スイスの大学ランキング!入学手続きの方法・費用も解説

「スイスの大学へ留学してみたい」
「どこの大学がよいか迷っている」

という方へ、今回はスイスの大学ランキングと入学手続きなどについて、スイス留学専門のスイス・ヘルヴェシアより、ご紹介します。

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大学留学にはどんなパターンがある?6つの道を紹介

日本から来る大学生は、以下のカテゴリー留学が主流です。

大学タイプ 内容
音楽大学 本格的に学びたい人、日本の音大を出てから更に勉強をしたい人や、プロを目指す人がスイスに来て学びます。
工科大学 最先端技術をよりハイレベルで学び、専門分野の知識とともに、時代や技術の変革に対応しながら力を発揮する人材教育をします。連邦工科大学は国が管轄しています。
芸術大学 幅広い分野で絵画、彫刻、デザイン、写真、演劇、音楽を講師やプロと学べる機会が日本より多く、将来性を見据えて学びます。
医学大学 日本の狭き門と言われる首都圏の偉大に比べ、入学しやすく、かつ学費が安い。最新技術も学べる。日本の私立医大と比較すると学費は比ではなく、英語で学べるので海外勤務も視野に。
総合大学 学術研究を目的とし、学士課程、修士課程が置かれています。スイスで博士課程がある機関は、総合大学と連邦工科大学のみです。総合大学は10校あり幅広い分野で学ぶことが出来、州が管轄していますが、各州で差が出ないよういくつかの調整が行われています。
私立教育機関 ビジネススクール、ホテル学校・観光経営学校、国際バレー学校などがあります。欧州の学校の中でも高い評価を得ています。

大学に入学する年齢は様々です。

一般的には、18歳〜20歳のうちに入学をします。

ちなみにスイス人の大学進学率は低く、20%程と言われています。

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スイスの大学ランキングを紹介

2017年度版「世界大学ランキング」より、スイスの大学ランキングを発表します。(参照:http://www.shanghairanking.com/index.html

  1. チューリッヒ工科大学
    ←ちなみに東大・京大はここ
  2. チューリッヒ大学
  3. ジュネーブ大学
  4. ローザンヌ工科大学
  5. バーゼル大学

となっています。

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各大学の特徴を紹介します

1位:スイス連邦工科大学チューリッヒ校

https://www.ethz.ch/de.html

語学教育は高校の役割であり、大学の担当する教育ではないという考えで、語学教育は英語も含めて行っていないため、語学に弱い日本人には敷居が高いかもしれません。

その他、著名な卒業生としてはX線を発見したヴィルヘルム・レントゲン博士、相対性理論で知られるアルベルト・アインシュタイン博士などが挙げられ、これまでに21名のノーベル賞受賞者を輩出しています。

2位:チューリッヒ大学

http://www.uzh.ch/de.html

環境の良さ、治安の良さ、教育レベルの高さがヨーロッパドイツ語圏ではトップクラス故、世界中から学生が集まります。

授業料がスイス人と外国人の間に差があまりなく、国を挙げて外国人の受け入れに前向きです。

教員の約半数が外国人であることからも見て取れます。

3位:ジュネーブ大学

https://www.unige.ch/en/university/presentation/

厳密な科学、医学、人文科学、社会科学、法律など、非常に幅広い分野をカバーする500以上のプログラム(129の学士号と修士号プログラム、80の博士号プログラムを含む)と300以上の継続教育プログラムを提供しています。

ジュネーブ市と同様に、ジュネーブ大学は研究の質(ヨーロッパ研究大学リーグの中でもトップクラスの教育機関)とその教育の卓越性という点で、国際的に高い評価を得ています。

4位:ローザンヌ工科大学

https://www.epfl.ch/index.en.html

「ロレックス・ラーニングセンター」と呼ばれるメイン校舎は、建築界のノーベル賞「プリツカー賞」を受賞した日本人建築家、妹島和世氏と西沢立衛氏による建築ユニットSANAAが手がけた事で有名。

ここでは日本企業を含めた民間企業がオフィスや研究室を設け、ローザンヌ工科大学で開発された技術を活かした商品開発を行っている。

学生が研究に集中できる施設が充実しているので、週末にも多くの学生がロレックス・ラーニングセンターを利用している。

5位: バーゼル大学

https://www.unibas.ch/en.html

受験には、ドイツ語か英語のB1レベル以上を必須としているが、英語での授業が限られているため、自分の専門分野で英語講義があるか確認が必要です。IELTS: 5.5 (overall) 以上 または、TOEFL iBT: 72以上を目安としています。

また、バーゼル大学は、バーゼル出身のプロテニスプレーヤーで世界ランク1位のロジャー・フェデラー(スイス)に名誉博士号を授与したと発表しています。

気になるスイスの大学の授業料

気になる授業料は、大学によって多少の差はあるものの、入学金はなく、年間平均・約1500フラン ( 約18万円 )です。

60,000フランの私立大学もあります。

留学生には200フラン ( 約2万2000円 ) ほどの追加授業料があるところもあります。

全ての学生により良い教育の場を与え、一人でも多くの優良学生を育てるために、国が学費を支援しています。

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大学への入学方法の流れを紹介します

出願書類の提出 → 入学試験

原則は秋入学で、その際の締め切りは4月30日 ※学校によるので、学校要項で確認が必要です。

準備は約1年半前から始めましょう

入学までの流れ

「スイス留学の目的を明確化する」

「情報収集・資料請求・生活情報・VISA情報を集める」

「学校選択」

「出願」 1年前を目安に

「入学手続き・入学金送金(試験費用)」

「試験」試験は簡略式が多く、学校により試験内容、試験資格が異なります。

「アパート探し」

「渡航手続き・パスポート・航空券・保険・クレジットカード」 半年前を目安に

「出発」

スイスの大学入試と教育

スイスの他の公立大学と同様に、スイス連邦工科大学/ETHは学部生を選抜する入試を行いません。スイス国内の大学入学資格(Matura)を持つ全てのスイス市民に対して門戸を開放しています。また、GCSE(英語版)などの試験で一定の成績をあげたり、一定の学力を持った留学生に対しても門戸を開放している。ほとんどの留学生は簡略入学試験 (Reduced entrance exam)総合入学試験 (Comprehensive entrance exam)のどちらかに合格する必要がある。とくに総合入学試験は「高等学校卒業」などの学歴がない志願者でも受験することができる

語学レベルや準備は必要?

スイスの大学では、英語で授業を受けることができます。

ただし、全ての学校ではないので注意が必要です。

ドイツ語圏ではドイツ語、フランス語圏ではフランス語の授業と、地域によって言語環境が異なるため、目標とする学校が何語圏なのかはしっかり把握しておきましょう

そして可能なら第二言語の勉強も事前にしておくと良いでしょう。

英語も日本の高校までに習得するレベルでは足りません。海外の大学を目指すなら、最低限の日常会話、自分の目指す分野の単語を勉強しておく必要があると言えます。

スイスと日本の大学との違い

ボローニャ・プロセス(※)と呼ばれる大学制度を取り入れているスイスの大学では、ECTSと呼ばれる卒業必須単位が定められており、1学期(約15週間)で30ECTSの取得を目安とされてています

30ECTSを取得するには、1週間に60時間の授業、予習復習、プレゼン準備、レポート作成の時間を費やす事になり、日本の大学生に比べると自主勉強時間が多くなると言えます。

※ボローニャ・プロセス

スイスを含めヨーロッパでは現在、ボローニャ・プロセスと呼ばれるヨーロッパ高等教育改革が進行中です。

ボローニャ・プロセスの目的は、大学教育を学士と修士の2課程に分け、ヨーロッパの単位交換制度を導入して授業の質を各大学間で均一にし、大学生がヨーロッパ内の他大学に留学しやすくすることにある。

大学卒業までには、様々な試験を通らなければならず、10年以内に大学を卒業する学生の割合は、全体で約7割程度。

学科により落第率は変化するが、中間試験では4割の学生が試験に落ち、卒業試験では2割の学生が落ちたという厳しさがある。

卒業試験には6つの口答試験と3つの筆記試験があり、そのうちどれか一つでも合格しないと、半年後にまた全試験をやり直すことになる。再試験にも失敗すると、その学科にはもういられなくなります。

このように大学システムが厳しい理由は、在学中に多くの情報収集力を養い、テーマを学術的に分析し、理論的に批判する能力を習得した上で、将来の経済、労働市場において、国際社会での競争に負けない優秀な人材を育てるという、国や州の教育システムの姿勢が表れています。

スイスの大学ランキングと入学方法まとめ

これからスイスの大学に留学されたい方の参考になれば幸いです。

スイスへ大学留学をお考えの際には、本記事を提供したスイス留学専門のスイス・ヘルヴェシアにお気軽にご相談ください。(翻訳は、全言語、英語、フランス語、ドイツ語に対応しています。)

お子様の様子を月に1度訪問し、ご家族へレポートをお送りする【年間サポート】にて、小さなお子様の留学を現地でサポートしています。

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