できる手紙など(※入国して6週間未満の場合は不要)
- TFN(※無くても可。ただし、届け出ないと税率が高くなります。)
口座解説の手順
- 新規で口座を開きたいことを伝えます。この時にビザの確認があるかもしれません。
- 口座の種類などの説明を受けます。
- 上記に書かれたものを提出し、申請用紙に必要事項を記入します。
- 用紙に署名をし、提出したら終了!
キャッシュカードはその場で受け取れる場合と、後日送られてくる場合とがあるようです。
まとめ
いかがでしたか?オーストラリアで生活していく上でとても大切な手続きをまとめてご紹介しました。
在留届・タックスファイルナンバーの申請・銀行口座開設と、どれも面倒な手続きかもしれませんが、一度すれば済むことですし、安全で便利なオーストラリア生活を送るために必要なものばかりです。
オーストラリアに到着したら、できる限りすぐに手続きされることをお勧めします。素敵なオーストラリア生活をお過ごしください。
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