みなさん、インディアナ州というアメリカの州について知っていますか?
「聞いたことがある」人はたくさんいると思います。
実はこのインディアナ州、留学生や長期アメリカに滞在する人にとっては、絶好の場所なんです。
ということで、本記事では「アメリカ、インディアナ州の魅力」についてまとめてみました。
インディアナ州の基本情報
インディアナ州の場所
「イリノイ州」と「オハイオ州」に挟まれていて、南は「ケンタッキー州」、北は「ミシガン州」になります。
また、アメリカ中西部の五大湖に面した州ですので、海は無くとも、湖はあります(ビーチで泳ぐことも可)。
陸地面積はアメリカ38位、人口は15位です。
アメリカ合衆国19番目の州で、州都は「インディアナポリス」。
インディアナ州の歴史
「インディアナ」という名前を聞くと、インディアン、いわゆるネイティブアメリカンを想像する方も多いと思います。
名前の通りインディアナというのは、「インディアンの土地」という意味があります。
しかし、インディアナ州独立直後にインディアンは州外へ強制的に追い出されてしまったため、現在はインディアンの方はあまり住んでいません。
インディアナ州の気候
インディアナの気候は冬はとても寒く、夏は暖かくて雨の多いというのが特徴です。
・冬季
最高気温: −1℃
最低気温: −10℃
・夏季
最高気温: 29℃
最低気温: 18℃
夏はとても過ごしやすいです。
ちなみにアメリカの「竜巻の発生しやすい20の州」でインディアナ州は8位となっています。
インディアナ州の基本情報を見てきたところで、次にインディアナ州の魅力について実際に見ていきましょう。
1. インディアナ州には有名大学がたくさんある
インディアナ州には、「ノートルダム大学」や「パデュ−大学」などアメリカ屈指の名門校が多数あります。
さらに、インディアナ州の広大な土地を利用できるので、例えばパデュー大学には、航空学専攻の生徒たちのための本格的な飛行場が大学内にあったり(日本では考えられない!)、大学そのものが「街」のような感覚なので、レストランやショッピングモールなどもキャンパス内にあります。
また、前述したような超有名大学には行かない方(例えば語学留学や他大学の留学生)も、そのような有名大学が近所にあるところなら、大学の最新資料や文献が揃った図書館を利用できますし、超巨大なキャンパス内の施設も利用し放題です。
実際に筆者もインディアナ州立大学に留学していた際に、自分の大学には置いていないような貴重な文献などを探すために、近所の「ノートルダム大学」の図書館(超巨大)に通っていたこともありました。
ですので、インディアナ州は有名大学が多数あるため、学生が勉強をするための環境はかなり整っていると言えます。
実際に多くの日本人留学生がインディアナ州で生活をしています。
2.物価が安い
インディアナ州は有名大学が多数あるので、学生におすすめの州ですが、さらに言えば、インディアナ州は「物価が安い」というのも学生に優しい点です。
例えば、ニューヨークやカリフォルニア、ボストンなども多数の有名大学がありますが、「物価が高い」んです。
アメリカの物価指数マップ(2018年下半期)
ランキング形式で見てみると、インディアナ州はアメリカ全体で12番目に物価が安い州となっています。
逆に、ハワイ(51位)、ニューヨーク(49位)、カリフォルニア(48位)、マサチューセッツ(44位)など、留学生に人気の州はこぞって物価が高いです。
インディアナ州は学生さんには優しい「留学先としておすすめの都市」と言えます。
3.自然が豊か&アクティビティ
インディアナ州には広大な土地があります。
大学の広さもそうですが、周りには巨大な国立公園や動物園、キャンプ場、スポーツ施設(野球場やサッカー場)などがたくさんあるので、アウトドアアクティビティに尽きることはありません。
学生ライフとしては豊かになること間違いなしです。
また、五大湖があることでビーチへのアクセスも可能&動物園や博物館が多数あるので、子供がいる家族には最適な環境です。
おすすめの観光スポット
インディアナポリス動物園:
こちらはインディアナポリスの中心部に位置し、アクセスがとても便利なことからインディアナポリス市民だけでなく、インディアナ州に住んでいる人や観光客まで多くの人に愛されています。犬やイルカのショーをはじめ、日本ではなかなか味わえない動物との距離感を味わうことが出来ます。
インディアナポリス 子供博物館:
こちらの博物館は名前にもある通り、子供向けの博物館で展示物はなんと12万点を超える世界でも有数の巨大博物館です。
「日本最大の博物館」として有名な福井県の恐竜博物館でも、総展示物は4万点なのでその大きさがわかるかと思います。
イーグルクリーク公園:
HP:http://eaglecreekpark.org/your-photos/
こちらの公園はインディアナポリス都市部から車で数分程度で、アメリカ最大級の広さを誇る都市公園として知られています。
自然豊かでアクティビティもかなり楽しめます。夏にはキャンプやバーベキュー、湖で泳いだりボートに乗れたりも出来ます。冬にはスキーもできるのでおすすめです。
4.インディアナ州の治安は比較的安全
インディアナ州の治安に関しては良くも悪くもないといったところ。
アメリカの治安ランキングでは32番目に安全な州。
しかし、言うまでもなくニューヨークやカリフォルニアといった大都市に比べると安全&静かな街ですので、勉強するには良い環境といえるでしょう。
参考記事: https://www.usnews.com/news/best-states/rankings/crime-and-corrections/public-safety
5. シカゴにアクセスできる
インディアナ州の郊外に住んでいる方は州都である「インディアナポリス」に行けば基本的にはなんでもありますが、「もうちょっと都会に出てみたいな」という方はシカゴに行くことも可能です。
筆者が以前すんでいた都市、インディアナ州の「サウスベンド」というところからなら、電車で2時間、車で1時間半ほどで行けるので、土日にしょっちゅうシカゴに買い物や観光なども楽しんでいました。
6. 文化
インディアナ州には独特な文化を持った人々がいます。
「アーミッシュ」と言って、ドイツ系移民の宗教集団のことです。
移民当時の生活を維持して、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られています。
#アメリカ は少数民族やネイティブの人達に、自治権を与えます。ハワイや #インディアンカジノ は有名。#オハイオ #ペンシルベニア #インディアナ の州には #アーミッシュ と呼ばれるアメリカ開拓時代の生活を今も厳しく続ける人達が。 pic.twitter.com/czINvZAQSB
— TourRabbit 新しいアメリカ旅行 (@TourRabbit) 2016年3月24日
筆者も実際にアーミッシュの方と接する機会がありまして、馬に乗らせていただいたことがありますが、とても貴重な体験でした。
おまけ:インディアナ州の観光名所
ニューヨークやカリフォルニアなど、アメリカを代表する大都市に比べると、観光資源は多くはありませんが、インディアナにもたくさんの見どころがあります。
中でも有名なのは、「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」というサーキットです。
こちらは「世界3大レース」の一つとも言われている、「インディ500マイル」が開催される場所でもあります。
最近、佐藤琢磨選手が日本人選手として初めてインディ500で優勝して日本国内でも大きな話題となりましたね。
ということでこの「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」は車やレース好きには「聖地」とも呼べる場所です。
インディアナ州の特産品
前述しましたが、インディアナポリスでは「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」というサーキットがあり、「世界3大レース」の一つとも言われている、「インディ500マイル」が開催される場所があります。車好きにはたまらないお土産が多数見つかると思います!
インディアナ州にはインディアナポリス・インディアンズというマイナーリーグの野球チームがあります。かつては桑田真澄選手もいたことで知られています。野球好きの方にお土産としてインディアンズのグッズはどうでしょうか?
文化でも書きましたが、インディアナ州北部には「アーミッシュ村」というものがあります。電車も車も持たないアーミッシュの方々の生活を体験したついでにアーミッシュ文化の食材や洋服などをお土産としてもいいですね。
インディアナ州の魅力まとめ
ということでインディアナ州の基本情報&魅力について書いてきましたが、どうでしたでしょうか?
インディアナ州は学生ライフ+自然+シカゴにもアクセスができるということで、留学生には本当におすすめの州です。
ここでの記事で少しでもインディアナについて興味を持ってくれれば嬉しい限りです。
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