英語学習にあたり、イギリス留学は高いとも言われています。
そのため最近ではアジアで英語を話す国(一概には英語圏とは言えないような気がしますが。)への留学が流行っているようです。
ですが、イギリスは学生ビザでも仕事がある程度できる国でもあり、アルバイトをしながら費用を抑えて留学することが可能です。
ただし、いくらかかるか分からなければ留学する決断すら難しいというのはあります。
今回のイギリスの語学学校で働いていた在住者がロンドン留学でかかる費用を明かしてくれました。
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留学希望者が持つ共通の不安
以前、筆者が語学学校スタッフをしていた時、よく聞かれていたことがあります。それは「留学はいくらかかる?」 ということ、そしてもう1つよく耳にしたのが「留学(延長)したいけど、お金がなくて…」ということでした。
もちろん、ある程度の資金は必要ですが、アルバイトができるということを考えればそこまで予算がなくても留学は可能です。
もちろん、勉強とアルバイトの両立は簡単ではないですが、それでも夢のイギリス留学をするために、どのくらいの費用がかかり、どのくらい稼げるのか考えていきます。
ロンドン留学するのにかかる費用その1-学校費用
学校と一概に言ってしまうと、様々な学校があるのですが、イギリスの大学は日本の大学と同様に、もしくはそれ以上にかかります。
年間の大学費用は
£8,000~10,000(約110〜140万円)
です。
学部によってはもっとかかります。
学生ビザ、TIER4を取得すればある程度仕事ができるので、その場合は半年以上留学するというカテゴリーになります。
筆者が以前働いていた学校を元に、6カ月の語学学校費用を考えていきます。
(参考例AVALON SCHOOL OF ENGLISH:http://www.avalonschool.co.uk/prices-t-30)
24週(週15時間レッスン) £2448=約35万円 (£1=142円)、これに10日間のホリデーがついてきます。
もちろんここの学校はさほど高い学校ではなく、高い学校はもっと高いですし、探せばもと割安の学校もあります。
私がいた学校は話すことに重点を置いていたこと、そして先生と生徒が仲が良く、一緒に色々なアクテイビテイーをする機会が多かったこと、などを考えると、話すことが不得意な日本人には合っている学校かもしれません。
もちろん、教科書を買ったり、勉強に必要な教材なども買うこともありますが、これも学校によっては付いていたり、購入が必要だったりもします。それでも£50もしないでテキストなども買えるでしょう。
ロンドン留学にかかる費用―生活編
それでは実際にイギリス留学にかかる生活費はどのくらいかというと、かかってくる費用は
- 交通費
- 宿泊費(家賃、光熱費含む)
- 食費
- 交際費
- 通信費(携帯電話)
などでしょう。
それでは1つずつ見ていきます。
交通費・バスが安く£85
毎月のバス、地下鉄乗り放題のパスを買った場合ですが(2017年料金)、これは住んでいる場所にもよるのでゾーンによって分かれます。
Zones 1–2 £126.80
Zones 1–3 £148.70
Zones 1–4 £181.70
この場合、中心に住んである程度交通費を安くするのか、ちょっと遠くに住んで家賃を休めにするのか、それは学校の場所やバイト先の場所にもよるでしょう。
交通費はちょっと高めだという感じもしますが、ここには1つ裏技があります。
ロンドンはバスの便が本当に便利で、バスだけを乗り回した場合、1週間のバスパスは£21.20で、1か月にしても£85で済みます。
1ヶ月のバスパスもありますが、こちらは£81.50なので、さほどお得ではないようです。
でも、地下鉄よりも安いので、もしも都心に住んでいたとしたら、バスパスのほうが便利です。また、ロンドンのバスはナイトバスもあるので、24時間走っています。
そういうことも考えると、バスでの移動に慣れるとロンドンはかなり便利です。
宿泊費・£600をみておこう
どんな形の宿形態にするのかで変わりますが、ロンドンではあまり一人暮らしのワンルームというのは存在しません。
皆シェアハウスか大家さんのところで部屋を借りて住んでいることが多いです。
そのほうがシェアハウスで友達もできることもありますし、大家さんがいる家でも、現地の人なので、色々教えてもらえることも多いです。
・家賃の週単位
また、イギリスはなぜか月の家賃ではなく、週で提示されることが多いです。
費用としてはやはり立地、大きさなど色々な要素が関係してきますが、週£100前後で探すことができます。
きれいでいいところですと、週に£150~200くらいします。月にすると£500くらいと見積もっていいでしょう。
ですが、日本の綺麗、清潔と、ロンドンのそれはちょっと異なることもありますので、そういう意味では£600くらいで想定しておくのもいいでしょう。
これに光熱費が入っているものもあれば、入っていないものもあるのでそこにいくら追加しないといけないか、をさらに考える必要があります。
食費
自炊をすればある程度安上がりにできます。
スーパーの買い物はさほど難しくなく、最近は日本でも導入され始めたセルフレジも多いですが、一度慣れてしまえばかなり使いやすいです。野菜や果物は日本よりも安いですし、お肉なども日本とさほど変わらない料金で購入できます。
お米は RICE PUDDING(ライスプディング)用のお米があるのですが、これが比較的安く、日本のお米にかなり近いのでこちらをお勧めします。ただし、冷めるとまずいと言われていますのでご注意下さい。
食パンなどはやはり食パンの国なので100円しないで買えます。
日本ではあまりしませんが、大きいのでこれを冷凍庫に入れておいて、食べる時にだけ解凍してトーストにするというやり方をします。
外食をするとマックでもその辺のレストランでも日本より割高に思えるでしょう。
ポンドが歩い程度高いので(2017年現在ちょっと円高ですが)日本で言う1000円のランチが£10という認識でいると、ちょっと割高に思えます。
ですが軽いサンドイッチなどでしたら£5しないで買えますし、チャイニーズなども意外と安く、一人1皿のラーメンとか焼きそばとかなら場所によっては£7,8で食べられます。
食費は抑えようと思えば、月1万円くらいで済みますし、お酒を飲んだり、外食したりすれば2,3万と考えればいいでしょう。
交際費
また、日本に比べると外に飲みに行っても自分のビールを買うだけなら、さほど高くなく、過ごすことができます。
日本だと飲み放題、2時間3000円とか4000円なんていう広告を目にしますが、ビール一杯飲むくらいでしたら、1000円しないで楽しめます。
そういうところはロンドンの良いところです。
ロンドンの中心の映画館などは日本と変わらない料金です。
ですが、郊外などの映画館では日本よりもずっと安く1000円前後で鑑賞可能です。
また、ロンドンは演劇やミュージカルも多くありますが、当日券など、学生証を持っていれば通常の料金の半額ほどで鑑賞可能です。日本と比べればかなりお安く見ることができます。料金にすると£20~30で鑑賞可能なことがあります。
通信費
日本に比べてネットの飛んでいるところは多いイメージですが、やはりここもただの電話を買うのか、スマートフォンにするのか、そういうところでも変わってくるとお思います。
ですが、日本よりも通信費というのは安いイメージです。
日本と違って、まだまだ毎月TOP UPと言ってプリペイド式の電話も多く存在します。
そのほうが契約なども簡単で、便利です。毎月£10トップアップすれば済むものも多く、データなどをたくさん使うのであれば、それ以上通信費がかかってきます。
ロンドン留学にかかる費用まとめ
半年で90万円+航空機代になります。
内訳は
- 語学学校にかかる費用が月6万ほど
- 家賃が7~8万
- 交通費 1万5千円~2万円
- 食費は1万~3万
- 通信費 2000円~
と言った感じでしょうか。
月にかかる費用は14~5万くらい、6カ月に換算すると90万程度になります。
これにロンドンまでの飛行機代がかかると言った計算でしょうか。
アルバイトをしながらこの留学費用をいかに抑えて生活していくか、このあたりもポイントとなりそうです。
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