ベトナム歴3年の在住者が語る!ハノイ移住生活と魅力や実情を紹介

近代化が進み、さらなる注目を集めている国ベトナム。

激動の歴史が色濃く感じられるオリエンタルなこの国は、観光やビジネスに大人気です。

今回は首都ハノイで現地生活を3年送るサリーさんにベトナム生活やそこで暮らす魅力を聞いてみました。

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ベトナムに移住したきっかけ

高校生の頃にはカナダへホームステイにも行ったこともあり、昔から海外に興味があって、何か海外に携わる仕事をしたいと思っていたんです。

これは偶然ですが、ホストファミリーがベトナム系の方でベトナムの文化や食べ物に触れて面白いと感じていました。

けれど歯科大学を出た後は歯科衛生士として働いていたんです。

海外移住を決めたターニングポイント

どうしても諦められなくて、航空会社に転職して客室乗務員として働いていたんですが、その会社の国際線が廃線になったのを機に、新たに転職活動を始めた中で、ベトナムの日系歯科で衛生士を募集しているのを見つけて応募したのがきっかけです。

ハノイの夜

ハノイの夜

今後はベトナムに永住されるのでしょうか?

ベトナムに駐在中の韓国の方との結婚が決まり、彼が今後日本で働くのを希望しているので、ゆくゆくは日本に戻る予定です。

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ベトナムで歯科衛生士に!現地の就職事情とは

私の場合は医療系の求人サイトGuppyで見つけました。たまに海外案件もあるんですよ。

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それ以外の方法としては直接自分でアポをとって履歴書を送るという方法です。

労働許可証の期限の都合があるので、1年または2年の契約をして都度更新するケースが多いでしょう。

現地では駐在している日本人向けに、日本人歯科衛生士の需要が多いように感じました。

・実際に歯科医院で働いてみた感想

先生と私だけが日本人で、あとはローカルのベトナム人の方でした。

その医院は日系の駐在員の方も多くいらっしゃったので、その要望に応えるにはローカルの方だけでは難しかったんです。

全部、受付から治療まで私が幅広く活動しなくてはいけなかったのが大変でしたね。

補足:ベトナムではナースが歯科を掛け持ちしている場合が多いです。日本人の歯科衛生士で働いている人はすくないです。

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ベトナムの就労ビザ事情

ベトナムで働くにあたってのビザの取得は簡単ですが、労働許可証を得るのは難しいです。

最近だと、4大卒じゃないと難しいみたいです。お金を積まないとなかなか貰えないと聞きます。

ビザの取得手続きについて

ベトナムも日々法律が変わっているので、手続きは代行のサービスがあるのでそこに委託する方がいいと思います。

日本からでもネットで探すことができますよ。

ベトナムで家を借りるなら

まずは不動産屋に行って探します。

日本の方が常駐してる日系の不動産屋さんも現地にあります。日系のフリーペーパーなどにも記載されていますよ。

なので単身で行っても住みやすいと思います。

駐在なさる場合は会社が借りている所に住む場合が多いから問題ないでしょう。

賃貸において気を付けるポイント

・転居したい1〜2週間前に契約すること

ベトナムでは入居予定日までの日数が長いと、契約を結んだ後でも自分より早く入居できる方を優先して貸し出されてしまったというトラブルが多いんです

だから先に荷づくりをして、転居したい1週間~2週間前に契約に進むほうがいいですね

後は、家賃が安いエリアで管理人さんが鍵をもっている場合だと、消耗品などが無くなっているというのを経験したことがあるので注意が必要です。

・ローカルエリアは相応の覚悟を

ベトナム移住当初は、住居をすべて歯科医院が手配してくれました。同じアパートに先生も住んでいたので、安心していましたが、夜は真っ暗な中、家の目の前に屋台が60メートル並びます。

肌の色が違うので、ギョロギョロ見られてたります。

ベトナムのローカル

あと、仕事から家に帰ると、目の前が屋台なので、部屋の中にゴキブリが数匹でたりするんです。

しばらくはゴキブリと同居の状態が続きました。笑

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私が感じるベトナム生活の様々な魅力

1. 物価の安さ

どんなものでも安いのが魅力です。

とりわけ交通費!

タクシーは初乗り30円からなので、職場までタクシー通勤をしていました。雨の日や荷物がある時などがとても便利ですね。

通勤やちょっとした移動で頻繁に使っても月に2万円いかないくらいです。

ハノイ02

2. 魅力的なサービス メイドさんを雇える!

ベトナム人の平均月収は月20,000円なので、月に8,000円程でメイドさんを雇うことができます

私は週3回、家の掃除や洗濯をお願いしていました。

食事の用意を追加で依頼しても月20,000円いかないくらいかな。子供のいる家庭だと学校や塾の送り迎えもお願いしているみたいです。

3. 日系企業の賃金の高さ

私の場合は、すべて(住居手当て、税金も引かれ)を入れて、手取りで38万円でした。

日系企業だと、日本よりもいいように感じます

現地では勤続年数に応じて上がる部分もありますし、個人の会社だと交渉次第で上がる場合もありますね。

ワークパーミットは2年更新なので、そのタイミングで賃金交渉する方は多いみたいです。

4. 安心な治安

南のホーチミンではひったくりが多いですし、ストリートチルドレンや強引な物売りがいたりしますが、ハノイではそういったこともなく安心して暮らせます

東南アジアにしては治安は良いと言えます。

5. ベトナムは親日である

ベトナムの皆さんは日本人に対して優しくしてくれます。

日本語がうまく通じることも。

特にハノイは日系企業が多いので優遇されることも多々あります。

6. 近隣諸国へのアクセスの良さ。往復1万円で海外旅行♪

日本と違い、地理的に海外旅行しやすいんです。

飛行機で

  • バンコクへは20分
  • ラオスまで40分
  • 香港へは1時間

で行けます。

しかも往復で1万円以内で行けるので頻繁に海外旅行できます

現地の航空会社ではエアーアジアジェットスターが安全でお勧めですね。

シンガポールやマレーシアも3時間半くらいで行けます。LCCで平日だと往復1万5千円くらいですのでおすすめです。

反面、ベトナム生活での要注意な事柄も

交通マナーの悪さ

現地の方の交通手段はバイクが物凄く多いんですが、マナーが悪いので交通事故にあう人が多いです。

ハノイで生活される方は気をつけましょう。

ルーズな面

やはり日本と比べるとルーズです。

お店で、明らかに商品があるのに「無い」と言われる事もありますし。

仕事上でも頼んだ事に対して100パーセントで返ってこなかったり、期限を守らなかったり。

そういった面で精神的にやられちゃう人も多いみたいです。きっちりしている人にとっては辛く感じるかもしれませんね。

税率の高さ

外国人に対しての税金が高いみたいで、お給料も大体8万円を越えると3割税金で引かれてしまいます。

「袖の下」を求められることも

私が職場で経験したのは、お正月の前とか何かイベント事の前に警察がいきなり来て、税関に引っかかるような日本製の薬品等について指摘して口封じのための賄賂を求められたことです。

1人に渡すと、仲間の何人かに連絡して結局8人くらいに渡すはめになったという事もありました。

外国の企業を狙ってよく行われるようで、日系の企業もよく標的にされてるみたいです。

ベトナム生活・健康面での注意点

食中毒

食中毒が本当に多いです。

気を付けていても、例えばレストランで飲んだジュースの氷が原因だったとか見えない所で起こることがあるんです。

感染症の多さ

A型肝炎やマラリア、狂犬病等の感染症にかかる危険があります。

特に肝炎に罹ってしまう人は多いみたいです。

必ず準備する事柄としては

・保険に入ること

現地にも保険はありますし、1年間で10万円程の日本でも使える海外専用の保険もあります。

事故以外にも食中毒等で病院に行く可能性が高いので必ず入る必要があります。

・予防接種をうけること

感染症が本当に多いので、A型肝炎や日本脳炎、三種混合ワクチン等は受ける必要があります。

ベトナムに行く前に日本の病院で検査すると詳しく説明して貰えるので必ず行く方がいいですね。

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世界遺産

ベトナムには世界遺産が多いので色々楽しむことができます。

ハノイ周辺だとタンロン皇城やハロン湾がありますよ。

ハロン湾

歴史的な建造物

フランスの植民地だった歴史があるのでフランスとベトナムが融合したような独特な建物が沢山あって、建築が好きな方には特に人気ですね。

ベトナムのグルメを楽しむ

ベトナムで食べるフォーは100~200円くらいで売ってて、パクチー等の薬味も多くて、日本では味わえない味を楽しむことができます。

フォー

注文してからすぐ出てきますし手軽に注文できます。

カフェとかでもメニューにありますし、どこで食べるものも美味しいですよ。

チキンもフレッシュな味でお気に入りです。市場だと生きたままで売ってますよ。

ベトナム生活の魅力のさいごに

日系企業の多いハノイは日本人に優しく、日本食も手に入りやすいです。

子供が多い所なので、子供連れでも住みやすいと思います。

海外での生活では文化的に日本と異なる事が多くて、合わないと感じてしまったり、気を病んでしまう事もあるかもしれません。

だけど「そういうものだ」と適応してゆく考え方を持つことが大事に思います。

ベトナムで働くにあたっては、海外では日本にいると味わえない体験ができますし、語学力が上がるという面でもいい経験になります。

東南アジア独特の文化ながら日本人にとって生活しやすいベトナム、ハノイ。

ぜひ訪れてみませんか?

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