セブでの失敗しない賃貸物件の探し方。家賃相場から契約時の注意点などを紹介

セブの物件の探し方と家賃相場、契約時の注意点

フィリピン・セブで物件を探す方法は日本と大きく違い原始的で、特にまだ移住したての方はどうしたら良いか分からずに苦労する事が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、セブ在住者から現地での賃貸物件の探し方をはじめとする、お部屋のタイプ、家賃相場、物件探しの際に注目するべき点、契約時の注意点をご紹介していきます。

セブでの賃貸物件・3つの探し方

1. 自力で探す

1つ目は自力で歩き回って探すという方法であり、セブでは一番の定番の方法です。

日本で物件を探すというと、まずはネットや電話から予約をし、担当者と待ち合わせて内見という手順が一般的です。

原始的だと感じるかも知れませんが、セブでは街中を歩いていると入居者募集をしている物件には連絡先が書いてある場合がほとんどです。

そこに電話やメールをして予約をとる、または飛び込み内見をします。

私はセブ市内で2軒契約した事があるのですが、どちらも予約なしで自分の都合の良い日に直接向かい当日に内見させてもらえました。

インターネットが主流な中で自力というのは日本では考えにくいですが、返信が日本の様に円滑ではない場合も多く、特に早く決めたい場合等はこの方法が一番早い且つ確実であり、セブでの物件の探し方としては効率的です。

2.現地の方に聞く

2つ目は現地の方に聞くという方法です。

自力で探すとなると、どうしても有名な場所、名の知れた場所だけを歩き回り、選択肢が限られがちですが、現地の方に聞くだけで一気にエリアが広がり、より良い物件に出会う確率も上がります。

また、有名どころは元々外国人向けに建てられている且つ値段設定がされており、中々リーズナブルな物件を見つけることができない場合が多いです。

そこで現地の方に尋ねることで、最近できたマンションや、外国人が多く見かけられるエリア、人気な物件、中心街から10分ほど離れることで比較的安くなっている物件など、自力で歩き回るにしても、検討していなかったエリアでの物件を見つけることができます。

それに加えて、物件の種類が豊富になるだけでなく、同じ物件であっても、現地人には価格設定が安く、外国人には価格設定が高い場合が多く、契約時にも現地の方に同席してもらう事で、オーナーさんも実際の相場を知っている現地人を前にして高めの値段提示をする事ができなくなり効果的です。

現に、私が検討していた物件でも初めは6万円と言われましたが、現地の方に同席してもらった時は4万5千円程に下がりました。

3.インターネットサイト

最後はインターネットサイトを利用する方法です。

こちらは日本同様にインターネットを通して物件を検索し、オーナーさん又は仲介業者と連絡を取り内見します。

しかしインターネットに掲載されていない物件が、入居者募集をしている場合も本当に多く、物件の掲載数があまり豊富ではないため、探し方としては効率が悪くあまりオススメではありません。

とはいえ、どんな物件が良いかとイメージを掴んだり、相場を知る方法としては良いと思いますので、まずは一度目を通し、自分の中での物件の条件を明確にする手段としては使えます。

フィリピンに不動産屋さんはない!?

セブでの物件探しは主に上記の方法になり、日本の様に不動産屋さんがあるわけではないので、エージェントを通して足を運ぶ様な堅い方法も勿論ありません。

そのため、契約は大変シンプルで、家賃もオーナーさんと直接交渉が大半であり、提示された金額より値切る事もできます。

家賃以外に、施設費、水道代、電気代がプラスされますが、私はオーナーさんに交渉して施設費を免除にしてもらい、毎月1万円弱安くなっていますので、交渉はしてみる価値があると思います。

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外国人が住む一般的な住居タイプは「コンドミニアム」

物件としては俗に日本で呼ばれるアパート、マンションのような外観の物件がほとんどで、中心街ではあまり一軒家は見かけません。

外国人が住む物件としては大体はコンドミニアムと呼ばれるものが多く、外国人をターゲットに作られているので外観は日本と同じクオリティの物またはそれ以上の物が多いです。

マニラでもセブでも、コンドミニアムは冷蔵庫、テレビ、ウォーターサーバー、ベッド、エントランスにガードマンが付ている物件が殆どで、なんでも付いているが故に家賃は高めな一方、引っ越し時に家具を買い揃える必要はないので、トータル的な目で見ると好条件である場合が多いです。

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マニラとセブの家賃相場

セブの家賃相場

家賃は2万円から9万円の物件がありピンキリです。

2万円の物件でもラウンジが付いていたり、5万円から9万円のレベルだとプール付き、ジム付き、メインエントランスにガードマン付きの物件が多いです。

現地の方から、ローカルな所では1万円を切ると聞いたことがありますが、それはあくまでも現地の方向けに作られた物件であり、外国人が借りる事は滅多にないと言われています。

マニラの家賃相場は日本とあまり変わらない

セブは家賃が日本では考えられないくらい安い一方で、マニラは首都であり、日本でいう東京にあたる為、家賃は日本よりは安いものの、日本感覚とあまり大差はない事が多いです。

セブでの後悔しない物件探し・注意点

では、実際に物件選びの際にはどんなことに着眼すべきかみていきましょう。

物件探し4つのポイント

1.自分の物件への条件を明確にする

注意する点はセブだからといって細かい点を妥協しない事です。

例えば、海外だとお風呂とトイレが一緒なイメージがあり、始めから諦めてしまう方も多いですが、私は別々の物件が良かったので、見つけるにあたり相当苦労はしましたが探せばありました。

2.外観に騙されない

建物自体が綺麗で、部屋もぱっと見はオシャレなインテリアがあったりと一見良く見えても、よく見ると隙間があったりするので、セブは特に気候が暖かいので虫も出やすい事から、隅々の作りまでしっかりと注意して確認するべきです。

3.治安とセキュリティ面

一般的にセブはマニラよりも治安が良いとされていますが、万が一に備えて、大きなエントランスがありガードマン付きのセキュリティ強化がなされている物件であるかという点は重要なポイントです。

フィリピンのコンドミニアムのセキュリティ

それに加えて、中心街から近くても、1つ道に入ると現地の方からは危険とされているエリアもあるそうです。

私は有名な中心街から5分の所に1つ目の物件を借りたのですが、5分圏内な事から、安全なエリアだと思っていたものの、現地の方にはそこのエリアは薄暗くなったら絶対に一人で歩いてはいけないと強く言われました。

その事は、契約した後に知った形だった為、住んでいる方にしか分からない情報も、事前に確認しておくべき重要なポイントです。

4. 交通面

セブには電車がないので、外国人の主な交通手段はタクシーになります。

そのため、タクシーが通りやすい道に面しているのか、Grab carもあるので配車する事もできますが、混みあっている時間帯や、夜中のフライトがある日は相当つかまりにくいので、万が一に備えてタクシーの通りの充実さも配慮しておくと後に交通手段に困ることはなくなります。

賃貸契約時の注意点

1.デポジットが返ってこない場合がある

8万円の物件だった時は、契約時に約24万円のデポジットを支払いました。

日本のデポジットというと大体は返ってくる感覚でしたが、最近現地の方から、オーナーにもよりますがセブでの賃貸に関するデポジットは返してくれないことがあると聞き、とても驚きました。

契約時のデポジットは、オーナーに先に詳細を聞き、根本的にデポジットへの感覚がまったく異なるので、可能であれば口約束ではなく、一筆書いてもらうと安心です。

2.契約期間

契約期間は1年からの物件が定番ですが、私のコンドミニアムは始めは2年契約からだと言われ、実際に住んでみて不便な点が見つかったりしないかと心配だったので交渉して1年にしてもらいました。

実際に住んでみて、先ほど言ったように危険なエリアだという事や、初めは気にしていなかったスーパーやコンビニへの距離が気になりだし、1年で出る事にしたので、事前に交渉しておいたことは本当に良かった点です。

とにかくセブは交渉社会なので、入居要項を満たしていないからと諦めるのではなく、とりあえずは直接交渉をしてみる価値は相当ありますし、粘れば大体は受け入れてもらえます。

セブの賃貸物件の探し方まとめ

セブはリゾート地として知られていますが、システムや技術に関してはマニラよりも進んでいないので、物件一つ取っても苦労する点だと言われています。

しかし、人がとても親切なので、聞けば必ず力になってくれます。

注意点に気を付けて、是非自分に合う物件を見つけてくださいね。

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