Uberを代表する配車アプリを利用する流れは世界的にも広がっています。
インドネシアでもその流れは顕著で、10年前のタクシー形態は少なくなり、安心して利用できる配車サービスが普及しています。
今回は、簡単、安い、早いでインドネシアの移動手段で普及しているオンライン配車サービスGRAB CARの使い方と魅力をお伝えします。
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街中のタクシーが減ったインドネシア
10年以上前の話ですが、インドネシアでの移動で、タクシー乗るならブルーバードタクシーが一番安全。
ブルーバードタクシーに乗りましょう、ってガイドブックに書いてありました。おそらく今でも、そう書いてあるのではないかと思います。
しかし、筆者が住んでいた街では、路上でタクシーを拾おうとしても、そう都合よくブルーバードタクシーが走ってきませんでした。
その他のタクシーに乗ることの方が圧倒的に多かったです。
ブルーバードでない場合、そのタクシーに運賃メーターが付いているか否かがポイントとなります。
付いていない場合は、目的地までの値段交渉をするか、メーターが無いのを理由に乗車を断る、かのどちらかにしていました。
インドネシアのタクシー業界がガラリと変化。移動に便利なGRAB CARって?
最近ではメーターの付いていないタクシーってほとんど見かけなくなりました。
それどころか、明らかに流しで走っているタクシーの数が減ったと体感しています。
タクシーが拾えない、、、何故なんだろう?
GRAB CARって?
GRAB CARって知ってますか?
日本では馴染みがありませんが、東南アジアでポピュラーになっているスマホで使う配車アプリです。
オンラインタクシーって、総称的に呼ばれることもありますが、車はタクシーではなく一般人が使っている普通の車です。
これが普及したことによって流しのタクシーが激減したんだ、と納得できました。
GRAB CARの使い方を解説します
GRABのアプリをスマートフォンにインストールするだけで、すぐに使用できます。
インストールされたGRABのアイコンをタップしてアプリを開くと近辺の地図が出てきてます。
通常そこに車の絵が出てきます。これが近辺に存在するGRABと契約をしている車です。交通量の多い街中なら車の絵がたくさん出てくるし、田舎なら1台とか。
また親切に何分ぐらいでピックアップに来れるかまで表示されます。
- 自分の現在地(ピックアップしてもらいたい場所=PICK-UP POINT)
- 目的地(行きたい場所=WHERE ARE YOU GOING?)
を入れて、BOOKをタップすると、近くにいるGRABと契約をしている車を自動的に探し、車が選定されます。
車が決まったらドライバーの名前、顔写真、車種、色、ナンバープレートの番号が表示されます。
もちろん、運賃も目的地を入れた時点で表示されます。
タクシー料金が簡単、早い、安い!
早い
はじめてGARBのアプリを使って配車手配した時はドキドキしましたが、あっという間に車が来ました。
実際2分ぐらい。(街の中心部です)
ピックアップ指定場所に車が着いたらメッセージがきます。
”I ARRIVED! (着いたよ)“とか。
一回自分で手配してみるといかに簡単か実感できます。
安い
また、安い! 通常タクシーに乗るとどんなに近距離でもミニマムで25,000ルピア(2018年1月時点約210円)ぐらいは要求されます。
しかし、GRAB CARならもっと安い値段で運んでくれます。
まあまあの距離でも14,000ルピア(2018年1月時点約117円)とか。断然お得です。
約半分くらいのタクシー料金になります。
便利なのは、手配の時点で、ドライバーの名前、車種、車のナンバーが分かっているので、キョロキョロすれば、迎えに来た車がどれか容易に認識できます。
目的地を入れて手配しているので、乗ってからドライバーに行き先をいちいち説明する必要がありません。
“目的地は〇〇ですね?”ときかれるぐらいです。
それと、ドライバーも我々を乗せる前に、こちらの名前、携帯番号が分かっているので、名前から外国人だということがあらかじめ認識できますね。
言葉が不自由かもしれない、と気を使ってくれるかもしれません。
これは言葉が得意でない人にとってはメリットかもですね。
目的地に着いたら、予約の際に表示されていた金額を払えばOK。車を降りたら、THANK YOU!の表示と共にドライバーを5段階評価できるメッセージが届きます。筆者は嫌な思いをしたことがないので、いつも5つ星をつけています。
GRABの利用時の注意点
注意点はほとんどありませんが、配車を頼むときは、ドライバーにとってわかりやすい場所を選択することがポイントです。
目印があるほうがいいですね。
ピックアップの場所を指定するとき、付近の主要な場所がリストアップされ選択できるようになっています。
ドライバーがPICK-UP POINTに着いたらメッセージをくれます。
ドライバーによっては電話で、着いたよ!とか、何処にいるの?とか言ってくる人もいるので、言葉に自信がない人は、面倒な話にならないように、できるだけわかりやすい位置に配車してもらうよう心がけましょう。
- KFC(ケンタッキー・フライド・チキン)の前で待っている
- 〇〇ホテルの前で待っている
など、シンプルに言えれば面倒な話にはなりませんよね。
そして、、できるだけお釣りが要らないよう、20,000、10,000、5,000、2,000ルピア札をいつも持っておくと良いでしょう。
登録すればクレジットカード払いもできるようになってますが、筆者はいつも現金払いです。
GRAB CARの特徴と使い方まとめ
もう、タクシーを拾うのに苦労したり、運賃のことで運転手とトラブルになったりすることがなくなりました。
インドネシアの主要都市では渋滞がひどく、普通のタクシーの場合はノロノロでも料金メーターがカチャカチャ上がっていきます。
これは、ストレスですよね。
GRAB CARはあらかじめ料金が予約時に決まっているため、そんなストレスがありません。
また降車後、ドライバーを5段階評価できるシステムはとても良いです。ドライバーの質の向上と維持につながっていると確信します。
日本企業駐在員のほとんどの方々は、会社のドライバーを使っていると思いますが、休日や夜のちょっとしたお出かけなどのために、わざわざ会社のドライバーにきてもらうのも気を遣いますよね。
GRAB CARさえ登録しておけばどこにでも好きな時間に行けます。
インドネシアの移動は超便利なGRAB CARがオススメです。
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