アイルランドに住みたいと考えたとき、仕事はどうしよう?簡単に探せるのかな?と、心配や不安がよぎるのではないでしょうか。
日本人にはどんな仕事があるのか、現地についてから仕事を探すにはどのような方法があるのか、ここでいくつか紹介していきたいと思います。
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アイルランドで働けるビザ
日本人なら誰でもアイルランドで働ける訳ではありません。アイルランドで働くにはビザが必要です。
働く資格のあるビザは、
- 就労ビザ
- 学生ビザ
- ワーキングホリデービザ
- 永住権
の4つのビザになります。
1つずつ詳しくみていきましょう。
就労ビザ
「就労ビザ」は就職先の企業が発給してくれるビザになります。
結論から言うと、就労ビザを取得するのはとても大変です。
アイルランドはEU諸国の人なら誰でも働く事ができます。そのため日本人のようなEU諸国外の人にわざわざビザを発給してくれる企業は少ないのが現実です。
就労ビザはアイルランドに来てからではなく、日本にいる間に取得するのが一般的ですが、学生ビザで滞在中に次の就職先を考える時などは、アイルランドで就職活動をして取得することもできます。
学生ビザ
「学生ビザ」は、留学で語学学校や大学に通うビザです。
週20時間とホリデー中(夏休みや冬休み)のアルバイトは許可されています。
ワーキングホリデービザ
「ワーキングビザ」は、1年間アイルランドに滞在できるビザです。
勉強してもよし、働いてもよしと何でもできるビザです。
永住権
「永住権」は、5年以上連続して就労ビザを取得している人や、アイルランド人もしくはEU諸国の人と結婚した場合に取得することができます。
永住権保持者も労働が可能です。
仕事を探す前に準備するべきもの 〜CV〜
では具体的に、現地でどのようにして仕事を探す方法があるのか紹介していきます。
まず仕事を探すにあたって準備する物は「CV」です。
「CV」とは履歴書のこと。
フォーマット等はなく自分流に作ることができますが、日本の履歴書同様、学歴と職歴、資格や自己PRを書きます。
特に職歴が重視されますので、職種によって資格など強調したい内容を変えると効果的です。
しかし最初はどうやって書いていいのかわかりません。
もし語学学校へ通っている間であれば先生にチェックしてもらったり、アイルランド人の知り合いがいる人は、その知り合いにチェックしてもらったりすると間違いを防げて、より良い内容の物が出来るので安心です。
では、CVが準備できたら早速仕事探しです。
ここからは、日本人にとって探しやすい7つの方法をあげていきます。
アイルランドで仕事を探す7つの方法を紹介
①直接CVを配りに行く
昔ながらの方法ですが、求人広告が張ってあるお店に直接CVを手渡す方法です。
求人広告が出てないお店でもCVをもらってくれる所もあるので、自分が働いていみたいなと思うお店にはとにかく配るのがいいようです。
簡単な方法ですが、飛び込みでお店に行くのはかなり勇気がいる行動でもあります。
しかし、カフェやレストラン、パブ等の仕事をしたい場合はいい方法です。
気をつけることは、できるだけマネジャーに渡すこと。それと、ランチの時間など忙しい時間を避けることです。
②求人サイトを活用する
日本でも同じだと思いますが、今は求人サイトで仕事を探すのが一般的です。
日本語サイトと、英語サイトといくつかありますので、有名な求人サイトを紹介します。
こちらのサイトは日本語サイトになります。
求人だけでなく、家探しや売買、サークル等の情報も掲載されており、知っていると便利なサイトです。
上記のサイトは、英語サイトになります。
求人サイトを通して仕事を応募する場合は、ウェブ上からの応募になりますが、必ず返事がある訳ではありません。
むしろ、ほとんど返事は返ってきません。返ってきたらラッキーくらいな気持ちで応募すると良さそうです。
返事が返ってきたら面接までこぎ着けたと言うことで、仕事を得る可能性は一気に大きくなります。
もちろん、返事がなければ催促してみてもいいと思います。熱意が伝わるかもしれません。
③就職フェアに参加する
日本でも大きなホールでの就職フェアがありますが、アイルランドでも同じようなフェアがホテル等であります。
翻訳のような不定期な仕事も中にはありますが、どちらかと言うと本格的にフルタイムの仕事を探している人に向いています。
④オペア
オペアは住み込みで子守りをする仕事です。
参考記事:「エージェントを介さずできる!オーペア留学の特徴やメリット・デメリット」
共働きの家族と一緒に住んで子守りをするのですが、条件は様々で子供の年齢によっても面倒を見る内容が違います。
学校に行っていないような小さな子の場合は、両親どちらかが帰ってくるまで付きっきりで面倒を見なくてはいけませんし、小学生なら学校の送り迎えと、子供が帰ってきてからのお世話など家庭によって希望している内容が違います。
オペアだと、お金ももらえて住む家もあるので一石二鳥です。
しかし、プライベートな時間が少ない、境界線がないなどでデメリットもあります。でも、子供好きの人にはぴったりの仕事です。
住み込みじゃなくても、通うスタイルでお年寄りのお世話なども仕事もあるようです。
詳しい仕事内容は、こちらのサイトに登録するとチェックできます。
⑤WWOOF(ウーフ)でボランティア
オーガニック農場で住み込みで手伝いをするボランティアです。ボランティアですので、お金は発生しません。
労働する代わりに住む場所と食事が提供してもらえます。
1週間の短期から、半年1年と、農場によっていろいろ選べます。
WWOOFは、世界各国にあります。ボランティアする人達をWWOOFER(ウーファー)と言います。聞いた事がある人もいるかもしれませんね。
日本の公式サイトは日本国内での募集ですが、WWOOFの事を詳しく知りたい人には参考になります。
オーガニックに興味がある人、自給自足の生活に興味がある人にはとっても向いています。
⑥その他のボランティアを探してみる
お金に困ってない人にはボランティアワークもたくさんあります。
アイルランドでは、ボランティアワークもCVに職歴として書くことができるので、次の仕事につなげたいけど現在仕事がないという時には、もってこいの方法です。
探しやすい場所は、チャリティショップです。
日本の古着屋という感覚ですが、商売と言うよりチャリティなので、古着や中古のおもちゃ、本等を格安で売っているお店です。
利益を重視していないためお店のスタッフもボランティアがほとんどです。
CVを直接持って行く方法で、飛び込みでも働けるチャンスがあります。
インターンシップもお金が発生しないことが多いですが、仕事の経験が得られます。
次のステップにつなげるためにはとても有効です。
⑦知り合い、コネクションを作る
アイルランドでは、この方法が一番有利かもしれません。
語学学校の友達や知り合いに、とにかく仕事を探していると言う話をしておくと、○○のお店が募集しているよ、とか、誰々が人が探している等と教えてくれます。
アイルランドは小さな国です。コネクションがとても大きいので、いろいろな人と知り合いになることが有利に働きます。
ダブリンでは、日本人同士の集まり「meet up」がありますので、そういう集まりに顔を出して輪を広げるのもいい方法です。
日本人が探しやすい職種は?
求人サイトを見てみると、いろいろな仕事があります。
しかし、日本と同じようにアイルランドで働くのは難しいです。
もちろん、英語がネイティブ並みに話せればアイルランド人と同じように探せると思いますが、どうしても言葉の壁があるので働きやすい職種も偏ってきます。
日本人が探しやすい仕事は、全体的に求人の多いカフェやレストラン。その中でも日本食レストランはやはり採用されやすいです。オーナーは中国人である事も多いですが。
あとは、ホテルやB&Bの住み込みの仕事。
日本人向けのツアーガイドもあります。
日本をマーケットにしている会社でのコールセンターの仕事もあります。ただ、日本時間に合わせて働かなくてはいけないため、夜中の勤務になります。
そして、アイルランドが現在力を入れているのはIT関係の仕事です。パソコンが得意な人には働くチャンスがあります。お給料もなかなかいいです。
手に職がある人は、それを活かした仕事も探せる可能性があります。
アイルランドで仕事を探す方法まとめ
景気は良くなりつつあるものの、アイルランドは小さな国なので仕事が多い方ではないです。
特にダブリン以外は仕事探しが大変です。アイルランド人でも苦労しているので、日本人だとなおさらです。
だから、とにかく根気がいります。でも根気強く探していると、きっといい仕事、好きな仕事に巡り会えると思います。
あきらめずに頑張ってくださいね!
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