駐在経験者が明かすタイ移住の光と影。滞在予定者が知るべき12の話

タイに移住したい、移住して見るかなあ、と考えている方に知ってほしいことがあります。

海外への移住は難しいと聞いているけど、「一体どうなってるの?」と思われている昨今、何故、移住することが難しいのか。

その原因の多くは、海外に移住することを意図も簡単に、甘く見ている事が原因でもあります。

日本国内のようにポンと行ってポンと帰ってくるようなことは、まず、あり得ません。

それなりにハード極まる覚悟が必要なのです。

しかし、その並大抵ならぬ決心と覚悟を決めて移住し、現在も有意義ある幸せな生活を送っている外国人を初め日本人の独身の方や年配のご夫婦の方々がいらっしゃいます

しかしながら、タイへ移住をされた方の中には、残念なことにも途中から余儀なく帰国されてしまった方もいらっしゃいます。

ここでは、

  • タイ移住に成功した組と失敗した組とに何故分かれてしまうのか?
  • その明暗を分けるターニングポイント

をタイへ長期駐在した経験者からご紹介していきたいと思います。

今からタイに移住したいなあと検討中の方、また、その計画やご予定のある方、ご年配の方も若い方も年齢を問わず必見です。

【タイの関連記事はこちら】

↑タイ滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら

タイ王国への日本企業の進出と日本人の進出

海外の在留日本人

日本社会で生活している私達ですが、近年になり、「国際社会」とか「グローバル」とかニュースや雑誌で良く見聞きするようになりました。

日本の外務省発行「海外在留邦人数統計(平成28年度要約版)」のデーターを見ると海外(日本国外)の在留邦人数は現在131万7000人に上ります。

国別ベスト5として、

  1. アメリカ
  2. 中国
  3. カナダ
  4. イギリス
  5. タイ王国

となっています。

タイは今後も増加の一途を辿る傾向にあり、現在タイの在留日本人の数は、6万7400人に上り、今や4位のイギリスを抜く勢いです。

これは政府統計の数字ですので、在留届を提出していない方を含めると約9万人に近い日本人がタイに在留していると言われています。

在タイ日本人増加の要因とは

この要因は、日本の製造工場のタイ進出に伴う、駐在員及びご家族の長期滞在と日本市場の長期低迷による新たな市場の開拓に伴う、営業所の進出による営業マン及びご家族の長期滞在や日本人起業家並びに投資家の増加から、タイで起業した会社(企業)も増えたことが要因として挙げられます。

また、タイに長期駐在した方が、会社をリタイヤした後に自ら起業し、タイへ移住された方や余生の暮らしを海外で送る考えで、タイに移住された方も増加した要因となっています。

何故、日本企業はタイに進出するの?

ここでは、大まかな要因として、以下の理由を取り上げます。

  • 日本と同じ仏教国である。
  • タイの国民性が良い、人柄や性格が気に入っている。
  • インフラ(港湾、道路、工業団地)整備による利便性が高い。⇒ 建設業界の進出。
  • 物価安とローカル従業員の人件費安(日本国内比較)※年々増加の一途
  • タイ政府による外資企業への積極的な工場誘致や斡旋とその特典(BOI奨励制度)が充実している。
  • タイ国内の日系企業とのアクセスがし易い。⇒ 同業間のマーケット情報の受け渡しが容易。
  • マーケットの新開拓(在留邦人が多い)。⇒ サービス業界の進出、飲食業界の進出。
  • 観光資源が豊富にある。⇒ 邦人を対象とした観光業界の進出。
  • 航空機の進歩で日本との距離が縮まり、更に格安航空会社を初め、格安の航空券や便数の増便もタイ進出の有利な要因として挙げられます。また、タイは他国にもアクセスし易い位置にあります。

タイ進出

タイ進出企業の中には、必ず失敗組と成功組とがあり、残念ながら失敗組となってしまった企業は市場の動向や状況の変化に追い付かず、何らかの間違いを踏んでしまった事が大きな要因となっています。

その主な要因として、用意した運転資金や銀行からの借入金がショートした、××人に騙された、想定した販売利益が確保できない、設備や部材がタイで入手できない、タイの人材の質が悪い、直ぐに辞める等、これらを大まかに分けると

「お金の問題」と「人の問題」

が失敗の第一要因です。

下手をすると本社や親会社にまで迷惑が掛かってしまうケースもあります。

これは、タイを含む海外市場の動向や分析が不十分であり、取り巻く環境の変化に対応できず、市場の動きの予想が狂ってしまった事が原因です。

また、あの会社もタイ進出で成功したから、自分達も進出すれば成功できるだろうと安易な考えで進出した企業や取引上の付き合いで進出した企業もあります。

進出するには、十二分な市場調査、分析とそれなりの準備と経営陣の先見の目が必要なのです。

このように、日本企業がタイ進出を選択した(する)理由がお分かり頂けたかと思います。

また、タイ進出に失敗した要因は、市場(マーケット)の調査と分析が不完全で中途半端な状態で進出したことが結果的に撤退にまで繋がってしまう(った)一般的な実例です。

移住も必ず事前調査を十二分に実施しながら、じっくりと考えた上で決断することが大切です。環境も変わります。

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タイ王国についての基本情報

タイ王国概要:

国名:タイ王国 (Kingdom of Thailand)
国王:マハ・ワチラロンコーン・ボディンドラデバヤワランクン国王(ラマ10世・King Maha)
面積:51、3115平方キロ(日本国土の1.4倍)
首都:バンコク(Bangkok) 人口:約850万人 タイ語名:クルンテープ・マハナコン~
人口:約6、700万人(内、在留邦人約70,000人 ※在留届未提出者を含め実際は数字以上)
宗教:上座部仏教95%、イスラム教4%、キリスト教0.6%、その他
気候:熱帯モンスーン気候(暑季、雨季、乾季の三季)
※故プーミポン国王の王子、マハ国王(ラマ10世・King Maha)は2016年12月1日即位

タイの国民性:

タイは階級社会の為、ワイ(合掌)の文化があり、日常の挨拶はワイから始まり、面前から離れる時にもワイをしてから離れます。

また、ご両親を非常に大切にする習慣があり、ご両親は絶大な決定権も持っています

いつも笑顔で落ち着きがあり、人懐っこく、とても大らかで、ノー天気的なところと自分本位な考えや自由さ持っているのですが、慈悲心とやさしさに関しては計り知れない程の奥深さを持っているのが特徴です。

ご存知かとは思いますが「マイペンライ」の言葉は、タイの国民性を象徴している有名な言葉の一つと言えるでしょう。

男性は高学歴者の場合、国や民間企業の重要ポストに就く傾向にあり、一般学歴者の方は、製造関連の工場仕事や製造現場等の仕事に就く方が多い傾向にあります。

仕事嫌いな面が多分にあり、就職しても数日で会社を辞め、ギャンブル(賭け事)に走る性格(国民性)を持っています。

その資金のサポート役が何と女性(恋人や妻)ですので驚きます。

女性も高学歴者や一般学歴者の就職先は男性とほぼ同じですが、近隣国の中では超勤勉で、金銭感覚が鋭く、貪欲な上、嫉妬に関しては、気が狂ったかのような強烈な性格(国民性)を持っています。

スマイル(微笑)をしながらアプローチしてくるのが得意ですので、日本人はつい騙されやすい傾向にあります。

その微笑みの瞳の奥には、何か意図があるのでは?といつも考えてしまう私なのですが実は「微笑みの国」とは、このような意味も隠されているのです。

こちらの記事も参考に:ウッカリでは危ない!タイの文化と習慣・暗黙のルール10選

タイの治安:

タイの治安は、その地区によって違ってきますが、交通事故が多い国としても有名です。

特にバンコクは渋滞のイライラから、信号無視や追い越しの違反は当たり前です。バイク(モーター・サイ)も小中学生が無免許で平気で乗り回しています。

近年では、日本で言う「暴走族」が出始めています。

交通ルールはありますが、無いようなものですから、必ず路上脇の歩道を歩くよう注意して下さい。

夜には飲酒運転でも平気で運転していますから、歩くよりもタクシーで移動した方が結果的にも無難な手段です。

また、中心部はスリ、置き引きや引ったくりが発生します。中にはバイクを使って背後から接近して引ったくられます。

また、爆弾テロの発生も考えられていますので、警察もその対策に神経を尖らせています。

特にタイ最南部はイスラム教徒の信者が多い為、世界情勢の理由からも警戒を強めています。また、バンコクよりも地方都市になると、殺人が多くなる傾向ですが、タイ国内の傷害は日本に比べると少ないのが現状です。

参考記事:これだけ知っておけば安心!タイ・バンコクの治安事情

いずれにしても、危険な場所や地区には侵入しない事が、自分の身を防ぐ一番の対策方法です。

日本の治安レベルは東南アジアや南米とは比較にならない程、高レベルですから、異国の地だという事は忘れない事。

日本と同じような心構えでいると必ず痛い目に合います。

「命とパスポートは自分持ち」です。

まず、海外に行ったら、自分で身を防ぐことが何よりも大切です。

また、現地情報を入手することも必要ですから、その情報元にアクセスできるようにする事も大切ですね。

もちろん日本で使用している携帯端末はSIMカードの手続きや購入を済ませれば、タイでも問題なく使用できます。

この手の情報は出発前に確認するようお勧め致します。

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タイ移住前に知るべき12の話

<1>ビザ・ワークパーミットの申請

そもそもビザは入国許可証の事で、重要な事は「滞在許可日数」が予め滞在国から規定された範囲内での滞在日数を許可されます。

タイはこの申請方法の変更が頻繁に行われている為、複雑化している感覚になってしまいます。

申請時の規定変更に注意して、各申請書と指定された書類を不備なく添付していれば、一般の方は差ほど難しく考える必要は無いかと思います。

むしろ、難しいのは入国管理局の担当官の方です。

ワークパーミット(労働許可証)も同様です。

ここでは、基本的なビザの取得に関して説明します。

参考記事

1)Non-Visa:ノンビザ(別称:ビザなし)

タイにビザなしで入国した方に、もれなく滞在期間の30日間をタイからプレゼントされる滞在許可の事です。

タイ入国の際にイミグレーションで出国する為の航空券や船舶券を所持(確認されます)していなくてなりませんので、航空券も予め取り出せるように準備はしておいて下さい。

2)Tourist Visa:ツーリストビザ(別称:観光ビザ)

タイに観光目的で入国した方の滞在期間60日間のビザです。延長申請後は更に30日間延長が可能です。

この場合のビザはシングルエントリーと呼ばれます。

その他には、ダブルエントリーやトリプルエントリーと呼ばれているビザがあり、再入国の回数(2~3)によって違いがあります。ビザの有効期限と滞在許可日数に注意して下さい。

その他、タイを経由して第三国に出国するトランジットビザ(旅行途中経由ビザ)があります。

これらは主に旅行会社が利用するビザです。

3)Non-Immigrant Visa-B:ノンイミ-B(別称:就労ビザ、ビジネスビザ)

タイに商用、就労目的で入国した方のビザ。

延長申請後は1年間延長可能(年次申請)。

Bはビジネスの事です。会社側が本人を証明する事で認可されるビザを言います。駐在員の多くはこのビザです。

4)Non-Immigrant Visa-O:ノンイミ-O(別称:扶養家族ビザ、その他のビザ)

タイに就労しているノンイミ-Bのビザを所持している方の扶養家族や、その他の条件に該当する方にだけに与えられるビザです。

Oはその他(Other)の事を意味します。基本的に就労はできません。

5)Non-Immigrant Visa-ED:ノンイミ-ED(別称:学生ビザ)

タイ文部省公認の語学学校や大学留学の学生、研究機関の留学、研究員のビザ(就労不可)。

現在タイは軍事政権下ですので、不正入国者を取り締まる上で学生ビザの取り締まりは厳しくなっています。

EDは教育(Education)の事です。

6)Retirement Visa-O-A:リヤイヤメントビザO-A(別称:年金ビザ、ロングステイビザ)

年齢が50歳を超えた方で、経済的に余裕のある方に与えられるビザ(就労不可)。

このビザの申請は金銭の制限が設けられており、添付書類も年金受給証明書、外貨送金証明書類や口座に関連した書類も必要になりますから、一般の申請とは違ってきます。

延長は1年間(年次申請)となります。

O-Aとは、その他(Other)の中で更にカテゴリーのAに該当する方に分類されます。

タイに移住される方に最も適したビザと言えるでしょう。

特記事項:

オーバーステイ(与えられた滞在日数を超過)をすると、500B/日のペナルティーが科されます。滞在許可の期限はパスポートに必ずスタンプされていますので、入国時に確認して下さい。

オーバーステイ(不法滞在)の期間によって、罰金以外にも〇〇年間はタイ入国が禁止されるように規定されています。

また、ビザの申請時には、申請場所によって違いますが、その担当する担当官によっては意地悪をされる(賄賂を要求している)ケースもあります。

この時は、文句は言わずに引き下がって日を改めて行くようお勧めします。

ビザの規定変更や手続き書類の変更は不定期で変わります。

尚、ビザの種類の変更は可能なのですが変更する際の条件や手続きには、タイの近隣国に一度出国してから手続きを済ませてから再入国する方法や手段がいろいろあります。

ビザの変更が必要でない方は、必ず出国前にリエントリーパーミット(再入国許可)を取得してからタイを出国して下さい。

原則的にビザは出国した時点で全て無効になり、ビザが有効期間中でも全て失効し、再手続きとなってしまいますので後々面倒です。

それからビザが有効期間中であっても、リエントリーパーミットの有効期間が過ぎてしまうケースが良くありますので、必ずパスポートのスタンプ日時を確認して下さい。思わぬ落とし穴ですよ!・・・。

・エリートカード

その他、移住(永住)される若年層の方は「エリートカード」と呼ばれる特別ビザを取得している方もいらっしゃいます。

ビザに500,000Bht(日本円で約150万円)を支払います。これはリタイヤメントビザ取得の対象年齢に満たない方の合法手段です。あなたも如何ですか。

関連記事:なぜ海外ノマドや富裕層がタイランドエリートを取得?タイ最強ビザの正体

ビザのまとめとしては、

  • 会社側の証明もない
  • リタイヤまでの年齢に達してない
  • エリートカードは購入できない

といった方々にとっては「観光ビザ」という道になりますが、この観光ビザも近年から滞在日数や再入国の回数とビザの更新回数の制限が厳しくなり、長期滞在が難しくなっています。

不法滞在者数(オーバーステイ)も多くなりつつありますので、基本的な一般のビザ取得方法で長期滞在が無理な方に関しては取り敢えず、手を引いた方が良いかもしれません。

タイはそれ程甘くはありません。

もちろん、不正が発覚して強制送還された際は、タイに規定年(数年~10数年)間、入国できなくなります。

賄賂を払って、裏工作してもこればかりは、何の手出しもできません。この時にヤミ業者に相談したりすると危険です。騙されますので注意して下さい。

<2>タイでの住居:

タイに滞在する上で絶対に不可欠となるのは住居(住まい)です。

住居次第で快適な生活ができるかどうかが決まります

タイの一日の疲れを癒す意味でも、住居の予算はもちろんの事、自分に合った物件を探索しましょう。

ここではバンコク繁華街中心から少々離れた近隣区域の物件を取り上げます。

1)ゲストハウス

バックパッカーや予算の少ない方にはポピュラーな多国籍人が出入りする住居で、セキュリティーは特に無く、カウンターの受付だけです。

キー(鍵)だけが頼りの住居です。

部屋は多少の汚れがあり閑々としています。

中長期滞在者には不向きですが、長期割引があるゲストハウスもあります。取り敢えず住んでから、新たに居住先を探す方には最適です。

価格は約¥1,000~¥2、000/泊です。

また、ハウスによっては、軽食やドリンクショップも併設しているハウスもあります。

中には扇風機のみの数人との相部屋で、¥300/泊のハウスもあります。

2)サービスアパート

一般のホテル感覚のようでアパート的な感じで生活ができる住まいです。

セキュリティーも完備されており、家具付きの他、冷蔵庫や洗濯機まで常備されています。

日本人経営者が多い事もサービスアパートの特徴です。

もちろん、日本人オーナーが経営する事務員は日本語がOKです。

空きがあれば即日入居可能です。価格は約¥10,000~¥15,000/月です。短期滞在者向けですね。

3)アパート

アパートとは言いますが、豪華で綺麗な高層マンション風な感覚のアパートです。

電化製品や家具は完備され、戸建てのアパートもあります。セキュリティーも完備されいます。

価格は約¥45,000~¥75,000/月となります

また、トレーニングジムやプール施設も充実しています。

アパートの場合、オーナーは個人の経営者形態となります。

タイ人オーナーが殆どですので、契約時はタイ語や英語が必要になります。

価格は高めですが、室内や設備は豪華そのものです。東京よりは安くて豪華だと思う方が結構いらっしゃるようですが、タイの友人は契約後のトラブルが多いと言います

4)コンドミニアム

日本のタワーマンションのような感覚の住まいです。

アパートとは違い、分譲マンションの一部屋を借りる形態になりますから、各部屋毎でオーナーが違います。

そのオーナーによって、価格が違っています。

セキュリティーは完璧です。

トレーニングジムやプールもあります。駐在員の多くはコンドミニアムの利用者が最も多く、もちろん家具から、電化製品や生活用品の全てが揃っています。

一度住んでしまうと帰国したくないと思う方日本人が結構いらっしゃいます。

価格は約¥30,000~¥50,000/月です

中には格安物件(約¥20,000/月前後)もありますから、良い物件探しも駐在員にとって、一つの楽しみ(娯楽的趣味)なのかも知れません。

タイの友人は、コンドミニアムを2~3人くらいで借りて、シェアーして住んでいる女の子が結構いるとの事でした。

聞けば、地方からバンコクに仕事に来た人達のようですが、タイの場合は地元意識が強く男女別なので、その辺の切り分けはハッキリとしています。

日本人のあなたがタイ女性にアプローチして、コンドミニアムに横入しようと企んでも無理でしょう。

それよりもLady-Boyに遭遇しない事を祈っています。(でも彼女達は、物凄く綺麗(マジ)で、物凄く優しい(マジ))

5)ホテル(中小規模):

ホテルによってはビジネス滞在者を受け入れてくれるホテルもあります。

価格は約¥8,000/月~¥10,000/月です

当然、素泊まりですが、意外に穴場があります。

タイのホテル業界も事業経営が厳しい状況の中、生き残りを賭けた一つの知恵(対策)なのかも知れませんね。

短中期滞在する方向けです。

1階にはレストランもありますので、いざという時には便利です。ご参考まで!。

<3>タイの生活費:

生活費について、バンコクに滞在した場合の料金の目安です。

宿泊先によっては、通信費(インターネット)の無料サービスがあります。

もし、ネット回線が無い場合は、別途工事費用と固定通信費が掛かります。

現在は光回線が主流です。尚、1BHT=3.00概算が私は良いと思います。

1.電気費用:

200BHT前後/月 ※一人住まい、エアコン利用(11月~2月は未使用)

2.水道費用:

200BHT前後/月 ※一人住まい、飲料不可、飲料用は別途購入

3.通信費用:

800BHT前後/月 ※プロバイダーによる

4.食事費用:※生活費の切りつめをする方はここが重要ポイントです。

  • 一般のレストラン:500BHT~700BHT/日/人 ※夕会食時は1,000BHT程度
  • 屋台:250BHT~350BHT/日/人(レストランの50%)

尚、日本食レストランは日本と同等レベル~の値段です。

また、外資系のファストフード店は日本とあまり変わりません。

基本的に諸外国から入ってくるものは値段が高くなります。

例として自動車もその一つです。只、ガソリン代が安い為、維持費が低く抑えられるメリットがあります。日本の場合はその逆で、自動車は安いのですが、ガソリン代が物凄く高いデメリットがあります。

5.交通費:

  • エアコンバス:初乗りで13BHT、最高で25BHT
  • タクシー:初乗りで35BHT、バンコク市内でも300BHT~500BHT
  • トゥクトゥク:交渉制(タクシーよりも安いが、事故率は高く、ほこりや雨を浴びる)

6.その他(嗜好品、娯楽):

マルボロで120BHT、タイ産の缶ビールが約40BHTです。

スーパードライは約50BHTですが、このビールは、タイのイサーン都市のコンケーン市にあるビアシンの製造工場で、アサヒとの技術提携によって製造されていますから、輸入品ではありません。味も日本製アサヒとは違います。

ウイスキーやブランディーもありますが、輸入品のスコッチや日本製焼酎の値段は2倍近く跳ね上がります。

焼酎好きな方は、ベトナム製焼酎を愛飲しています。まあ、外国人価格と言いますが、地場のタイ人は飲みません。飲むのは外国人(所得が多い)ですから、相場は決まっています。

娯楽には興味があるところでしょうね。

サービスレベルが高い人気店のカラオケやビアバーとなると大体3、000BHT~5、000BHT/人となります。

日本と比較すると安いのですが、頻繁に通うとなれば、月の出費は大きくなります。

ディスコは800BHT/人程度で済みます。

参考記事

<4>タイの物価(日本比較):目安

  • 光熱費用:日本の50%程度オフ
  • 食事費用:日本の50%程度オフ
  • 娯楽費用:日本の50%程度オフ
  • 交通費用:日本の65%程度オフ

その他としては旅行費用です。

彼女連れの場合ですと更に倍は掛かります。日本より安い安いと言いながら、支度した貯金やキャッシュがあっという間に飛んで行きます。

お金持ちの方であれば問題はないのですが、せめて、帰国する際の航空券代だけは確保して下さいね。

それから、彼女ができると嫉妬心が邪魔をして監視の目が光ります。最悪は男性のあそこをカットされてしまう事件も実際のところ発生していますので、十分注意して下さい。

<5>タイでの就職(仕事):

タイは旅行で行った人が気に入ってしまい、ここに住みたいと思う方が増えています。

個人的に就職を考える人も多いようですが、重要な事はタイで求人中の企業がどのくらいあるのか、また、外国人(日本人含む)も多く滞在している為に、求人倍率が高いことも挙げられます。

中には就職先を探しながらタイ旅行をしている方もいらっしゃいますが、求人企業側からの雇用条件のポイントは、長期で働けるかどうかが鍵となります。ビザや労働許可証は企業側で負担する(中には負担しない企業もあります)為、直ぐに辞めてしまうような方は採用しません。

タイ語が可能な方は現地まで赴き、応募や直交渉する方もいます。

タイ語が苦手な方やフリーターの方の場合は、即日現地に乗り込んでも就業は容易ではありません。

目先の就業先は良くてもテレホンアポインターや飲食業界の職でしかありませんが、その環境の中でも何とか頑張っている方もいらっしゃいます。

また、職に就くまでの間に生活費が底を着き、諦めて帰国する方もいらっしゃいます。

ですから、まずは日本の就職エージェントに相談し、就職希望地をタイにして登録される事をお勧めします。

代表的なオススメ海外転職サイト

海外転職サイトへの登録は済ませておきましょう。

海外の転職サービスは各国異なるため、ここでは国内の転職市場においてトップに入る転職サイト、およびハイクラス向け海外転職サイトをご紹介します。

登録無料で利用でき、海外求人数は豊富です。また、職務経歴書・面接対策といったサポートがしてもらえます。

  1. DODAに登録する
  2. リクルートエージェントに登録する
  3. パソナキャリアに登録する
  4. 海外ハイクラス勤務求人のビズリーチに登録

関連記事:日本人が海外で働ける職種23選(体験談付き)!有望分野や変わり種も

タイの案件は意外に多くあります。条件によっては残念ながら該当しない方もいます。

日系企業の現地駐在の案件もありますから、ビジネスキャリアのある方は期待が持てます。

就職の経験がない方は、日本で一度就職してからある程度まで経験を積んだ上でタイに挑戦する方法が良いと考えます。

就職は、タイの生活(移住)を左右する最重要ポイントですから、安易に考えず慎重に事を進めて下さい。タイをイメージするように簡単ではありません。

就労に関する企業は、地場のタイ就転職企業や、タイに進出した日系就転職エージェント会社が運営しており、相談や登録から会社紹介まで一貫してニーズにお応えしています(日本人駐在員が常駐)。

もちろん、日本との連絡は密にしていますから、求人案件に対して、例えば、日本側の紹介と面接後に採用後、タイ駐在員となるパターンや日本側の紹介後、タイで面接後にタイで採用といったパターンもあれば、日本側の紹介後に日本で面接後、タイで採用となるパターンがあります。

この採用パターンの違いは面接地を何処で実施するのか、日本採用なのか、現地採用なのかです。案件により違いがありますので、エージェントの担当者と良く話し合い、確認して下さい。

タイ就職に関するオススメ記事:

1)正社員/駐在員

日系企業の場合は正社員よりも駐在員として採用したい傾向にあります。

ビジネスキャリアを最重視しますので、人材のレベルや競争力は高くなりますが、給与はそれなりに高くなり、待遇(生活環境等)もタイではハイレベルになります。

営業職の求人が多く、工場管理職は減少傾向にあります。

2)派遣/契約社員

状況としては、日本と同様に、派遣社員の求人雇用が主流となっています。

ビジネスキャリアも必要になりますが、生産量の波があり、減産となるとカットされる場合があります。

正社員の場合は生産量の変動や増減でカットはされません。特に自動車業界では、派遣社員を重要視しています。

タイも正社員と派遣社員に関する優遇措置や差別を排除して、統一化する動きが出始めています。

3)パート社員

飲食店関係や商店レジが主です。

その他には家政婦や掃除婦もあります。不正雇用した場合はその店の責任者と本人が罰則を受けます。

見つかった場合を考えるとお勧めはできません。

4)注意事項

タイで就労する場合は「ワークパーミット」という「労働許可証」を受給しなければ労働はできない法律になっています。

当然ビザの種類にも連動性があり、見つかれば「本国へ強制送還」されます。ビザは、基本的に雇用者(会社)側がベースとなり個人を保証して、カテゴリーB(ビジネスビザ)を申請し、受給してから労働許可証を申請し、受給して初めて労働許可が国から下ります。

観光ビザで入国しても労働許可の申請は不可能です。

就労ビザの参考記事:タイの就労ビザの申請条件から取得・延長方法を徹底解説

<6>賃金所得:BHT=通貨単位 タイバーツ ※日本円換算=X3.0

<タイ人>就労後3~5年経過対象

事務職:25、000BHT前後
技術職:30、000BHT前後
IT職:35、000BHT前後
通訳職:40.000BHT前後 ※日本語検定3級レベル~
賞与:3.0か月/年1回(支給なしもあり)

<日本人>法律上の日本人最低保証額:50、000BHT ※国籍により相違あり

事務職:60、000BHT
技術職:70、000BHT
IT職:80、000BHT
通訳職:日本人として求人が無い(英語は出来て当たり前)
賞与:3.0か月/年1回(支給なしもあり)
特別給付金:10.000BHT/タイ語又は技能有資格者。30、000BHT/タイ勤続経験者

<派遣社員>初任給を対象

1日:300~400BHT前後

<パート職>初任給を対象

時給:30~40BHT前後

参考記事:職業別一覧!タイの平均年収を大公開

<7>タイの娯楽

タイの娯楽は何といっても

  1. 「旅行」
  2. 「ゴルフ」
  3. 「夜遊び」

が3大娯楽です。

前項でも説明しましたが、気分だけで、度重なる娯楽では生活費が持ちませんので、計画的に出かけるようお勧めします。

1)旅行:

一年間に約1000万人以上の外国人が往来するタイですが、その中でも、日本の観光客が一番多く東南アジアでも人気があります。

温暖(熱帯)な気候や美味しい料理とタイの国民性が更にタイを魅力的な国に位置づけた理由と思います。

しかしながら、観光地の殆どはバンコクやその周辺地域のアユタヤに集中しています。また、南のリゾート地であるプーケットやサムイとパタヤも新天地的なビーチリゾートとして人気があります。

私が駐在していたタイ東北地方のイサーンは、観光地としてはメージャーではありませんが、ラオスやカンボジアからの歴史を残しています。

中でもイサーン高原全域や大河メコン流域には、古代からの遺跡や恐竜の化石(T-Rex)博物館もあり、マニアックな方々が訪れています。

その代表的なスポットを幾つかご紹介しましょう。

イサーン地方独特の田園風景やのんびりとした雰囲気を味わいながらの遺跡巡りもなかなかのものです。近年は人気が出ています。

1.ピーマイ遺跡:ナコーンラチャシマー

タイを代表する、クメール王朝時代の建造物遺跡です。アンコールワットのモデルとなった寺院と言われています。この地を収めていたクメール王朝が誕生した説があり、イサーンでも珍しくアンコールワット様式の建造物で12世紀前後に建てられたと考えられています。500年も続いたクメール王朝の史跡です。

2.カオヤイ国立公園:ナコーンラチャシマー

世界自然遺産の登録地で、野生の象~滝、鹿やサイチョウ(鳥)等の希少な生き物が自然の中で管理育成されている大変珍しい国立公園です。

トレッキングやバードウオッチングにはおススメのスポットです。また、伝統工芸品も有名です。

3.パノム・ルン遺跡:スーリン

アンコールワットと同時期に建立された建造物遺跡です。

ピーマイ遺跡と並ぶクメール王朝の石像神殿で丘の上に建てられている史跡です。

朝日を向いて立つ中央入口奥のレリーフには、ヒンヅー教の破壊神である「シヴァ」が乗る牛像があり、その上部に「踊るシヴァ神」の彫刻は素晴らしく、有名な彫刻物の一つです。

また、「象祭り」も雄大ですよ。タイの象さんが終結します。

4.カオ・プラ・ヴィハーン遺跡:シーサケット

標高657mのプラ・ヴィハーン山頂にある遺跡です。

カンボジアとの国境に面しているメコン河とその雄大なスケールは絶景で、多くの外人観光客に人気のあるスポットです。

5. コーン・チアム:ウボンラチャタニー

コーン・チアム寺院の裏から望める「二色の河/メナーム・ソン・シー」と言われる大河メコンの茶色の流れとムーン川の澄んだ流れが合流している2色の流れは見事です。

更に近隣には奇岩がそびえ立つ「サオチャリアン」公園があり、古代人の壁画も実際にそのままの形で見ることができますからその歴史の深さに感激します。

また、「蝋燭祭り」は有名ですね。

6.その他:

イサーンはカンボジアとラオスとの争いが絶えない地域でしたが、何と言ってもそのベースはクメール王朝の繁益期をベースにしていたと感じます。

イサーンはタイの東北部で、その最東端はウボンですので、日本人観光客はなかなか訪れ難い地方ですが、一見の価値は十分にありますので、タイ観光のプランに組み入れてるのもアイデアの一つと思います。

バンコクも良いですが、飽きた方にはお勧めスポットが結構あります。バンコクからのツアーもあるようですね。

2)ゴルフ:

タイ駐在員必至の娯楽スポーツとして、仕事はもちろんの事、プライベートから日本の家族や友人の招待(接待)等に利用するアイテムとして位置付けられています。

特にタイに進出したばかりの駐在員は、ゴルフを介して人脈を形成するためには不可欠です。もちろん、個人的に観光と併せて楽しむ方も多くいらっしゃいます。

何故タイでゴルフなのか?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、タイの気候です。その一年中が夏の気候ですから、日本のように冬はありません。厚いゴルフウエアーを着て、クラブを振ることが

ないのです。スコールにはちょっと悩まされますが、短時間で天候が回復しますので、差ほど問題視はしていません。ベストシーズンは11月~2月末が最適なシーズンとなります。

また、何と言っても価格です。ラウンド料は2、000BHT~です。

キャディーさんへのチップは300BHT(相場)で十分です。

但し、300BHTを切ると、「ケチ(キー・ニャオ)」と言われ態度が一変します。OBのボールも取りに行きません。

最悪の場合、ゴルフ場の管理スタッフが出没してトラブルになる事があります。

ちなみにチップは、200BHTが通常とされているようです。

タイのキャディーは一人のプレイヤーに一人が付き、バッグの移動、傘持ち、ボール探しからコースのアドバイス等、全てに良く対応してくれます。

駐在員の方の中には「ご指名」をする方もいらっしゃいます!。夜までもご一緒するようですから、駐在員も考え物ですね。

3)ナイトライフ:

タイのナイトライフ先のお店(店舗・ショップ)の種類としては、

  • ディスコ
  • 日本人向けカラオケショップ
  • ゴーゴーバー
  • バービア
  • ゲイバー
  • マッサージパーラー(風俗店)

が代表格です。

バンコクでは、BTSとMRT路線の主要駅近辺に多く点在します。

特に、日本人が多い「スクムビット」や「シーロム」が有名です。

スクンビットとは言え、範囲が広く「アソーク」、「ナーナー」や「プロンポン」エリアに人気があります。

スクムビットのアソークで有名なのは、ゴーゴーバーの「ソイ・カウボーイ」です。日本人好みの女の子が多く、いつも日本人で埋め尽くされています。ダンスレディーを指名してお酒を一緒に飲んだり、お持ち帰りも可能というお店です。

スクムビット・ソイ20にある「スクラッチ・ドッグ」は、ディスコフリークには最適なお店です。

週末になると多くのタイ人、韓国人や日本人で満杯です。可愛い子を探しても残念ながら彼氏や男性と同伴して来店していますから、手は出させません。

でも、値段は比較的に安いので、ストレス解消には最適でしょう。

ナーナーは「ナーナープラザ」が有名です。

ゴーゴーバーやバービアが多くお店を開いているエリアです。

中でも「レインボーグループ」は、日本人好みの可愛い子がいるゴーゴーバーでニューハーフも数多くいます。

スケールも大きいので満足のできるショップと思います。また、周辺にはニューハーフ専門店や真昼間からお酒が飲めるショップもあります。

極め付けは「ナーナーホテル前」ですね。夜になれば「フリーの娼婦」が沢山集まって来ます。通称「立ちんぼ」と呼ばれています。日本人が多く集まるのが、ナーナーホテルとルアムチットプラザホテルの「テーメー・カフェ」とその周辺で、スクンビット通りのド真ん中です。

スクムビット・ソイ(路地という意味)33は日本人向けのカラオケからタイマッサージや日本食レストランが多いエリアで日本人にも人気があります。

また、私が良く行ったパッポン通りのタニヤは、日本人カラオケ店やクラブが多い繁華街で、別名は「リトル東京」とまで呼ばれています。

このエリアは正にカラオケスポットで日本人オーナーが経営するお店が多数存在する賑やかなところです。

サービスも日本的な雰囲気があり女の子も落ち着いています。日本人をターゲットにした商売では初めに成功したと言えると思います。現役のタマサートの大学生から遠くからはチエンマイから来ていた若い子もいました。

それから、パッポンではシーロムにあるゴーゴーバーの「ピンクパンサー」です。日本人が好む女の子が多く、若くて乗りが良いので人気があります。また「ソイ・トワイライト」があります。過激なパフォーマンスやレディーボーイでは有名です。

いずれにせよ、タイでは色々なお店があり、自分の好みのお店を探し当てる事です。ディスコは真夜中の24時になってお客さんが集まり始めるという習慣がありますから、ディスコは2件目狙いとして考えた方が良いと思います。20時に行っても極数人だけで雰囲気が壊れてしまいますから。

<8>タイ女性にはモテる日本人:

端的に言えば、自然な性格が決め手です。

幾ら彼女の前だからと言って、格好付けてもいつかはバレます。タイ女性が好むベースは何と言っても「優しさ」です。

日本人は海外ウケしません。

それは英語が話せないという国がらみの唯一の欠点と、社交的な明るさや態度が欠けているからなのです。

しかし、英語がネイティブな方は第一関門は突破していますから第二関門へと移行します。

それで、イケメンで優しさを持っていれば言う事無しです。後は、本人が持つお金の使い方や金銭感覚次第で決まるでしょう。

タイ女性はこの海外枠から外れ、優しくて、お金持ちの人が大好きです

例えお金持ちでは無くても優しさだけは心に感じ、受け止めて尊重してくれます。

もちろん、基本的にはイケメン狙いではありますが、この優しさはタイ人男性にない一面が大きな原因なのです。

仕事もせずにギャンブルばかりで、一日を過ごし、責任感も無く、身勝手に振舞われていれば、どの夫婦も別れる事が一番だと考えてしまうでしょう。

ですから、タイは離婚率が物凄く高く、子供さんの事も考えず、お互いが身勝手になり、突然、家を出て行ってしまいます。残された子供さんは、両親の真似をしないようにと考えますよね。

このような背景から、優しさ+お金持ちがタイ女性にとって格好の条件になってしまいます。

日本人は優しさや親切については世界が認める有名国です。すると日本人は、優しさ+お金持ちという条件に見事にハマってしまうんです。

特に年配者となると優しさは人生経験からグレードアップし、所得もあり、安定している事から、タイ女性のターゲットとなります。

低中額所得者であってもタイバーツに換算すれば、タイでは立派なミドルクラスとなるのです。ですから移住者も多い分けですね。

<9>タイ料理:

日本にも人気のあるタイ料理ですが、やはり本場の味は違いますよね。

一般的に馴染みのある手軽で早いファストフード的な料理を幾つかご紹介します。

1.カオ・パット

ご存知、タイ風イタ飯です。カオはご飯の事、パッ(ト)は炒めるという意味です。メイン具材は肉類やシーフード類がメインです。ご飯はタイ米(インディカ米)を使います。日本米のような粘りが無く、さらっとしたパラパラ感と歯切れの良さとお米の香りが異国を感じさせてくれます。私が好きなのは、カニ(プー)ですが、いずれにしても目玉焼き(カイ・ダウ)を合わせて注文し、ナムプラーを使ってかき混ぜながら食べると一味違います。

2.バミー・ナーム

バミーは中国風卵入り麺の事、ナームは水とか液体を意味します。汁麺という事になります。

タイ風ラーメンですね。重要なだし汁は肉類や魚類がベースのあっさり系のスープです。具材は肉団子から魚の練り物まで豊富にあります。意外にも魚(海産)ベースのスープが人気です。粉唐辛子や砂糖を使って味付けすれば、あっという間に完食です。ちょっと麺の量が少なくも感じますが・・・。

3.バミー・ヘン

上記の「ナーム」では無く、「ヘン」です。「乾くとか乾いた」事を意味します。

つまり、汁なし麺という意味になります。ラーメンのスープ無しバージョンです。

決め手は、唐辛子とナムプラーと砂糖です。具材には豚肉や鶏肉と砕いたピーナッツが入っていて、良~くかき混ぜてから食べます。

鶏の油が麺に吸収されますので意外に美味しいので驚きます。さすがタイ料理!。

4.クイッチアオ

バミー・ナームのビーフン版です。澄まし系のスープが殆どです。

具材は豊富で、香菜、パクチーともやしや野菜類と肉団子が入っています。そのお店毎に個性や特徴がある料理です。女性には人気が
あります。ダイエット食としても注目されています。

5.ガイ・トート

鶏の唐揚げの事です。時として市場で買ったガイトート。

カーネルサンダースも驚く程の味でした。

タイの鶏肉は品質が良いのでしょう。これにチリ・ケチャップやガーリック、塩を付けて食べると幸せになります。

ビールのお供には最適です。最近は粉唐辛子を味付けに使い、衣にも粉唐辛子を目一杯使っています。

ちょっと刺激があり過ぎてしまい、本来の味は消えますが、美味しいです!。

それとも具材の鶏肉がいたんでいるのかも?(嘘で~す)。

その他、タイ料理はバラエティー豊かなメニューが沢山あり、ここでは紹介し切れません。

食欲を盛り立てる味と香りの奥深さはタイ料理ならではの大きな特徴です。

参考記事:タイに行ったら絶対に食べるべき!おすすめ料理ベスト20選

<10>タイ移住の夢とは

1)若者組メリット

日本で就職するよりも海外に就職先を求めている方々が多くいらっしゃいます。

各々それぞれの理由がおありでしょう。

タイでセカンドビジネスを、起業をしたい方もハッキリとした目標を持って臨む事です。

目標も無いまま海外に飛んでも悲惨な結果となり得ます。

タイは自由な国ですから、あなたの意のままで生活する事が可能ですが、その反面、自分自身で全責任を持たなければなりません。

若い方達の考えは、タイに行けば何とかなるだろうという思いがあるようです。

セカンドビジネスや起業したい方のメリットは、人材が即座に集まる事と人件費の安さです。

人材の質は給与次第でコントロールできます。サービス業、建設業もまだまだ伸びしろがあります。デザイン業やファッション業も今後は増加傾向にありますから、資金が充実している事、タイと日本や海外と比べて、何がタイの生活環境の中で不足しているのかを割り出す事、F/Sを徹底的に行って調査してから最終決断する事です。

チェンマイでは日本の農業従事者が移住して、タイで農業をした事から、今では企業(会社)として立派に経営している実例もあります。

聞けば、リタイヤされたご夫婦のようです。

従業員は50名程いるようです。ですから、若いあなたにも必ずチャンスはあります。

2)リタイヤ組メリット

まず、何と言っても「物価安」でしょう。

東京と比較すれば移住しても十分生活できます。

最近はタイも物価が上昇していますが、今のところ日本の半分で賄ってイケます。一家族20万円の収入があればの話ですが、ライフスタイルや住居環境でも違ってきますから、下調べは十分にして下さい。

また、日本と同じ仏教国で親日派が多い事もメリットです。

タイ人は日本人を常に羨む形で見ていますから、優しさを忘れずに生活する事がポイントと思います。

恐らく、タイ女性がアプローチして来ますから、上手く熟せば、あなたの見方にもなり、失敗すると敵にもなります。

独身の方であれば問題はありませんが、奥様に見つかると家庭崩壊に繋がります。

タイ駐在員の離婚率は何と40%という数字を叩き出しています。

私もその一人になりそうでしたが必死の説得と理解を得られた事で、今は静寂を取り戻しています(いると思います)。

リスクは高い分若さを取り戻す事ができるのは、ズバリ「タイ」です!。逆バージョン(奥様)もありますよ。

<11>タイでの詐欺、騙し等

詐欺で良くあるのは、日本人の親切さを利用する詐欺です。

突然近づきながら「お金を盗まれた」とか「パスポートとお金を盗まれた」から、ちょっと2000BHT貸して下さいとかです。

ですからこういうケースは「警察に行け」と言うだけで、その場を直ぐに過ぎ去る事です

長く話を聞いているとキャッシュカードがどうのこうのとまで突っ込まれてきますから、優しさは別の場面に使う為に取っておくべきです。

日本人の性格や国民性を知り尽くした詐欺師ですからプロ中のプロです。

まず、見知らぬ人との金銭面に係わる話は「詐欺」と思う事です

銀行に行って現金を下ろした後、追跡されて狙われるケースがあります。

大金であれば被害は甚大ですから、できれば友人でも2人で銀行に行く事です。

私は職場の友人と一緒に行った経験が何度もあります。その時、あやしいと思う男が付いて来た経験があります。立ち止まって、睨み付けたところそのタイ人は歯を見せて笑っていました。

<12>生活する上で恐ろしい虫類

生活していると面白いのは、家の中にヤモリならぬ「ジンチョーク」さんが入ってきます。決して悪さはしません。

蚊や小さなショウジョウバエ類をペロッと食べてくれます。見た目は驚きますが可愛いですよね。

外壁には「トゥッケー」さんが張り付きます。

こちらも同様に悪さはせず、小さな昆虫類を食べてくれます。鳴き方に特徴があります。鳴き方はその名の通り「トゥッケー」と鳴きます。

初めて鳴き声を聞いた時は「誰かが外でデジタル音声を聞かせているな?」と思いましたが、確認したところ、トゥッケーさんご本人でした。

会社で話したところ大笑いされた記憶があります。体長は20~30cmあります。大きいですよ!

アリさんとは度々遭遇するハズです。

「赤蟻」と言いますが、凶暴性があり、攻撃的です

危険性の高い「火蟻」ではありませんが、噛まれると腫れてかゆみが伴いますので、お砂糖や甘味類の取り扱いは注意して下さい。一晩で赤蟻だらけになってしまった経験があります。

恐ろしいのは「ムカデ」と「サソリ」です

湿気が多くなる雨期になると、家の台所の排水溝から侵入することがあります

特に暗い場所の木材の裏板に潜んでいますから、ウッカリすると噛まれますので危険です

また、大雨が降る夜間に家の中にサソリが逃げ込んで来ます。

バックの中とか靴の中とかに入り込んでいる場合がありますから、朝起きた時には警戒して確認して下さい。

地上階の場合は大丈夫ですが、1階や一戸建ての場合は注意して行動して下さい

また、オオトカゲやカメレオンとか謎の巨大生物と遭遇した際は、地元民に助けを求め、警察に連絡する事が一番です。

タイ移住で知るべき話まとめ

タイで長い間、生活をしてきた駐在員の私ですが、タイは確かに日本人にとっては世界の中でも打って付けの国だと実感します。

私もタイを中心に、諸外国の方々と数々の経験を積み重ねてきました。

仕事が辛くても夜が楽しいので頑張れた事も正直あります。

再三言うように、まずは、お仕事を自分のものにしてから次のステップを踏むようにすべきかもしれません。

その積み重ねがやがて移住をしたいと自然に思うようになり、そこで初めて家族に相談して、承諾を得てから移住するようにステップを踏んで下されば成功は間違いないでしょう。

その間、現地調査は必至ですので、いろいろな線を当たっていきましょう。

実際にタイの移住生活をし始めると生活上のいろいろな問題が起きる事でしょうが、それらもバネにタイ生活を満喫してください。

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