日本人とカナダ人は似ている!?6つの異文化価値観

筆者は大学で国際異文化の心理学について学び、カナダへ留学。

卒業後またカナダへ戻ってきました。

現在はカナダ人と交際していて交際する中で日本人とカナダ人は文化も環境も異なっているのに似ているなと感じた異文化について6つ紹介していきます。

1.謝ってしまう癖

私が初めてカナダに来て感じたことは、カナダ人は日本人のようについ謝ってしまう癖があるということ。

少し日本と異なるのは、その後に会話が続くことが多いです。

例えば、偶然バスで乗客と肩がぶつかってしまって「I’m sorry」と言われ続いて私も謝りますが、その後に「Where are you going today?」なんて小さな会話が生まれることが日常茶飯事です。

日本人っぽさを感じつつ、海外ならではのフレンドリーさを感じることができます。

実はこのカナダ人の謝ってしまう文化はかなり有名で大学の国際心理学の授業でも学び、実際にこの謝る文化に出会った時は感動したのを覚えています。

世界中探してもなかなかレアな文化だと思います。

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2.案外周りの目を気にしている

これは留学先の大学の授業中にあった出来事です。

授業が後半に差し掛かり、教授が「次回のプレゼンは誰から始める?」と言ったときに意外と手が上がらない

海外だとみんな積極的にあげるものじゃないの?と少し違和感を感じました。

海外映画やドラマとは少し違ったリアルなカナダを感じることができました。

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3.日本人並みに気遣いができる

彼氏が日本へ遊びにきた際に、私の実家で数週間寝泊まりすることになりました。

晩御飯を用意している母にいきなり彼がたどたどしい日本語で「手伝いますか?」と聞いた時に家族全員で唖然としたのを覚えています。

家族からすると予想もしなかった言葉に母が一言「あなた日本人?」と微笑みながら返答していました。

彼曰く何かお手伝いをしたかったそうです。

この気遣いは彼氏だけでなく、カナダで過ごしていてもバスでお互いに席を譲り合ったり、助け合ったりしている場面をよく目にします。

加えて、バスや電車などの公共の場は日本の静かさには勝らないですが、かなり静かです。国民性が似ていますね。

個人的にカナダの好きな文化があります。

私の住んでいる田舎の地域では、バスを降りる際に大きい声で「Thank you」と言う暗黙の了解のようなものが存在しています。

留学当時は毎日のようにバスの運転手に手を振りながら挨拶していました。

4.平和主義で討論は出来るだけ避ける

カナダ人の国民性としてはおおらかで平和主義的な傾向を感じます。

というのも、アメリカに留学していた際には数えきれないぐらい日常的にデモが行われていました。

ごくごくたまに航空会社のボイコットに巻き込まれたりすることはありましたが、当時はこのハプニングにも「海外らしさ」を感じていました。

しかし、カナダに来てから1度もデモに遭遇したことがありません。

地域がらもあるとは思いますが、基本的にみんな優しく・フレンドリーだけどどこか日本人らしい控えめで謙虚なイメージがあります。

言い方を変えれば少しのんびりしている人が多いイメージもあります。私は大阪で生まれ、育ったのでたまにイラッとしてしまうことが少々。

特にローカルレストランに行く際には「時間に余裕を持って行く」ことをおすすめします。

5.自己主張はするけれどかなり控えめ

カナダの冬はかなり寒いので暖を取る意味からかハウスパーティーが多く開催されます。

多民族国家なのでさまざまなルーツを持つ人がいます。

これもまた面白いなと感じることが、南米のルーツを持つ人は常にはっちゃけていて盛り上げ担当です。

その方達がいつも先陣を切っています。

しかし以前に意見が対立してしまった際に現地のカナダ人が「その計画はかなり厳しいと思うから、もう一つの〇〇はどう?」とかなり丁寧に相手の逆鱗に触れないように提案している姿を見て友達とここ日本かな?と錯覚してしまうほどでした。

こちら側から見ると怖い上司と頑張って立てようとする部下のように見えて不思議な感覚でした。

以前にも公共の場で危ない行為をしようとしている人に対して「そんなことをしちゃダメ!」と言うのではなく「危ないですよ。手助けが必要ですか?」と聞いている人を見かけました。

言い方一つでも印象がこんなにも捉え方が違うことを知りました。

権利についての主張

カナダ人は自分達の権利についてよく主張しています。

最近日本でも聞き馴染みがあるLGBTQ+や女性の社会的な立ち位置の運動などは主に都心部で見かけることがあります。

すでに2005年には同性婚が認められていたりとかなり早い段階から「権利の主張」は当たり前になっていたかと考えられます。

6. If you don’t mind を使いがち

日常的に生活していてよく聞く言葉が「If you don’t mind~」この言葉は日本語で言う「迷惑じゃなければ/差し支えなければ」のようなかなり丁寧な言葉です。

レストランで働いていてもお客さん側から「もう少し拭くものをいただけませんか?」と言われたり、新しく仲良くなった人に「あなたの気に障らなければどこ出身か聞いてもいい?」と言われたり、かなり聞き馴染みのある英語フレーズです。

英語には敬語がない?

英語は言い方次第で直球になり時に攻撃的に聞こえることがあります。

このフレーズを使うことで「あなたを敵対しているわけじゃないですよ」というニュアンスが含まれていてカナダ人ならではの気遣いなんだと気づくことができました。

ワンクッション置くのは相手を思いやる気持ちの表れですね。

異文化紹介

最後に異文化についても少し紹介していきます。

カナダでは「家族の時間を大切」にします。

カナダには独立記念日やハロウィン、クリスマス、お正月の他にも「Thanks Giving」と言われる大きなイベントがあります。

もともとヨーロッパの収穫時期に感謝を表すイベントとして始まりました。

このイベントは毎年10月の第二月曜日に開催されます。

この日は必ず従兄弟や祖父母家族全員が集まります。

友達や恋人よりも家族の集まりが最優先される日です。

日本には浸透していない文化に当初は驚いたものの海外らしいイベントを身をもって体験することができました。

実はイベントごとに日本とは少し異なった文化もあります。日本ではクリスマスは友達や恋人と過ごし、お正月は家族で初詣に行きお雑煮を食べる。と言うのが一般的です。

一方でカナダではクリスマスは必ず家族で過ごし、お正月は友達と年越しパーティーを盛大に祝うことがあります。

異文化を知ること

文化は違えど、日本でもカナダでも「家族と過ごす時間」を大切にしてるのは素敵なことですよね。

異文化を理解し認めていくことも留学や移住をする上で大事な要素になってくると思います。

日本人とカナダ人の似ている点を6つ紹介しました。

比較的カナダ人と日本人は馴染みやすいと感じます。

とは言ってもここで紹介してきた事はあくまでも傾向に過ぎません。

日本人っぽい気質の人もいれば全く違う気質の人もいます。

まずはお互いの文化を理解していくことから始めていきましょう。

今回は留学先として人気であるカナダの国民性について取り上げてきました。

留学予定の方や移住したい方の参考になれば幸いです。

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