マレーシアでは80%以上の人が、プリペイド携帯電話を使っていると言われています。
そして、SIMカードと携帯電話本体が別々に販売されています。
最近日本でもSIMフリー化が進んでいますが、マレーシアではSIMカードと携帯電話本体が別々に販売されています。
ここでは、端末の購入やおすすめのSIMカード、利用方法などを解説していきたいと思います。
マレーシアで携帯電話を使用するためにSIMフリーのスマホ携帯を購入しよう
ショッピングモールやスーパーマーケットなど、どこでも携帯電話本体を売っています。
例えば、通話とメールだけで良いという人であれば、安いものでは180RM(4,680円:以下このテーマでは1RM=26円で換算します)程で購入可能です。
しかし、これらは『スマートフォン』ではないので、やはりスマホがおススメです。
マレーシアは車社会なので、どこに行くにも自家用車で行くという場合が多いのですが、その時には知らない道を走るので、『ナビ』が必要になります。
こんな時は『WAZE』と言う、ナビゲーションアプリをダウンロードして使います。
また、自分で運転するのが面倒な人は『Grab Car』という携帯アプリをダウンロードし、『Grab Car』(いわゆる、白タク)を呼びます。
ですので、スマートフォンは必須ですね。
ちなみにマレーシアの携帯電話本体は、ほとんどが中国製です。
SIMを手に入れよう。マレーシアの4つの大手通信会社
携帯電話で通話をするには、SIM(気に入った電話番号)カードの購入が必要です。
SIMとは携帯電話に差し込んで使うICカードです。
マレーシアには四つの大きな通信会社が有ります。
会社によってサービス内容も値段も違いが有るので、料金プランを見る等してどこでSIMカードを買うかを決めてください。
購入方法
空港を降りたところから、通信会社のショップが見つかります。
簡単に通信会社を紹介します。
・マキシス(Maxis)
マレーシア最大の通信会社です。プリペイドSIMはホットリンク(Hotlink)と言うブランドです。
・デジ(Digi)
パスポートを提示することで、海外旅行者専用のトラベラーズSIMを購入できます。
・セルコム(Celcom)
まずは10RM(260円)のスターターSIM「Xpax」を購入します。1日、1週間、1ヶ月とプランが選べるのが特徴です。
・ユーモバイル(U Mobile)
SIMカード自体は無料ですが、携帯電話本体にセットしたのち、最低30RM(780円)のトップアップが必要です。
次月以降は制限はなく、代表的なプランはUMI26、1ヶ月26RM(676円)でデータ量 2.5GB或いはUMI361ヶ月36RM(936円)でデータ量7.5GB等色々あります。
データ通信量とトップアップ(チャージ)
データ量の合計目安は3GB見れば、ほとんどの場合大丈夫だと思います。
カフェや公共施設にはWi-Fiが使える場所が沢山ありますので、意外と大丈夫でしょう。
もし、3GBがなくなっても、すぐに切れるわけではなく、前回のチャージ(マレーシアではTop upと言います)から一ヶ月はアクティブですから、すごく遅くなりますが、使用はできます。
とは言っても、なくなったらすぐにトップアップするのが得策です。
トップアップ(容量を追加)しよう
通話料もデータ量もなくなった場合には、各キャリアの店舗で再度チャージ(Top Up)します。
店舗まで行って「Please Top Up」と言えば、大抵「How much ?」と聞かれますから、希望金額を言えば、店員さんがチャージしてくれます。
マレーシアでのインターネットインフラ
ハンバーガーチェーンやコーヒーショップでは、WiFiが自由に使えます。
特にクアラルンプール市内の新規レストランでは、WiFiの設置が義務付けられたため、今後益々ネット環境は利便性が高くなってゆくでしょう。
旅行でマレーシアを訪れる方々にとってはうれしいことです。
ところでそうは言っても、長期滞在する場合には、自宅内にインターネット環境が無いと、携帯のデータ通信量はどんどん無くなっていきます。
あるいは、防犯・防虫の観点から、コンドの高層階に住むと、今度は地上に比べ、電波の状態が悪化します。
そこで、インターネットを住まいに引くことが必要になってきます。
マレーシアには複数のインターネット会社が有ります。 その中でも人気のインターネット会社を紹介します。
テレコム TM-UNIFI
マレーシア最大手のインターネット会社です。
「VIP」と呼ばれるパッケージで販売されています。
パッケージの内容は、
- IPTV(ブロードバンドを利用したコンテンツ配信)
- 光回線インターネット
- 固定電話
です。
このパッケージは数種類有りますが、一般家庭ならば一番スペックの低いVIP5で十分かと思います。
ですから、まずはVIP5で契約し、不都合が有ればコース変更してはいかがかと思います。
なお、申し込みの受付はTM-Pointと言う直営ショップで行っています。
注意点としては、TMの「VIP」は最低でも二年間の契約が必要で、途中解約すると、デポジット(保証金)の500RM(13,000円)が帰ってこなくなります。ですから、おススメするのは長期滞在者の方々だけです。
アストロビヨンド Astro B.yond
本来、アストロは有線ケーブルテレビの視聴がサービスの会社ですが、インターネットもできるパッケージを提供しています。
- NHKワールド
- 子供専用番組(ディズニー、カツーンネットワーク等)
- 海外ドラマ
- 最新映画
などが視聴できるので、在馬(マレーシア在住)の日本人には人気のようです。
元々、アストロと言えば、土砂降りの雨になると、突然「プッツン」し、その後1~2時間テレビが見えなくなるので、その対策として環境整備したのだと個人的には思っています。
タイム TIME
最近、特に拡大しているようです。
首都クアラルンプール周辺が対象ですが、、回線か早くて安定している(日本のTVのインターネット配信会社の営業さん曰く)という事で、乗り換える人が多いという事です。
パッケージをよく見ると、機器類は中国製、それも話題のHUAWEI製で、『TP-LINK』と言うロゴが入っています。
筆者は以前、中国に4~5年住んでいましたが、中国国内のインターネットは全てこのTP-LINKで極めて安定していたという記憶が有ります。
どれを選ぶかは、自由ですが、私はインターネット配信会社の営業マンの助言をもとに、「TIME」と契約しました。
確かに安定して早い印象。
一般家庭ならば、ベーシックの『100Mbps』で十分だと思います。
サービス料、消費税込みで148RM(3848円)です。 一年中終日繋ぎっ放しです。
早めに準備しよう
マレーシアでは、インターネットの接続を依頼しても、早くて1~2週間後、場合によっては1~2ヶ月後になってしまいます。
特に設置時間を希望しようものなら、もっと遅くなります。
その場合は『携帯式ルーター』を使う方法も有りますが、コンドの高層階に住んでいると、携帯式ルーターでは電波を拾えないことが多々あります。
この国では日本で『うつ病』だった人が、この国で働くと全快するという話が有ります。最も、逆に、通常感覚の人が場合によっては『慢性的イライラ症』になることも有ります。。
マレーシアという国のテンポに併せて、気長にコーヒーショップでコーヒーでも飲みながら、インターネットが自宅に繋がるまで、無料のWiFiを使うのが良いかもしれませんね。
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