アメリカへ大学留学!奨学金を貰うために必要な条件

アメリカの大学で奨学金を貰うために必要な条件

留学はただでさえお金が掛かるのに年々学費の平均が上がっていくアメリカの大学。

アメリカの大学の学費を見て留学を諦めかけていませんか?

ここでは同じような不安を抱えていた私が現地の奨学金を受け取る方法や要件について紹介します。

※日本からアメリカ大学を目指す方への情報です。
※州や大学によって多少差がありますのでご了承ください

まずはアメリカの大学を選ぶ

一番最初に、興味のある大学を5校ほど選びます。

選んだ大学から自分が大学生活で求めている事と大学の特色を比較していきます。

これをすることで、自分の持っている能力をターゲットに奨学金を獲得しやすくなります。

選ぶポイント

  • 生徒数
  • 学費の有無
  • 学べる分野
  • その大学の強み(スポーツや特定の学術分野)
  • 場所・治安
  • クラブ

などが挙げられます。

特に大学の特色と自分の持っている能力は奨学金を申請する際に有利になる可能性があるのでしっかり調べておきましょう!

例えば…

  • 学びたい分野 :経済学
  • 得意なスポーツ:テニス
  • 〇〇州立大学
  • 生徒数 :5,000人ほどの中規模
  • 学費 : 1クラス200ドル(3単位)、諸経費+寮費= 合計 約$18,000
  • 学びたい学部アリ: bachelor of Business degree
  • 大学の強み:スポーツが盛んでテニスが強い
  • 場所:やや都市部、バスなどを使えばスーパーなどにいける(アメリカは公共交通機関が充実していないので場所によっては車がなければ食品を買う事が出来ない場合があるため)・治安は比較的良い
  • クラブ:興味のあるテニスクラブと生物クラブがある

のような形で情報を集めていくと、大学の特色と自分がアメリカの大学で何を学び、どんなクラブで活躍したいのか可視化することが出来ます。

そして決めたら、候補の大学のInternational Officeに直接メールをします。

  • 入学を考えていること
  • 入学に必要な条件(TOEFLやIELTSのスコア・GPAなど)
  • 留学生でも奨学金の申請をする事が出来るのか
  • 留学生を対象とした奨学金はあるか
  • スポーツなどの奨学金はあるのか

などをメールで聞いてみる事をお勧めします。

それと同時に、大学のHPから奨学金の情報を入手してください。

ちなみに周囲の留学生の話を聞いていると、比較的私立の大学の方が奨学金を貰いやすいような気がします!

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奨学金をもらうために

高校or 編入前の大学での成績

日本ではあまり重要視されていませんが、GPAはとても重要なカギになってきます。

高ければよいですが、3.4以上は最低でも持っているのが好ましいです。

成績だけでなく、ボランティア活動など積極的に参加することでアピールポイントとして書く事が出来ます。

私は、現地の国際課から年間$4,000貰う事が出来ました。

スポーツの成績

過去に得たスポーツの成績によっては現地大学で継続してプレーする事でクラブからの奨学金をもらう事が出来ます。

私の通っている大学では、留学生の選手を積極的に集めている体育会系のクラブからほぼ半額分の学費分の奨学金をもらって通っている友達も何人かいます。

現地の学生と同じ金額(in-state tuition)になるまで奨学金を出してくれるような好待遇の大学もあるので、ここで大学の特色や強みを調べておくことをお勧めします。

英語でエッセーを書く力

奨学金を申請する際、なぜ・なんの為に支援が必要なのか。

どんな成績を残しており、将来は何を達成させたいのか。

などの質問に答えなくてはなりません。

その際に、英語の文章力はマストで必要になります。

そのため、普段から150〜500英字程度の文章を書く練習をお勧めします。

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奨学金の種類

成績やスポーツベースの奨学金もありますが、その他にもチャンスはあります!!

卒業生や地主などが提供している奨学金

大学が所在する町や都市、または大学の卒業生が寄付として奨学金を提供していることがあります。

例えば Thomas Gogh Memorial Schoalrships (仮)

などの人の名前が入った奨学金です。

この奨学金にも、GPAなどの条件があるので慎重に確認しながら申請してください。

私は、この類の奨学金である卒業生の方から$1,000と地域の有名な方から一学期$2,000いただく事が出来ました。

写真に記載されているように、ざっくりとした条件や奨学金を貰える期間が分かります。

この奨学金は、

  • GPA2.5以上
  • フルタイムで就業していること
  • 資金援助が必要としていること
  • コミュニケーションが取れること(大学に提供者が訪問した際などに挨拶をしたりする為)
  • 期限は2023年6月1日

現地大学に入学後に高いGPAを取得しHonors Societyに入会する

入学した後半年から1年経つとHonors Societyに入るチャンスがあります。

GPAの条件をクリア(3.2以上など)していたら入会の招待が届きます。(中には怪しい団体もあるのでしっかり調べてから入会を考えてください)

入会費(私の場合は大学からの割引価格だったので20ドル)を支払ったら会員のみが貰える奨学金の申請をする事が出来ます。

また、成績や日々の行いが優秀ですよという証明の一つにもなるので私はお勧めします。

私はこの奨学金は申請しませんでした。

私が得た合計金額

ズバリ、年間

$7,000 です!

そもそもあまり大きい大学ではありませんが、留学生の学費で払っても約半額で大学に通う事が出来ました。

現在の為替レートで計算すると約90万円も節約する事が出来ました!

*2023年6月現在

学費の奨学金だけじゃない!

学費の奨学金だけじゃないんです!

生活費、特に寮費を奨学金で賄える事が出来るチャンスがあります!

条件は寮や大学に寄りますが、一定期間(半年以上)大学の寮に住むと、Residence Assistante通称RAに応募する事が出来ます。

私の通っている大学では…

  • 1学期以上住んでいる
  • GPA2.5以上
  • 現在在学している
  • 素行が良い
  • 教授からの推薦状3通用意できる

などの条件がありますが、留学生も応募可能です。

寮費が無料!

駐車料金免除!

インターンシップとしての経験になる。

などのメリットを得る事が出来ます。

主に、寮のオフィスで受付や事務をしたり、寮のイベントを考えたり、住人の緊急の対応をしたりなどの業務をします。

私は応募しませんでしたが、仲のいい留学生の友達もRAになっていました。

寮費は中々大きな生活費の一つなので、家賃免除はとても大きなメリットだと思います。

また、リーダーシップや合法的にアメリカでのインターンとしての就労が出来るのも貴重な体験だと思います。

応募

  • 申請フォームに主に書かれている事として
  • RAになったらどんなことに貢献がしたいか
  • RAになりたいきっかけは

などの質問に回答していきます。

+この時点で教授に推薦書のお願いをし提出します。

面接

面接では、

  • RAはどんな事をする人たちか?
  • 現在のHousingが抱えている課題を挙げる
  • その課題をあなたならどうやって解決するか?
  • RAとの思い出は?
  • RAをどうやって知ったのか?
  • 心理的な質問などを聞かれるそうです。

集団面接

いくつかの課題が書かれた紙が配られます。

紙に解決策や問題の解答を記入します。

集団で、監督官から質問や課題をベースに質問を受けます。

合否

という流れだそうです。

RAは入学前に申し込めませんが、入学してから狙えば大きな出費の節約になります。

最後に

日本の奨学金は返済が必要なこともあり、奨学金と聞くとあまり良いイメージはないと思います。

しかし、アメリカは奨学金=返済不要というのが一般的で、返済が必要な物をgrantと言います。

なので奨学金、スカラーシップを沢山申請してみてください。

私は、これまでに得た奨学金のおかげで学問に集中できたし、就活やクラブ活動にも集中して取り組むことが出来ました。

なので、費用であきらめないで奨学金の申請を是非考えてみてください!

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