チェンマイは、日本食から宿泊施設の価格の安さ、そして何より治安の良さから、初めての旅行者の方や長期滞在者にも最適な場所だと言えます。
ここでは、チェンマイに移住した2年の経験者から語る「現地に住んで感じたチェンマイの魅力を7つ」
- 治安の良さ
- 物価の安さ
- タイ料理以外もある多国籍に渡る料理
- おしゃれなカフェ
- ベジタリアン料理が豊富
- 賃貸の多さ、充実さ
- 交通手段の利便性
を取り上げていきます。
【タイの関連記事はこちら】
↑タイ滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら
1.チェンマイの治安の良さ
日中が暑いので基本、タイに在住の方は昼間は外に出歩かず、夜に活動をします。
チェンマイは夜に出歩くと、屋台やマーケットなど、街中が活気に溢れており、多くの方がお土産を求めたり、食事をしに歩き回っています。
女性の一人旅の方も、安心して夜中に市内を散策できます。
取り締まりの効果もあってか、近年は物乞いも殆ど見かけなくなりました。
ただ、治安が良いと言っても全くないわけではなく、やはり危険は常にある事を頭に置いてください。
注意しよう。バイクのひったくり
マーケットや、屋台の通りは規制が入っているので良いのですが、チェンマイ市内では、歩行者の通りに関わらず、歩道をバイクが走行するなど、歩行者にとってはバイクの危険が常に付き纏う街であります。
そして何より背後からバイクで近づいてバックや荷物をひったくるなどのスリもあります。
特に見た目から観光客だと判断できる女性は狙われる確率が上がります。
後方には十分注意してください。
後方から近づいてくる気配を感じたら振り返ってください。相手も諦めてその場を立ち去ります。
かくいう筆者も一度だけリュックを触られたことがありました。
幸いな事に荷物は盗られませんでしたが、なるべくバイクが走る方向にバックをかけないようにしてください。
また、バックを取られた際に抵抗すると怪我に繋がりますので、被害に遭われた方は、タイのツーリストポリス「1155」に連絡して、被害届を出してください。
2. チェンマイの物価の安さ!
チェンマイは物価が安く、セブンイレブンで1リットル13B約26円程で水が買えます。
たまに、2リットルで20Bと、割引される日もあります。
旅行者の方なら滞在費を抑えられて、長期滞在者や移住者なら安い生活費で暮らしていけます。
もし、お土産や生活必需品をお求めの方におすすめなショッピング・センターは、ガートスワンケーオにある、トップス、テスコです。最近できた業務用スーパーマクロは、袋入りで安く、大量に仕入れたい方が訪れます。
1食の値段
タイの料理なら1食30B~60B(約100~180円程)から食事ができ、日本食でも、店舗により値段のばらつきがありますが、59B〜200B(約180円〜600円程)で食べられます。
安い日本食
タイは日本食ブームであり、ショッピングモール内や、屋台、街中の至る場所に日本料理店が待ち構えています。
近年では、1巻なんと5B~10B程の価格で売られている寿司屋台もあります。
あまりの安さに味や品質を疑いたくなります。
が、筆者はこの低価格の寿司を食べて腹痛や体調不良を起こしたことがありません。
また、近頃は寿司屋台によって味のバリエーションが豊富でありながら絶品です。
日本食が恋しくなったけど、価格が気になって食べられない方は、是非食べてみて下さい。
3.多国籍に渡る料理とタイ料理
チェンマイはタイ食に限らず、
- 日本食
- 韓国料理
- 台湾料理
- イタリアン
- インド料理
など多国籍の料理に溢れています。
小さな都市でありながら世界中の料理が集結しており、徒歩圏内で様々な国の料理を味わえるのが大きな魅力です。
しかも、手頃な価格で味わえますので、食事の費用を抑えることができます。
メニューも店内に入らなくても外に置かれているので、是非メニューを手にとってから、店内に足を運んでみてください。
タイの屋台
レストランに限らず、タイの醍醐味である屋台も充実しております。
特に、お堀と呼ばれる四方を城壁で囲んだ門の付近では、夜になると屋台がずらりと立ち並びます。
有名なのがチャーンプアック門、チェンマイ門の屋台街で、夜の18時頃から毎日開かれます。
また、ターペー門は、サンデーマーケットと呼ばれる日曜日限定のマーケットが毎週日曜日に開催されます。
サンデーマーケットは、歩行者通りと呼ばれ、道の両端に屋台やお土産などが並ばれ常に観光客で満ち溢れています。
・注文の仕方
タイの注文方法は様々です。
基本は直接店員に注文を告げますが、屋台ではタイ語のみしか話せない店員もいるので、その際は、メニューに書かれたものを指差して注文して下さい。
また、テーブルに紙とペンが置かれて、紙に料理名と合計金額を記して店員に渡す形式もあります。
ただ、タイは主な活動時間が夜であり、タイ人に限らず、観光客も押し寄せるので19時から20時の間は席を確保するのが難しいです。
その際は、お持ち帰りを頼みましょう。
基本タイは、お持ち帰りが可能です。席が空いていない、またお持ち帰りして家で食事をとられたい方は、店員にその旨を伝えて下さい。
4. おしゃれなカフェが勢揃い
タイはカフェブームのようで、街を歩けば至る所におしゃれなカフェが点在しています。
中でもおしゃれ通りであるニマンヘミンには多くのカフェがあります。
チェンマイの日中は時期によっては日差しが強く、厳しいです。
暑さに慣れず熱中症になられる方もいます。
なので、チェンマイでは昼間はカフェや飲食店で寛ぎ涼しみながら夜に屋台や市内を歩き回る方が多くいます。
基本どこのカフェにも無料のWiFiが完備されており長時間居座るのに最適です。
・インターネットについて
チェンマイはノマドカフェ天国であり、基本どこのカフェもWIFIが完備されており、中には電源が確保されている場所もあります。
カフェに限らず、レストランも場所によってはWIFI設備が整っています。
筆者は一食60B(約180円程)の食事で、長時間パソコンを使用してますが、店員に注意されたことは一度もありません!
多くのワーカーが同様に長時間居座っています。
本格的なコーヒー珈琲
チェンマイは、本格的な珈琲が飲めるカフェが多く存在し、中にはチェンマイの郊外で収穫された本格的な珈琲が飲めるカフェがあります。
チェンマイは珈琲の生産地であり、中でも有内なのがチェンマイ市内に2店舗ある「アカアマコーヒー」。
アカアマコーヒーは、タイの少数山岳民族のアカ族が村で栽培した珈琲豆。
2年に渡り、世界の珈琲豆コンテストで、最高品質の珈琲豆と世界に認められています。
お土産用の珈琲豆も店内に販売されていますので立ち寄った際は是非購入も検討して見てください。
5. ベジタリアン料理が豊富
チェンマイには世界中から多くの観光客が訪れますが、その大きな理由の一つがベジタリアン料理が豊富なこと。
街中にはビーガン、ベジタリアン料理が溢れており、ベジタリアンが世界中から集うほどベジタリアンに人気の高い都市でもあります。
小さな都市の中で、新鮮で豊富に取り寄せられたベジタリアン料理があるチェンマイは、まさにベジタリアンにとって夢のような場所であります。
タイ食ばかり食べているとどうしても栄養が偏ったり、野菜不足に陥りがちです。ベジタリアンでない方も選り取りみどりのベジタリアン料理を食べに是非訪れてみてください。
JJ market
チェンマイの郊外には多くの農場があり、そこから採れたオーガニックな野菜が、チェンマイ市内に運ばれてきます。
中でもJJマーケットでは、土日に、新鮮で低価格なオーガニックな野菜や果物が並び、多くの方が買い占めにきます。
野菜に限らず、パッタイやサラパオなど、
タイ料理も揃っており、座席も用意されているので、自由にその場で食事をすることができます。
菜食主義のイベント
特にベジタリアンの方におすすめの時期が菜食期間である“ジェー”と呼ばれる菜食主義のイベントです。
この時期は街中で黄色い旗が見かけられるようになり、街の至るところでベジタリアン料理が食べられます。
この期間は主に動物性の食品が避けられ、豆腐を肉のような食感で食べれる大豆ミーツや、この時期ならではの菜食料理がふんだんに味わえ、ビーガンやベジタリアンの方がこぞってくる時期であります。
6.宿泊施設の充実
チェンマイは小さな都市でありながら多数の物件に溢れています。
家賃も観光エリア周辺ですと少し値が張りますが、ひと月約1万から3万円の間で借りられます。
電気・水道代も1ユニット15円~27円程です。
ただ、物件によって、長期か短期でしか貸し出していない場所など借りる際の条件が異なりますので実際に訪問してスタッフに訪ねてみましょう。
チェンマイおすすめの賃貸エリア
滞在エリアですが、観光が目的な方は
- ニマンヘミン
- ターペー周辺
がおすすめです。
長期で生活費を少しでも抑えたい方は、
- ガートスワンケーオ周辺
がおすすめです。
この周辺はショッピングモール、ランドリーなど生活に必要な設備が全て整っており、多くの日本人在住者が滞在しております。
賃貸設備は家具付き
基本必要な家具は備え付けられています。
ベッド、机、棚は物件訪問した際にほとんどが取り付けられて家賃に含まれていました。
ですが、扇風機、冷蔵庫、テレビ、WIFIは物件によっては家賃に含まれず、別料金で加算される場合があります。
また、エアコンがない部屋もあります。
タイは雨季に限らず年中を通して暑いので、エアコン、せめて扇風機は必要になります。
もし扇風機がなければ、月毎に扇風機代を支払うか、大型スーパーのTESCOに600B程で売られていますので、長期滞在者は購入した方が安上がりになります。
物件の借り方
チェンマイの賃貸の借り方は、ホームページやアパートの看板に電話番号が記載されています。
ですが、基本メッセージを送っても返信は返ってきません。
なので直接出向いて、交渉するのが無難です。
コンドミニアムやアパートは、主に玄関ホールにオフィスがあり、スタッフの方が常駐しています。
そこで滞在日数や、部屋に備え付けられている備品やデポジット、水道電気の光熱費、家賃の価格を尋ねてみましょう。
部屋を借りる際は、家賃代とデポジットだけでなく、パスポートが必須となるので必ず持参しましょう。
ちなみにデポジットは掃除代、ベットシート、若しくは破損した分を引いた差額が退却後に返金されます。
7.交通手段の利便性
チェンマイ市内には、沢山の交通手段があります。
どの公共機関を使えば良いか悩むかと思いますが、チェンマイは観光エリア以外でも便数と路線数が多く、片道約60円程で乗れます。
使い勝手の良さから多くの観光客や滞在者に利用されています。
ソンテウ
チェンマイ市内なら一律20B(約60円程)で片道まで乗車できます。
乗り方は、乗る前に向かいたい地点を告げ、運転手が了承したら後方から乗車して下さい。
交渉する際、基本英語で通じますが、中には英語が分からない方や、道をきちんと把握してないドライバーもいます。
降車地点を告げてもし運転手が知らないようでしたら、次のソンテウに聞いてみましょう。
チェンマイ市内には沢山のソンテウが市内を循環してますので、何人かのドライバーに聞いてみてください。
また、中には場所を把握してないのに乗車させる運転手や、乗車前や降車後に高額な料金を請求してくる場合もあります。
が、夜の渋滞や、遠距離でない限り一律20Bと決まってますので、請求されても無視をして、料金を支払いその場を立ち去りましょう。
向こうも渡されたら基本それ以上詰め寄ってはきません。
もし初めてで不安な方や、場所を把握してない方は次に記載するバスを使って市内を周るのが良いでしょう。
市内循環・RTCバス
2018年度から新しく導入された市内循環バス【RTCバス】。
こちらも片道一律20Bであり、乗車前に下車地点を告げて、料金を支払って下さい。
ソンテウとの相違点は、ぼったくりの被害に合うことがないこと、
また、このバスはルートが決まっており、目的地点がバスの走行ルートから外れている場合は、乗車できません。
どこを走るかわからない方は、バス車内にマップがあり、後者地点とルートが色分けで記されています。
若しくは、RTCバス専用のアプリを使ってください。
RTCは、バス車内に貼られた「via bus」のアプリの使用を推奨してますが、バスの現在地が把握できず使い勝手が悪いです。
RTCバスの現在地を把握するなら「cm transit by RTC」のアプリケーションを使用した方が良いでしょう。
このアプリなら地図上でバスの現在地に限らず、バス路線が色分けで確認でき現在地からの接近情報もリアルタイムで読み取れます。また、名前からバス停を検索できるのも特徴です。
チェンマイ移住してわかった魅力
チェンマイでは滞在費が安く抑えられるのは魅力的ですよね。
今タイの若い人達の間では、従来の考えが改められてきたと言われており、確かにタイ人との関わり合いの中で以前と比べて異なると感じる点が多々あります。
今後意識の変革によりタイの流れが大きく変化していくでしょう。
その中で、新たな趣味や発見、生き甲斐を見つけられる可能性を秘めているのがタイ・チェンマイの最大な魅力だと言えます。
【タイの関連記事はこちら】
- バンコクの生活費をシビアに算出してみた(一人暮らし編)
- タイ語の日常会話で役立つ便利フレーズ30選
- タイの就労ビザの申請条件から取得・延長方法を徹底解説
- タイでビーチのある生活!人気の6つの島を生活面でシビアに比較
- 駐在者が明かすタイ移住の光と影。滞在予定者が知るべき12の話
↑タイ滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら
世界中の日本人が参加する「せかいじゅうサロン」
世界へ広がる海外移住コミュニティ
世界中の日本人同士が繋がり、情報提供したり、チャレンジしたり、互助できるコミュニティ「せかいじゅうサロン」
参加無料。気軽に繋がってください。(2022年6月時点:参加者3600名超えました)
“【特別公開】世界で自由にひとりIT起業”
WEBマーケティングスキルは「世界どこでも働けるワークスタイル」を可能に。
1年で海外居住資金も作れるWEBスキル講座を無料配布中↓