オーストラリアに住むにあたって必要なのが銀行口座。
オーストラリアで働いて、給料を振り込んでもらうとなると銀行口座が必ず必要です。
日本人が使いやすい銀行や日本とは違う点をお伝えします。
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オーストラリアはどんな銀行があるの?
オーストラリアの銀行には30ほど銀行があると言われていますが、日本人に利用をおススメするのは大手の4つの銀行です。
この4つの銀行であれば、街中でATMを見つけることができます。日本で言うメガバンクのような感じですね。
- ANZ(Australia and New Zealand Banking Group)
- WESTPAC(Westpac Banking Corporation)
- NAB(National Australia Bank)
- CBA(Commonwealth bank of Australia)
それぞれの長所がありますので、自分に合った銀行を見つけていきましょう。
オーストラリアの銀行は入国してから6週間以上経過してから口座開設に行くと、パスポート以外にも身分証明が必要になってしまいます。
ですので、渡航したらすぐに口座が開設できるようにある程度、どの銀行にするか考えておくとスムーズです。
銀行システムが日本と違う点は?
口座維持費が必要
オーストラリアの銀行は日本とは違って口座維持費というものがかかります。
銀行によりますが、月に約AU$5ほどです。
フルタイムの大学生や、月にAU$2500以上など、ある一定額以上の入金がある場合もこの口座維持費が無料になることがあります。
それぞれの銀行で確認しましょう。
日本人には魅力的な金利
日本と一番大きな違いはなんと言っても金利です。
オーストラリアの銀行では定期預金の金利が毎月つきます。
銀行により多少ばらつきはありますが、1万ドル12か月で2.25~2.55%ほど。
日本では、0.01%やマイナス金利と言われているのに比べると、びっくりするくらい金利が良いです。
日本の感覚でいると、え?こんなにもらえるの?と最初はとても驚きました。オーストラリアに住んでいる間はこの金利をぜひ有効活用したいですね。
カードのみのシステム
また、オーストラリアの銀行には日本のように通帳や印鑑はありません。
カードのみです。
ATMで残高を確認するか、またはインターネットバンクが主流になっていますので、ネット上で残高を確認する形になります。
筆者は、ANZのアプリをスマホに入れていて、それでいつも収支を確認しています。
こちらでは、直接銀行から引き落とされるデビットカードを使用している人が多いです。
デビットカードだと、カードで買い物をしてもすぐに口座から引き落とされます。クレジットカードのように、1か月分まとめて引き落とされる方式ではないので使い過ぎ防止にもなっています。
逆に、口座に残高がない場合には使用できません。
マーケットなど、現金しか使えない場合は別にして、ほとんどの支払いはこのデビットカードで済ませられます。ネット上で買い物をする時もこのカードでOKです。
カードは銀行口座を開設した後、1~2週間で登録した住所に届きます。
届いた後、使い始めるためには手順に従って、インターネット上でアクティベートする必要があります。
それぞれの銀行の特徴
ANZ
英語に自信がない人におすすめなのはANZ。
ゴールドコーストやケアンズ、シドニーなど、日本人が多い都市の支店には日本人スタッフが常勤しています。
また、日本にも東京・大阪・名古屋に支店があり、手数料は9,000円とまあまあかかりますが、日本にいる間に現地の口座が開設できます。
日本出発予定の1か月~2週間前まで申し込み受付してくれています。
現地に行ってから時間がなさそうという方には便利なサービスですね。
しかし、現地の住所や電話番号を登録する必要があり、暗証番号は在日支店では設定できないので現地で直接支店にも行く必要があります。
口座開設の手続き自体は終わっているので、時間短縮にはなります。
NAB
NABは他の銀行と違って口座維持費がかからないので、月にそんなに入金できないという方で口座維持費を節約したい方向けです。
CBA
CBAもANZと同じように日本にいる間にオンラインで口座の仮開設ができます。
こちらはANZと違って英語のサイトで申し込む形になります。
到着後に即日、カードを受け取ることができ、その際にパスポートなどの本人確認が必要です。
また、ATMの数が一番多いのもCBAです。
WESTPAC
WESTPACは、ゴールドコーストのサーファーズ・パラダイス支店には日本人スタッフが常駐する窓口が設けられています。
大都市にいる限りは特に気にしなくて良いですが、ATM数がやや少ないという意見もあります。
日本に支店がある銀行でも、日本に帰国してから口座解約はできません。
一定期間、取引がないとされると手数料が課せられるので、日本への帰国が決まり、オーストラリアに戻って来る可能性がない人は必ず解約の手続きをしてから帰国しましょう。
まとめ
オーストラリアではATMだけでなくても、コールスやウールワースなど大手スーパーでは現金の引き出しができます。
セルフレジでも店員さんのいるカウンターでも手軽にできます。
田舎の小さなスーパーや個人の店でもATMありと書いてあるところがありますが、手数料を取られることがありますので、急ぎでなければお店の人に聞いてから引き出してもらった方が良いですね。
渡航したばかりでの口座開設はハードルが高いと思う方もいるかもしれませんが、オーストラリアは移民に寛容な国なので、少々つたない英語でも待ってくれたり、理解してくれます。頑張って最初のハードルを乗り越えましょう。
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