スペインはヨーロッパの中でも気候の良い地域が多く、退職後などに移住する人達が世界中からやってきます。
バルセロナやマドリードなどの大都市には、日本人も沢山住んでいます。
今回は、そんなスペインへの移住を考えている方必見。スペインに移住する11の魅力について紹介します。
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1. 気候の良い地域が多い
まず、海外移住をする際に、移住先の気候の良し悪しは重要な問題となります。
冒頭でも触れた様に、スペインは気候の良い地域が多い国です。
特に、地中海に面している都市は一年中温暖です。
夏はカラッとしていて、日本の様に湿気が多く蒸し暑い。という事はありません。
例えば、バレンシアやアリカンテは、日本に比べて年間の降水量が少なく、気温も冬は暖かく夏は涼しいという、とても住みやすい気候です。
スペイン全土が住みやすい気候なわけではありませんが、この様な気候の良い地域が多いので、移住希望者にとっては移住場所を選びやすい国です。
2. 食べ物が美味しい
スペインはヨーロッパの中でも、イタリア同様に食べ物が美味しい国です。
スペインの代表料理としては、パエリア、アヒージョー、スペインオムレツ、生ハムなどです。
最近、日本でもスペイン料理のお店をよく見かけます。
これは、スペイン料理が日本人の口に合っているからではないでしょか?
海外移住をするにあたって、移住国の食文化はとても大切です。
食事が口に合わなければ、楽しいはずの海外生活が辛いものになりかねません。ですので、この食べ物が美味しいというのとても魅力的です。
3. 夏の日照時間が長い
スペインの夏は日照時間がとても長く、21時半頃まで明るいのが普通です。
21時半まで明るいという事は、それだけ外で過ごせる時間が増えるという事です。
仕事の後に出かけたり、子供たちも遅くまで公園で遊べます。
スペインで夏によく見かける光景は、20時以降に、お店のテラス席でビールやワインを飲みながらくつろいでいる人達や、家の前に椅子を置いて外でおしゃべりや読書をしている老人達です。
スペインでは、夕食を21時半頃に食べるので、夏はそれまでの間を外で過ごすのが普通です。
スペインの夏は街中がにぎやかで活気的なので、移住生活も楽しくなります。
4. 医療費が無料
スペインは医療費が無料です。
全てが、労働者からの税金で賄われているので、日本に比べて労働者の税金が少し高めです。
しかし、医療費が無料というのは、いざという時にはとても助かります。
残念ながら、医療費が高いために適切な治療を受ける事が出来なかったり、辛くても我慢しなくてはならないという国もあります。
日本は、医療費がとても高いわけではありませんが、それでも、医療費が払えなくて困っている人達もいます。
その事を考えると、スペインの様に医療費が無料というは移住をするのにとてもありがたく、安心です。
5. 自然災害が少ない
スペインは自然災害がとても少ない国です。
地域によって夏に山火事が発生したり、ごく稀に竜巻が起きますが、日本の様に毎年台風が来たり、地震がよく起きるという事はありません。
東日本大震災以来、日本では地震が頻繁に起きています。
近いうちに南海トラフ地震が来る。とも言われています。
スペインでは、この様な台風や地震の心配をしながら日々を過ごす。という事はありませんので、安心して移住が出来ます。
6. 市場文化
スペインには各都市や街に、固定の場所で毎日開いている市場や、週に一度、公園などで開かれる市場があります。
市場で売られているものは通常のお店よりも安く、新鮮です。
売られている物の種類も多く、野菜や果物、シーフードや肉製品などが中心です。
食品だけでなく、服や靴などを売っている市場もあります。
この市場という存在はスペイン人にとって、とても大切なものです。
ただ買い物をする場というのではなく、地域の社交の場でもあります。
買い物をするのに必ずお店の人との会話がありますし、近所の人達との交流の場でもあります。
ですので、市場は移住者にとっても、地元の人達との交流を深め、そして、地域に溶け込む機会を与えてくれます。
7. 野菜や果物が安い
スペインの野菜や果物はとても安く、日本の3分1程度の値段です。
年の収穫状況によって多少、値段は上下しますが、それでも、日本ほど高くなる事はありません。
その上、値段が安いからといって、味が落ちるという事もありません。
スペイン産の野菜や果物はとても美味しく評判がよいので、他のヨーロッパ諸国への輸出も多くされています。
市場やスーパー以外にも、必ず町の中に小さな八百屋や果物屋があるので、野菜や果物を購入しやすい環境でもあります。
8. スペイン人の気質と生活
スペイン人は情熱的で陽気だ。というイメージがありませんか?
そのイメージは当たっています。
全ての人がというわけではありませんが、基本的に陽気で情熱的な人が多く、友好的で、とても親切です。
そして、小さな事をあまり気にせず、過ぎ去った事を後悔するという事もあまりしません。
基本的にとてもポジティブ思考です。
スペイン人と一緒にいると、その陽気さやプラス思考に良い影響を受けます。
生活リズムも日本人の様に忙しくなく、ゆっくりとマイペースです。
仕事とプライベートをしっかり分け、プライベートな時間をとても大切にします。
スペイン移住者達も、スペイン人と触れ合う事で生活がスペイン流になって行きます。
その結果、ストレスが減り、そして人生を楽しんでいる方が沢山います。
9. 休暇システムが整っている
スペインでは毎年、一ヶ月の休暇が取れます。
一ヶ月続けて取る人や、2週間を二回という形で取る人など様々です。
さらに、結婚をすると2週間の休暇が取れ、女性の産休はもちろん、男性も出産休暇を2週間取る事が出来ます。
日本のように毎月祝日があるのも良いのですが、スペインの様に長期休暇が取れると、海外または、国内旅行といった、1日の休みではできない事ができます。
日本で長期休暇を取る事は難しい事ですが、スペインでそれが法律で決まっています。
10. お祭りが多い
スペインで有名な3大祭りは知っていますか?
パンプローナの牛追い祭り、セビリアの春祭り、そして、バレンシアの火祭りです。
牛追い祭りは7月、春祭りは4月、火祭りは3月に行われます。
この3つはそれぞれの地域に古くからあるお祭りで、世界的に有名です。
これらのお祭り以外に、スペインには各都市や町に大きなお祭りから小さなお祭りまで沢山存在します。
フェリアと呼ばれる地域ごとにあるお祭りは、いろいろな品物の屋台や、小さな遊園地みたいなものが開かれ、子供から大人までが楽しめます。
それ以外にも、行事ごとにはパレードが付き物だったりと、年間を通して沢山のお祭り事があるので、移住者にとっては年中楽しめる国です。
11. 日本好きが多い
スペインは日本好きな人が非常に多い、親日国です。
日本食レストランを始め、日本の武道の習い事があったり、普通に日本のアニメがテレビで放映されています。
大きな都市では、アニメ&日本文化のイベント等も開催されています。
スペイン南部のセビリアには、” JAPON( 日本)”という苗字を持つ人達がいます。
この苗字を持つ人達は、400年ほど前に日本から移住した人達の子孫だと言われています。
400年も前に、すでに日本人を受け入れていたという事がスペインの親日さを語っています。
移住国が親日であるという事は、安心して移住ができ、生活しやすいという事につながります。
まとめ
以上がスペインに移住する11の魅力です。
スペインは日本から遠く、文化も異なるのでなかなか移住を決断できない、という方もおられると思います。
確かに、スペインと日本では文化や習慣がかなり違います。
しかし、ここで挙げた11の事柄の様に、スペイン移住には沢山の魅力があります。
スペイン移住を迷っている方は是非、この記事を参考に、移住への一歩を踏み出していだければければ幸いです。
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