今回は韓国でのアルバイトの探し方についてご紹介したいと思います。
日本と似ている点もあれば、違う点もあります。
ここでは、韓国でのアルバイト体験談を交えながら、アルバイトの探し方や働く前のヒントをご紹介いたします。
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1.韓国で働けるビザとは?
まず、韓国で働アルバイトしても法的に問題にならないビザかどうかを確認しましょう。
アルバイト可能なビザの種類
韓国でアルバイトが可能なビザは下記となります。
- D−4(一般研修):大学付属の語学堂や一般語学学校の学生。ただし資格外活動許可が必要
- D−2(留学):韓国の専門学校、大学、大学院などの学生。ただし資格外活動許可が必要
- H−1(観光就労):いわゆるワーキングホリデー。日本語教師などのみ資格外活動許可が必要
- F−6(結婚移民):就業に問題なし
自分のビザでアルバイトをしても法的に問題にならないかどうか、よく確認してからバイト探しをしましょう。
不法就労が発覚した場合、国外退去や韓国への入国禁止処置が取られることがあります。
2.必要であれば「資格外活動許可」の申請を!
アルバイトをするのに「資格外活動許可」が必要な場合は、出入国管理事務所に申請に行きましょう。
出入国管理所への訪問はHi Koreaのサイトから訪問予約が必要です。
不明な点は外国人総合案内センターへ電話して問い合わせてください。
外国人総合案内センター: 1345 (日本語可能)
3. アルバイトを探そう!オンライン編
ビザの問題がなくなったら、アルバイトを探しましょう!
アルバイト探しに役立つサイトを紹介していきますね。
3-1.コネスト生活・交流掲示板
KONEST:https://comm.konest.com/yaritori/list.php
在韓日本人向けの掲示板です。求人広告もほとんどが日本語で出ています。
主にソウルの求人広告が多いですが、たまに地方都市の求人もあります。
3-2.ソウルナビ 交流・留学・生活掲示板
SEOUL NAVI:交流・留学・生活掲示板
こちらも在韓日本人向け掲示板です。
コネストよりは数は劣りますが、日本語で求人広告が出ています。こちらもソウルの求人が多いですが、地方都市の求人が出ることもあります。
3-3.ソウルジャパンクラブ 生活情報 掲示板
Seoul Japan Club:http://www.sjchp.co.kr/
こちらは在ソウル日本人向け掲示板です。
ソウルジャパンクラブの会員でなくても利用できます。
たまに日本語で求人広告が出ていることがあります。
3-4.モアソウル 求人掲求職示板
モアソウル:http://www.moreseoul.net/home/bbs/board.php?bo_table=kyujin
こちらも在韓日本人向け掲示板です。
こちらもソウルが中心ですが、地方都市の求人広告が出ていることもあります。
3-1.から3-4.までは主に日本語で求人広告が出ているので、韓国語がまだあまり得意でない方でも採用してくれる会社が多いかもしれません。
次からご紹介するのは、韓国語ができる人向けの媒体のご紹介になります。
3-5.알바몬(アルバモン)
アルバモン:http://www.albamon.com/
韓国のアルバイト求人情報サイト。
働きたい地域を選んで探せるので、ソウル以外の地方都市のアルバイト情報も充実しています。
- 일본사람 (日本人)
- 일본인(日本人)
- 일본어(日本語)
- 일어(日本語)
- 원어민(ネイティブスピーカー)
などのキーワードで探すと日本人でも働けるアルバイト情報が見つかるかも。
3-6.알바천국(アルバ天国)
アルバ天国:http://www.alba.co.kr/
こちらも韓国のアルバイト求人情報サイト。
こちらもソウル以外の地方都市をカバー。
上の検索語で日本人向けのアルバイトを探してみてください。
4. アルバイトを探そう!オフライン編
今度はネットではなくオフラインで探す方法です。
ソウル以外の地方都市にお住いの方には、オフラインの方が強い味方になってくれるかもしれません。
では、一つずつ紹介していきますね。
4-1.張り紙
学生の方でしたら通っている学校の掲示板などをよくチェックしておくと良いでしょう。
あとは、バス停や電柱などにもよく貼ってあります。
飲食店などは店先にアルバイト募集の掲示が出ていたりもします。
4-2.フリーペーパー
교차로(交差路)や벼룩시장(フリーマケット)などの地方ごとのフリーペーパーの求人欄をチェックするのは、特に地方都市にお住いの方がアルバイトを探すのに有効です。
ただし、アルバイト情報サイトのように、勤務条件の詳細が載っていることは少ないです。
気になったら電話で詳細情報を確認してから応募する方が良いでしょう。
4-3.知人の紹介
コネ社会と言われる韓国。使えるコネは全て使ってしまいましょう。
知り合いに「アルバイトを探している」とアピールすれば、仕事や求人情報を紹介してくれるかもしれません。
5.応募の手順
気になる求人を見つけたら、応募してみましょう。
オンラインの場合は、サイト内で履歴書を作成して応募します。
会社によっては、電話やメール、携帯メールでアルバイトに応募可能なところもあります。
まだまだ手書きの履歴書を提出する日本とは違って、履歴書もワードやエクセルなどのデータを求められることがほとんどです。
6.面接時に労働条件はしっかりと確認!
日本の求人広告に比べると、あまり詳細を書いていないのが韓国の求人広告。
アルバイトの面接に限らず、韓国では「こちらから質問しないかぎり、向こうから自発的に教えてくれる」ということは少ないです。
不明な点、わからないことはしっかりと聞いておきましょう。
7.雇用契約書はしっかりと!
晴れて採用!となったら、雇用契約書をしっかりと取り交わしておきましょう。
「バイトなんだから雇用契約書なんて要らないよ」というバイト先は要注意。給料不払いなどのトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
8.日本と違う韓国のアルバイト事情
日本と韓国のアルバイド事情で違う点を紹介していきます。
8-1.時給
韓国での2017年現在の最低時給額は6470ウォン。
日本と比べるとかなり安いですよね。
これより安い時給で求人している広告には応募しない方が良いでしょう。
最低賃金も守れないようでは、きっとまともなところではありません。
8-2.交通費
日本と違って支払われないのが普通です。
ですので、あまり遠いところをアルバイト先に選んでしまうと、せっかく働いても交通費で一時間分くらいは飛んでしまいます。
8-3.食事代
勤務形態にもよりますが、昼食代やまかないなどは会社負担で出してくれるところが多いです。
9.トラブルに巻き込まれたら?
アルバイドの給料未払いなどのトラブルに巻き込まれたら?
韓国外国人力支援センターに相談してみるのも手かもしれません。
韓国外国人力支援センター: http://www.migrantok.org/
10.体験談
韓国在住のKさんの場合をご紹介します。
結婚移民F−6ビザ所有で、韓国での就労は問題ありません。
ソウルに出やすい近郊都市に住んでいた時は、3-1.のコネストの求人情報を見て、日本人向けの単発バイトに行っていました。
単発バイトなので、面接はなく、書類審査のみでした。
子供が生まれて地方都市に引っ越した後は、ソウルに出るのが難しくなり、3-5.알바몬 3-6.알바천국 などの韓国アルバイトサイトや4-2.のフリーペーパーで自宅近くのバイト先を探すようになりました。
フリーペーパーの求人情報で見た地元の食堂や工場作業などは外国人からの応募ということで、返事がもらえなかったり、採用されなかったりすることが続きました。
最終的には、韓国アルバイトサイトで日本人向けや日本語可能者の求人に応募していくことで、無事アルバイトの仕事につくことができました。
さいごに
韓国でのアルバイトの探し方についてでした。
みなさんにアルバイト探しの一助になることができれば、うれしいです。
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