これだけ知っておけば安心!タイ・バンコクの治安事情

東南アジア諸国でも有数の親日国であり、東南アジアの中でも人気の高い旅行先としておなじみの「タイ」。

日系企業の進出も目覚ましく、移住する人も増えています。

物価が安くプール付のコンドミニアムに住むことも夢ではないタイですが、ここでは在住者だからこそ把握しているタイの治安概要、タイの首都・バンコクの治安、事前対策や問題が起きたときの対策について、まとめておきたいと思います

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24時間セキュリティ付が当たり前の理由

タイの首都バンコクには多数のコンドミニアムがあります。

日本人街といわれているトンロー、エカマイ、プロンポンというエリアのコンドミニアムには日本人が多数住んでおり、中には100%日本人居住者のみといった物件もあるほどです。

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これらのコンドミニアムは基本的に24時間セキュリティ付が当たり前で、警備員の人が何人か滞在しています。

入り口には受付も設置されており、24時間英語を話せるスタッフが対応するといったホテルばりの対応も少なくありません。

その理由はなんと言っても「泥棒」が多いのが理由です。

日本でも泥棒はいますが、タイではさらに多く、日本の5倍以上だと言われています。家賃が安い物件はセキュリティが弱いことも多いので、最低でも1万バーツ(日本円で3万円前後)以上の物件を借りることをおすすめします。

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デモがあるところは危険

2006年の軍事クーデター以降、タイでは毎年のように大規模なデモや政治的な事件が起きています。
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目立ったものとしては、2008年には黄シャツ(反タクシン派)による空港占拠、2010年には赤シャツ(タクシン派)による市内要所でのデモと暴動がありました。

日本でもニュースで報道されているのでご存知の方も多いことでしょう。

2013年にも黄シャツ(反タクシン派)が行った大規模集会で当時のインラック首相退陣を要求、そして2014年に軍事クーデターが起きます。

「実際のところどうなのか?」というと道路を占拠するデモ隊は舞台を設置し、芸能人をゲストに呼び寄せ、お祭りムードの騒ぎとなっています。

笛の音も鳴り響き、サッカーの応援のような光景です。

中には1日500Bなど謝礼を受け取ってデモに参加している人もいるようです。

時折、爆発事故や発砲などがあるので安易に近づかないほうが無難です。

外国人の中には観光気分で見学に訪れる人もいますが、万が一のことを考えると絶対に近づかないことが大事です。

現在も軍事政権下ではありますが市民団体同士の衝突がなくなり(暫定政権により、集会が禁じられています)、表向きは治安が安定している状態です。

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麻薬の事件には注意

タイは麻薬の取り締まりが厳しい国として知られています。

海外ということで気が緩み、薬の事件に巻き込まれることがあるので、注意しましょう。
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タイの街では「薬はいるか?」(覚醒剤など:ヤーパー)と聞いてくる怪しい人がいます。

売人であることもありますが、中には警察に売り込むためにわざと聞いてくる人もいます。ヤーパーという薬を使うと、眠くならず興奮状態が続くとのこと。タクシーのドライバーは眠気覚ましに利用している人もいます。

今はだいぶ規制が厳しくなっていますが、貧しい庶民ほど薬に手を出す確率は高く、1部屋月額2,000バーツ(約6千円)、3,000バーツ(9,000円)など安い物件のアパートには薬が充満していることも少なくないそうです。

薬も価格が日本人の金銭感覚からすると、破格のため、例え、誘いがあっても絶対に断りましょう!

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マフィアの存在

タイはアジアの中でも治安がいいと言われており、観光地としても人気に高い国ですが「マフィア」についても紹介します。

安全のため、関わるのは絶対にタブーです。

マフィアと言って幅広く、例えばバイクのタクシー(バイタクあるいはモータサイ)もバックにマフィアがついており、場所代をマフィアに払うのが当たり前となっています。

また最近はかなり減少しましたが、駅周辺など街中で見かける「物乞い」の人たちもマフィアにお金を払い、そのうちのいくらかが自分の収入になるシステムとなっています。お金がからむところや人殺しなど犯罪の場合、マフィアが絡んでいることが少なくありません。

警察とマフィアがグルの場合も多いので、お金や事件に絡む場はすみやかに離れることをおすすめします。

万が一、金銭面で被害にあっても命があるだけありがたいと思い、すばやく立ち去りましょう。

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子供の誘拐・人身売買について

タイは一見平和そのものに見えますが、実は子供の誘拐がとても多い国の1つです。

日本は誘拐されてもほとんどのケースで発見されますが、タイの誘拐は国境を越えて人身売買にかけられてしまうので逆に見つかることがごくまれです。日本人も誘拐未遂にあった報告がなされています。誘拐した子供は物乞いをさせたり、人身売買にかけかれます。まして相手はプロです。

デパートなどでも誘拐があり、トイレに連れ込み髪をカットされたり、カラーコンタクトを入れたり、服装を変えるなど用意も周到です。

絶対に子供から目を離さないようにしましょう。

高級コンドミニアムでも誘拐の報告がなされています。セキュリティ体制がある場でも十分な注意が必要です。

さて、ここからは日本人にも人気のバンコクの治安について、ご紹介していきたいと思います。

首都バンコクには駐在員やその家族だけでなく、長期滞在者、永住者、留学生や現地採用など、様々な理由で暮らしている日本人が7万人ほどいます。

次に、これからタイ移住を考える方やご家族にとって気になる治安情報をまとめてみました。

バンコクの犯罪の種類

外国人狙いの軽犯罪が多い

タイの首都バンコクには、国内から人が集まるだけでなく、近隣国からの出稼ぎ者や移民を含む多くの外国人が暮らしています。
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014年のタイ警察による犯罪統計によると、タイ全土では殺人事件、傷害事件、強姦事件、強盗・窃盗事件、銃器不法所持、薬物犯罪事案などの件数が多いようですが、バンコクというエリアで日本人がその被害にあうということに限ると、窃盗や詐欺などの軽犯罪が大半を占めています。

大使館や外務省の発表を参考に下記に注意すべき犯罪をまとめてみました。

  1. スリ、ひったくり
  2. 詐欺(トランプ賭博、見せ金詐欺など)
  3. 睡眠薬強盗
  4. スキミング(クレジットカード、ATMカード)
  5. わいせつ犯罪
  6. 麻薬に関するトラブル
  7. タクシーやトゥクトゥクとのトラブル

バンコクの犯罪多発エリア

上記のような犯罪の多くは外国人をターゲットとしているので、観光客が多い王宮周辺、安宿街、ゲストハウス、ショッピングモールやウィークエンドマーケット、日本人が多く暮らすスクンビットエリア、繁華街であるアソーク~ナナ周辺、サイアムなどで多発しています。

そのほか、BTSやMRTなどの公共交通機関など、基本的に人の多い場所は犯罪の発生率が高まります。

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犯罪に巻き込まれないために対策

どこの観光地でもよく言われることばかりですが、これらは犯罪を引き寄せない・未然に防ぐために基本的なことです。

  • 危険な場所には近づかないこと
  • 知らない人を簡単に信用しないこと
  • 買い物は信用できる店を選ぶこと
  • 深夜の不急な外出は控える、夜間は人通りの少ない場所を一人で歩かないこと
  • 多額の現金や高価なものは持ち歩かないこと
  • 移動中、人込みでは鞄の口をしっかり締め、荷物の保管に気を配ること
  • タクシーにのるときは、必ずドアの内側にある登録番号を控えておくこと

こんなときには気をつけて!

レジやお店以外の場所でお財布を広げて歩いたり、知らない人に持ち物(カメラ、スマホ、お財布)を見せたりするのは控えましょう。
人を疑うのは悲しいことですが、簡単に相手を信用しないことも自分の身を守るためには大切。
そして歩きスマホや音楽を聴きながら歩くことは危険を察知するのが遅くなりがちですので、気を付けましょう。

公営団地や低所得者向けアパート、スラムなどでは外国人がとても目立ちます。そのため、不要な注目を浴びて結果的に嫌な目にあう可能性もあります。信用できる人と一緒でなければあまりよく知らないエリアに足を踏み入れないこと。もしも必要があって、信用できる人と一緒に訪れる場合でも、周囲の状況をよくみて判断してください。

デモやテロ、爆弾事件など

2015年8月にはバンコク市内で爆発事件、今年8月タイ南部における連続爆発事件が起きました。

これはウイグルやトルコからのムスリムによるグループが主犯とされ、今年のものはマレー系ムスリムによる犯行だと言われています。タイ深南部のムスリム独立派グループが関与しているとか、政治的な対立が主な原因などともいわれています。すでに容疑者が検挙されていますが、いまだに事件の真相はわかっていません。

万が一、このような事件に遭遇した際には速やかにその場を離れて身の安全を確保すること、SNSやメディアを活用して情報収集に努めてください。

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もしも犯罪にあってしまったら

在住歴が長くても、何度も旅行に来ていても、運悪く犯罪やデモなどに遭遇することもあるかもしれません。そのときはすぐに警察に届けること。

万が一のときのために、下記の連絡先は控えておきましょう。

1.タイ国観光警察(ツーリストポリス)

タイ王国国家警察中央捜査本部の一部局であり、観光産業に影響を与える犯罪を担当しています。観光地の巡回やイベントの主催管理、管轄警察署での通訳業務なども請け負っています。

外国人用電話番号:1155
日本語対応番号:0-2668-7173

2.バンコク首都圏警察部

下記の番号はバンコク都内全域を管轄しており、救急車の要請もできます。また、在住者は所轄の警察署の名前と場所は確認しておきましょう。近所に茶色のプレートで所轄を表す標識が立っているはずです。

191または123

3.タイ陸運局

タクシーに忘れ物をしたり、トラブルにあった際には陸運局のコールセンター「1584」へ連絡してください。

もしくは便利なアプリ「DTL Checked-in」を使ってドライバーの評価を送ることもできます。

24時間、英語でも使えて簡単に操作ができます。その際、ドアの内側にある黄色いプレートを写真に撮るか、メモをして送ります。これは警察に届けるときにも必要ですので、乗車したら必ず確認して写真を撮っておくといいでしょう。

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4.在タイ日本大使館

大使館代表番号:0-2207-8500、0-2696-3000

5.在タイ日本領事部

(旅券証明班) 0-2207-8501、0-2696-3001
(邦人援護班) 0-2207-8502、0-2696-3002
(査証班) 0-2207-8503、0-2696-3003
(領事部FAX) 0-2207-8511領事部

自衛のための情報収集

バンコクには日本語メディアが多数あります。NHKがはいるコンドミニアムやアパートもあります。大使館からの公式な情報と、非公式な情報をうまく取捨選択し、生活スタイルにあった情報収集の習慣をつけましょう。

大使館・外務省からの情報

在留届や旅レジに登録しておくと、安全情報がメールで届くようになります。必ず出発前には外務省のホームページから登録しておきましょう。

在留届電子届出システムhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp
在バンコク日本大使館安全情報(手口いろいろ)http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/teguchi1.htm

外務省海外安全ホームページ(タイ:安全対策基礎データ)http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=007

日本語・英語メディア

よほどタイ語ができる人でなければ、日本語か英語での情報収集が中心になると思います。下記に主なメディアを紹介しておきます。

  • Newclip
  • バンコク週報
  • The Nation(英語)
  • Bangkok Post(英語)

SNSの活用

もっとも情報が早いのはSNSです。特にTwitterは日本でも非常時に大きく役にたつことが知られていますが、バンコクでも同様です。下記に現地メディアのアカウントを載せておきます。参考にしてください。
@BangkokPostNews(英語)
@nationnews(英語)
@MCOT_Eng(英語)
@ThaipbsEngNews (英語)

バンコクの治安まとめ

近年、ムスリムグループによるテロが世界で注目を浴びていますが、タイにも多くのムスリムが暮らしています。そしてバンコクの中にはインド人街、中華街、韓国人街、アラブ人街と呼ばれるエリアがあり、非常に国際色豊かな街です。

「ほほえみの国」といわれ、経済力ではすでに「中進国」と言われるタイですが、深刻な労働力不足から周辺国からの労働力流入が盛んになり、経済格差も拡大し続けており、それが一部で治安の悪化を招いているという批判もあります。

いい人もいれば悪い人もいる、それはどこの国でも同じです。基本、自分の身は自分で守る。

そのための情報収集と知識の蓄積は日々心がけていくしかありません。海外で暮らすための基本として心得ておいてください。

タイの治安については観光時の注意はもちろんですが、実際に住んでいて日本では考えられないトラブルも少なくありません。特に子供の誘拐はぞっとする事件です。またホテルやコンドミニアム、アパートなど格安なところもあれば、東京並みの金額のところもあります。

あまりにも安いところはセキュリティ面が不安なので金銭やパスポートは肌身離さず持ち歩くことをおすすめします。

表立ってはなかなか遭遇しないかもしれませんが、薬やマフィアについても存在しています。万が一そうしたことに巻き込まれても、すばやく身を引くことが大事です。

お金で解決できるなら、安いものです。万が一お金を要求され、支払いが可能であれば支払いをして安全を優先しましょう。

タイ移住、生活の参考情報はこちら

以下の記事は、タイの長期滞在のビザ取得のヒントになりますので、こちらの参考にしてください。

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