スペインと聞くと、何を思い浮かべますか?闘牛?フラメンコ?それとも、パエリア?
スペインは、世界的に色々な物が有名で、日本からも沢山の方が留学されています。
今回は「スペイン留学をする際に、語学プラスα何かを学びたい」という方にお勧めの5つの都市を紹介します。
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プラスαにフラメンコを学びたい方はセビリアへ
まず最初に、語学以外でフラメンコを学びたい方にはセビリアがお勧めです。
フラメンコ
フラメンコとは何か知っていますか?フラメンコは、スペインの伝統的な踊りです。
現在では、日本でもフラメンコ教室があるほど世界的に知名度の高い伝統ダンスです。
ギターの演奏に合わせて、独特の衣装とカスタネットを使って踊ります。(画像)
フラメンコの衣装はピンクや赤をメインにしたドレスが多く、セビリアでは女性はお祭りの際にその衣装を着ます。
フラメンコの歴史にはジプシーが重要な役割を果たしてきました。そのフラメンコはセビリアに起源があると言われています。
アンダルシアの州都、セビリア
セビリアはスペイン南部、アンダルシア地方の西側に位置します。
公用語はスペイン語で、アンダルシア地方の州都です。人口がスペインで4番目に多く、観光地として、とても有名です。
セビリアの中心街には歴史的建築物が沢山あり、スペイン広場やアルカサルが有名です。
セビリアをお勧めする理由は、セビリアにはフラメンコ学校が多く、語学学校にもフラメンコ体験コースなどがあります。
そして、本場のフラメンコショーが見られるレストランやフラメンコ博物館もあり、フラメンコを肌で感じることができる機会が多くあるからです。
地元の人たちもフラメンコに精通している方が多いので、学校だけでなく街中でフラメンコに触れることができます。
セビリアは都市全体でフラメンコを支えています。フラメンコダンサーに憧れている方は是非、セビリアで本場のフラメンコ体験をしてください。
ワインを学びたい方はラ・リオハ州へ
2つ目に、語学プラスαワインを学びたい方にはラ・リオハ州がお勧めです。
リオハワイン
スペインワインの存在は知っていますか?
スペインはワインの生産が世界第3位で、食事の時にワインを飲む習慣もあります。スペインの食文化にワインは欠かせません。
北部から南部、東部から西部とスペイン全土にワイナリーが広がっています。
その中でも一番有名なのが、リオハワインです。
リオハワインは日本でも売られいて、世界的に有名です。
リオハワインの産地、ラ・リオハ州
そのリオハワインの産地が、ラ・リオハ州です。
ラ・リオハ州はスペインの東北部に位置し、公用語はカタルーニャ語とスペイン語です。
ラ・リオハ州は、観光地としてはあまり知られていませんが、ワインで有名な場所なので、ワイナリーツアがとても人気です。
ラ・リオハ州をお勧めする理由は、ラ・リオハ州にはワイナリーがとても多く、テイスティングや製造方法なども学ぶことも出来るからです。
リオハワインはリオハ・アルタ、リオハ・アラベサ、リオハ・バハの3つの地区のブドウをブレンドして作られています。
リオハワインの歴史は古代やローマ時代まで遡ることができるほど古いもので、今では高級ワインの産地としても有名です。
ワイン通の方は是非、ラ・リオハ州でワイナリーのはしごをしてみてはいかがでしょうか。
プラスαで料理を学びたい方はサン・セバスティアンへ
3つ目に、語学プラスα料理を学びたい方にはサン・セバスティアンがお勧めです。
美食の聖地
美食の聖地という言葉を聞いたことがありますか?
サン・セバスティアンはその美食の聖地と呼ばれている場所です。その理由は 、バスク地方の人達は大食で美食だと言われているからです。
バスク地方には美味しい食べ物が沢山あり、サン・セバスティアンはピンチョスで有名です。ピンチョスとはパンの上に何かが乗った軽食です。
サン・セバスティアンのバルには、必ずピンチョスが置いてあります。
バスク美食クラブの発祥地、サン・セバスティアン
サン・セバスティアンはスペイン北部のバスク地方に位置し、フランスとの国境にとても近いです。そのため、街並みがスペイン南部とは異なり、フランスに似ています。
公用語はバスク語とスペイン語です。
海に面しているため、海岸風景がとてもきれいです。
また、サン・セバスティアンはバスク美食クラブの発祥地です。
バスク美食クラブとは厨房付きの食堂で、自分たちで料理をし、みんなで食べる会員制のクラブです。
男性会員がほとんどで、女性は厨房に入ることが出来ないそうです。
スペイン料理は世界的にも有名なので、料理学校自体はスペイン全土にあります。
しかし、サンセバスティアンをお勧めする理由は、サン・セバスティアンはミシュランガイド載っているレストランも多く、世界初の本格的な4年生料理大学、バスク・クリナリー・センターもあるからです。
将来、スペイン料理のお店を開きたい。
という方は是非一度、サン・セバスティアンへ行ってみてください。
プラスαで建築を学びたい方はバルセロナへ
4つ目に、語学プラスα建築を学びたい方にはバルセロナがお勧めです。
サグラダ・ファミリア
皆さん、サグラダ・ファミリアという言葉を一度は耳にした事がありませんか?
建築家アント二オ・ガウディが1882年に建て始めた、バルセロナにあるとても有名な教会です。
2017年現在、未だ完成していませんが、2026年に完成予定だそうです。
ガウディ建築の都市、バルセロナ
バルセロナはスペイン東部カタルーニャ州に位置し、地中海沿岸に面しています。
公用語はカタルーニャ語とスペイン語です。
マドリードに次ぐスペイン第2の都市で、スペイン第1の観光地です。スペイン旅行をする際には、ほぼ必ず訪れる場所です。
1992年にはオリンピックも開催されました。また、ヨーロッパ内で常に上位に入るサッカーチーム、バルサはバルセロナのチームです。
このバルセロナは観光地以外に、芸術都市としても有名です。
サグラダ・ファミリア以外にも、カサ・ミラやグエル公園など、バルセロナにはガウディ建築が街中に沢山あります。
バルセロナをお勧めする理由は、Barcelona Architecture Centerで本格的に建築を学ぶことができ、街中を歩いているだけで、建築美術館にいる様な感じだからです。
スペイン建築を愛する方は是非、バルセロナへ足を運んでください。
プラスα大学生活を体験したい方はサラマンカへ
最後に、語学プラスα大学生活体験をしたい方はサラマンカがお勧めです。
これは、語学留学後の進路としても当てはまります。
サラマンカ大学
サラマンカ大学はスペイン最古の大学で、とても有名です。
留学生向けのスペイン語コースも人気があり、ヨーロッパを中心に沢山の留学生がサラマンカ大学で勉強しています。
もちろん、スペイン人にとっても人気大学です。
スペインを代表する大学街、サラマンカ
サラマンカはスペインの西側に位置し、公用語はスペイン語です。
サラマンカ大学や大聖堂がある旧市街は世界遺産にも登録されています。
その他、フィリペ5世が建てたマヨール広場や、騎士の家として建てられた貝の家なども有名です。サラマンカはスペイン名物の生ハムの産地としても知られています。
サラマンカ大学の蛙は知っていますか?
大学の門にある彫刻のなかに蛙が居ます。
その蛙を見つけることが出来ると、サラマンカ大学に絶対合格出来ると言われています。サラマンカのお土産に蛙の置物が多いのも、これが理由です。
サラマンカが大学生活を体験するのにお勧めな理由は、大学近くのレストランには学生向けのメニューや通常より値段が安いなど、学生にはありがたい事が多く、バーやクラブなども沢山あり、大学生活を謳歌するのに適しているからです。
スペインでの大学生活を考えるのであれば、サラマンカに限ります。
最後に
以上、スペインで語学プラスα何かを学ぶのに適している5つの都市を紹介しました。
スペインは場所によって様々な魅力があります。
ですので、スペイン留学をする際には是非、プラスαで学びたい物を見つけ、この記事を参考に自分に合った都市を選んでください。
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