海外で寿司職人は厳しい?フランス・パリでの実例と魅力

フランスで寿司職人

海外で働きたいけど、言語力では現地の人には勝てない。

現地の人にはなく、私にはある強みなど誇れるものがないって方でも現地で働く方法があります。

それは寿司職人です。

世界中で寿司職人は人手不足、どこの日本食レストランでも求人がたくさん出ています。

寿司職人での就労ビザは比較的とりやすいです。

でも、「海外で寿司職人をするのは難しい?厳しい?」という不安もあるかと思います。

ここでは、フランス・パリでの実際を紹介します。

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どこの国でもとても人気な日本食・寿司

フランスでも寿司は人気で、パリには沢山の寿司レストランがあります。

例えばオペラ通りやピラミッド通り(ピラミッド駅周辺)にはたくさんの日本食レストランがあります。

日本人の寿司職人が自分の前で寿司を握ってくれる、板前さん形式のレストランが特に人気です。

お値段は少し高いのですが、平日休日どちらもお客さんでいっぱいで席はほぼ満席です。

今や日本でも寿司職人養成専門学校があり、何年も修行する必要はなく短期で取得できるカリキュラムがあるそうです。

日本でも寿司職人が不足しているのに海外ではもっと人手不足なのです。

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パリで寿司職人 実際の給料事情は?

どのポジションの寿司職人の求人かによりますが、例えば未経験でも可の場合のレストランは大体1700€から2000€。

経験ありで2500€から、経験が5年ほどある方、ミシュランの星付きレストランで3000€からと経験と場所で変わってきます。

勤務時間や有給休暇

レストラン開始

昼の部:12時から始まり15時

夜の部:19時から22時30分ラストオーダー

15時以降から夜の部が始まる前までは休み時間(大体のレストランの営業時間を元に)

有給休暇は1ヶ月に2日溜まっていく制度で合計24日

週2日休み

福利厚生やサポート

  • ビザ取得サポート
  • 各種社会保険完備(carte vital フランスの保険証など)
  • 住居探しサポートや社宅を借りれるところもあり
  • 通勤交通費補助
  • まかないあり
  • 社内研修制度
  • 社員割引
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海外で寿司職人になるメリット

日本では寿司職人になるまでに10年かかると言われています。

そこからカウンターの前で寿司を握り、一人前になるまで料理長や店長になるまでに長い年月がかかります。

しかし海外で寿司職人として働くと日本より短い時間でより多くのチャンスや機会に巡り逢える可能性が増えます。

海外では日本人が作る寿司に大きな価値があります。

働き先は世界中どこにでも沢山あります。

何故なら値段を気にせず「日本人が握ってくれる寿司が食べたい」と思う外国人が沢山いるからです。

何年か海外の日本食寿司レストランで働いた後、自分の店を出す日本人寿司職人はとてもここパリでも多いです。

デメリット

・語学力必須

海外で生きていくにはある程度の語学力が必要です。

例えばレストランで板前をする場合、お客さんの目の前で寿司を握るので
「これは何?_や「旬の魚はなんだ」
など質問をされたりします。

その際に何も答えられなければ残念な板前さんになってしまいます。

働いている時だけではなく、自分の日常生活でも英語または現地の言葉が話せなければ生活できません。

・手続き

それと日本と同様に生活する上で沢山の手続きをしなければいけません。

その度に会社にしてもらうのであればお金がかかります。

自分で行えばお金はかかりませんがとても複雑で根気が必要です。

海外での手続きはうまくいかないのは当たり前なのです。

何回も同じ手続きを繰り返しようやく完了したと思ったら、また違う問題が出てくるのが海外での手続きです。

・住居のトラブル

言語だけではなく、家などの住居問題も日本で考えられない様な問題が沢山出てきます。

お湯が出ない、水漏れ、水詰まり、湿気など様々な問題があります。

日本では専門の方を呼んで修理してもらってもそこまで高くはありませんが海外では出張料、技術料などプラスされて高額になります。

予約制なので早くて1週間遅くて1ヶ月待ちなど…

日本人の常識は海外では常識ではありません。

きっちりと働く、他の人と自分が働きやすい環境をお互いに作りながら働くなど、日本人は集団行動が得意な人種ですがそれは日本だけです。

海外では自分は自分、他人は他人の考えです。

日本人と働くのとは少し違います。

それらを踏まえても、私が思うに仕事面へのデメリットより生活面に対してのメリットの方が大きい気がします。

根気強さ、メンタルの強さなどが必要になってくるかと
「しょうがない、ここは海外であって日本ではない」
と思える心があれば良いですが、何十年も日本に住んでいて海外で生活すると、日本だったら…と日本と比べてしまう回数が増え、日本に帰りたくなってしまうかもしれません。

その様な日本では当たり前が、海外ではあたり前ではない事を覚悟した上でいく事ができればデメリットは少ないのではないかと私は考えます。

フランスで求人を探すには

フランスで求人を探すには日本人が使っている掲示板から探せます。

日本語で記載されているので分かりやすく、簡単に企業に連絡が取れます。

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寿司職人でフランス移住するためのステップ

全くの未経験から始めるのも良いですが、就労ビザが確実にもらえるためには日本で少しの経験をしておくのがおすすめです。

例えば日本で寿司職人養成専門学校などで技術を学び、日本で短期間働いて経験を少し積んでからの方が採用されやすいかと思います。

職探し

上記で記載してあるサイトなどから求人を探しレストランとコンタクトを取ります。

履歴書は日本人経営者の方がほとんどなので日本語で日本の履歴書を送る。

面接などをし、実際働ける様になったら(就労ビザ)を発行してもらえる様になったら就労ビザを取得できるまでに長くて1年ほどかかります。

その間にある程度の語学力をつけておきましょう。

語学力がゼロより少しはある方が働きやすくなるでしょう。

家探し

もし社宅や住居探しサポートがない場合

上記に記載されているサイトから家探しができます。

大家は日本人や日本語ができる現地の方しか投稿してないのでコミニケーションを簡単に取れると思います。

必ず、契約をする前に内見に行き自分の目で確認し写真だけだと実際住んでみて違うなんてことはざらにあります。

家賃の事、家の汚さや壊れている場所など

問題があったらどこに連絡するかなどよく大家と話し合って証拠を写真に納めたりして決めてください。

退去の際に揉めない様にスムーズに退去できる様に準備が大切です。

海外で働きたい方へのメッセージ

ここまで読んでくださりありがとうございます。

海外で働くことは難しいことと思いがちですが、やる気とどのぐらい海外で働きたいかなどの気持ち次第だと思っています。

手続きなど難しいことは置いといて、自分に何ができるか、何が自分の強みか海外で生きていくために必要な自分だけのアピールポイントがあれば、あとは行動するのみだと思います。

世界中どこにでも働く環境があること、日本だけではないこと人生は仕事だけではなく、自分の気持ちを1番に考えて何が好きで何が自分にとって幸せかを考え、それが海外で働くことであれば今すぐ行動してみてください。

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