アイルランドの治安事情。7つの危険なエリアと注意すべきこと

ヨーロッパの中でも治安のいい国、アイルランド。

しかし、2018年1月に起きた日本人殺害事件は記憶に新しい事と思います。この事件は、外国人による無差別殺人でした。

今、本当のアイルランドは一体どうなのか?

アイルランド在住者の視点から、治安の悪い地域、注意すべき点などを紹介していきます

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アイルランドの治安面で気をつけるべきこと

アイルランドは、他のヨーロッパ諸国と比べると治安はかなりいいです。ただし、日本と比べるとちょっと悪めです。

社会福祉制度が充実しているため、アフリカ系難民やEU諸国(特に東ヨーロッパ)から沢山の人がアイルランドにやってきます。

そのため外国人が非常に多いです

外国人の犯罪もありますが、アイルランド人の失業率も高いため、働かずにブラブラしている若者も多く、アイルランド人の犯罪率が高いのが現状です。

日本にいる時と同じ感覚でいると、危ない目に合いやすくなります。しかしビクビクする程ではありません。

他の国に旅行、留学する時と同じような気持ちで海外にいる事を忘れずに行動すれば、危険な事はさほどありません

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アイルランドの犯罪の種類は?

犯罪の種類としては、スリと置き引きが非常に多いです。

都市部では危ない地域が割とわかりやすく存在しますが、アイルランドに来たばかりの頃はわかりずらいと思います。まずは、

  1. 裏通りや薄暗い細い道は一人で歩かない。
  2. 夜は一人での行動はさける。
  3. バッグは必ず体の前に持つ。
  4. 店で席を離れる時は、必ずバッグも持って行く。

それらの事を気をつければ、危険な目に合う確立は一気に減り、快適に過ごせます。

ではこれから、具体的に例をあげていきます。

アイルランドの治安の悪い都市ワースト3!

  1. ダブリン
  2. リムリック
  3. コーク

なんと言っても、ダントツで悪い都市はダブリンです

どこの国もそうですが、首都は人口も多く色々な人がいます。首都での犯罪率が一番高いのは、仕方がないのかもしれません。

2番目はアイルランド第3の都市・リムリック

以前はダブリンより悪いと言われていたほど評判が悪かったのですが、政府は悪い地域の再建プログラムを実行し落ち着いてきたようです。

再建プログラムとは、悪い地域の住宅地の再建とサッカー場やコミュニティセンターの増設で、公営住宅街の働いていない若者もスポーツやアートに参加できるようにするなどを目的としました。

3番目のコークはアイルランド第2の都市で、上位2都市と比べるとそれほど悪くはありません。

ダブリンの治安の悪い7つのエリアを覚えておこう!

ダブリンは、街の真ん中を流れるリフィー川を挟んで北と南にわかれます

一般的に、

  • 北は治安が悪く
  • 南は治安が良い

と言われています。

街の中心地は、パブが集中しているテンプルバー、ショッピング街のグラフトンストリート、オコンネルストリートになります。

しかし、実際には北側にも治安の良いエリアもあり、南側にも治安の悪いエリアはあります。

ここでは、治安が悪いエリアを7つあげていきます。

  1. サマーヒル Summerhill(Dublin1)
    中心地。発砲事件や殺人事件が多い。スリ、置き引きも多い。
  2. シェリフストリート Sheriff Street(Dublin1)
    中心地。リフィー川を挟んですぐ北側。スリ、置き引きも多く、酔っぱらいやドラッグ売買、使用者、ギャングの抗争も多い。
  3. トーマスストリートThomas Street(Dublin8)
    中心地。有名なギネスストアハウスのあたり。
    公営住宅が多く、学校にも 行かず働きもしてない若者がいる。酔っぱらいやドラッグ使用者も多い。
  4. バリーファーモット Ballyfermot(Dublin10)
    西側に位置します。
    暴行事件がよくある地域。
  5. バリーモン Ballymun (Dublin11)
    北側に位置しており、ダブリン空港の近く。
    公営団地が集中しており、働かない若者やドラッグ売買、使用者が多い。
  6. フィングラス Finglas(Dublin11)
    北側に位置しており、ダブリン空港の近く。
    公営団地が多く、殺傷事件や発砲事件の多い場所。
  7. クロンダルキン Clondalkin(Dublin22)
    南西に位置します。
    少し人種差別がある。

以上が、ダブリンで治安が悪いと言われているエリアです。

中心地以外は郊外なので、日本人はそんなに行く機会はないかもしれません。

治安が悪いと言われているエリアは、公営住宅のある地域です。

公営住宅に住んでいる人は失業者も多く、学校に行ってない子供も多くいます。そのため、飲酒やドラッグの売買・使用が増え、治安の悪化につながっています。

そういう10代の若者の中には、人種差別やいたずら心も強く、時にアジア人も対象にされます。

殺人事件や発砲事件は、ほとんどギャング同士の抗争です。

犯罪の種類と安全対策

最も多い犯罪はスリと置き引き

アイルランドのどこの都市でも一番多い犯罪は、スリと置き引きです。取られるだけならまだしも、スリの際に暴行される事もあります。

安全対策としては、とにかく裏通りや薄暗い道を一人では通らない事。夜も同様に、一人で行動しない事です

アイルランドは外国人が多いとは言え、アジア人は少ないため外見上目立ちます。わかりやすいブランド品などは身につけずカジュアルな服装を心がけた方がいいです。

そして、人混みを通る時はバッグは必ず体の前に持つ事です。ショルダーバッグやリュックサックも背中側に持つと、スリに合う危険が増えます。

もう一つ、カフェやレストランでトイレに行く際に荷物を席においたままにしてしまう事。日本では普通にやってしまう事ですが、これもとっても危険です

バッグを持っていかれてしまう可能性があります。貴重品だけは必ず持っていきましょう。

酔っぱらいにからまれる

アイルランドと言えばパブを連想する人が多いくらい、アイルランドはパブ文化です。皆お酒が大好きです。

ということは、酔っぱらいも多いです。

しかもフレンドリーな人が多いので、パブでは気軽に話しかけられたりします。

しかし、まともに話せないほど酔っている人には、少し距離を取りましょう。ずーっとからまれて面倒臭い事になります。

女性に対しては下心がある場合もあるので、なおさら距離が必要です。

直接自分に関係なくても、夜も遅い時間になってくると酔っぱらい同士の喧嘩に遭遇する事もあります。

アイルランドのナイトライフは楽しいですが、危ないと感じたらその場から離れたり、とにかく距離を取るようにしましょう。

スマホ泥棒

ダブリンで多い犯罪になりますが、歩きスマホをしていると、自転車に乗った若者がサッと手元からスマホを盗んでいきます。

バス停で待っている時など、ついついスマホを見てしまうと思いますが、少しだけ周りを意識しながら見た方がいいです。

10代の若者(ティーンズ)のいたずら

これもダブリンで多いのですが、スポーティでカジュアルな服装のティーンズには注意した方がいいです

危ないエリアでも書きましたが、彼らはいたずら好きです。

差別的な言葉を叫んで来たり、突然背後からワッと驚かしてきたりします。

それだけでもすごくビックリしますが、卵を投げてきたりと悪質なケースもあるようです。

数人で連れ立ったティーンズ(特に男子)を見かけたら、とにかく近づかないようにしましょう。

ちなみに経験談ですが、少し田舎の方でもアジア人だと差別の言葉を言われたりします。

アイルランドには中国人が多いので、アジア人には中国人への差別言葉を使ってきます。

「ニーハオ、ニーハオ」と挨拶だけの場合からもう少し酷い事まで。言われてもとにかく相手にしないようにしましょう。

ギャング同士の抗争

ダブリンとリムリックにはギャング文化があります。

そのため、ギャング同士の喧嘩がよくニュースでも取り上げられます。

殺傷事件、発砲事件。これらはほとんどギャング同士の喧嘩です。一般の人同士ではあまりありません。

ギャングは不特定に沢山いる訳でなく、ほぼ家系です。イタリアのマフィアと同じような感じです。

なので、とにかくギャングの家族が住んでいそうなエリアには近づかない事です。(上記にあげた危ないエリア等)

もしくは、喧嘩に遭遇したらすぐその場から離れる事です。

発砲事件の場合、時々一般人も巻き込まれて命を失う事もあります。

大抵はギャング同士の喧嘩なので日本人に大きな危険はありませんが、とにかく近づかない事が大事です。

トラブルが起きた場合の連絡先

トラブルが起きたら、まず大声で助けを求めましょう。「Help(ヘルプ)!」で充分です。

アイルランド人はとても親切です。困っている事がわかればきっと手助けをしてくれます。

そして、スリや置き引きで何かを盗まれたり事件に巻き込まれた場合は、すぐに近くの警察署へ行きましょう。

*アイルランドでは英語のPolice(ポリス)は使わず、アイルランド語のGarda(ガーダ)を使います警察署はGarda Station(ガーダ・ステーション)と書かれています

パスポートが盗まれてしまった場合は、日本大使館への連絡も必要です。

在留届とたびレジ

3ヶ月以上滞在する場合は、外務省のホームページから「在留届」に登録する事をオススメします。

緊急事態が発生した場合、日本大使館や領事館からメールによる通達や迅速な援護が受けられます。

また、3ヶ月以内の滞在の場合は「たびレジ」に登録しましょう。

こちらも外務省のホームページから登録できます。滞在先の安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、またいざという時の緊急連絡などが受けられます。

アイルランドの治安のまとめ

危ない事ばかり書いてしまったので、とっても治安が悪いのかもと思われたかもしれません。

しかし、基本的にアイルランドはとても治安がいい国です。

筆者自身、差別的な言葉は言われた事がありますが、一度も怖い目にあった事はありません。イスラム過激派によるテロも、今の所アイルランドでは起きていません。

海外にいるという気持ちを忘れずに常識の範囲内で行動していれば、普通に暮らしていけます。

気をつけた方がいいと思う事を、多少強調して書きました。きっとどこの国に行っても、共通した安全対策ばかりだと思います。

アイルランドでの滞在が安全で快適であるように、この記事が役に立てば嬉しいかぎりです。

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