2020年の東京オリンピックに向けて日本の国際化が加速する中で外国人のお友達が増えたり、外国人の方と付き合ってみたい!という方たちもいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者もスペイン人の彼がいるのですが、やはり文化の違いに少し驚いたり「スペイン人ならではだな」「これは日本ではあまりないな」と実感することが多々あります。
そこで、スペイン人と日本人との恋愛にはどのような違いがあるのか、どんな国民性なのか、みなさんに紹介します。
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1. 情熱的
まず、みなさんはスペイン人と聞くとどのようなイメージが湧くでしょうでしょうか?
情熱的というのは日本でもかなり根強いスペイン人のイメージなのではないでしょうか。
本当にその通りで私も、付き合う前にメッセージで猛烈なアタックを受けました。「これがスペイン人なのか…」と考えさせられる勢いでした。
日本人の方でも、もちろん情熱的な方はいると思うのですが、こっちが恥ずかしくなるような言葉もさらっと言います。
日本人だと、当たり障りのないように、好きだとばれないように気遣うことが多いですよね。
でも女性も男性も「自分の気持ちを知ってもらいたい!」とかなり積極的な方が多いです。
例えば世界の夫婦の距離感ランキングではスペインが1位、日本は最下位という結果もあるくらいですから驚きです。
初めは驚く方もいるかもしれませんが、そこで距離を置いてしまうと「私のことを好きじゃないのかな…?」としょんぼりしてしまいます。
例えば日本人は挨拶でキスアンドハグはしない、挨拶は握手、ある程度の距離が必要、など日本文化を理解してくれているスペイン人も多いですが、もしあなたの彼氏、彼女がスペイン人へ接するときと同じように距離が近かったら、この異文化を楽しめたら素敵ですね。
2. サッカーへの愛情が強い
スペインといえば「サッカー」ですよね。
レアルマドリードやバルセロナ…日本でも大変有名なチームばかりです。スペインに住んでいると、スペイン人男性たちのサッカーへの愛情がとてつもないことに気がつきます。(もちろん全員ではありません!笑)
愛情が強いがゆえに違うチームのファンで喧嘩が起こることも決して珍しくありません。
日本ではなかなかないことですよね…。
公園を散歩すると、お父さんとサッカーをして遊んでいる男の子をよく見かけますし、スペインでは幼い頃からサッカーは本当に身近な存在なんですね。
もしサッカー好きなスペイン人の彼ができたら、テレビでサッカー観戦を一緒にすることは間違いありません。
何人かのスペイン人の友人に「あなたの彼氏はサッカーは好き?」と聞かれ「私の彼はサッカーは興味がなくて…」と答えると「運が良かったね!サッカー好きだと一緒に観戦しないといけないし本当に困るよ。」と言われましたし、私の彼にも「君は僕がサッカーが好きじゃなくて運が良かったね」と言われたくらいです…。
3. 言いたいことははっきりと言いましょう
日本には「阿吽の呼吸」という言葉もあるくらい暗黙の了解の文化ですが、スペインではそうはいきません。
日本人男性とお付き合いするときと同じ感覚でスペイン人とお付き合いすると大変な目に合います…!
もちろん個人差もありますが、何も言わず静かにしているだけだと「何を考えているのかな?」「自分の意見を持っていないのかな」と思われかねません。
スペイン人は何か1つ質問したら100返すくらいの勢いで話したいことは全て話してくれます。
自分の意見を隠し包まず言わなければいけない時は必ずきます。
私がスペイン人の友人に社交辞令を言うと「本当に?」と見透かされます。笑
大分慣れたので「伝えたいことはしっかりと言おう」というのが習慣になりました。
しかしスペイン人は自分の意見を言おうとしても自分の意見が言い終わるまで止まらないことも珍しくありません。
彼らは話すことが大好きなんですね。
シャイな方もスペイン人とお付き合いすればシャイではなくなるかもしれませんよ。
4. 冗談好き
スペインには「ブロマ」という冗談を言い合う文化があります。
ほとんどのスペイン人は家族や友達、恋人を笑わせるためにブロマを言い合うのですが、たまに度が過ぎるなあと思うこともあります。
今となっては笑い話ですが、私も初めは彼の冗談を真面目に受け取りすぎて、怒ってしまい彼を困らせてしまったことがありました。
スペイン人とお付き合いする機会ができた際には、「冗談が好きなんだな」と気軽に構えて、是非一緒にブロマを楽しんでください。
しかし、度が過ぎていたり嫌な気分になったら素直に伝えることも良い関係を築くためにとても大切なことです。
国によってユーモアはやはり違いますから。
5. フィエスタが大好き
大勢のスペイン人がフィエスタ(お祭り)が大好きです。
家族や友達と、そして彼氏、彼女とレストランへ行ったり家でみんなで料理を作ってパーティを開きます。週末の金曜日はスペイン人はテンションがいつもより高いです。
よく「週末は何するの?」とわいわい話すのも定番です。
木曜日も「フエルネス」というフィエスタの木曜日、という意味の言葉もあるくらいです。
スペイン人にとっては木曜日も週末に入るのかもしれません。きっと彼らにとって大切な人たちと過ごせるフィエスタがあるからこそ、勉強も仕事も頑張れるのででしょう。
6. 家族思い
スペイン人は家族、友達、そして彼氏、彼女をとても大切にする国民性です。
例えば私は家族に毎日電話はしませんが、彼は毎日お母さんに必ず電話しますし「家族思いだな」と常に思います。
彼と彼のおばあちゃんによく「家族と今日は話した?」と聞かれます。
「なぜ毎日話さないの?」と不思議に思われたこともありました。
またスペインでは女の子たちはお父さんととても仲が良いんです。
歩いているとよく腕を組んで歩いている親子を見かけます。日本ではあまり見かけないですよね。
このようにスペインでは家族の絆がとても強いです。
スペインでの家族のあり方を見ていると「もっと私も家族と話してみよう」と思えます。
もしあなたの彼、彼女が家族に頻繁に電話をかけても
「また電話してるの?」
「マザコンなのかな…」
などとは思わずに温かく見守りましょう。
7. 息子の彼女、娘の彼氏は家族
みなさんは彼女、彼氏の家族というとどのようなことが思い浮かぶでしょうか?
私は彼の家族大好きです。
付き合いはじめの頃は良い関係を築けるかどうか不安でしたが、スペイン語をまだ話せなかった私を本当に温かく受け入れてくれましたし、また、スペインでは家を出るときが結婚するとき、というのも一般的です。
一人暮らしや結婚で家を出たあとも、義母さんがタッパーに作ってくれた料理を持ってきてくれる、というのもとってもポピュラーな話で、スペイン人の家族ができたらタッパーは必須アイテムです!
スペインの7つの恋愛事情
多くのスペイン人は女性も男性も人懐っこくて、愛情表現が豊かでとても上手な国民性だと思います。
初めは慣れなかったり、気恥ずかしい方もいるかもしれませんが、そのうち「自分の気持ちも伝えたい!」と思えてくるのではないかと思います。
そしてスペイン人に関わらず、外国人の方とお付き合いするときは「言いたいことは言う」というのがより良い関係を築き上げるために必要不可欠になってくると思います。
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