【2024年最新版】Z世代が使っている英語スラング(カナダ編)

今回はカナダ移住の私がGen ZいわゆるZ世代の現地の若者が使っている英語スラングについて紹介していきます。

留学や海外移住に興味ある方には必見の記事になっています。

カナダの若者スラングを一挙紹介

rizz:

人を魅了したり誘惑したりすることをrizzという。

SNSから生まれた言葉で特に動画配信サービス(TikTok)でよく見かけることができます。

Charisma(カリスマ)の短縮形からこのワードが生まれました。

fire:

「イケてる・かっこいい・やばい」と言う意味です。

このワードは基本的にポジティブな表現で使用されます。少し前に流行ったhotと同じ使い方ができます

・hotやfireは「炎」のイメージからこの言葉が生まれたとされています。

炎=熱い=かっこいい・イケてる。この発想は日本語にはないなと思い、この由来を知った時には少し感動しました。

・実はかっこいいという意味を持つスラングはいくつかあります。例えば、Dope/Gucci/Lit/Sick/Cashなどが挙げられます。

sus:

「怪しい」という意味のsus

会話の中での使い方は、Eric is acting sus today. (エリックの様子が怪しい)

Suspicious (疑わしい)という意味の略語です

no cap:

少し前にcap(嘘)という意味のスラングが流行っていました。

しかし現在ではno cap(本物・嘘ではない・リアル)という意味でSNSで大流行しているスラングの一つです。

最近ではZ世代の若者に人気なワードでヒップホップカルチャーから影響を受けています。

bet:

このワードはcoolやI’m done(肯定や同意を表す言葉)と同等の使われ方をします。

Are you ready to go? -Bet!! (準備はできた?-はい!)

・このスラングは90年代のブラックカルチャーから浸透したと考えられています。

日本でも少し昔のトレンドが現代で再び火がつくように海外でもトレンドは巡り巡るようです。

basic:

日本でも聞き馴染みがある(普通の・平凡な)というこの単語は「独創性がなく、人気のあるトレンドのものだけに興味がある人」を意味します。

少し皮肉のきいたワードです。

Emo:

この言葉は日本語でもよく使われる「エモい」と言う意味ではなく、emotional(感情的な)から来ていて感情的な人・情緒が不安定な人という意味で使われます。

POV:

最近SNSでよく見かけるこのPOVはPoint of viewの省略形で、動画などの投稿コンテンツ内容を文字に簡単にまとめて動画をわかりやすくしたものです。

タグやキャプションのような役割を果たしています。

Fanum Tax:

自分の食べ物を取られた時に使うワードです。

なかなかクセのあるワードですが、若者に大人気です。

このワードの由来はFanumというのは人物の名前でこの男性がシェアハウス仲間からご飯をもらいそれを配信していた際に生まれた言葉と言われています。

勝手にとる=税金と言うジョークから生まれた言葉です。

海外には「一口ちょうだい」と言う文化が浸透していないため人の食べ物をとる=良いイメージではないことがわかります。

スラングを通じて異文化を知ることもできます

hangry:

これはHungry(空腹)Angry(怒り)を掛け合わせた単語です。

日常的に使えそうですね

mid:

「特に特別ではない・平均」という意味を持ちます。

若者言葉で言うと「まあまあかな・別に」にあたるスラングです。使い方としては、

This strawberry cake is mid. I shoud’ve ordered another one.
(このストロベリーケーキ普通かな。他のを頼むべきだった。)

flag:

「旗」を意味するこの単語には実は、旗と言う言葉以外にもGreen Flag、 Yellow Flag、 Red Flagのように色を用いることが多いです。

Green Flagは「安全」

Yellow Flagは「少し危険」

Red Flagは「危険」これは「恋愛対象の相手に対する危険度」を表しています。

会話ではこのように使うことができます。

What do you think about Josh? (ジョシュのことどう思う?)
-Mmm, I think he’s kind of a Yellow flag.(ん〜、私的にはちょっと危険なんじゃないかな)

最近では上記3色の他に黒(危険すぎる)青(緑と同様)ベージュ(ユーモアもなく退屈)など様々な色で表現されています。

Sigma:

この言葉はwhatと掛け合わせて「What the sigma」として使われます。

面白いことにこのワードに意味はなく、とにかく何かの相槌として使われることが多いイメージです。OMGと同じ立ち位置だと思います。

・このワードに関連してOhio / Skibidi なんて言葉もあります。もちろんこれらに意味はありません。

実際にこのワードを聞いたときに「どういう意味なの?」と聞くと友人全員が口をそろえて「意味なんてないよ」と言われ困惑した単語の一つです。

Spill the tea:

直訳すると「お茶をこぼす」と言う意味のこのワードは「噂」と言う意味で用いられます。

語源は定かにはなっていませんがお茶をこぼし、お茶が広がっていく状態が一気に広がる噂と似ていることから生まれたと言われています

言われてみればなるほど。となりますね

「tea」と言うだけでも「噂」と言う意味があるので簡単に覚えることができます。

vibe:

「雰囲気・オーラ」と言う意味です。

日本でもたまに聞くことがある「バイブス」もこのワードからきています。

let him/her cook:「(誰かに何かを)自由にさせる」と言う意味の単語です。

初めて聞いた時にははてなマークでしたが、友達に意味を聞いたところこちらもヒップホップから流れてきた言葉で「自由にさせてやる」と言う意味が込められています。

納得いくまで料理を作らせると言う意味からcookが語源とされています。

goat:

「最高」と言う意味のこのワードはGreatest of all timeの頭文字の短縮言葉です。
人やもの何に対しても使うことができる大変便利なワードなので若者の間で流行っている言葉です。

facts:

同意する(=agree)の意味を持ちますが、使い方によっては少し攻撃的・反抗的になることがあるので使い方に注意する必要があります。

自分の意見の後に主張してfactsと言うと「私は絶対に間違っていない」と言う意味になります。

・スラングは若者に親しまれていますが、時にはかなり強い意味や性的に捉えられることがあります。

使用の際は注意しながら正しい場面で使い分けるように心がけましょう。

とは言ってもスラングを使うことで海外の人とグンと距離が縮まること間違いなしです。

Giving me life :

何か・誰かをワクワクするようにさせる行為を表します。

使い方はThis warm weather is giving me life!(こんなに暖かい天気は本当に最高)

マライアキャリーの曲名から生まれたと言われているスラングです。

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まとめ

今回は現地の若者が使っているスラングについて紹介してきました。いかがでしたか?

日本にはない発想から生まれた言葉や日本でも耳にしたことがある言葉などなど。

スラングを覚えるだけで現地の方とリアルな会話ができるようになります。今回紹介したスラングを機会があれば英会話の中で使ってみてください。

 

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