【日本にも分校がある】フィラデルフィア・テンプル大学の特徴と留学の魅力

フィラデルフィア・テンプル大学の特徴と留学の魅力

この記事では、アメリカの大学に入学や転入を考えられている方に、選択肢の一つとしてテンプル大学をおすすめしたく、魅力をお伝えしていきます。

全米第5の都市、東海岸第2の都市であるフィラデルフィアにあるテンプル大学本校について、学部や大学の特徴などを8つの項目に分けてご紹介します。

テンプル大学概要

テンプル大学はアメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアにある州立総合大学。

フィラデルフィアから約2.5km北側にキャンパスを構えています。

1884年に創立され、今年で創立135年を誇る歴史を持つ大学です。

ペンシルバニア州内に6つ、アメリカ国外ではローマと日本に分校があります。

アメリカで31番目に大きい4年制の公立大学で、17学部で570以上のプログラムを提供しています。

約4万人のテンプル大生が、 フィラデルフィアという都会にあるダイバーシティに富んだキャンパスでの学生生活を楽しんでいます。

また、生徒と教職員の比は14:1と大規模校としては充実した教育環境が整っています。

フィラデルフィアのテンプル大学

キャンパスは広大で、学生の多くがキャンパス周辺に住んでおり、図書館、ジム、レストランなどのキャンパス内の施設を利用しています。

学生生活を都会で送るテンプル大生は、 世界で通用する知識や経験を大学生活とおして身につけていきます。OB・OGとのネ

ットワークも強く、コネクションを重視するアメリカ国内での就職には有利です。

テンプル大学は日本にもある

テンプル大学日本校は日本史上初のアメリカの大学として1982年に東京に設立されました。

2019年には世田谷区三軒茶屋にある昭和女子大学のキャンパス内に移転しています。

学生は 約60カ国と世界中から集まっており、授業は本校同様英語で行われています。

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どんな学部があるか?

【本校】

本校には13の学部があり、学科はかなり細かく分けられています。

芸術系から理工学、ビジネスと幅広いプログラムを提供していて、学生はその学部の中でも何に特化したいのかを選んで学ぶことができます。

例えば、ビジネス学部ではリスク管理学やマーケティング学など、ビジネスの中でも自分の目指すキャリアに応じた勉強をすることが可能です。

  • Art and Architecture
  • Business
  • Education
  • Engineering
  • Liberal Arts
  • Media and Communication
  • Music and Dance
  • Public Health
  • Social Work
  • Science and Technology
  • Sport, Tourism and Hospitality Management
  • Theater, Film and Media Arts
  • University Studies

日本と違い、米国企業には総合職という職種がないので、目指す職種に特化して学ぶことが可能なシステムとなっています。

【日本校】

日本のキャンパスでは以下の学部で学ぶことができます。

  • Art
  • Asian Studies
  • Communication Studies
  • Economics
  • General Studies
  • International Affairs
  • International Business Studies
  • Japanese
  • Political Science
  • Psychological Studies

アジア学や日本語といった学部があるのは日本校ならでは、です。

日本国外出身の留学生が多く専攻している学部です。逆に、コミュニケーションや国際関係、国際ビジネス学は日本人も多く在籍している印象を受けます。

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テンプル大学の特徴と魅力とは

・スポーツ文化

テンプル大学はスポーツにも熱心で、多くの学生アスリートが在籍しています。

特にアメリカンフットボールはシーズンが始まると、応援にも熱が入り、盛り上がります。

大学の施設や提携しているスタジアムで行われるホームゲームはテンプル大生であれば無料で観戦できるので、勉強の合間にアメリカの大学のスポーツ文化を目の当たりにすることができます。

・充実したキャンパス

キャンパス内の施設が充実している点もテンプル大学の特徴の一つと言えます。

キャンパス内には24時間開放されているTECH CENTERと呼ばれるコンピューターセンターがあり、内設されているスターバックスも基本的に24時間営業なので、昼夜問わず学生が勉学に励んでいます。

図書館も深夜まで開放されているので、課題の多い学生が集中できる環境が整っています。

その他にも、フードコートやフードトラックも多い上に、ジムや映画館やバーもキャンパス内にあるので、とても便利です。

・アメリカ外への留学のチャンス

テンプル大学の特徴としては本校と分校間での留学が可能という点が挙げられます。

また、海外の協定校も世界中に持っているので、中国、韓国、オーストラリア、フランス、ドイツ、イスラエルなどの国々に交換留学が可能です。

フィラデルフィアのテンプル大学

・世界中から集まった留学生

日本校でも多くの留学生が在籍していますが、本校にはなんと約130カ国からの留学生が集まっています。

つまり、32万人以上の卒業生がアメリカだけではなく、世界中に点在していており、ネットワークづくりや仕事における機会が広がります。

異なる背景を持つ他の留学生と、ダイバーシティに富むアメリカで育ったアメリカ人との大学生活をとおして、グローバル感覚を身につけることができます。

入学に必要なもの

新入生の場合(全て英語表記のもの)

  • 学校の成績表
  • 推薦状
  • コモンアプリケーション(大学websiteで取得可)
  • 英語基礎能力試験の点数証明書(TOEFL iBT, IELTS, PTE Academic, ITEP Academic Plus, Cambridge C1 Advanced or Cambridge C2 Proficiency)
  • 卒業証書

日本の大学からの転入生の場合(全て英語表記のもの)

英語基礎能力試験の点数証明書(TOEFL iBT, IELTS, PTE Academic, ITEP Academic Plus, Cambridge C1 Advanced or Cambridge C2 Proficiency)、在籍証明書

※新入生、転入生ともに、必要な英語基礎能力試験のスコアはTOEFL IBT 79、IELTS 6.0、PTE Academic 53、ITEP Academic Plus 3.9 C1 Advanced 180、C2 Proficiency 180以上とされていますが、英語力が上記の点数に満たない場合、IELPという英語強化クラスを受講して条件付き入学をする方法もあります。

詳しくは大学ウェブサイトでご確認ください。
https://admissions.temple.edu/apply/international-students

テンプル大学日本校からの編入生の場合

編入学は基本的に自由自在です。

日本校から本校への留学は同じ大学内のキャンパス移動のようなものなので、難しい手続き等なしに実現することができます。

期間は1学期間からで、 途中で留学期間を延長することも可能です。

在学期間内であれば、本校と日本校の行き来も何度でも可能なので、入学して間もない頃に1学期間だけ本校に留学し、卒業直前の1年間にもう一度本校に戻ってきてアメリカで卒業するという人も多くいます。

もし、希望の授業がローマ校でも履修可であれば、ローマ校への留学も本校と同じように可能です。

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留学費用はいくら必要か?

学費:年間$30,000

学部により多少上下しますが、おおよそ1セメスターにつき$15000(年間$30000)となっています。

詳しくはこちらのページで確認可能です。
https://bursar.temple.edu/tuition-and-fees/tuition-rates

フィナンシャルエイドや奨学金の制度もあるので、入学や転入を考えている方は確認してみてください。

ちなみに、授業料の支払いは銀行振込とクレジットカードが利用できます。

生活費:$1200/月ほど

学生の家賃は$800くらいが平均的で、食費などの生活費を含めて$1200/月ほどになります。

もちろん、住む場所やシェアにするか一人暮らしにするかなどで家賃は変わってきます。

テンプル大学・学生生活のリアル

驚くほど課題が多い

留学される方が最も驚くのは課題の多さではないでしょうか。

授業に出席し、バイトに行き、サークルの飲み会に参加、というスケジュールはほぼ不可能です。他のアメリカの大学にも共通していることですが、とにかく課題やプロジェクトが多く、授業の出席率も真剣にみられます。

授業前に予習すべきことが多い上、授業中の発言数も評価に加わっているので、欠席や準備なしで授業に挑むと再履修なんてことになりかねません。

グループプロジェクトやプレゼンも多いので、平日は夜中までかかって課題に取り組む必要があります。

卒業するために長期インターンシップをする必要がある学部もあります。

関連記事:【学生が作る!】アメリカ・大学授業のリアルと疑問を全解決

日本人留学生が少ない

日本校があるので、一見多いと思われがちですが、意外と日本人留学生が少ないです。

また、学部が多いため、なかなか同じ学部で日本人に出会うことがありません。

また、日本校からの日本人留学生は短期(1セメスターか1年)で来る場合が多く、入れ替わりも激しいです。

周りに日本人が少ないと不安なこともありますが、留学の醍醐味である異文化交流に没頭し、英語力を上げるにはふさわしい環境が整っていると言えます。

大学生活のスケジュール

先ほど紹介したとおり、平日は課題に追われているので、授業が終わるまではキャンパス内で過ごしていました。

授業の合間にTECH CENTERや図書館で予習や課題に取り組み、授業後、夜ご飯を食べ終えるとまたキャンパスに戻って課題に取り組んだり、グループミーティングをしていました。

テスト期間中は朝までキャンパスにいることもよくありました。

平日はこのようなスケジュールでしたが、金曜日の夕方〜土曜日はプライベートに時間を割いている学生が多いです。

日曜日も午後からゆっくりその週の授業に向けて勉強を始める、といったようにかなりメリハリがはっきりしています。

キャンパス周辺に住んでいる学生が多いので、一緒に勉強したり、ご飯に出かけたりと関係を深めることができるので、課題に追われる平日も充実しています。

大学生活を楽しく過ごす3つのTIPS

楽しい大学生活を送るためにする/しておくと良いと思ったことを3つ紹介します。

・積極的に行動する

大学生活を楽しむために最も大切なことは、積極的になることです。

クラスメイトに積極的に話しかけるのはもちろんですが、授業でも積極的に発言し、学校の行事に積極的に参加することで交友関係だけでなく、自分の評価も向上します。授業中の発言に抵抗がある方が多いと思いますが、 発言しない人は授業に参加してないと同じと見られるので、間違っていてもいいので積極的に参加することが大切です。

・マナーは大切に

交友関係を築く上で、マナーも忘れないようにしましょう。

といっても、日本のような上下関係はないので、フランクに接して大丈夫ですが、異なる文化的背景を持つ人ばかりなので、差別になるような発言や行動は控え、偏見を持たずに接するように心がけましょう。

・日本について勉強しておく

自分の国の文化について勉強しておくことも大切です。

日本の文化について聞かれることが多い中で、あらかじめ学んでおくと、会話もスムーズに行うことができます。授業でも日本が取り上げられることがあるので、発言できるようにしておくと良いと思います。

関連記事:留学経験をもっと思い出深く!外国人の友達を作る10の方法

さいごに

都会という立地と、国内外にキャンパスや協定校を持つテンプル大学では、グローバルな感性を磨くことができます。

留学生 だけではなく、アメリカ国外出身の教授の授業を受けることができる点もテンプル大学で勉強するメリットです。

学業、プライベートともに充実し、成長を促す環境の整っているテンプル大学での生活を楽しんでいただければ、と思います。

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