実は穴場!釜山(プサン)の語学学校をオススメしたい4つの理由

釜山プサンの語学学校は留学の穴場

韓国第2の都市・釜山、そんな釜山に留学したい方も少なくはないでしょう。

釜山での語学留学にあたって、まずは学校選びですよね。

語学堂(大学附属の語学学校)の情報は比較的見つけやすいのですが、語学学校の件数も情報もソウルに比べまだまだ少ないのが実情。

実際に通った方の体験談が載ったブログは、ほぼ語学堂の情報ばかりです。

そこで、語学学校に行くメリットや授業料や留学前後のサポート、釜山の魅力などについて実体験者の情報を元にお伝えしたいと思います。

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語学堂と語学学校の違いについて

まず釜山に限らず韓国で語学留学をする場合

  • 語学堂
  • 語学学校

に分けられます。

語学堂=大学附属の語学学校

しっかり・ガッツリ派の方、長期留学が可能な方にオススメです。

月〜金曜日まで1日3~4コマの授業があり、3ヶ月を1学期としています。

語学堂によって力を入れてい部分がそれぞれあり、
「文法力なら◯◯大学」
「会話力なら◯◯大学」
というように、各大学の色があるようです。

釜山でオススメ語学堂:

名実ともに釜山№1の語学堂は、名門「国立釜山大学付属の語学堂」です。

留学生は日本、中国のアジアを始め、オーストラリア、スイス、フランスなど国際色豊かです。

そして、こちらの学校の魅力は、なんといっても1クラス100分の内容ぎっしり授業です!

テキストは釜山大学オリジナル制作されており、特に会話に力を入れつつも総合的に韓国力を伸ばすことができるカリキュラムになっています。

その他、希望者のみではありますが、

  • 韓国料理教室
  • 韓国映画で勉強

などの特別クラスもあります(有料クラスです)。

また大学周辺は学生街でとても賑わっており、安くておいしいご飯屋や服屋もたくさんあります。

韓国に留学中に引きこもるなんて心配もご無用です!

URL:釜山大学国際言語教育院

語学学校=韓国語教室、韓国語の塾

語学学校は、お気軽に1週間〜、短期留学や、ちょっと試してみたい方にオススメです。

釜山の語学留学

グループレッスン・個人レッスン・TOPIK対策などクラス形態も色々あります。

クラスによっては月〜金曜日まで1日3コマの授業もあれば、個人レッスンの場合は先生の都合が自分と合えば都合の良い時間に行くことができます。

釜山でオススメ語学学校:

「釜山 語学学校」で検索した際、比較的上位に出てくるオールコンス韓国語学院です。

何を隠そう、筆者がお世話になったのもこちらの学校です。

留学生は日本人率が多いですが、授業はオール韓国語ですので、休憩時間に息抜きがてら日本語でのおしゃべりも楽しいです。

テキストは韓国を代表する名門女・梨花(イファ)女子大学の語学堂で使用されているテキストを使用しています。

個人的にこのテキストが大好きで、今でも復習として見ているほど構成がしっかりしたテキストになっています。

その他オススメポイントは、以下度々話に出てくるので参考にしてください。

URL:オールコンス語学院

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私が釜山で語学学校を選んだわけ

渡韓時の韓国語能力は3歳児レベルでした。いや、それ以下だったかも知れません。

そこで、学校選びで重要視していたのは、“短期間で上達できること”。

「それならガッツリ学べる語学堂に行った方がよっぽど伸びるに決まってる」
と誰しもがお思いでしょう?

しかし、実はそうでもないんです。

語学堂は平均15人前後のところが多く、先生の指導が行き届きにくかったり、発言のチャンスも少なく、質問もなかなかできない環境だと聞きます。

そしてもう一点。

この場に及んでも危機感がなく、あまり根つめて勉強したくないし、自分のできなさ具合が恥ずかしくて、「できれば個人レッスンがいい」と、わがままオンパレードの希望ばかりだっため、自由のききやすい語学学校を選びました。

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語学学校に行く4つのメリット

1. 少人数クラス

とにかく釜山の語学学校に行くメリットは少人数であることです。

釜山の語学学校

釜山はソウルに比べ1クラスの人数が少なく、ソウルでは平均8〜10名の学校が多いところ、私が行っていた学校では多くて5名程度でした。

お陰で質問がしやすい環境なので分からないことはその場で質問して解決でき、発言もどんどんできるという良い環境でした。

2. 個人レッスンが受けやすい

良い意味で生徒数が少ないため、先生と予定が合わせやすく個人レッスンの予約が取りやすいです。

変更したい場合にも、希望の日に変更しやすいのも助かりました。

個人レッスンが受けやすいということは、自分のペースで無理なく学習を進めることができます。

ちなみに、私は最初に週2回の個人レッスン(1時間)を1ヶ月、次の月からグループレッスン(月~金3コマ)を1ヶ月受講しましたが、個人レッスンのほうが格段に韓国語能力が上達しました。

グループレッスンより個人レッスンが良くて戻してもらったほどです。

先ほどから上達上達と言っていますが、一体何がどのくらいかと説明しますと、初級からスタートした私の韓国能力でしたが、現在は別の学校ではありますが4段階のクラスにいます(5段階中)。

個人レッスン4ヶ月(週2を1ヶ月、その後週1に変更して4ヶ月)+グループレッスン1ヶ月の計6ヶ月間です。

勉強が苦手な私が、短期間でこの結果、先生様様です。

3. とにかく気軽に楽しく学べる

すべての語学堂がこうとは限りませんが、語学学校に比べ学校色が強く「勉強 勉強!」というような環境が多いように感じます。

語学堂には懐かしの、中間テスト・期末テストがある場合が多いです。

元語学堂生のクラスメイトがいたのですが、
「文法力は確かについたけど、発言の機会も少なく発音を矯正してくれることもなかった。ここのほうが先生との距離も近いし、間違えもしっかり指摘してくれてありがたい。」
と話していました。

もちろんこれが語学堂に通うすべての方の意見ではないのですが、少なからず合う合わないの相性はあるようです。

その他、釜山旅行中に3日間だけという方にもお会いしました。

学校により最低日数に違いはありますが、基本的には1週間から受講okという学校が多いようです。

春休み・夏休みを利用しての留学、会社で有給を取得しての留学などフレキシブルに自分の都合に合わせて通えるのも最大の魅力だと思います。

実際にお会いしたのは高校生~70代のおじ様など、年齢など関係なくみんなが同じ気持ちで韓国語を学んでいる印象でした。

4. プチメリット情報、釜山の方言も学べる

釜山の学校ならではのメリットがこれです。

中にはこれをデメリットと捕らえる方もいるかも知れませんが、個人的には得だな~という感覚でした。

授業中はもちろん標準語100%なのですが、休憩時間に談笑がてら釜山の方言を教えてもらうことができました。

当然ながら、学校の一歩外は釜山の方言が溢れている環境のため、知っていると役に立ちます。

なにより韓国人の友人(特にソウル出身)に釜山弁で話すとウケること間違いなし!すべり知らずです。

標準語+α(釜山弁)が学べる環境です。

語学学校の授業料はいくら??

釜山の語学堂の場合、3ヶ月1学期で110万~140万ウォン(11万~14万円)が相場とされています。

プラス、留学保険料や入学金、テキスト料が別途必要です。

私が通っていた語学学校は、グループレッスンの場合「1ヶ月(月~金:1日3コマ)で48万ウォン(4万8千円)」、別途入学費と教材費が5万ウォン(5千円)程度でした。

そして、個人レッスンの場合、1回4万ウォン(4千円)で先生を独り占めできました。(2017年時点)

授業料を見てみると語学堂とさほど変わらず、若干語学学校のほうが高いんです。

それでも日本にいて1週間にたった1度レッスンに通うよりも、断然韓国語能力もアップします!

もう一点は、前述したとおり個人レッスンが受けやすい環境のため、上達が早い。1コマあたり、グループレッスンの単価と比べると5倍です。

しかし受講する価値「大」です。

留学前後のサポート

私が通っていた学校に限っての話になるのですが、先生は日本での留学経験もあり日本語がとてもお上手でした。

不安たくさんの渡韓前に連絡が日本語で可能な点はとても良かったです。

その他滞在中のハプニング時にも日本語で話せることが心強かったです。

学校には契約されているコシテル(小さめの個室部屋でキッチンや洗濯機は共同)や、レジデンス(日本で言うワンルーム)があり、釜山到着時には先生がお部屋や周辺の説明をしてくれました。

ちなみに、コシテルやレジデンスの家賃がソウルに比べ10万~20万ウォン(1~2万円)お安いです。

また教科書の途中で帰国してしまった場合、帰国後も日本で自習したものを写真撮って送ると先生がチェックしてくださり、韓国語勉強をさぼれない状況のようです。

もちろんこのサポートが受けられるかどうかはご本人のやる気次第ですが。

釜山の魅力

皆様にお伝えしておきたいのが、釜山の魅力です。

釜山の街並み

フェリーで行くことができる手軽さも魅力のひとつ。

海に面しているので、おいしい海鮮物や夜景のきれいなビーチも有名です。

それでもソウルに比べるとまだまだ日本人観光客も少なく、ましてや留学生も少ないように思います。

しかし釜山の友人から言わせると「ソウルにあるものは釜山にすべてあるが、釜山にあるものはソウルにすべてない」です。

ほほ~、名言。

正直言って、実際にはソウルにあって釜山にないものあります。

それほど釜山の人は釜山を愛しています。

なんといっても、釜山の魅力は情が深いこと!

シジャン(市場)で買い物すれば
「おまけ入れとくよ〜」

傘を持って歩いてるだけで
「今日雨が降るん?」
の質問から始まる、異文化交流。

地下鉄で座れずにいると
「かばん重いやろ?持ってあげようか?」
のありがたいお言葉。(丁重にお断りしますが)

何かと日韓関係の問題を取り上げられてはいますが、実際住んでいて嫌な思いをしたこともないです。

むしろ3歳児の語彙能力レベルのこの日本人を助けようと、おせっかいなほど介入しようとしてくれます。

ソウルでは感じることができなかったこの下町感。田舎出身の私にはとても人の温かさがあり心地よく、魅力のある街です。

釜山の語学学校に行ってみてのまとめ

  • アットホームな環境で少人数でみんな仲良し
  • 発言や質問を気兼ねなくできる環境
  • 個人レッスンで短期間で韓国力アップ
  • ソウルに比べ家賃が安くお得
  • 自分のペースでやりたい、休みが少ししか取得できない、留学してみたいけどいきなり3ヶ月は…など不安な方は1週間からスタートできる
  • 人情味溢れる釜山で、韓国語も釜山弁も習得できたら一石二鳥

以上が、私が実際に釜山の語学学校に通って思った感想です。

「せっかく時間とお金を使って行くなら、満足させていただくべき」と始める前は上から目線でいましたが、終わってみれば大満足な結果でした!

韓国語学習ができる!その他教育機関のご紹介

韓国では、韓国に住む外国人のために政府が提供してくれているサービスがあります。

思った以上に手厚く、条件さえ合えばお得に韓国語学習を受けることができます。

多文化家族支援センター

主に結婚移住者向けのサポートをしてもらえます。

地域ごとに設置されている機関で、公民館やコミュニティセンターに習い事を習いに行く感覚で気軽に行くことができます。

韓国語レッスンはもちろん、健康診断、韓国料理教室などが無料で参加できます。運動会もあります。

しかし先ほども述べたように、基本的には韓国男性と結婚して“結婚移民者ビザ”を持っている人を積極的に集まっているため、留学として多文化家族支援センターに行くのは難しいようです。

社会統合プログラム

韓国に在留する移民者に韓国社会に適応し、自立する上で欠かせない韓国語や韓国社会への理解を身につけることができるプログラムです。

もちろん、こちらも無料です。

そして対象者は結婚移民者以外に、留学生にも適応されます。とにかく、受講志願者が多く、早目の申請が必要とのことです。

詳しくはこちらから。

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