※この記事はせかいじゅうサロンの「海外在住者ピックアップ」企画で、紹介された内容です。
せかいじゅうサロンの皆様こんにちは。フランスはロレーヌ地方(現グランテスト)在住のTomokoと申します。
ご依頼いただきまして、僭越ながら書いております。
私は皆様のように、海外で暮らしたい!と全く思っていなかったクチで、フランスにも特に住みたいと思った訳ではなく、たまたまフランスに来てしまいました😅
なんとなく「ま、いっか!」と、来てしまったので「なぜ私はフランスに来てしまったのだろうか」と、反対に考えてしまったタイプです。
そんな適当な自分の判断が、本当に正しかったのかと、10年以上葛藤と混沌としたを時期を過し、悩みました。
そうして、やっと今「やっぱり来てよかったかも」と思える様になり、ようやく何かが見えてきたような気がする在仏16年目の夏です。
そんなこんなで、たまたま異国に来てしまった私のフランス生活について、お伝えいたします。
-目次ー
・プロフィール
・移住の経緯
・在住国や都市の紹介、魅力
・フランスでのライフスタイル
・どんなことをやっているのか
・今後やっていきたい・チャレンジしたいこと
・自分の強み
・サロンメンバーさんに伝えたいこと
プロフィール
大阪府出身。大阪で煮締めたような日本時代を過ごし、学校から就職までずっと大阪で過ごしました。
建築関係の専門学校卒業後、念願の勤務地の一つ、本町にある建設関連の会社で働いていました。
業務はCADで図面作成及び事務処理等、ベルサッサ(ベルが鳴ったらサッサと帰る)で帰ることを心がけ、そこだけは人一倍熱心でした。
終電で帰る日々も経験し、そこで「こんな人生って…」と考えるように変わり、部署移動により常に定時で上がるビッグチャンスを掴み、そこそこ働いて自分の時間を満喫するようにしました。
移住の経緯
会社の盆休みに、フランスでホームステイをしたのがきっかけで、今の夫に出会い結婚して移住しました。
別にフランスに行きたい!と思ったわけでもなく、3択中(チュ二ジリア、ロシア、フランス)、友達が「フランスなら一緒に行ってもいいよ!」と言ってくれたので、流されるままに同行。
この時点で、すでに適当です。
現実逃避出来る場所なら、正直どこでもよかったんですよ。
そして、そのホームステイの受け入れ先のアソシエーションの日仏交流会で、たまたまそこにいた現地人の夫と知り合って、なんとなく結婚してしまいました。
会社生活の延長なら、なんとなく未来が想像できますが、異国生活は私に取って未知の世界だったので、全く想像できない所が決め手でした。
在住国や都市の紹介、魅力
私の住んでいる街は、ルクセンブルク国境まで車で約25分、ドイツ国境まで約40分、ベルギー国境まで約40分という、4か国の国境付近。
メリットは、それぞれの国の良い所の恩恵を受けることが出来るので、以下のようなことが出来ます。
・職探しの選択が増る
・それぞれの国の税金を比べ、安い国へ買い物に行ける
・それぞれの国の美味しい食べ物を買いに行きやすい
・外国に遊びに行くことが簡単
街の魅力
私の住んでいる県はかつてドイツ領でした。建築物もゴシック建築が多く、ドイツ風味のフランスという独特な雰囲気が魅力です。
今でもドイツ領のなごりで、国民健康保険の返金率も他の県よりも高く、休日も2日多い所が、同じ国でも違う所が不思議に感じます。
一番近くて大きな都市はMetzメッス。ここは大聖堂が有名で、シャガールのステンドグラスがある可愛い小さな教会もあって人気ですよ。
パリにあるポンピドゥーセンターの別館もあり、カワイイカフェやオシャレなお店もいっぱい!
あまり日本人には知られていませんが、一人でも十分楽しめる街なので、よくふらっと遊びに行っています。
フランスでの私のライフスタイル
私のライフスタイルのメインは、家事&フランス語の勉強&ブログ&趣味です。
夫が会社員で、朝から夜までほぼ一日中家に居ない為、私がほぼ家事担当。
2010年生まれ息子は、昨年中学生になりました。バス通学になったので、やっと一日3回(朝、昼、下校時)の小学校への送迎が終わった!と思いきや、バスが頻繁に来ずまた時々彼の学校送迎も。
とは言え、昨年から、まとまった自分の時間が出来たので、これを機に経済的自立したく、色々開拓している最中です。
フランス語の勉強
フランス語は、近くに語学学校がないため、週一回の移民の為のフランス語講座へ出席。
あと、たまに有料アプリで日本の人気アニメを日本語音声&フランス語字幕で見て、会話フレーズ覚えています。
元々語学には関心がなく、学生時代も英語の授業は寝てました。
よって、フランス語にもあまり力が入らず、野心もなく、好きな事や好きな本を読んで覚えたりしています。
あまり好きではないフランス語習得なので、家でコツコツ勉強するのが出来ません。よって、自分をフランス語で話すしかない絶対絶命の状態ヘ持って行き、そのフランス人との会話の中で間違えながら、体張って覚えている道中です。
語学力と、フランス人と仲良くなるのはまた別で、当然会話は大事だと思いますが、どうやらそれだけではないと、感じてきました。
実は上手に話せなくても、その人の個性やキャラクターで、仲良くなれます。←言い切りました(笑)
特に、これが好き!!と、情熱を持っている趣味があると友達になりやすく「この熱い思いを伝えたい!」と言う気持ちが、文法が多少間違ってようとも相手に伝わり、思いを分かちあえる気がしています。
趣味
健康とフランス語上達も兼ねて、2018年より週二回合気体操と週二回合気道を習っています。
合気道のおかげで、たくさんの優しい親切な方々と出会い、世界が広がりました。
それと共に、私が唯一の日本人なので、日本について質問を沢山受ける機会が多く、何も自国の事を知らなかった為に、今、必死で神道や日本の文化を学び直しています。
もし、嫌いじゃなければ、日本にいる時から武道を習っておくのはオススメです。
親日家も多いので、そこで知り合いや仲間や出来やすいです。
蚤の市も好きで15年ほど通っています。
今まで買いすぎたので、最近はあまり買わず見るだけです。
色々モノについて質問して、教えて貰えるのが最近の楽しみになっています。
タロット
フランス発祥で、フランスならではの趣味を持ちたい!と思い、偶然カモワンユタロット(マルセイユタロットの中でも一番古いと言われる)や、色々な日本では全く知られていないカードに出会いました。
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日本語ではなかなか情報がないので、フランス語で学ぶしかない背水の陣的な所が一石二鳥で萌えます。
現在どんなことをやっているのか
現在は、個人でアドセンス収益メインのブログ運営をしています。これを今後さらに発展させるように、現在活動中です。
そして、昨年は有料プロデュースを受けてキンドル出版で一冊本を出しました。今後は自分一人で出版出来るように、準備をしています。
今後チャレンジしたいこと
1.経済的自立の為に、個人で日本とかかわりを持ったビジネス。
現地で働きたくないので(笑)フランス人と友達ならいいんですが、一緒に働くとなるとストレスが…。
人にも寄りますが。
2.輸入、輸出も興味があるので、勉強したい
3.薬、医者要らずに健康作り&美しさを保つ自給自足法
薬を飲むと、頭皮の肌荒れが激しいので飲めません。
さらに、フランスは皮膚科、耳鼻科、眼科など専門医に掛かるには予約必要で3か月~半年掛かります。
歯医者も1週間後に予約が取れたらラッキーという程予約が取りにくい状況です。
私の街の薬局は土曜日は午前中だけ営業、日曜日は休み。一般医は土日休み。夏のバカンス7,8月は医者もバカンスを取るので、入院、手術も人員不足で遅れます。
この様な国で生きていくには、自分の体は自分で守る方が確実だと悟りました。
食を変えたり(日本食作りなど)、薬からホメオパシーに変えたりしつつ、病気は精神的な部分も大きいので、ホリスティックな方法で、病気にならない体作りを今後もし続けたいです。
4.日本の文化の理解と伝達
日本好きのフランス人の方々の為に、日本人として正しい日本文化をフランス語で解説出来るようになることです。
特に趣味の合気道をはじめ、神ごとの武道について解説をしたいです。
5.日本の占い好きの方々へフランスの占いの伝達
マルセイユタロット等、占い好きな日本人の方々への情報の伝達。
武道とマルセイユタロットだけに特化した、ニッチな役が希望です。
この2つは、全く違う分野ようですが、実は潜在意識が大きく関わっているという共通した所があるので、私には同じものと感じています。
あとは、ギタリストになること(笑)
鬼滅の刃のコスプレして、エレキギターを友達と演奏し、沢山の国の日本好き&アニメヲタクと友達になることです。
自分の強み
1.自分でいうのも恐縮ですがって、自分でいうしかないので書きますと、文章を書く練習をしたので、日本で一番古いブロガーのブログ講師、今のブログ講師の両方に、うまいと言われました。
2.占いは当たると言われます。
3.直感というか、何か感じます
4.諦めている所
5.適当な所(笑)
サロンメンバーさんに伝えたいこと
私は大阪とフランス地方都市でしか、暮らした事がないので、僭越ながらお伝えしますと、16年フランス暮らしで今思うのは、異国も母国もあまり変わらず、特別なことはない気がします。
言語が大きく違う以外は、です。
日本国内でも、北海道と沖縄では違うように、今住んでいる場所から、別の地方に引っ越しして住むのと大して変わらないかもしれません。
言語しかり文化しかり、日本でも地方によって全く風習が違う事もあるので、それの延長のような感じだと思います。
私が皆様に海外生活で、これが一番重要!と実感したことをお伝えします。
・人に期待しない
・人を気にしない
・深刻にならない
・出来事にいちいち意味を持たせない
・選択で悩んだときは、どっちに転んだっていいや
・なにより自分を大事にする
↑自分にも常に言い聞かせていますが😅。
客観的にツッコめる自分でいることが出来れば、ストレスは少なくなるので、何かが起こると「美味しいネタ、一つGet!」と密かにフフフと思うことかな、と。
日本と全く文化が違う国に来て、毎度、理解に苦しむ出来事に遭遇しては「普通はこうするよね?なのに、なんでこうするのよ!?」と憤慨してばかりでしたよ、実は。
でも、よく考えて見ると、これも日本に住んでいても大いにありうることだったんですよね。
そのギャップが大きいか小さいかだけな気がします(衝撃の大きさですが)。
どこに住んでも状況や現象を、良い悪いの2つに判断をしないで「ふ~ん、そうなんだ」と、一歩引いた目線で見ることが出来る様になると、悟りを得た境地の様に、心も穏やかです。
と、偉そうに書きましたが、私は段取りがすこぶる悪いフランス人に、まだまだプンスカしておりますけど、ちょっとだけマシになりました。
異国生活は、自分の価値観が壊れる事が醍醐味の一つでしょう。自分の頑なな思い込みも減って、さらに適当に生きる事、基!!、臨機応変に対応する事が出来るようになったので、やっぱりフランスに来てよかったなと、思えるようになりました。
国際結婚、国際恋愛もよく尋ねられますが、国は違えど男と女の性質は、変わりません(笑)。
「フランス人やイタリア人男性(女性)etc..と付き合う為には!」とか、巷で色々書かれているのを興味深く読みましたが、はて、そうかな🙄?と。
私が色々なフランス人と接して感じたことは、正直○○人とカテゴリー別する必要はないな、ということです。
例えばフランス人男性と言っても、本当に様々です。日本人男性はこう!と言えないのと同じで色々な性格の方がいます。
根本的な男女の性質の違いさえ理解していれば、後はその人の背景(生活環境や国の文化、世代的背景等)を理解するだけで、いいと思います。
○○人じゃなくて、その人を見る事。
好きな人に興味を持つ事。
どの国でも同じ人間には変わりありませんから、男女の考え方の違いと人の心理を知っていれば、どの国の友達も仲間も恋人もパートナーも出来るに違いありません😁👍
あとは縁でしょうか(笑)
以上です。
ビザと労働に関して以外の普通の生活に関してなら、お答え出来るかもしれませんので、遠慮なくご質問なさってくださいね。
みなさまのお力になれば、嬉しいです。
Tomokoさんのブログ→フランスの暮らしを楽しむプチ手帳
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