アメリカのスポーツ文化の違い。部活や習い事のスポーツ教育も盛ん

スポーツなしにその文化は語れないと言っても良いほど、スポーツが生活に根付いているアメリカ。

カリフォルニア在住経験のある筆者が、その実態についてご紹介します。

学校での部活動から、プロリーグのイベント、そして現地のジム事情まで、アメリカへの移住や留学を検討されている方、必見です。

これだけは外せない!人気スポーツ4選

アメリカを含む北米において非常に人気が高く、経済的な価値も高い種目が何かご存知ですか?

ずばり、『北米4大プロスポーツリーグ』に名を連ねる4種目です。

  • アメリカンフットボール(ナショナルフットボールリーグ、NFL)
  • バスケットボール(ナショナルバスケットボールアソシエーション、NBA)
  • 野球(メジャーリーグベースボール、MLB)
  • アイスホッケー(ナショナルホッケーリーグ、NHL)

アメリカンフットボール

アメリカンフットボールは名前の通り、アメリカで人気というイメージがある方も多いのではないでしょうか。

現地ではフットボールと呼ばれるこの種目。

イギリスでフットボールと言うとサッカーのことを指します。

イギリス英語とアメリカ英語の違いとして取り上げられているのを目にすることがあるかもしれません。

バスケットボール

続いてはバスケットボール。NBA選手の豪快なダンクシーンは、どなたも一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。

野球

そして、日本人選手がしばしば活躍して注目を浴びるメジャーリーグの野球。その高額な年俸が注目されることも多い種目です。

アイスホッケー

最後のアイスホッケーは日本では競技人口も少なく、あまり馴染みのないスポーツですね。

特に北部ではメジャーで、大学リーグの迫力のある試合は注目を浴びます。

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日本とアメリカのスポーツ文化の違い

日本とアメリカでのスポーツ文化には、どのような違いがあるのでしょうか?ここでは2つ挙げてご紹介します。

アメリカのプロスポーツはとても商業的!

アメリカのプロリーグで行われるスポーツは、どれも非常に規模が大きいビジネスとして成り立っています。

例えば、アメリカンフットボールのNFLは2018年度に150億ドルの総収入を記録しています。

このような規模感は、生活の中でも感じることができます。

例えば、有名ブランドとアパレルグッズのタイアップをしていたり、CMに大物タレントを起用していたり、目玉試合のチケットは手が届かないほど価格帯が高かったり・・。

文字通り「アメリカンな規模感」を感じることができますよ。

アメリカの大学リーグの盛り上がりは、日本とは比べ物にならない!

スポーツと言っても、プロリーグから大学、高校と種類は多岐に渡ります。

その中でも特に、アメリカにおける大学リーグの盛り上がりは日本とは比べ物になりません。

一つの要因として、全米大学スポーツ協会(NCAA)が大きな力を持っていることが挙げられます。

現在は約1300の大学が協会に加盟しており、NCAAの年間収益は約1000億円と言われています。

その収益源は、試合の放映権が大半を占めており、利益は加盟している大学に分配されます。

そしてまたアスリートの育成に莫大な費用がかけられるというわけです。

協会の中でも、大学の規模や競技レベルの高さでDivisionがわかれており、トップのDivision 1には未来のプロ選手がたくさん所属しています。

近年ではバスケットボールの八村塁さんがDivision 1の所属でした。

このリーグの決勝ラウンドを放映する、CBSのオンラインCM売上高は25億円にものぼると言われています。規模の大きさが伺えますね。

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アメリカでの目玉のスポーツイベント

アメリカで一番注目を集めるスポーツイベントといえば、やはり「スーパーボウル」。

アメフトのプロリーグである、NFLの決勝戦です。

いかに国民的スポーツであるかは、その視聴率を見れば一目瞭然。

なんと、ここ最近のスーパーボウルの視聴率はほぼ40%超えです。日本の紅白歌合戦と並ぶ程の視聴率を誇っています。

しかし、日本とアメリカでは人口が全く異なりますから、視聴者数に大きな差があることは明白です。

これほど国民の関心が高いスーパーボウルですが、CM放映権が非常に高額であることでも有名です。

2021年はコロナで広告の出し控えがあったともされますが、それでも30秒間のCM放映権に5億円超の値がついたようです。破格ですね。

また、前半と後半の間で行われるハーフタイムショーも試合と同じくらいに脚光を浴びます。

毎年、複数回グラミー賞を獲得しているような有名アーティストがミニコンサートを開催するのです。

2022年に出演する5名のアーティストのグラミー賞受賞回数は、なんと合計で44回、、!

過去にマイケル・ジャクソンが出演料の受け取りを拒んだことから、今でも出演アーティストはノーギャラでパフォーマンスを行います。

それでも、出演できることが光栄、というくらいこのショーには価値があるのですね。

日本とアメリカのスポーツ教育の違い

どちらの国でも、部活動や習い事を通したスポーツ教育が盛んです。

しかし、その方法は全く異なり、驚きの連続です。

こちらでは主な3つの違いをご紹介します。

種目は決して1つに絞らない

アメリカでは、驚くことに毎シーズン競技する種目を変えるのが当たり前です。

日本の、壁にぶち当たっても一つのものをやり続ける文化はあまり根付いていないようです。

よりたくさんのものを経験して、自分の才能がある、もしくは楽しめるスポーツと出会うのが良しとされるのですね。

日本とアメリカの文化の違いがかなりストレートに表れています。

入部テストに合格した生徒だけが部活に参加できる

そして、トライアウトという入部テストがあるのもアメリカの特徴です。

日本の部活動では、強豪校でも希望者は全員参加できますが、アメリカでは異なるのですね。

人気の種目は、何度かトライアウトを受けて数シーズン後にようやく参加できる、ということもしばしば。

アメフトやチアリーディングではよくある話のようです。

しかしもちろん部活ですから、経験者並みの技能がなければ入れないということではありません。

思い切ってチャレンジしてみましょう!

成績が良くないと試合や練習に参加できなくなる

こちらも日本には馴染みのない文化です。

どれだけスポーツの強豪校であっても、学生の本分は学問。スタメン選手でも、授業の成績が著しく落ちると、顧問との面談が設定され、練習や試合への参加が停止されます。

これは高校までに限らず、スポーツの奨学金で大学に進学した選手にも当てはまります。

文武両道であることが求められるのですね。

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国民の運動習慣は?

アメリカといえば、肥満や生活習慣病を抱える人口が多いというイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか?

国内の実情は、かなり二分化されていると言えるでしょう。

先述のような健康問題を抱える人が多い一方で、健康への意識がかなり高い人達も多く存在します。

彼らの中にはジム文化が根づいていて、週に2-3回ジムに通う習慣がある人も珍しくありません。

やはり需要が多いと、利用料の安いジムもたくさん存在します。広くチェーン展開しており、シャワーなどを完備したジムでも月額30ドル程度で通うことが可能です。

日本と比べるとかなりお手頃ですね。そしてなんともアメリカらしいのが、会員カードが車のキーに付けられるキーホルダー形状になっていることです。

キーを見て、OOジムなんだねと会話になることもしばしば。

ちなみに、スーパーマーケットのポイントカードもキーホルダー形状になっていることがほとんどです。

さいごに

日本との違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、これも経験。

アメリカにしかない規模感を、スポーツを通して楽しみましょう。

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