スイスのチューリッヒ芸術大学留学の魅力を紹介します

スイスの大学留学ってどんなものでしょうか?

今回は、チューリッヒ芸術大学へ留学している学生にその魅力をお聞きしました。

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チューリッヒ芸術大学とは

専攻学科は

  1. Art Education
  2. Design
  3. Film
  4. Fine Arts
  5. Musik
  6. Tanz
  7. Theater
  8. Transdisziplinarität

の8つから成り立っています。

スイス最大の芸術大学で規模がとても大きいです。

以前は学部と修士課程も含めて全部、別々の校舎、別々の場所で学んでいたため、専攻学科が違うと同じ大学に在籍していても特に交流はありませんでした。

2015年にチューリッヒにある巨大な元牛乳工場をリノベーションしたToni−Arealの校舎に全学部、全学年の生徒たちが引越してきました

チューリッヒ芸術大学の特色としては同じ巨大な建物の中で全ての学生が学んでいます。

新しい校舎になったので年々カリュキュラムも新しくなり、生徒の意見を尊重してくれます。

授業はドイツ語か英語、または両方で行われます

もしドイツ語ができなくても、留学生用のドイツ語を学ぶ授業もありますよ。

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チューリッヒ芸術大学の魅力3選

1. Museum für Gestaltung

チューリッヒ芸術大学の美術館です。

日本の芸大や美大にも付属美術館はありますが、同じ敷地内にあっても別の建物ですよね。

でもこの美術館はチューリッヒ芸術大学校舎内にあるんです。

元工場とだけあって校舎はとてつもなく広いです。学生証があれば入場無料で何度でも美術館に入れます。

主にデザインの展示がここでは開催されています。会期中にはWorkshopや美術館ガイドなどのイベントも行っています。

開館日: 火曜日−日曜日 10:00−17:00
水曜日10:00−20:00
休館日: 月曜日

2. Musikklub Mehrspur

チューリッヒ芸術大学にはMusik Barもあります。

Barの営業時間は火曜日から金曜日まではなんと12:00から開いているのです。

毎日ではないのですが、Barが開いる日の夜はだいたいJAZZやPOP Musikなどの生演奏のイベントがあり、酒を飲みながら楽しむことができます。

授業の後、友達とJAZZを聞きに行くのはお勧めです。

営業時間: 火曜日−金曜日 12:00−0:00
土曜日 20:00−2:00
休業日: 月曜日,日曜日

3. 工房

美術学部に留学したら、一度は体験したい工房作業。

チューリッヒ芸術大学には、金属、木、3Dプリンター、陶芸、シルクスクリーン、製本などの工房があります。

まずは研修に登録をして説明を受けます。

実際に工房で簡単なものを作り、その後自分の作りたいものを相談するという流れになっています。

工房にはエキスパートがいるので、自分の作りたいものの図面やエスキースを持って行って相談すると、どのように作業をしたら効率がいいのかなど、他のもっといい方法があればそれを教えてたり、一緒に考えてくれたりします。

工房作業は注意しないと大怪我をしますが、細心の注意を払っていれば楽しく作業できますよ。

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チューリッヒ芸術大学の大学生活TIPS

まずスイス留学が決まって最初にぶち当たる壁が、部屋探しです。

シェアのWG

チューリッヒは物価が高いので、一人暮らしはほとんど不可能です

学生たちがよくやっているのはWGと言って、アパートなどの一室を借りてだいたい3〜4人ぐらいの人が一緒に暮らすスタイルです。

キッチン、トイレ、シャワーを共同で使って、あとは自分の部屋があります。

このグループは同じ大学だったり、友達だったり、最初は面識のない人同士が住んでいますが、新学期になると誰かが引越すので、部屋が空き、インターネットのサイトで入居者を募集します。その一部屋を狙ってだいたい10人〜20人ぐらいの人が見学に来ています。

学生寮も安く住めるのでお勧めです。

ただ留学生の人数より学生寮が少ないので、なかなか入居ができません。

メールを送っても返信がなかったりすることが多いので、電話をした方が返事を早くもらえますし、見学の日もサクサク決まります。

学生寮の規模にもよりますが、だいたい20〜30人ぐらいの学生が寮に住んでいます。

スイス人宅へホームステイ

日本人やスイス人の家にホームステイという方法もあります

家族にもよりますが、一緒にご飯を作ったりしますし、子供がいる家庭では時々ベビーシッターの仕事も任せてもらえるので、ちょっとした収入にもなります。

ただ、宗教にしつこく勧誘されたという話も聞いたことがあるので、ご注意を。

詐欺にも注意!

インターネットの住宅情報サイトで詐欺にあった人もいます

ある物件にメールで問い合わせたところ、大家さんから「海外にいて家を見せることはできない。敷金と家賃を入金したら、鍵を送付する」と返答が来たら100%詐欺です。

入金しても鍵は送られて来ませんし、そのような物件も存在しません。

以前は留学生の部屋探しは全て自力でしなければいけなかったのですが、最近ではチューリッヒ芸術大学の international officeでも部屋探しの相談もできるようになったそうです

困ったことがあったらinternational officeで聞いてみましょう。

多くの人と交流を

学校生活では、日本人同士、アジア人同士などのグループで固まってしまいがちですが、なるべく幅広くいろいろな人とも交流できるようにしましょう

自分から積極的に声をかけないと、ずっとそのグループでまとまることになります。

特に短期留学の人は日本人としか喋らない人が多いです。

せっかく留学をしたのだから、その国の友達を作って文化や言葉を交換しましょう。

スイス人でも意外と観光地を知らない人が多いので、一緒にスイス観光をするのも楽しいですよ。

筆者はFine Artを専攻していたので、授業は自分の作品またはクラスメートの作品についてのディスカッションや、ドイツ語または英語の美術書籍の30ページぐらいの抜粋を事前に読んでそれについてのディスカッションなどがありました。

美術書籍の30ページはだいたい授業の2〜3日前にメールで送られてくるし、美術の専門用語が多く全部読むのはなかなか難しいです。

私は、学校生活の他に自分の作品の展示が日本やスイスで頻繁にあったので、語学や美術論理の勉強や作品制作の両立が大変でした。一番大変だったのは修士論文をドイツ語で書き、それについてのプレゼンテーションでした。

さいごに

留学生活で一番大切なのは現地の人たちとの関わり合いだと思います。

語学も一人で勉強するより、誰かと一緒にその言葉を使って勉強した方が断然覚えが早いです。

せっかくのスイスでの留学生活なので、満喫しながら勉強に励んでくださいね。

また、首都ベルンやチューリッヒなどの大きな都市でも少し離れれば、大自然に囲まれた素晴らしい景色を楽しむことができます。

大学のため語学を勉強するのはもちろん大切ですが、休日は山にハイキングへ行ったり、夏は湖や川で泳いだりすることをお勧めします。

私はもともと都会育ちで自然の中で遊ぶということが苦手なのでインドア派でしたが、スイスに留学してからキャンピングカーで旅をするアウトドア派になりました。

スイス留学を満喫しましょう!

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