スペインの大学のサマーコースで学べること BEST5

スペインのサマースクールで学べること

6月には、早くも夏休みモードに入ってしまうスペイン。

大学も6月上旬くらいには、学年末試験が終わります。その後は基本的に授業はありません。

しかし、スペインでは、6月・7月・9月にサマーコースを開催している大学が数多くあります

スペイン語でクルソス・デ・ベラノ(Cursos de verano)と呼ばれるこのサマーコースは、ある一定のテーマに沿った授業やワークショップを、短くて3日間、長くても1週間ほどにわたって受けることができるものです。

一日の授業時間は2時間から4時間です(授業の種類によって異なります)。

このようなスペインの大学で開催されているクルソス・デ・ベラノは、基本的に受講料を支払えば、だれでも出席することができる授業やワークショップです。

そして、規定の時間数を出席すれば、大学の証明付きのコースの修了証明書も受け取ることができます。

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クルソス・デ・ベラノは次のような方にお勧め

・9月からスペインの大学・大学院への留学が決まっている人

このような人は、少し早めにスペインに来て、自分が勉強する大学・学部のクルソス・デ・ベラノを受けるのがお勧めです。

一足先に先生方と知りあうことができますし、どのようなことを勉強するかも前もって知ることができます。そうすると、9月以降の授業を受けたときに、心の余裕ができるでしょう。

· 留学を終えて、後は日本に帰国するだけの人

もちろん、帰国の日程によりますが、1年間の語学留学を終えて、スペイン語にも自信がついたころに、大学のクルソス・デ・ベラノを受けるのもお勧めです。

自分の興味のある分野をスペイン語で学んで、最後に大学からの正式な修了証明書を持って帰れば、留学後の達成感もひときわ大きくなることでしょう。

· とにかくスペインで何か勉強してみたい人

クルソス・デ・ベラノは短期間(3日間から10日間)で終わることが多いため、特別なビザの手続きは必要なく、通常の観光客としてスペインに入国できます。

日本からであれば、申し込みはインターネットを使って手続きすることになりますが、ビザ関係の手続きが必要ないので、とにかく一度スペインに来てみたい人にもお勧めです。

なお、ほとんどのクルソス・デ・ベラノの授業やワークショップでは、スペイン語が話されます。

なので、スペイン語になれていない人は、少々ハードルが高く感じるかもしれませんが、学ぶ分野によってはさほどスペイン語に頼る必要がないものもあります。

では、具体的に、スペインの大学のクルソス・デ・ベラノでは、どのようなことが学べるのでしょうか。

この記事では、スペインの大学のクルソス・デ・ベラノで学ぶことができる興味深い分野をBEST5としてあげてみます。

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プロトコロ (PROTOCOLO)

一般的に「プロトコロ」とは「国際儀礼」などと訳され、国際的な会議などでの国旗の扱い方や席順の決め方、はたまた、握手の正しいやり方などを定めた、「ヨーロッパ式のマナー集」のように考えられています。

しかし、スペインの大学のクルソス・デ・ベラノで学ぶ「プロトコロ」はもっと扱う範囲が広くなります。

例えば、どのように国際会議を開催するのか、その準備(招待状の発送・会場の手配)から当日のセキュリティを含めた人員配置、会議終了後の要人の帰国までをすべてオーガナイズする能力を「プロトコロ」といいます。

加えて、企業や団体についてよいイメージ観客に与えるためのコミニュケーションの技術なども、この「プロトコロ」で学ぶことができます。

・サラゴサ大学(Universidad de Zaragoza)

一般的な「プロトコロ」を一通り学ぶことができる5日間のコース。
サラゴサ大学(Universidad de Zaragoza)

・グラナダ大学(Universidad de Granada)

イベントをどのように準備し、実施するかと言うイベント・プランナー向けの5日間のコース。
グラナダ大学(Universidad de Granada)

・国立遠隔教育大学・メリダ校(Universidad Nacional de Educación a Distancia, Mérida)

企業や団体について、よいイメージを与えるためのコミニュケーション方法を学ぶ3日間のコース。ワークショップの時間もあり。
国立遠隔教育大学・メリダ校(Universidad Nacional de Educación a Distancia, Mérida)

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ワイン(Vino)

ワインもスペインの重要な輸出品の一つです。そのため、ワインについて学ぶことができるクルソス・デ・ベラノというのもあります。

すべてのコースに地元のボデガへの訪問とワインの試飲の時間が設けられています

・バルセロナ大学(Universitat de Barcelona)

おもにカタルーニャ地方のワイン産業について学ぶ5日間のコース。このコースには北カタルーニャ地方にあるボデガでワインの試飲をするクラスがあります。
バルセロナ大学(Universitat de Barcelona)

・アンダルシア国際大学(Universidad Internacional de Andalucía)

アンダルシアのワインにいてのコースです。最終日のボデガでのワインの試飲と昼食も、コースの料金に含まれています。
アンダルシア国際大学(Universidad Internacional de Andalucía)

・カスティリャ・ラ・マンチャ大学(Universidad de la Castilla-La Mancha)

ワインの商業化について学ぶ2日間。シウダド・レアル周辺のワインについての講義がおもなテーマです。
カスティリャ・ラ・マンチャ大学(Universidad de la Castilla-La Mancha)

世界各地の人々と繋がるコミュニティ

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海外ネットワークの構築と情報収集、新しいことへのチャレンジと出会いが待っています

考古学(Arqueología)

スペインで、外国人観光客が訪れる場所として、スペイン各地にあるローマ遺跡が挙げられるでしょう。

例えば、エクストラマドゥーラのメリダ(Mérida)はローマ劇場や闘牛場で有名ですし、地中海沿いの街にもローマ遺跡が点在しています。

また、スペインの北にはアルタミラ洞窟をはじめとする、先住民族が絵を書いた洞窟が複数あった存在します。

そのため、スペインの大学では考古学の学問も盛んなのです。クルソス・デ・ベラノでも、考古学の特別授業を催している大学があります。

それが、バレンシアの南にあるアリカンテ大学。この大学のクルソス・デ・ベラノの考古学講座は、授業というよりワークショップと呼んだ方がよい内容です。

地元の博物館の訪問はもちろん、実際の発掘現場での実習作業もプログラムの中に組み込まれています

アリカンテの夏は暑いのですが、一度考古学の発掘というものを体験してみたい方には、魅力的な講座ではないでしょうか。

アリカンテ大学(Universidad de Alicante)

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芸術(Arte)

スペインの大学のクルソス・デ・ベラノで学ぶことができるものの1つが、芸術関係の講座です。

スペインで学ぶことのできる芸術の範囲は幅広く、音楽・絵画・映画・彫刻など、さまざまな分野の芸術を学ぶことができます

加えて、実践的なレッスンを受けられるワークショップがあったり、教室で芸術の歴史を学ぶような講座があったりと、そのスタイルもさまざまです。

・アリカンテ大学(Universidad de Alicante)

ギター・ベース・ピアノ・歌などのレッスンを専門家から受けることができるコース。
アリカンテ大学(Universidad de Alicante)

・マラガ大学(Universidad de Malaga)

マラガ出身の画家・ピカソと、彼の絵に描かれたギリシャ・ローマ起源の神話との関係を研究する講座。そのため、ギリシャ・ローマ神話の知識が若干必要になります。
マラガ大学(Universidad de Malaga)

・マラガ大学(Universidad de Málaga)

同じマラガ大学のクルソス・デ・ベラノでも、こちらは音楽の歴史を学びます。しかし、堅苦しいものではまったくなく、テーマは「過去3世代にわたるスペインPOPの歴史について」。具体的には1970年代後半からのスペインPOPの歴史について学ぶことができます。
マラガ大学(Universidad de Málaga)

スポーツ(Deporte)

スポーツについても、スペインの大学のクルソス・デ・ベラノで学ぶことができます。

実際に何らかのレッスンを受けることができる講座もあれば、教室の中の座学の講座もあります。特に、座学の講座の場合には、スポーツと他のものとの関係を扱うことが多いようです。

・カディス大学(Universidad de Cádiz)

フラメンコのレッスンを受けることができる5日間のプログラム。ちなみに、カディス大学のクルソス・デ・ベラノにはさまざまなダンス(フラメンコはもちろん、クラシックバレエやモダンダンスなど)のワークショップが豊富です。スペイン語に自信のない方も楽しむことができる講座ではないでしょうか。
カディス大学(Universidad de Cádiz)

・カスティリャ・ラ・マンチャ大学(Universidad de la Castilla-La Mancha)

スペインにおけるフットボール報道に関する、5日間のクルソス・デ・ベラノです。フットボールのコメンテーターや審判、元選手などが講義を担当します。フットボールのファンにとっては新しい発見があるかも知れません。
カスティリャ・ラ・マンチャ大学(Universidad de la Castilla-La Mancha)

・リオハ大学(La Universidad de Rioja)

スポーツと言語の関係についての3日間の講座。プロスポーツ選手がどのように言葉の壁を乗り越えるているのか、などのさまざまなテーマの講座があります。
リオハ大学(La Universidad de Rioja)

・ラス・パルマス・グランカナリア大学マサパロマス学校(Universidad de Las Palmas de Gran Canaria, Maspalomas)

性的マイノリティとスポーツについての5日間の講座です。日本ではあまり見られない視点から、スポーツが語られます。
ラス・パルマス・グランカナリア大学マサパロマス学校(Universidad de Las Palmas de Gran Canaria, Maspalomas)

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さいごに

以上が、スペインの大学のクルソス・デ・ベラノで学ぶことができるお勧めのコースBEST5です。

もちろん、スペイン語にまったく問題のない人は、コースを選ぶときの選択肢の幅がもっと広がります。

夏休みの思い出として、スペインで大学生気分をもう一度味わってみるのはいかがでしょうか。

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