【実体験から語る】ベトナムで働く方法・押さえるべき5つのポイント

【実体験から語る】ベトナムで働く方法・押さえるべき5つのポイント

日本企業も多く進出し、最近は海外旅行先としても人気のベトナム。

物価は安く、新日国で日本からも5時間程度で行ける国なので日本人にとっては働きやすい国の1つに挙げられます。

今回は、ベトナムで働く方法と働くために知っておくべきポイントを以下の5つに絞って解説していきます。

  • ベトナムで働く日本人に多い職種や仕事内容
  • 日本人がベトナムで働く方法・手段
  • 労働許可証(LDビザ)の取得
  • 滞在ビザ(レジデンスカード)の取得
  • ベトナム就労に関するQ&A

ぜひ参考にしてみてください。

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ベトナムで働く日本人に多い職種や仕事内容

ベトナムで働く日本人に多い職種としては主に以下の3つが挙げられます。

  1. 法人営業
  2. プロジェクトマネジャー
  3. 工場長

1の法人営業はベトナムに進出している日本企業や外資企業に対しての営業で、業種は多岐にわたります。

2. プロジェクトマネジャーや3. 工場長は、人件費が比較的安いため、製造業の会社が多く進出しており、その工場でマネージャーや工場長として働くことが多いです。

ベトナム人スタッフを管理する立場になりますので、責任も伴う仕事になります。

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日本人がベトナムで働く方法・手段

まず、働く方法として主に3つの選択肢が挙げられます。

それぞれの特徴を難易度順に解説していきますので、確認していきましょう。

難易度(低):現地採用

まず難易度が一番低い方法として挙げられるのが、現地採用として働く方法です。

要するに、ベトナムに拠点を置く日本企業や外資系企業で外国人労働者として働くことになります。

現地採用としての働き方をおすすめする理由としては、以下が挙げられます。

  • キャリアチェンジができる
  • 未経験業種・職種から経験を積むことができる
  • 現地生活に馴染みやすい

<現地採用として働くステップ>

現地採用として働きたい方は、以下のステップで進めていただくとスムーズに就職・転職できるかと思います。

  1. 転職エージェントに登録:
    いくつかありますが、ベトナムで有名な転職エージェントは以下の3つが挙げられます。
    ・JACリクルートメント
    ・RGFベトナム
    ・パーソルベトナム
  2. 面談:
    登録後に担当者と面談をして希望職種、条件、給与面などのすり合わせをしていきます。※未経験の場合は、初任給が低い傾向にありますが、ベトナムは毎年昇給することが法律で定められていますので、興味がある職種であれば初めは低くても積極的に応募していきましょう。
  3. 面接:
    担当者が希望条件に合った求人を見つけてくれますので、日程調整して面接を受けましょう。求人は自分で見つけたものでももちろん問題ありません。
  4. 内定:
    無事内定をもらったら②LDビザと③レジデンスカードの取得に進んでください。

応募〜内定までは最低でも2週間前後かかります。

その間にビザ取得に必要な書類を並行して準備しておくことをおすすめします。

<現地採用として働くうえで注意すること>

最後に現地採用として働くうえで注意しなければならないことをお伝えします。

それは、仕事が決まってからの住居探し、銀行口座の開設、その他生活に必要な基盤は全て自分で整えていく必要があります。

また自分でビザの有効期限なども管理し、期限が近くなってきたら自ら人事や総務に連絡しないといけません。

全てが自己責任となりますので、自立するにはピッタリですがご自身のキャリアプランもしっかり計画してから渡越されることをおすすめします。

難易度(中):駐在員

次に少し段階を踏んでいく必要がありますが、駐在員として働く方法です。

こちらは日本の本社に在籍しつつ、ベトナムの現地事務所に出向・駐在する方法で、現地スタッフを束ねる「管理職」や「マネージャー」のポジションを任されます。

駐在員としての働き方をおすすめする理由としては、以下が挙げられます。

  • 現地(海外)と本社(日本)との架け橋になれる
  • 責任のあるポジションを担うことができる
  • 専門性を高めることができる

<駐在員として働くステップ>

就職する前に事前調査が必要になりますが、以下のステップで進んでいくと良いかと思います。

  1. 企業の公式HPに海外拠点があるか確認する:駐在員事務所や現地法人がある場合は次の2)に進みましょう。
    もし無い場合は、今後事業計画の中で海外進出の見込みがあるか判断する必要があります。
  2. 海外事業部や海外部門に配属希望を出す:企業も最近は従業員のキャリアチェンジやキャリアアップを見込んで定期的に部署異動(ジョブ・ローテーション)を行っています。
    上司に相談し、自分のキャリアプランを共有していくと良いでしょう。
  3. 内示を待つ:
    希望の部署に配属されたら、最低でも5年は経験を積みましょう。
    なぜなら、LDビザの取得には条件があるので、すぐにベトナム駐在とはいきません。
    詳しくは②LDビザの取得で確認してください。

<駐在員として働くうえで注意すること>

最後に駐在員として働くうえで注意しなければならないことをお伝えします。

それは、会社の代表として出向しているため、公私ともに自分を律する必要があります。

ベトナム社会は狭い世界で且つ横の繋がりも密接にありますので、悪い噂やイメージはすぐに広まってしまいます。

会社として容認できない場合は、即帰国を命じられることもありますので、会社の名前を背負って出向していることを忘れずに行動したほうが良いでしょう。

難易度(高):現地で起業

最後に少しだけご紹介する方法は、現地で会社を設立(起業)して社長になる方法です。

会社設立には専門知識や法律が関係してきますので、ここでは割愛します。

現地で起業されたい方は、ジェトロや会社設立の専門会社にお問い合わせください。参考までにリンクを貼っておきます。

(参考)ジェトロ・ベトナム:https://www.jetro.go.jp/worldtop/asia/vn/fdi/f-proc/
(参考)ヤッパン号:https://www.yappango.com/keywordpage/vietnam_company.html

ベトナムではスタートアップ企業も多く、日本人の中でも現地で起業している20代の若い方がいらっしゃいます。

興味がある方は現地採用や駐在員としてまずベトナムで働きつつ、そういった若手起業家の方たちと現地で交流を深め、情報交換するのも良いと思います。

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労働許可証(LDビザ)の取得

上記で解説したすべての労働者は、必ず労働許可証(LDビザ)の取得が必須となります。

観光ビザ(DLビザ)やビジネスビザ(DNビザ)では働くことはできませんのでご注意ください。

LDビザの条件

LDビザを取得する際は、以下の4種類の中から該当する役職を選択します。

  • 管理者:社長や副社長、管理職の地位に属する人
  • 業務執行者:部署のトップ、マネージャーの地位に属する人
  • 専門家:経験者の場合は、大卒以上且つその分野での職務経歴を最低3年以上有する人。未経験の場合は、職務経験を最低5年以上有し、その資格証明書を保有する人。
  • 技術者:その専門分野で最低1年以上の教育を受け、さらに最低3年以上の実務経験を有する人。

分かりやすく説明すると以下の条件が必要です。

  • 大卒以上
  • 経験者は最低3年以上の業務経験
  • 未経験者は最低5年以上の関連する業務経験

ちなみに、ベトナムで働く日本人は3)専門家でビザを取得しているケースが多いです。

更に詳しいビザの内容に関してはジェトロ・ベトナムに掲載してありますのでご確認ください。

<LDビザの取得に必要な書類>

LDビザの取得に必要な書類は以下の通りです。

  • パスポート
  • 証明写真(4×6㎝)
  • 大学の卒業証明書
  • 無犯罪証明書
  • 健康診断書
  • 労働許可申請書

その他の必要書類は就労予定の会社が用意するものですので、自分で揃える書類は上記となります。

LDビザの取得は早くて1ヶ月、長いと2ヶ月かかることもありますので、貯金は少し余裕がある方がいいと思います。

※LDビザは最長2年間でこれまで更新が可能でしたが、2021年に規定が変わり更新できなくなりました。

従って、既にLDビザを取得している方も更新する場合は再度新規で取得し直す必要がありますので、ご注意ください。

一時滞在許可証(レジデンスカード)の取得

LDビザとセットで必要となるのがレジデンスカードと言われる一時滞在許可証になります。

順番としてはまず③LDビザを取得できれば、同期間のレジデンスカードが取得できます。

レジデンスカードの取得に必要な書類

  • 写真付きの滞在許可証
  • パスポート
  • 労働許可証

その他の必要書類は会社が用意してくれますので、自分で揃える書類は上記となります。

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ベトナム就労に関するQ&A

Q:なぜビザを2種類取得する必要があるの?

③LDビザはベトナムで働くための許可証で、④レジデンスカードはベトナムに滞在するための許可証です。

それぞれ目的が異なるため2種類のビザが必要になります。

Q:DNビザとLDビザの違いはなに?

どちらも商用ビザですが、種類が異なります。

DNビザはベトナム企業に訪問する外国人に発行されるビザ、LDビザは日本企業を含む外資企業に就労する人に発行されるビザです。

ちなみに1週間や短期間の出張であれば、DNビザを取得します。

ビジネスレベルのベトナム語が話せて、ベトナム現地企業に就職する場合はDNビザでも問題ないですが、ほとんどの方は日本企業や外資企業に就職すると思いますので、LDビザが必要です。

Q:DLビザで入国した後にLDビザに切り替えることは可能?

ベトナム国内でのビザの種類を切り替えることは原則として認められません。したがって、DNビザからLDビザに切り替える際は、いったん国外へ出国し、ビザを取得し直してから再入国する必要があります。

Q:新卒でも働くことはできる?

A: LDビザの取得には最低でも関連する職務経歴を最低3年以上有する人が条件ですので、新卒での就職は厳しいと思った方が良いでしょう。

まとめ

このようにベトナムで働く方法は様々あり、現地採用として未経験からチャレンジするのも良し、駐在員として今の職種や経験を活かし専門性を磨くも良し、あるいは思い切って現地で起業するチャンスもあります。

自分の思い描くキャリアプランを実現することも可能だと思いますので、ぜひ興味のある方は挑戦してみてください!

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